2010年05月01日
クライトンがようやく練習に復帰したが、つらい思いを抱えているようだ・・・
クライトンが全然試合に出られずひどすぎると書いたけど、 たまたま昨日クライトンのニュースを見つけた。 『クライトン、練習に合流』 http://www.bemparana.com.br/index.php?n=142759&t=claiton-volta-aos-treinos-na-equipe クライトン32歳が、26日にチーム練習に復帰したようだ。 コンサドーレを出た後、アキレスけんの怪我で、7月と11月に手術。 ブラジル選手権の第1節となる5月9日のコリンチャンス戦には 再デビューできるのでは、とのことだ。 本人も11月には復帰できると思えるほど順調に回復していたようだが、 結局、再手術が必要となり、復帰がさらに長引いてしまった。 クライトンは、試合の出場について聞かれ、 「予想で物事を話すのは好きではないが、ただ待っているだけだった時よりはいい方向に向かっている」と、言っている。 クライトンは、かなりつらい思いをしている。 期待の戦力としてチームに戻りながらも、怪我で出場できず。 チームの一員として、大きな責任を感じているようだ。 「自分がチームにとって重要なポジションにいることを理解している」。 さらに、 「契約に関して、チームが抱えている苦労も知っている」と、 チームの財政状況を苦慮するコメントも残している。 選手として、チームの足手まといになっていることへの、 つらい思いをのぞかせている。 決してスポーツ選手だけのはなしではない、 病気や怪我と闘い、現場に戻りたくても戻れず、 いつか戻れると懸命にリハビリに励むが、 結果が残せなければ次がないという不安も同時に抱える。 人種、民族関係なく。人間が抱える悩みは、皆共通している。 地下鉄に乗っている時に、時々立ち話が聞こえてくるもんで。 一人の30代中盤くらいの女性が、 「こんな地下鉄に乗らないで、いつかは車を買ってやるんだから」といい、 ある結婚したばかりの女性が、 「今夫との生活はすごく幸せで、共働きしてるしお金の苦労は全くないけど、子どもを作るとなったらまた別。アパートの支払いと子どもの教育費を考えると、自分ももう少し学校に通ったりしてキャリアをつけないとね」とか、 学校帰りの中学生くらいの3人は、 「ほら、今一緒の地下鉄に乗っているあいつ。今日おれのこといじめてきてさー。ふざけるなよ。おれのこと追いかけてるんじゃないか」。 「バカ、気にすんなよ。あいつはどうせもうすぐ下りる。ほっとけ」 とか。 日本を離れ、この多民族国家ブラジルに来て、 また違う国に出て、いろんな人と知り合うようになり、つくづくそう思う。 皆、苦労しながら、前を向き、生きているんだと。
posted by コンサリスタ |22:31 | コンサドーレの話 | コメント(0) | トラックバック(0)
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