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2015年11月27日

クラブの思いがかみ合わない場合とクラブ全体の実力

昨日の道新夕刊、2つのコラム記事
「野々村流」と「西部謙司のフットボール考」
これをどう読んだらいいのか?
同じようなことを言っているようで
そうでもないような…
とても興味深い内容でしたね


「野々村流」

見出しは
「戦えるチームに成長」
その概要

今季の成績、クラブが用意した戦力を考えるともう少し上位に行ってほしかった。
中心選手だと考える選手が、ケガ以外の理由も含め使われず、
クラブの思いとかみ合わなかった。
バルバリッチ前監督で足りない面もあり監督交代で改善を図った。
そのタイミングは適切だった。

2年前よりもチーム力は圧倒的に良くなっている。
決定力の改善は課題だが、チャンスを多くつくれるようになった。

J1に上がるチームをつくるのではなく、
そこでしっかり戦えるチームをつくる。
その点の成長はすごく前向きに感じている。



「西部謙司のフットボール考」
(サッカージャーナリスト)

見出しは
「強さ保ち広島黄金時代」
その概要

広島の黄金時代と言っていいだろう。
広島は独自のプレースタイルを持っている。
広島から浦和へは、監督だけでなく毎年のように人材が流れている。
これだけ主力を引き抜かれれば弱体化しそうだが、
そのたびに的確な補強を行い、チーム力を保ってきた。

強いチームをつくるのも大変だが、それを維持するのはさらに難しい。
しかも広島の場合は主力を抜かれながらだ。
クラブ全体の実力でつかんだ勝利といえる。




クラブとスタッフや選手たちの思い
それがリーグ終盤まで上手くかみ合わなかったコンサドーレ
クラブ全体が上手くまとまって
同じ方向性を見据えることが出来上がっている広島
そんな広島スタイルに一歩一歩確実に
地道に取り組んでいく…
出来るだけ早く、そうなって欲しいと思いましたね。





posted by nakano |15:08 | 北海道新聞の記事 | コメント(0) | トラックバック(0)

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