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2007年11月14日

「勝つんだ。勝つんだ。勝つのは私たちなんだ」

違う。

全然違う。

今まで、チームを勝たせるため、選手の笑顔を見るため、強くなるため、
ひたすら「勝ちたい」そう願って応援してきた。

でも、今ワタシの中にあるその同じ「勝ちたい」気持ちが、全然違う。

寝ても冷めても日曜の試合のことばかり考えていて
昨日の夜も、目がランランとして3時まで寝付けなくて。
そりゃあふつうに、不安とか怖さとかっていう感情もある。
だけど、それを力強く吹き飛ばすほどの猛烈な「勝ちたい」気持ちがみなぎってる。

ワタシは、00年の昇格の時を知っているけれど
思い起こせば、あの時はここまで強く想っていたかわからない。
てゆーか、恐らく今ほどでは全然なかったんじゃないか。
何故なら、99年から本格的に応援し始めた自分には、
その時までに積み重ねた歴史があまりにも浅かったから。
サッカーの怖さとか楽しさとか、奥深さとか、
自分に与えるもののとてつもない大きさとか
そんなものの積み重ねが、今に比べたらあまりにも小さかったから。

このチームがあと100年くらい歴史を重ねた頃、
今、ワタシが積み重ねたと想っている5年、6年という時間なんて
とてつもなくちっぽけなものかもしれない。
…でも、人生まだ30年と少ししか生きていない内のこの数年が
ワタシにとって、大きくないわけがない。

生活の大部分をコンサドーレに捧げて。
息をしている時間、心臓が鼓動をしている時間、そのほとんどが
サッカーとこのチームと一緒に色づいてきて。

苦しいことの方が圧倒的に多く、負ける事の方がやっぱり多くて
楽しいことよりも、辛いことのほうが思い出すのがたやすかったかもしれない。
それでも「愛する」心は、全く変わらなくて。
日々の中で、積み重ねてきた思いは、今「通過点」としたいJ1への扉の
すぐ前に立っている。


…難しい試合になるんだろうと思う。
でも、それに挑戦できることの幸せも同時に感じる。
ここまで、何があってもチームから離れずに応援を続けたみんなの力で
自分達の思いと声で、幸せを呼び込みたい。

コンサドーレ札幌を応援して、後押しして、そして勝たせる、勝ちを喜ぶ
それがワタシ達の全てだから。

どこかで誰かが書いてたなぁ…自分達の生き様を見せようと。
選手を後押しすると同時に…
恐らく、たくさん来てくれるであろうお客さんに
今までワタシ達が愛してきたチームを鼓舞する姿を見せよう。
そして巻き込もう。

気持ちの強い方が勝つんだ。
理屈じゃない。

勝ちたい。
勝ちたい。
勝って、そして喜ぼう。嬉し泣きしよう。

日曜は、もうすぐだ。

posted by なべみわ。 |20:22 | コメント(6) |