「北国天下」～北関東以北から世界へ

　先程まで今日の日本代表戦を中継していたテレビ○日さん。


　圧勝は素直に嬉しいし、内容も良かったとは思うけど、相手とのレベルの差は歴然。しかし、ナショナルチーム同士の戦いはあれでも国際Ａマッチな訳で････　で、そんな戦いを三次予選ということを差し引いても、「歴史的大勝」とはどういうことだろうか。ちなみにかつて、98年大会予選でマカオ相手に一次予選で10点取って勝ったこともある。あの試合はカズさんがダブルハットトリックを決めたのだけど、「国際Ａマッチ」での「歴史的大勝」ならば93年Ｊリーグ開幕以降の日本代表が急激に伸びたと言われた時代からでも過去にいくつも存在する（同98年大会予選のウズベグ戦、ネパール戦など）。

　
　昔はハラハラドキドキな展開で予選を突破した。今の日本代表ならば三次予選どころか最終予選をも楽勝で突破できる実力は間違いなくあるだろう。予選は楽勝で突破して当たり前、という意見もあるが、圧倒的な実力差を見せるためには本当に楽勝というくらいの勢いで突破しなければ真の実力とは言い難い部分もあるので、それはそれで正しい意見だとも思う。ただ、一方でいつかこのブログでも書いたと思いますが、ワールドカップ予選というのはいつの時代も厳しい、というのはいつまでもあってほしいというのが矛盾とはいえ私の本音。アジア全体の実力が上がらなければ当然日本のレベルも今以上に上がっていかないので。だからと言って今日のような相手に1-0で勝利なんかしたらそれはそれで批判・非難殺到だろうし････「予選突破に不安！」な見出しになるんだろうなぁ････　そう考えると、今日の圧勝という結果を受けて、誇大表現をしたとしても、「日本！　大勝で順当勝ち。三次予選通過に大きく前進！」くらいが適切でしょう、テ○朝さん。いくらなんでも「歴史的大勝」は････（汗）


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