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2006年08月30日

『ボール!』『マーク!』『カバー!』

昨日の午後の宮の沢

なぜか途中までトップチームとサテチームが別なメニューで進みました。おそらく一昨日はトップチームのみが2部練習だったので、サテライトが後追いの練習をしたのでしょう。ヤンツーはサテの練習につきっきりでした。ものすごく熱が入っていて、ときおり大きな声を出していましたね。『ボール!』『マーク!』『カバー!』。練習は守備陣を1人多くしての対人練習です。この練習を私がわからなかったら大変。z-pressすなわちゾーンプレスの守備練習です。

2対3で説明すると、ボールを持っている選手にべったりマークするのが『ボール』もう1人パス待ちの選手につくのが『マーク』。どちらかの選手が抜かれるなど不測の事態に備えるのが『カバー』。『ボール』は別として『マーク』『カバー』はポジショニングはかなり微妙に調整しなければなりません。最後に最も重要なアクション。ボールマンがパスの選択肢がないなど、その場で落ち着いてしまった時、『カバー』の選手は一気にボールマンに寄せて、2人で囲んでプレスを掛ける。これがもっとも初歩的なゾーンプレスです。

理解するのはそんなに難しくないと思いますが、問題はどうやってこの形に持っていくか。サイドライン側にボールを追いやることや、他の選手がパスコースをキチンと遮断するなどして、少しづつ相手を追い詰めていかなければなりません。1人がさぼると効力がなくなります。

選手たちの理解度は低いようで特に曽田君は多く指導を受けてました。逆に元気君は褒められてましたね。

先ほども書きましたが、ここまではそれほど難しくないです。しかし、実際の試合では相手の動きは速いので瞬時に判断しなければならないこと、パスが通ってしまった場合、『ボール』『マーク』『カバー』この役割を全て入れ替えなければなりません。瞬間的な判断とコミュニケーションが必要になります。

今現在の理解度でしたら、かなりの”イメージトレーニング”をしなければならないでしょうね。実際の試合を見ながらやるのがいいでしょう。なんで、このタイミングでこの練習をしているか選手たちが理解しているかな?”次が山形だから”です。J1型のポゼッションサッカーをやっている山形はリスクをおかしたパスは出さないです。確実に一本一本つないでくるでしょう。だから、この守備が有効なのです。つまるところ土曜日まで・・・。残りの練習は意識しながらやらなければならないし、家でもイメージトレーニングしなければならないよね。傍で見るよりずっと大変なことだというのは少なくても俺はわかっているから・・・。

最後に珍しい光景。

フィールドプレイヤー全員でのゴール運び。いい光景だな。なぜだかほっとします。

山形戦はいい試合になると思いますよ。目指すところが同じチーム。ガチンコ勝負。

やってやれ!


posted by z-press |10:21 | TRAINING | コメント(6) | トラックバック(0)

2006年08月28日

言われちゃったよ

全部言われた

このライターの意見が正しいかどうかは別として、自分の考えていることを物の見事に通訳してくれました。鳥栖を忘れていますけどね。

ただ、コンサドーレには時間がなさそうです。横浜FC戦の前に流れたニュースは衝撃的でしたね。2008年からは億以上の赤字がまた累積される可能性が大なんですね。ぜひとも報奨金が欲しいところです。

12000人の観客の前で負けるとは・・・。と言うブログをよく見かけました。やっぱり動員するには勝つ負けるなのかな?いまだ疑問に思うんですけど、私が始めてコンサに出会ったときは勝敗は気にしませんでした。むしろ、そこにこだわっているのはコアサポだと思います。それが当然だと思いますし・・。そもそも、私がコンサの試合を見に行った理由は”他にやることがなかったから”。実はコンサデビューが私より早かった嫁から誘われての参戦でした。テレビでは何度か見たことはあったのですが、当時は欧州サッカーに夢中だったので”そんな草サッカーに金を使うのはもったいない”と拒みつづけました。そのうち仕事の同僚が”だまされたと思って行ってみてよ。”と営業され、嫁に連れられて渋々行きました。へたくそと毒づいてやる。そういう気合を入れて行ったもんです。

”はまる”のに時間はかかりませんでしたね。なんだこれは・・。ゴール裏の歌はあまりにも壮大でショッキングなくらい新鮮でした。試合なんて見てなかった。ただ、まわりの空気に押されていつの間にか”コンサを応援”をしていましたね。エメルソンがロスタイムに同点ゴールを放ったときは狂喜乱舞するサポを見て鳥肌が立ちました。”集団の力”を感じましたね。それから、スタジアムに足を運ぶようになりました。試合前30分前から”エンターテイメント”が始まることを知り、1時間前から行くようになりました。試合30分前から始まるのエンターテイメントは私にとって試合を見に行く意味の50パーセントを占めましたね。正直、勝っても負けてもどちらでもよかったです。あのコールと歌に力をもらいに行くくらいの気持ちで通いました。

今はどっぷりはまってます。

Jリーグは世界のサッカーが簡単に見れるようになっている昨今ではスポーツ観戦としておもしろくないと思います。だから上の人たちが一生懸命、日本のサッカーを変えようとしていますよね。その流れがJ2にも来ただけの話。新規客が勝ち負けにこだわるのは”もっと、どっぷりつかってから”だと思います。新しいお客さんをそこまでにする”本当の武器”はゴール裏の叫びだと思います。気づいて欲しい。自分達がエンターティナーでありアーティストであることを・・。今にいたるまでに10人以上の人間にチケットを渡して見にいかせました。感想は例に漏れず、”すごい応援だった”です。試合の感想はいつも後なんですよ。そのうち何人かははまっているみたいです。

数字的に厳しいのは全ての人がわかっていることでしょう。それでも”あきらめない”と言う事がゴール裏のステイタスなんでしょうね。そう思わなければ声も出ない。可能性が0になっても、なにか理由をつけて気合を入れる。馬鹿だよね。でもそれが新しいファンの琴線を刺激するんだと思います。自分は試合すら見にいけませんが”ゴール裏には変わって欲しくない”。いつもそう思ってます。



posted by z-press |19:43 | CONSADOLE | コメント(6) | トラックバック(1)

2006年08月25日

オフィシャルブログ

それにしてもエントリーなしで300アクセス。これが目に見えないプレッシャーになってしまうんですね。書かないとだめなような気になってしまいます。5月12日に20000アクセスだったのに、もう70000アクセス突破しました。エントリー数は開設以来130しかない。そもそも、ネットの世界で謳いたかった事は"サポのあるべき姿”の問題提起と”サッカーの楽しみ方”の方法論です。自分の中では書ききったと感じます。あとは見られている事を意識しないでくだらない事を書こうと思っています。アクセス数が多いと書くことを強要されてしまっているような気になって、無理に話題を作ったり、日常でネタ探しをしたり苦痛なこともいろいろ出来てしまいますね。でも、このブログは"コンサの応援”のための付加価値にしかすぎなくて、本題ではないと気付くまで少し時間がかかりました。ブログを書くことが苦痛になるのは本末転倒ですよね。きっと加賀屋のmiyanosawa_doleさんもこう思っていたんだろうな。

前エントリーで少し触れましたが、当時のバスケット仲間と10数年ぶりに飲む機会がありました。うち3人ほどがコンササポだったので、コンサ話に花が咲きました。当然”アクションサッカーって何よ?”という議論になるわけですが、彼らに対しては一言で説明できました。"2-2-1のフルコートのゾーンプレス。すなわち俺らがやっていたバスケットと同じなんだよ”瞬間的に納得してましたね。私同様、サッカー観が広がったみたいですよ。私も自分がやっていたバスケットと考え方が同じと気付いたのは、ヤンツーが来てから1年後のことでしたから、まさかサッカーとバスケットが同じ考え方の戦術を取るはずがないと先入観で取り除いてしまってました。監督のコメントがやけに理解できるなとは思ってはいたんですが、周りに聞いたら"全然わかんない”って言うし・・。今はフルコートのゾーンプレスを1試合中やるチームはバスケットでは見受けられないですけどね。あくまで"バスケットでは個人能力で落ちるチームが上に挑戦するためのトリッキーな戦術”だったわけです。彼らはもう誰が守備をさぼったかわかるでしょうね(笑)。サッカーなら少しくらいさぼっても修正する時間は十分あるから・・。ただ、去年は決定的な場面を何度も見てしまいましたからね。だから好きになれない選手もいます。今年は”守備も”がんばってますけどね。

アクションサッカーなどという言葉は辞書を探してもないので皆さんも理解するのに大変苦労なされていると思いますが。簡単に言えば”リ-アクションサッカー”の反意語ですよ。そう考えた方がわかりやすくなるんではないでしょうか?

やはりサポと名乗るくらいなら、せめて自分達のチームのやろうとしているサッカーは理解した方がいいと感じています。でなければボールを持ってない時に一生懸命な動きをする選手の努力が報われない。最終的には勝ち負けにこだわるわけですが、そこまでいくコンセプト等がわからないのは実にもったいないですね。成長過程を感じられないわけですから・・。現状のところ結果がでてないので育成の方針は失敗だと言う人も見受けられますが、選手個人は毎年確実に出来る事が多くなっていると手応えを感じてるみたいですよ。多分今年入った連中も・・。だから、監督を尊敬できるんでしょうね。

だんだん変な方向に流れている。まぁいいか。岡田監督残念でした。今年は違う方針で臨んだのは聞きました。ヤンツーと同じ”サイレント岡ちゃん”ですよね。選手の力を信じて"放置プレー”をしたと言う事ですよね。途中で我慢できなくなって"ぶち切れ”しましたがヤンツーも第2クールの柏戦までそうだったと思います。2人ともサッカーロボットを作るのをやめて、サッカー人を作りたかったんだと思います。私にはジーコジャパンの不振と関係ないとは思えません。とにかく日本のサッカー界全体が危機感を持っていると解釈しています。日本代表が強くならんとだめだよ!底辺が広がらない。世界バスケットを見て、どうしてくれようかと思ってしまいました。


柱谷監督を除いて、岡田監督、ジョアン・カルロス監督、ヤンツーと練習はずいぶん見せてもらいましたけれど、それぞれ違いますよね。機会があったら書かせてもらいます。

なんだかとりとめのないエントリーになっちゃいましたが、冒頭に書いたように気にしないことにします。

posted by z-press |08:41 | CONSADOLE | コメント(11) | トラックバック(1)

2006年08月22日

がんばっていきまっしょい。

次節横浜FC戦でアレモンが出場、フッキが不出場。これはコンサにとって”いい流れ”と感じる私です。特にアレモンは京都時代に前線からの守備のプレッシャーが全くなく、センターラインまで自由にさせくれた立役者です。パウリーニョは一生懸命追っかけていたんですけど、1人追いでは怖くない。京都戦で結果ほど差がない内容の試合が出来たのはこのせいだと思っています。うちの一番苦手なパターンを回避できるわけです。

またフッキは相手DFにプレッシャーをかけるんですが、組織もへったくれもなく追いかけるので、なかなか相手ボールをコントロール出来ないです。怖いことは怖いでしょうけど・・。昔、それを堀井君がそれをやってヤンツーに"勝手なことやって。。”と言われてましたね。まんざらでもなさそうな言い方でしたけど・・。

今日練習を見ましたが、中山元気君の前線のプレッシャーの掛け方は満点ですね。あきらかに意図がある守備です。流れ的に謙伍君と相川君の組み合わせはなさそうな気がするんですが・・・。元気-相川ラインかな?アクションサッカー全開かな?あいては引き気味ならば、やっぱり”こじあけろ”というところでしょうか。

本日は午後の全体練習を見てまいりました。メニューは3対3、ルーズボール奪取から始まる1対1。8対8です。手前でやっていたせいもありますが、どうしても1対1を見てしまう。だっておもしろいんだもん。今回1対1で最高の見せ場だったのは、フッキvs加賀。まじバトルでした。格闘技級のボディーコンタクトも繰り広げながら、右往左往。最終的に加賀君がGKともつれてしまって、無人のゴールにループシュート・・・・をはずしてました。さすが平面では"外人キラー”の加賀君でしたが、それでもフッキの方が一枚上手かも・・。これを最後に加賀君はガス欠。8対8の前にゴール裏で待ちの鳥かごをしている時に相川君のはずれシュートが顔面直撃。途中退場してました。顔面直撃は大丈夫でしょうけど、怪我でなければあのバテ方は異常かも。蓄積疲労してるかもしれませんね。でもアレモンを一蹴してもらわないと・・。アレモンはのろいから大丈夫でしょう。

練習はさておき、練習終了後にピッチの真ん中で選手だけが集まってなにやら話をしてました。はじめての光景だったのでなんだかワクワクします。笑い声もしてました。なんだったんだろう。興味あるなぁ。

全体的にリラックスしたムードもありいい感じでした。

posted by z-press |23:07 | TRAINING | コメント(2) | トラックバック(0)

2006年08月21日

そろそろ横浜に引導渡そうぜ。

駒沢苫小牧の田中投手の試合終了後の清々しい笑顔にノックアウトされたであろう道民の皆様こんばんは。

私は試合終了後、悔しさを紛らわすために仕事を15分か30分か1時間ほどさぼってコンサトップチームの練習を見てまいりました。途中からでしたが、ハーフコートで攻撃陣と守備陣の6対6の申し合い稽古をしておりました。特筆すべきことがあります。守備陣が4バックだったこと・・・。とはいえ次節が4バックになることは考えづらく、おそらく4バックの崩し方の練習だったと思われます。

今年の横浜FC戦をまだスタジアムで見てませんのでわかりませんが、柏のノブリンのコメントから横浜FCは引き気味の3ラインでフォーメーションが形成されているとのことです。これは珍しい。イングランド代表とかスウェーデン代表チーム(記憶に自信なし)のそれですかね?どういう動きになるかわかりませんが、だいたいのチームが攻めあぐねるのはわかる気がします。3ラインというのは4-4-2がそれぞれ一列になっているフォーメーションのことですよね?いろんな決まりごとで守るのでしょうけど、普通に考えて一人のテリトリーが縦長になっていると想像しています。ならば守備陣を横に動かすような工夫を・・。前に書いたボールの持ってない選手が斜めに動く崩し方が有効だと思います。

仙台戦は相手が守備的でコンサが囲い込むようなサッカーを想像していたんですが、コンサが拙攻なばかりに仙台が前に出てきて、逆にコンサが裏のスペースに入り込むような形になりました。後半の得点に関してはスカパーの野々村氏の解説の通り、コンサが一人足りなくなったので、仙台の方が”勝たなければならない試合”になってしまった。その結果攻めて前がかりになりカウンターを浴びた。まじサッカーって深い。そんなゲームでした。特筆すべきは西谷君のポジションチェンジ。コーナーキックの流れもあったのでしょうけど、彼が右に張り付いた事によって、仙台の守備プランは崩れたでしょうね。左サイドが心配だったけど・・・生まれ変わった智樹と西谷専属守備の西嶋君がしっかりと・・。内容は悪いけど勝つべくして勝った試合です。仙台は悪くなくあんなもんです。仙台サポからは格上扱いされてます。よくわかってらっしゃる。

そろそろ横浜FCにも引導渡そうぜ!!


posted by z-press |20:32 | TRAINING | コメント(5) | トラックバック(1)

2006年08月21日

駒苫勝つよ!

駒沢苫小牧についてはみなさんと同じように感激しています。ここまできたら”どっちが勝っても”と思っていました。しかし15回の両投手の攻防。最後147Kmの剛速球で締めた斉藤投手。それに”つられてはいけない”と自分のリズムを崩さなかったとコメントした田中投手。この2人の間には"バックに対する信頼度の違い”が見え隠れしていると感じました。だいたい田中投手も去年は150kmで大会を締めたはずなのに今大会は最初の試合の最初の方で147kmを出したっきり140km~138kmくらいの抑えたストレートを多投してました。もちろんコントロールを重視した投球だとは思いますが、甲子園の上の方で、そのスピードのストレートを使うのは勇気がいると思います。私にはバックを信じて投げているように見えます。2ストライク取ってしまえば、スライダーで三振取れますけどね。一方、斉藤投手は自己顕示欲の塊のような投球でした。はたしてバックのことが頭にあったかどうか?もちろんいい試合に違いないし、いい投手には違いない。

ただ、最終的には全員で戦う駒苫が勝つと見た。

チームプレーっていうのは味方のことを完全に信じきって、初めてできるもんなんですよ。もっともらしく言ってますが、口で言うほど簡単ではないです。純粋な高校生とはいえ、最もチームが一つになることが難しい野球であれを見せられると・・。バスケットなら、ある程度"決まりごと”がはっきりしているので、チームプレーがやりやすいです。それでもイレギュラーはやっぱりある。ましてや"自由”のあるサッカーでは難しいですよね。何度も書いてますが、パスの出し手、受け手。それぞれの"思いやり”がチームプレーを産み出していくと思います。

むりやりサッカーネタに持ち込みました。

posted by z-press |11:02 | COFFEE BREAK | コメント(2) | トラックバック(0)

2006年08月20日

いいよ。すごくいい。

試合のことはさておき。

いよいよサポーターがあちらこちらで動き出してますね。受動ではなく能動になっているのがすごいいい。

そうなんですよ。

走らない選手がいると言うことは走らせる事が出来ないサポがいるということ。
厚別が聖地だと分かってなかったら、誰かが分からせなければならない。
サポが慢心したらチームも慢心する。同じ人間である以上当たり前の理屈。
”気合いを見せて欲しい”だったらまず自分達が気合いを見せるべき。
サポの思いは分かってるのか?なら自分の本気の思いを伝えたのか?
試合に勝たせたかったら、我々が胃がちぎれるくらい本気で勝ちたいと思う事。

実はチームとサポは鏡で写されていると思いますよ。

サポがチームを動かすという気概がなければ、チームは絶対に強くならない。断言する。なんども言うが彼らの心に届く罵声は少ない。"仕方ないっすよ”とヌルサポさえも拍子抜けするほど”いさぎよい”答えが返ってくる。ただ、それ以上の前進も後退もない。それは選手が悪いんではないと思う。気持ちを動かせないサポの責任だと思いますよ。そのくらい我々は"当事者”だと思う。絶対に傍観者であってはいけない。怒るなと言っているわけではなく、自分の気持ちを押し付けるなと言っているんです。それは絶対に彼らの心に届かない。部下を教育するような計算された苦言を放つ事は我々の得意技でしょ。USの若い連中に負けてられないよね。でも彼らは最高だな。かっこいいよ。

ダンマク作戦結構いいな。宮の沢にも張らせてもらおうよ。とくにサテライトでくすぶっている連中のダンマク。結構効くと思いますよ。

試合内容はまだまだ・・。今度、書きます。

posted by z-press |19:32 | GAME | コメント(2) | トラックバック(0)

2006年08月19日

こじあけろ!!

おそらくヤンツーの思いは間違いなくこの言葉。仙台のフォーメーション4-3-2-1は究極の"リアクションサッカー”。引いて守るというのを別な言葉で表現するなら”自陣にスペースをなくす”ということになります。確かに自陣にGK入れて8人で守られるとボールの出しどころだけではなく、パスの受け手のポジションすら見つけづらい。

さて、どうやって崩すか。

柳下監督はいつもの仙台戦のように多大なるリスクを背負った戦術を選択するようですね。おそらく3-4-3で西谷を前に出すでしょう。守備は後ろの3人だけで守る。仙台の前の3人は外人。一つ間違えば、湘南戦や神戸戦みたいなことになりかねない。だいたい仙台相手に攻め切れなかったチームは大敗することが多い。実は内容は大敗したチームの方がよかったりします。とにかく後ろの3人は体を張って守るしかない。

攻撃は7人。つまるところ相手の守備7人に対して1対1という計算になるわけですが、おそらく仙台の守備は人を守るマンマークではなく、エリアを守るゾーンだと思われます。なのですべてが1対1になるとは思えないし、そこを考えないと崩せないと思います。GKを入れた8分割のエリアの中でスペースを作るためには、同じスペース内に2人の守備を入れてやればいい、すなわち"かぶらせる”というやつです。相手守備をかぶらせるために必要な動きはボールを持っていない選手が"斜め”に動くことです。これにより1人で複数人のDFを動かす事が出来るようになります。去年は甲府の藤田 健にこれやられましたよね。何人も引っ張られた。色々な選手が斜めに切れ込んでいくことによって、スペースは間違いなく出来る。そこを狙って欲しいです。ボールを持っていない選手が常に動くことによって、上のようなほころびが出来てきます。これが元気君が使われて、清野君が使われない理由のひとつだと思います。

あとポストプレーで縦の揺さぶり、守備を中に絞らせておいてのサイドへの展開など。崩す方法論はあるのですが、はたしてうちの連中が落ち着いてできるかどうか。まずは気持ち。

こじあけろ



posted by z-press |17:59 | GAME | コメント(3) | トラックバック(0)

2006年08月16日

最近ファイターズの試合行った人います?

昨日行きました。なんかファンが肥大化してません?しかも若い・・・。野球ってあのラッパ吹いたださい応援と汚い野次がベースだったはず・・。去年行った時は”勝ったな”と思って帰ってきたんですけど・・・。

なんなんだあの一体感は。試合内容に関わらず応援を楽しんでいる"若いねーちゃんたち”(前の席がそうでした)。ありえないでしょ。本気で悔しかった。せめてもの反抗に何がおきようが仏頂面してました。

野球とサッカー逆になってません?、ここ何年かの間に。

もちろん、スポーツとしての背景が違うことは認識してますけど、あの応援を楽しむというエンターテイメント性は見習った方がいいかも、というか私はコンサのそういうところに惹かれてここにいるわけで、なんでこんな事を書いているんだろう。

確か野球ファンと討論した時に野球の応援と"公営ギャンブル”は同じと言って馬鹿にしてきたもんですが、そいつにはもう会えないな。

すごい危機感。楽しむ事も忘れちゃいけないと思う。

ショックだった。

posted by z-press |11:31 | コメント(11) | トラックバック(1)

2006年08月15日

見るほどのことのないエントリー

エントリーしてないのになんかアクセス数が多いんですけど。期待されても言いたいことは前に全部書いてしまったから・・。戦術的なことも守備に関して言えば去年よりはるかによくないので、解説のしようがない。組織的な守備というのはなされてないのは間違いない話。部分的にはやっているかもしれませんが・・。

今日は白恋に駒苫の試合を見に行きました。・・・・じゃねーだろ。いや、だから梟巣で流さないで欲しかったな。練習覚えてないんですけど・・。まぁ、こういう日もあるということで・・。

見ている人には普通に見えたかもしれませんが、今日の練習もかなり走らされてましたね。特に思うのは狭いエリアでの9対9の練習は前線からのプレスがびしびし効いています。なんで試合で出来ないのか?単純にこの形にするために相手ボールを狭いエリアに追い込めばいいことなんだけどな・・・。そうすれば練習通りの態勢に持ち込める。練習と試合が連動されてないような気がするのは自分だけではないでしょう。結局は選手が解決しなければならない問題ですね。わからないのかな。教えてあげたいな。

行動は今日は何も出来ませんでした。収穫なし

posted by z-press |12:49 | TRAINING | コメント(2) | トラックバック(0)

2006年08月13日

NO TITLE

逃げずにいろいろなブログを見させてもらいました。私個人は前から書いているように”チームを強くしよう”という気持ちで戦っていますから、結果がどうあれあきらめることはないし、負けて悔しいけれど”次どうやって動く”と考えますので数分で前を向くことができます。皆さんは散々愚痴をこぼすのは仕方がないと思います。興味があったのはそのあとどうするのかな?どんな事を考えるのかなと思ってお邪魔しました。

書きたいことは色々あるのですが、今は書くべきこと伏せるべきことを取捨しています。前回みたいにポッと書いたものがいきなり多くのアクセスがあるとミスリードしてしまうおそれがあると痛切に感じました。特に監督のコメントについてはあちらこちらで憶測が出回ってます。これについては今のところ伏せさせていただくことにしました。最終的に”たねあかし”できるのは勝者だけで敗者になると”言い訳”になってしまいます。是非”たねあかし”させて欲しい。

愛媛戦をもって”あきらめた人””戦う人”に分けられたと思いますが、どちらにしても、今後サポとして何が出来るかということを考えるべきだと思います。いつまでも愚痴こぼしていても何も変らない。私はしばらく現場で戦いたいと思います。わたしの現場は”宮の沢”です。踊る大捜査線ではないですが”結果は練習場で作られる”という信念があるから・・。

最後になりましたがアウェイサポのご苦労を知りました。ホームサポとしてきっちり思いを受け取らせていただきます。皆様も叱咤でも激励でも優しい声でも厳しい声でも・・耳ではなく心に届くよう叫び続けて下さい。

posted by z-press |01:00 | CONSADOLE | コメント(2) | トラックバック(1)

2006年08月08日

本日の宮の沢

その前に昨日のスポーツニュースでオシム・ジャパンの練習風景が流れました。解説を聞きながら見てたんですが・・・”あれっ?”これ1年にわたってコンサがやっている練習とほぼ一緒じゃん。少しだけ違うところもあるんですけど、練習の趣旨は間違いなく同じです。練習後、それぞれの選手が苦戦したことを感想として言ってました。”今のところ””この練習に関しては”コンサの連中の方がうまいんでしょうね。

練習前に一つ”個人行動”をしてから出勤しました。途中でbirrlaさんと遭遇、一緒に練習を見ました。今日、感じたことは”ヤンツーの気合”。声でかかったなぁ。いい感じでした。練習内容としては特筆すべきものはなかったんですが、4セットに分かれた6対6のパス回しの練習は趣旨をあえて説明するなら、単純に”プレスをかける”と”プレスをかいくぐる”なんでしょうね。ただ、自分から見るとそれプラス、フィジカル練習、そしてそれについてくるメンタル強化の意味合いがあるんではないかと思うほど厳しい練習でした。選手たちもとちゅうから乳酸たまりまくりで、笑っちゃうほど鈍い動きになってました。ただ、あれを厳しいと思える人間は少ないと思いますけど・・。少なくてもコンサ関連のマスコミにはいなさそうですね。

マスコミつながりで続けますが、私は平川氏や野々村氏にも同じ事を感じますね。コンサ関連のマスコミと一緒にするのはあまりにも失礼ですけど、彼らのコメントは所詮評論家の言葉です。もちろん、現在は評論家ですから、それでいいと思います。しかしながら、監督の方針に口を出すのは5年早いですね。戦術的には信頼できますけど、彼らが今、監督やったら大変な事になるでしょうね。監督業に限らず人をたくさん使う”長”のつく人ならその意味がわかると思います。

話を戻しますが、練習はいい雰囲気だったと思います。徳島戦は純正の3-5-2に戻しての戦いだったので、守備が安定して攻撃が今ひとつになったのでしょうか?私は見てませんが、情報を分析すると”久々のアクションサッカー”だったみたいですね。

愛媛戦は愛媛の方がいいサッカーをしてコンサが勝つでしょう。あくまで確率の問題ですけれど・・・。もちろん、私は”よし”としませんけどね。問題は愛媛のあとの試合までにチームのバランスが戻るかどうか。いい雰囲気なんで大丈夫だと思いますよ。



posted by z-press |22:14 | TRAINING | コメント(4) | トラックバック(0)

2006年08月07日

これを待ってたんだよ

久しぶりに書きます。前のエントリーで全てを燃焼しつくしてネタがなくなったわけですが、本日この記事に感銘を受けました。意外かもしれませんが素直に拍手を送りたいと思います。どうあれ”行動”に移したことは素晴らしいことで、しかも確実に選手に伝わる方法で・・・。労力と勇気を代償としたこの行動はまさに”愛情の裏返し”だと思います。選手もきっちり、そう受け止めたみたいですしね。こうやって行動に移すのはUS近辺だと思うんですけど、どうでしょう?

武闘派が先手打ちましたね。今度は”優しいサポ”の番ですよ。といってもこっちはいつも行動が早いのでね。フッキが”大人になろうとしているのは”間違いなく優しいサポが一枚噛んでいるわけで・・・。”アメとムチというには洗練されてないかもしれませんが、まずは我々サポが”人”であることを認識してもらわないとだめだと思います。一歩一歩、力を合わせて選手の心の中に入っていきましょう。

私は典型的な”優しいサポ”なんですが、ブログのやり取りではUS周りの方からコメントをいただきますし、ブログを拝見しても共感が持てます。なぜかなと考えてみたんですが、おそらく選手たちを”人”として認識している点と選手たちを遠くからでも上からでもなく、等身大でそして同じ高さの視線で見ようとしている点。何よりも”自分から動こうとする姿勢”が同じなのでしょう。でも本当に行動に移すなら武闘派の方が勇気がいるでしょうけどね。

やっぱりサポが一つにならんとチームは強くならんでしょ。ていうか、そんなこととは関係がなく強くなられるのも寂しい気もするんですが・・。我々の思いが選手に伝わって、それが結果に反映するのがサポにとっての最高のシナリオなわけで・・・

責任をフロント、監督、選手などに丸投げするのはサポとして情けない限り・・・。だってコンサは俺らのチームなんだからさって思っちゃいます。おかしいかな?

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posted by z-press |01:12 | CONSADOLE | コメント(6) | トラックバック(0)

2006年08月01日

このブログの目的

告白しますが、私がサッカーを見始めたのは1998年のワールドカップからです。サッカーの戦術を知り始めたのは2004年から・・。こんなにサッカーとの出会いから日が浅い私です。そもそもコンサのサッカーを始めてみたのは2000年の厚別の新潟戦。エメルソンがロスタイムの同点弾を決めて、延長Vゴールで勝った試合です。正直な感想は”ひどいサッカーだな”。まぁ、無理もないです。それまではTVでセリエだのプレミアだのしか見たことがなかったので・・・。Jリーグですら一度も見たことがなかったんですから。ただ、ゴール裏の応援には惹かれるものがありましたね。なんというか言葉では言い表せない何かを感じたんですよね。これだから”サポーター”っていう名前なんだと妙に納得しました。それからどんどんはまっていきました。5年以上の月日が流れて、ブログや掲示板などを利用して他のサポの考え方がわかるようになりました。正直な感想は”がっかり”。外から見たゴール裏は一糸乱れぬ応援でしたので、きわめて高い協調性と心意気で繰り広げられているんだろうなと思っていましたが、実際は”ドロドロ”なんですね。今回のピッチ飛び降り事件でさらにそれが露呈しちゃいましたね。

私はチームとは全然関係のないところの話なので、正直興味はありません。でも部外者が議論に発展する内容ではないような気がするんですよね。逆に言えばゴール裏の人間関係の根の深さを感じます。こんなことでいいんだろうか。

掲示板やブログを見てコンササポは完全に2つに分かれているなと感じます。過去を美化してリスタートに乗り切れなかったサポと現実を直視してリスタートにのっかったサポ。結局この2つがいろんな形で意見が対立してますね。私は後者です。というか過去を知らないんだからしょうがない。聖地・厚別もピンときません。ただ、一番問題なのは前者の人たちはコンサドーレ札幌は好きでも”現状のチーム”に愛情をもってないということ。だから現状否定ばかり。もしかしたら、本人たちはそういう意識はないかもしれませんが・・。とりあえず、監督、選手、フロント、戦術を変えれば強くなると思っているふしがありますよね。プロサッカーはそんなに甘くないと思いますよ。1対1に強い選手をたくさん集められれば可能ですけどね。昔の1/3くらいの強化費(正確ではないので突っ込みお願いします)でやっているわけですから、残された道は育成しかない。個人も戦術もです。2000年とコストパフォーマンスを比べると3年で昇格の夢を見れるのは奇跡としか思えないんですけどね。これは私がスポーツをやっていたから、そう思うのかもしれません。どちらにしてもチームもサポも泥食って這い上がる気持ちがないと無理でしょう。でも現状は選手には泥を食えと言うけれど、自分たちは我慢できていない。選手には最後まであきらめるな!と言っていながら、自分たちは途中で負けを感じて怒り始めたり、帰ったり、挙句の果てには昇格は無理だとあきらめたり・・・。自分に甘くて人に厳しい典型ですよね。第3者的にサポを見つめると理不尽なことばかりです。どう考えても12番をつけて同じユニフォームを着ている人間のやることではないと思いますよ。レプリカを着るというのはどんな意味があるのかよく考えてもらいたいですね。

今はそうでもないですが、半数以上の選手達とコミュニケーションをとっていました。このブログを立ち上げてまで問題提議しているのはそれを誇示したいからではなく、危機感を持ったからです。選手とサポの本音は疎遠でいいのか?もちろん選手の口からは”お客様”のサポの悪口は出てきません。逆に”サポのために”ということも感じられません。もしかしたら空気のような存在なのかも・・。コンサが強くなるためには”いつでも選手がコンサドーレ札幌のためにがんばる”と思わせなければならないと思うんですよ。それは一体何がそうさせるのか、誰がそうさせるのか、答えは一目瞭然だと思うんです。そこをないがしろにしてチームは強くならないと思います。一時的には強くなることもあるかもしれない、でも永続的には・・・。そこを作り出さないと、本当に強いチームにはならないような気がするんですけど、どうでしょう?

いずれにしても”US”が動かないと何も進まないことだと思いますよ。是非、チームとコミュニケーションをとってもらって、なおかつまわりのサポに信頼されるようなリーダーになってもらいたいと思います。

これで100パーセント言いたいことは言いました。更新は少し間があくかもしれません。必ず歓喜の瞬間を皆様とわかちあえると思ってますので、ブログは続けます。




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posted by z-press |00:00 | CONSADOLE | コメント(9) | トラックバック(0)