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2008年09月21日

支えるのは想い

正直なところ、昨日の試合で、いろんな事に「限界」を感じた。

試合前のUSの大掛かりな演出。
あれの準備は本当に大変だったと思う。
ちらっと事前にどんな事をやってるのか聞いていて。
それらに携わる人達は、自分の生活をも犠牲にし(という言葉は違うかもだけど)
チームに時間も体力もお金も割いている。
昨日実際に実行するための尽力。
ワタシはそれにちょ~っと乗っからせてもらって
小旗を、試合前にメインスタンドで配るお手伝いをしただけだけど
中心となって準備したUSの苦労を身近で知っているから尚のこと
選手入場の時の雰囲気は背筋にじーんと来た。

早い時間に退場者をまた出して。
でも、一方的になる事は無く、清水戦に比べれば戦う気持ちは感じて。
ワタシ個人は、昨今あんまり眠れないものだから
不眠状態&咳の発作を抱えながらの応援。
でも、個人的に「あれ以上できない」というところまでやって。

…でも勝てなくて。
これだけやっても駄目なのか。

現状の選手の能力と、能力の高い選手を取る金の無い会社の経営状況。
サポートの力だけではどうにもならない「限界」みたいなものが
頭にものすごくちらついている。

今年残るか落ちるか
という短期的な話ではなく、こう…長期的に見て
ずっと輪廻の様に「ぼんびー」というところが
付きまとっていくんだろうか、という絶望にも似た感覚があって。
そして、応援のことも色々複雑な想いもある。
とにかく励まし続ける という方針(?)のサポートなわけだけど
それが正しいのかという迷いも自分の中で見え隠れ。

そんな事を、昨日で完全に悪化した咳に苦しめられながら
コンコンと今日一日じゅう考えていた。

でもね。

あ き ら め る
という言葉は、強がりじゃなくてどうしても出てこないんだよね。

数試合前に、あちこちで「さすがに心が折れた」って言葉が
周りの仲間からも出てたし、ネットでもチラチラ見かけたけど
ワタシ、正直今まで、まだ一度も折れて無いんだよね。
なんか、漠然と前しか向いてない、みたいな。
それから数試合、相変わらず勝てなくて、なのに「諦めよう」とは思わないんだよな。

とにかく、ぶつかり続ける

そういう気持ちが大きい柱としてあって。
その結果が降格なら受け入れるしかない。
でも、まずは1試合1試合、目をそらさずにぶつかりたいって
今年1度もぶれずに、気持ちが前を向いている。

チームを支えるのは、サポーターやチームを取り巻く人の「想い」で
自分自身を支えるもやっぱり「想い」。
想いの中には、妙に冷静に対極の事を考える今の自分みたいに
理屈ではどうにもならない苦しさも含まれてるんだけど
それでもワタシは、ぶつかり続けていきたいって
最終的にそこに落ち着く。

鴨池には、また近しい仲間が飛ぶ。
こんな日程なのに、バイトと通学をこなしながら「彼ら」も飛ぶ。

その人たちの想いが通じますように。
そして、大多数の、現地には行けないけど「それでもぶつかる」と誓っている人たちの
たくさんの想いが通じますように。

目の前の試合に、最後までワタシは力を込めたい。

posted by なべみわ。 |22:04 | コメント(4) |