2007年08月18日

殷鑑遠からず

あまり洒落たことを言っている余裕もない。
昨今の事件に関してはここでは触れず、別の場所で呟いてきた。
だが、さすがに危機感はきちんと言っておくべきだとも思う。

それにしてもJリーグは忌まわしい前例を作ってしまったもんだと
つくづく感じる。

数十万筆もの存続を願うサポの署名がありながら、
合併決定後は無敗を続け、天皇杯を獲得すらしながら、
全国的な大企業であるANAをスポンサーとしながら、
綺羅星のごときスター選手を抱えながら、
それら何もかもをも一顧だにされずに消滅させられた横浜フリューゲルスを。

J1に上がればスポンサーが付く?
営業努力を重ねて新規に意欲的な道内企業に期待する?

希望は捨てることはない、
しかし楽観は戒めるべきだ。
オイラは正直、石屋製菓が手を引いた後を引き受けるような企業に
全く心当たりがない。道内企業はもちろん、全国的な大企業でも。

チームを維持するためには、チームの奮起、サポの支援はもちろんだろう。
だが、それすら紙くずのように捨てられた前例があったことも知っておく
必要はある。チームを生き残らせるための覚悟を醸成するためにも。

posted by FT |08:34 | コンサドーレ札幌 | コメント(1) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:殷鑑遠からず

 おっしゃるとおりだと思います。
 J2のぶっちぎりの首位という現在においても、観客動員が思うように伸びない現状(桜戦はそこそこ入っていましたが)。
 今はまずチームが昇格することをサポートするのが第一ですが、どうにかなるさといったような根拠のない楽観論は戒めるべきでしょうね。

posted by フラッ太| 2007-08-18 09:32

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