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2006年06月18日

監督の素質、ブラジル在住のサッカーライターがコンサを語る

やりましたね、2連勝じゃないですか!!
それも上位チームに勝ったことは大きい。

むこうがレギュラーメンバー3人落ち?
だったとはいえ、うまく形が出てきていたんじゃないですか。

フッキの2得点は、彼もうまく周りと機能し始めたということでしょう。
とにかく言えることは、この雰囲気をもち続けることです。


そういえば、ここに来ているサッカーライターの友人と
コンサドーレの話をする機会がありました。

その時、柳下監督の話になって、
「彼はジュビロの監督を勤めたりしていたから、
何処のチームに行っても、自分のやり方が通用すると思っている。
だから、ジュビロよりも能力が落ちるチームに行っても、
高い能力の練習をしようとするから、
そのチームの選手はついてこれない場合がある。
最初から技術の高いチームの選手に教えるのはうまいかもしれないけど、
実際、技術のないチームの選手に指導すると空回りする」
ということをそのライターさんは話していた。

そいつ曰く、ジーコも柳下さんと同じで、
教える相手がブラジル代表にはできるであろうやり方を提案し続けているから、
チームに迷いも生じるのではないかという。
アジアぐらいは勝てても、その上はいけない。

まあ、そいつは日本でもそこそこ有名な雑誌に書いているから、
目はなかなか肥えている奴だが、まだまだ修行中といったところ。
それでも、なかなか的を得ているような気もする。
それが今までの結果が証明しているのではないか?


またまたそいつ曰く、
「仮に柳下さんがやめても、次は誰が監督になるのか?
きっと、コンサドーレには強力な人脈を持つ代理人と、
接点を持つ人間が今はいないのではないか」と指摘する。
昔こそ、ジョアン・カルロスやら岡ちゃんを呼べたが。
もちろん、金銭的な問題もあるが、
今のJリーグでは、ほとんどが代理人の人脈力で決まるという。

例えば、ガンバ大阪の西野監督?。
彼が雇う代理人がコンサとの人脈がないから、
西野さんは、コンサには行かないんじゃないかという。

なかなかおもしろ話だった。


明日は、クロアチア戦。
ブラジル時間で午前10時から始まる。
ブラジルのテレビ局グローボは、ワールドカップの放映権を、
全権もっているので、ほぼ全試合中継する。
ということで、明日もこのグローボで見ることができるのだ。

とにかく、勝ってくれ日本。

posted by コンサリスタ |11:27 | 批評・応援メッセージ | コメント(4) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:監督の素質、ブラジル在住のサッカーライターがコンサを語る

はじめまして。
札幌育ちながら、今は関東に在住しています。

監督のこと、楽しく読ませてもらいました。
そのサッカーライターの言うこともよくわかります。
今のコンサの選手は根本的に学習能力が足りないのではないかと思うことがあります。
10試合勝てなかった時は、かなり真剣に考えました。
その考えは今でも変わっていませんが…

いつになるかはわかりませんが、いつかは柳下監督がコンサを去る日が必ず来ます。
その次の監督のことですが、これは私案なんだけど、思い切って「監督公募制」を導入したらどうかと思います。
Jリーグの監督になれる条件は、S級のライセンスを持っていることです。
ですから、その中で意欲のある人に集まってもらって、面接して決めればいいと思います。
下手に代理人を通じてとなると、余計なお金がかかるばかりでなく、失敗した時の責任転嫁などでチーム全体が崩壊しかねません。
あと、公募制で応募した人の個人データをキープできる強みもあります。
これは、アメリカのバレーボールのナショナルチームの監督を決める時も導入しているそうです。
日本からも応募している人がいるそうです。
いかがなものでしょうか?

posted by equip | 2006-06-19 22:00

Re:監督の素質、ブラジル在住のサッカーライターがコンサを語る

お久しぶりです。
そのライターの指摘している事は私も感じましたし、野々村氏や平川氏もよく言っていました。
『レベルの高いサッカーを求め過ぎる』、と。
また、『J2で勝つためのサッカーに撤していないからなかなか結果が出ないのでは?』、とも。

監督としては『J1でも恥ずかしくないサッカーをコンサのスタイルにしたい』、という使命感でやっているはずです。

そこに理想と結果とのズレと、理想と選手の対応能力とのギャップが有りますね
そこで最近は少し妥協し、ポゼッションパスサッカーにカウンターの意識を高めました。
当然結果が欲しいから。

少しは選手の対応能力や理解力も上がっていますから結果が出始めた…そんな感じかなぁ~。

手応えは徐々に出てきましたが、もっと早くそうやって欲しかった気もしますね

posted by KOUJI | 2006-06-21 07:01

選手の能力に合ったやり方を進めるべき

> equip さん

監督公募制というのは面白い発想ですね。

監督になる誰もが、引き受けたチームを強くし、自分に結果を残すと懸命に努力するのは当然です。
しかし、監督自身の意欲で選手に過剰な期待をかけてしまい、選手の能力に合わない練習方法を取り入れ、それが空回りしてチームの戦術に合わないやり方をされては壊れてしまうだけだと思います。

今回のジーコジャパンもそうだったのではと思います。
やはりジーコも結果を残そうと精一杯やったことでしょう。
ヨーロッパチームでの監督を望んでいるからなおさらです。
しかし、結果的にジーコのやり方は、今の日本に沿うものではなかったのでしょう。
最後は結果ですから、格下のオーストラリアに負け、
ブラジルに完敗を喫したことがそれを物語っています。

朝日新聞の社説?でも取り上げられていましたが、
結局は、戦術を大ざっぱに教え、
「最後は選手がプレーするのだから」と、
個人主義路線を貫きました。
結局、ジーコの戦術、スピリッツがに選手一人ひとりに伝わらず仕舞いだったのでしょう。

できることなら、柳下さんの後任には、
成長ももちろん必要ですが、先ず勝つために、
しっかり選手の能力を把握した上で
戦術を組める人間をコンサスタッフには選んでもらいたいと思います。

posted by コンサリスタ| 2006-06-24 07:00

返信Re:監督の素質、ブラジル在住のサッカーライターがコンサを語る

>KOUJIさん

equipさんの返信コメントにも書きましたが、
私も選手の対応能力に合った方法を取ってもらいたいです。
「勝つサッカーに徹していない」という言葉がまさにピッタリです。
方法論を変え、選手の能力に近づけたためかわかりませんが、
最近結果が出始めています。

もし、柳下さんが気づき戦術を変えたなら、
私もKOUJIさんと同じく、
どうしてもっと早くそれをやってくれなかったのかと疑問に思います。
卑怯は例外ですが、
私はなにごとも結果だと思っている人です。

やはり成長のサッカーより、勝つサッカーをしてもらいたいのが、ファン心理だと思います。

posted by コンサリスタ| 2006-06-24 07:06

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