コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2006年12月16日

広報の仕事を勉強してくださいよ

おばんです。

最終戦も、札幌の歴史に残りそうなフクアリにもいたのですが、
仕事が忙しくてブログかけませんでした。

仙台にも参戦予定です。

さて、lionさん(面識はないのですが)のブログを見て、激しく同意したのでブログを書くことにしました。

私は仕事柄、企業の広報担当者の方にお会いしたり話を聞くことが多いのですが、どーも、HFCの広報活動は、傍から見ていてもちょっと、物足りなさを感じてしまいます。

おそらく限られた人員でチーム運営をしているでしょうし、その中で広報部門にそれほど人手を割り振れてもいないでしょうから、現状の仕事でも精一杯、と言うところはあると思います。でも、だから現状のままでいいというわけにはいかないでしょう。

浦和レッズは、とてもメディアの使い方が上手だと聞きます。例えば、優勝争いをしているさなか、「75万人観客動員する!」と宣言。そうすればマスコミは「レッズが75万人観客動員を目指すらしい」と取り上げる。

優勝した後も、スポーツ新聞に「阿部勇樹獲る!」なんていうニュースが出る。これは、別にお金がかかっているわけではありません。ただ、メディアが「おいしい」「ネタになる」と思う話題を提供すればいいわけです。広告と違って、タダでクラブの宣伝(と言うと語弊がありますが)ができるわけです。

lionさんも指摘しているように、「チャーター便が午前中だけで完売!」というネタは、全国区では厳しくとも道内メディアであれば十分ネタになるでしょう。それを報道してもらえれば、サッカーを良く知らない人も「へえ、札幌ってそんなに人気があるのか」と思う。天皇杯とは何かよく分からなくても「札幌が残ってるのか」と知らしめることになる。これ、ものすごく大きな効果ですよ。一般の人に興味を持ってもらえるわけですから。いくら「天皇杯でベスト8入り!」と言っても、サッカーを知らない人には響かない。でも、「チャーター便、即日完売!」だったら、誰でも「えっ」と思う。

要は情報の出し方なんだと思います。クラブをどう売り出していくのか。必要以上に大きく見せる必要はないですが、使えるネタは使えばいいのです。

広報に関しては、もうひとついいたいことがあるんですがそれは、また別のエントリーを立てて書いていきたいと思います。

ともかく。もっとクラブのプラスになる情報発信をしていきましょうよ。
フッキ残留困難とか、契約更改難航とか、そんなネガティブな報道ばっかりになるのは、メディアへの情報発信がうまくいってないからじゃないか。そんな風に思うのです。

別に悪口が言いたいんじゃなく、もっと良くなっていってほしいと思って書いてます。J1昇格ももちろん大切ですが、道民に愛されるクラブを目指してほしい。愛されるには、知ってもらわないと。自分たちがどんなクラブで、どんなことを目指していて、どんな選手がいるのか、知ってもらわないと。

「広報」とは、自分たちの情報を「広く報せる」のが仕事。マジ頼みますよ。

posted by abenob |01:38 | 札幌 | コメント(5) | トラックバック(1)