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2006年03月28日

マニュアル

前エントリーのコメントでマニュアルのことを書きました。どんなスポーツもそうですが、型にはめて勝てればどこのチームもみんな勝ってしまいます。戦術とはあくまで”確率”を高くすることが目的です。ただし、こういった戦術を頭に入れておかなければ、いざという時に引き出すことができません。ピッチに立つ選手たちが常に引き出しを広く開けておいて、たくさんのことを引き出しにストックして欲しいです。そして練習から、引出しの中にはいっている物を臨機応変に引っ張り出して、体で覚えさせて欲しい。バレーとかバドミントンみたいにネットではさまれていないスポーツはサポーターが思うより、ずっと奥が深いです。

1対1で勝つとか負けるとか・・・・身体能力だけではない。むしろ経験や自信、そうメンタルや頭脳の方がウェイトを大きく占めていると思っています。今のコンサの選手が日本代表になれないとは思わないです。どこかで”あきらめなければ”・・・の話です。

あくまで推測の話です、あくまで推測ですよ。ヤンツーが一番期待しているFWは現段階で清野君だと思います。彼は月刊コンサドーレのインタビューで”FWは点を取っていればいいと思うけど、チームの戦術に合わなければ出してもらえない”みたいなこと言ってました。違うんだよな。”チームの戦術に合わないからではない”。清野君がそう思った瞬間に”FWとしての可能性”を自分で削っているからだと思います。監督はなにせ清野君には厳しいです。絶対、贔屓だと思います。いい意味で・・・。

でも、説教じみたことは嫌う年頃なんだよなぁ。育てる方も難しいですよ。正確な情報ですが、試合に出られない選手には何で試合に出られないか、言わないみたいですよ。自分で考えさせるみたい・・。嫌われてると思っている選手もいたし・・・。彼らはサポからサッカーの話をされるのは嫌がります。当たり前です。でたらめな事に”うんうん”と笑顔でうなずかなければならないからです。私も選手とはサッカーの話はあまりしたことはありません。

柳下監督には企業として成功させる上司像を重ねています。そして、あの頑固。絶対、強くしてくれる・・そう思います。サポーターがどうコンサを楽しむかは自由だと思いますが、言論については責任を持ってもらいたいと思いますね。ましてや、選手に聞こえるような発言ならなおの事です。みんな、大人でしょ。

ちなみに私の”マニュアル”は欧州サッカーから得ています。ちょっと、記憶に自信がありませんが、イタリア代表のマルチェロ・リッピ監督がうちと似てるサッカーを目指していたはずです。

なんてことをやっているうちに、水戸で桑原君が出場しているのを見逃してました。がんばって欲しいですね。


posted by z-press |19:41 | GAME | コメント(6) | トラックバック(0)

2006年03月27日

ポゼッションサッカー

ykkさんに前エントリーのコメントにて問題提議してもらいましたので、エントリーでお答えします。

ポイントは
①去年やっていたプレス&カウンターの方が見ていて楽しい。
②今のコンサの個人技術ではポゼッションは難しい。
ということだと思います。

実はこのブログの最初の方のエントリーで書きましたが、私は”プレッシング&カウンター”の経験者です。ただし、種目はバスケットボールですけど・・・。バスケットの場合は5人しか人数がいません。でもコートはサッカーの1/4程度しかなく、時間も約半分の20分HALFです(当時)。結論から言うと、それでも1試合中プレスをかけ続けるのは体力的に厳しいです。同じようなプレスDFをするチームで有名なのは”能代工業”ですが、プレスをかける時間帯と遅攻の時間帯を使い分けています。

去年、コンサは第1クールと第4クールあたりはいいプレスをかけて、うまい具合にカウンターを仕掛けてました。しかしながら、有効な攻撃はうまいことインターセプトできて、数的有利を作れるくらい早い攻撃が出来たとき”だけ”でした。それがうまく出来ないときは結構攻めあぐねていました。結論として言いたいのは”両方のオプション”を持つと常に攻め続けることができるということです。時間帯や相手関係によって使い分けが出来るようになれば、”苦手なチームがなくなったり””体力を温存しながらプレスをかけることができるようになる”と考えてます。

ポゼッションは個人技術がないと出来ないか?・・・個人技術があるほうがきっとやりやすいと思いますが、出来ないことはないと思います。ポゼッションサッカーというのは大雑把にみて、パスサッカーで基本的には”遅攻”になると勝手に解釈しています(速攻ではないという意味で意識的に遅くするということではない)。私はこれをやるにあたって、最も重要なのは”コンビネーション”だと思ってます。例えば、パスミスのことをよく非難する方がいらっしゃいますが、パスというのA選手からB選手のボールを移動するだけではなく、相手の守備がマンマークの場合2対2になっているのです。実際やってみるとわかりますが、守備がいる場合、意外にパスって出せないものなのです。なので必要なのは”受け手の動き出し”そして”あ、うんの呼吸”ですね。個人技術があるとやりやすいというのはパスを出す前の時点でキープ力があるので、”落ち着いてパスを出せる”からです。

これを戦術によってまかなう方法があります。3角形を作ること。すなわち、必ずパスコースを2つ作ることです。パスコースが一つだと前述したように受け手がしっかり振り切るのをキープしながら待たなければならないのと、パスコースを断定されてインターセプトされる可能性があるということですね。ボールがわたった選手のそばで必ず2人が動き出しパスをもらいにいくということを続けなければ、パスは単発で終わっちゃいますね。最大の目的は相手DFに少しづつ”ズレ”を生じさせて、どこかのエリアで数的有利を作ることなので、単発のパスを出しても仕方がないです。

3角形は無理に作らなくても基本的にはあります。FW2人SH2人ボランチ2人をつなぐと6角形になります。真ん中にトップ下を置いてそれぞれとつなぐと3角形は6つできますよね。もちろん、ぼけっとそこに立っているわけではないですから、それぞれがボールの動きに合わせて動き出さなければなりません。決まりごとを作ればいいと思います。智樹にボールが入ったら、線でつながれている砂川と関がボールをもらうために動き出す。関にボールが入ったら。同じく、砂川と相川が動き出すなど・・・。ただ、練習を見ていると決まりごとではなく、選手の瞬間的な判断力やインスピレーションを鍛える練習を徹底的にやってますので、どちらかといえば”個人技術”を鍛えているようです。

あとはFWのポストプレーで縦のパス交換をしないと、DFラインは引っ張り出せません。あれっ、なんか論点がずれてきたかな?結果論として、キープする力がなくても、ポゼッションサッカーはできると思います。ただし、全員の共通認識とパスの出し手などに対しての”思いやりの精神”があればの話です。

今はまだ”コンビネーション”ができてない状態だと思います。ただし、守備陣形がコンパクトなはずの横浜FC相手にあれだけパスをまわしたのはびっくりしました。あとは、どうやってフィニッシュにもっていくかだけですね。今のところは”8人目の存在”が必要ですね。加賀君、和波君のオーバラップから数的有利を作っていくしかないでしょう。早くペナルティエリア付近で中-外-中-外とパス交換して相手を崩して欲しいです。そして、ここ!と言う場面での”CHANGE OF PACE”で相手を置き去りにして欲しいです。

話は元に戻りますが、引いて守る相手にカウンターを当てるのは難しいと思います。また、ポゼッション攻撃してくる相手に対して、”受け”に回るのは危険だと思います。ポゼッションしてくる相手にはプレスをかけないと・・。DFラインからロングフィードで放り込んでくる愛媛のようなチームには前線からのプレスはききません。様々な戦術があってのJ2です。自分達のサッカーだけではなく”選択肢”も必要だということではないかと思います。

そして一番重要なのはヤンツーはその判断をピッチの中の選手にやらせようとしていることです。マスコミに対してのコメントが他人事なのはそのせいですね。課題を与えた上で”選手の思考力”を作る。多分彼の最大のテーマだと思います。自分は彼の頑固を信じてます。

典型的ポッゼッションサッカーのベルディ相手にプレッシング&カウンターで戦うかどうか本当に注目しています。

長々と失礼いたしました。

あっと・・・追記しますが、あくまでも私が柳下監督の心の中を正確に読んでいればの話です。もしかすると美化しすぎかもしれません。あくまで個人の意見です。


posted by z-press |09:00 | TACTICAL-戦術 | コメント(3) | トラックバック(1)

2006年03月25日

厳しい挑戦(横浜FC戦)

いやいや、荒れてますね、掲示板に書くと荒れそうだから書き込のはやめました。今日の試合でやりたいことがはっきりとわかりましたし、結果以外はいい試合だったと思います。去年よりスピード感やプレッシングがないように見えるのは”そういうサッカー”だからです。この場をお借りして、日刊スポーツさんにお詫び申し上げます。現在目指しているサッカーは”パスサッカー”、すなわち”ポゼッションサッカー”です。無知扱いして申し訳ありませんでした。

ポゼッションサッカーについてはいずれ詳細を書きます。ポイントは”3角形”をどれだけ作れるかといくことと、攻撃の味付けに”和波、加賀”の両名が絶対必要になります。じっくりやりますね。大作になりそうなので・・。まぁ、興味ない人が多いかな。

最終的には”アクション&カウンター””ポゼッション”と二本立てで圧倒的な強さを作ろうとしてるのはわかりますけど、勝ち点を積み重ねながらやるのは結構厳しいですよ。今年は負けると”風当たり”が強いからなぁ。サポーターが変な方向に追いやらなきゃいいけど・・・。なにをやろうとしているのか”強化部”ははっきり発表した方がいいと思いますよ。かなり憶測が出回っていて、見当違いな個人中傷が見受けられますからね。第1クールでこれだけ荒れてるんでね・・・。こっちもかばいきれないよ。

間違っても監督の更迭なんかしないほうがいいと思いますよ。見えない部分ではっきりとしたぶれない戦術方針や教育方針があるし、実際、負けはしたけど横浜FCは大変なことになってますしね。もう苦手ではないでしょうね。


posted by z-press |22:34 | GAME | コメント(10) | トラックバック(1)

2006年03月24日

遅ればせながら(愛媛戦)

今年は書くのが難しい。去年はコンサが何をやりたくて、どこまで進んだか理解したいたつもりなので、”こうなるだろう”という予想がついたんですけど・・。今年は去年とは”テーマ”が違うと思うんですよね。前にも書いたように新戦力が入って新しいオプションの”ポゼッションサッカー”の完成を目指していると自分では思ってているのですが、肝心のヤンツーから具体的なコメントがでないので確信をもてません。ただ、うちの選手もですが、あのジュビロの一流選手から信頼がある監督のやることはやっぱ信じるしかない。

愛媛戦についてはうちの出来は一人一人悪かったと思います。なので語ることもないですが、愛媛の戦術はいままでのチームとはちょっと違うものでした。前線からの守備がひとつのポイントであるうちの守備もDFラインから躊躇せずにロングフィードで放り込まれたら、前の3人の守備もいっぺんに吹っ飛ばされる。しかも、愛媛はやたら運動量が多く、落下地点でセカンドボールを拾われてしまいました。結果的にゴールされた場面はそれとは全然関係ない形でやられましたが、”内容”を考えると運動量で負けないでセカンドボールを拾えないと厳しい試合になりますよね。

あの時点で私は当然、ロングボールでやり返してDFラインを下げさせて、落下地点にプレスかなと思ってました。または、前線からの守備をやめさせて少し引いてセカンドボールを奪う選択もあったはずです。しかしながら選択したのはまたもや”アクション&ポゼッション”。なにか意図があるのかないのか。監督の指示なのか選手の選択なのか。私はおそらく後者だと思うんです。多分、選手の自主性を求めているんではでないだろうかと感じています。苦しい試合の中で戦局を自分たちで打開できるメンタル。48試合のなかではこれが最も大切になります。自分は公式戦という最大の教育の場で何かを感じさせているような気がします。そして目指しているのは対J1。J1ではありえない戦術をあえて無視して、自分達のサッカーをやり続けているように見えます。

去年からJ1チームやJ1型のチームにはやたら相性がいい。ただし、バリバリのJ2のチームに対しても形を変えないです。あえて”その場その場の勝つ戦術”を選ばないで”本物の強さ”を追求しているのではないでしょうか。

私はそう思います。


posted by z-press |09:25 | GAME | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年03月18日

久々のアクションサッカー(山形戦)

前にこのブログで日刊スポーツをこけおろしたことがありまして、コンサはパスサッカーなんて目指してねぁぞ。みたいなことを書いてたのですが、ここ2戦を見る限りどうみても”ポゼッション”を重視した戦い方だったので逃げようと思ってました。でも今日は久々にアクションサッカーでしたね。理由は簡単でした。山形がDFラインからビルドアップする”ポゼッションサッカー”をしてくるJ1型のチームであることと、うちのFWが”アクションサッカーの申し子中山元気”と相川であることが重なりました。前線からびしびしプレスかける2人とサポートする砂川の連携は素晴らしかったですね。絶対やってはいけないことの一つに”相手の攻撃の起点を中央に作らせない”ことがあります。真ん中から攻められると中盤より後ろの守備はワイドに広げなくてはならなく、広がった分スペースができます。細かいパスをつないでくる山形にはうってつけの展開をなってしまいます。今日の前の3人はボールマンを左右に追いやる工夫がなされていたので、中盤以降の守備を片方に寄せて、コンパクトな陣形をとれていました。結果的に高い位置でボールを奪ってましたね。前半の守備は満点でした。後半押し込まれたのは西谷を投入したからだと思いますが、勝ち点3を取りにいくリスクを負った選択だと思いました。試合を動かすにはうってつけの人材ですので、これからもスーパーサブでがんばってほしいです。

ただし、そこまでやってながらシュートにもっていけないことやゴールできないことは絶対的な課題なので、精進するように・・・。

それにしても、ボールをゆっくり繋ぐ”ポゼッションサッカー”と”がんがんボールを奪いにいくアクションサッカー”を私は対角させてましたが、これを両方できるチームになったら、時間帯や状況、対戦相手に応じて使い分けることができるようになるのでめちゃめちゃ強くなりますね。なによりも体力の消費を節約できるので、無駄なく勝てる。まだまだ未完成ですが、これは手綱さばきさえ間違わなければ強くなりそうな気配。手綱をさばくのはヤンツーじゃないですよ。そう大塚君、あなたです。

J'S GOALの監督たちのコメントを見て、昇格のライバル導いてみました。筆頭は柏。ついで鳥栖。あと意外なところで水戸。冷静な分析をしているなと感じました。ただ、選手の能力との関係もありますけどね・・・。理由は今度ゆっくり・・。


posted by z-press |22:52 | GAME | コメント(2) | トラックバック(1)

2006年03月13日

本当に申し訳ない(水戸戦)

まずは桑原君。ホーム開幕戦のために札幌に戻ってきたら、必ずAWAY席に座って応援すると約束したのに水戸では練習試合にも出てなかったので、怪我と勝手に思い込んでしまって、AWAY側とはいえコンサ側に座ってレプリカきてしまいました。水戸のリザーブが発表になった瞬間に私は思わず”大声で絶叫”してしまいました。せめてものつぐないに”コンサのレプリカ”を脱ぎました。去年、1年間試合に出られなくて悔しい思いをしたはずです。どこのインタビューにも”試合に出たい”と答えてました。しかし、彼は気丈でそんな様子は誰にも見せることなく”明るく”ふるまってましたね。そんな彼が試合には惜しくも出られなかったですが、ドームのピッチに立っている。そんな姿を見て”うるうる”ときてしまいましたね。

彼にはコンサを出るときには”2度と戻ってくるんでないよ。水戸で必要とされる選手にならなきゃ”と言い渡したんですけど。彼は”いや、コンサに必要とされる選手になって戻ってきます”と言われて、返す言葉がなくなった覚えがあります。

"もうひとつの申し訳ない"はコンササポの皆さん、この試合だけは許してください。水戸の勝利を喜んだわけではありませんので・・。


posted by z-press |11:01 | GAME | コメント(3) | トラックバック(1)

2006年03月07日

気になる甲府

前述したように(だいぶ前のエントリーですが)私は昇格というものを通過点に考えています。ですから、現段階での”物差し”はJ1です。なので、どうしても、辛口が多くなります。”J1行ったら行ったで補強すればいい”という考えは好きにはなれません。今一緒に戦っている選手とJ1でやりたい。願いはそれだけです。去年は結構悲しい思いをしたんでなおさらです。チームだけではなく個々もJ1で通用するくらい成長して欲しいと思っています。ヤンツーはきっとそのつもりで育成していると思います。

そんなこんなでJ1で注目しているチームがあります。甲府。”いささかやりすぎでしょう”というくらい攻撃的なこのチームの行く末をコンサとだぶらせています。第1節は結果0対2で負けましたが、あのアグレッシヴは通用したらしく、何度も決定的なチャンスを作ったらしいですね。しかしながら、たった2つしかないチャンスでやられたと大木監督がコメントしてました。実際にゴールの場面を見たんですが、ロングフィード1本のカウンターでした。”あれほど言ったのに・・・”(以前のエントリー参照)なんて聞こえるはずもないですけど・・。結論、J2のサッカーはJ1でも通用する!!

違いは”精度”だけ。体力と組織で上回れば通用する可能性は十分ありと見ました。精度だけなら練習で成長する事は可能と考えてます。是非、来季一緒にJ1でがんばろう!!

ちなみに前のエントリーでJ1から落ちてくるチームは新参者と書きましたが、京都を忘れてました。去年上がったチームの中で京都だけは”ポリシー”がないチームでした。能力のある選手を配置しただけのチームはもっとさらに能力のある選手ばかりのJ1では通用しないでしょう。去年1年”京都は弱い”と言い続けて赤っ恥かきましたが、基本的にはまだ強いと認めていません。負けろとは思いませんが、福岡や甲府に肩入れしてしまいますね。来季のコンサとオーバーラップする意味で・・。

posted by z-press |20:11 | コメント(2) | トラックバック(0)

2006年03月06日

どっちが得した?(鳥栖戦)

第1節鳥栖戦

どちらが得した・・。

鳥栖”今後の自信になった”
コンサ”最悪の出来”

最悪の出来のコンサに対して自信をつけてしまった鳥栖。最悪の内容で自分たちを戒めるチャンスをもらった上に勝ち点3をもらったコンサ。どう考えてもコンサの方に風が吹きましたね。

ただし・・・・コンサの”最悪の出来”が内部的なものだった場合に限ります。鳥栖の強さに負けて出来が悪くなってしまったのなら問題です。よく聞きます。”内容が悪くても勝ち点を取ることが大事”。いつも思うのは、それは外部の意見でしょう・・・と。スポーツをやった者ならわかります。圧倒的に押されながら勝負に勝ってしまった時の後味の悪さ。トーナメントなら素直に喜べるかもしれないけど、リーグ戦では後に引きますね。事実、選手のコメントは結果を知らない人が見たら鳥栖が勝ったと思うでしょうね。思い出すのは第3クールの甲府戦。コテンコテンにやられたのに・・・勝ってしまった。サポはもちろん喜びました。しかし、選手は見事に自信喪失しましたね。その後どうなったかは皆様も知っていると思います。出場していた選手に"あの試合は奇跡的に勝った”と聞きました。

ここで選手がどう思うかは2者択一しかない

”もしかしたら自分たちは弱いんじゃないか”
”チクショー、次はやってやる”

当然、後者であることを望みます。そういう意味で水戸戦は重要ですね。サポの力で吹っ飛ばしてやりましょう。



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posted by z-press |11:45 | GAME | コメント(3) | トラックバック(0)

2006年03月03日

去年と今年の違い

いよいよ明日に迫りました。ちなみに会社のPCです。

去年の第4クールを見る限り、目指すアクションサッカーはだいぶ完成しつつあるなと思いました。(アクションサッカーについてはこのブログの前のエントリー参照)特定の試合や時折見せる胸のすくようなパス回しを見たと思います。ああいった形ができるのはほとんどの場合、”数的有利が出来ている状態”なのです。誰かが1対1をくぐりぬけてきたか、攻守の切り替えが早く守備陣を置いてきたかどちらかですが、コンサの場合たいがい後者ですし、それが目指すサッカーだと思います。ポゼッションゲームでは一枚も二枚も実力が上の京都や甲府に互角に戦えるようになったのは”そういう事が”出来てきたからです。

しかしながら、なぜ勝てないか?つねにこういう形に持ち込めるとは限らないからです。なにかしらの事情でカウンターを当てることが出来なくて、遅攻になってしまった場合、どの選手もキープ出来なかったですね。相手のプレッシャーに負けて、焦って相手にナイスパス出したり、バックパスしたり、挙句の果てにロングフィードで相手にポゼッションを渡してしまったりで・・・。1試合で自分達が支配できるボール(ポゼッション)の回数はだいたい限られてます。簡単に渡してしまうのはやっぱりいかんですよ。しかもパスミス、特に横パスは相手にカウンターのチャンスを与えてしまいますし・・。特にボランチの段階でパスミスを起こすのは”自殺行為””ですね。

ところが今年はどうやらキープ力のある選手が多いらしいですね。大塚、関、芳賀、フッキ。うまい具合にダイヤモンドに配置されそうですね。なにが変わるかというと、当然得点チャンスも増えると思いますが、何より自分のポゼッションをシュートで終われそうです。これによってボールポッゼションの時間が増えますし、守備陣形を整える時間を稼ぐことができます。結果、意外かもしれませんが”失点”が減るということになります。カウンターでやられてきたコンサの失点を減らすのは”DFを入れ替える”ことではなく”シュートで終わる”ことが1番効き目があると思います。”キープ力がない”ことが最大の弱点だったと思いますよ。攻守両方において・・。まだ、プレーを見ていませんが、どうやら新戦力のおかげで克服しているみたいですね。

結論    ”勝ちますよ”


posted by z-press |10:22 | TACTICAL-戦術 | コメント(2) | トラックバック(1)