実力はJ1と誰もが認めるでありましょうレベルの清水エスパルス。
今シーズンは第4節3月20日アウェイで対戦し2-0で勝利しているとはいえ、内容は完全に清水ペースの試合、相撲に例えると平幕力士が横綱に金星をあげたような印象でした。
しかし、今節は堂々首位としてホームに清水を迎える一線。
相撲に例えると、優勝を狙う白星先行の関脇と横綱との対戦でしょうか。
清水は大黒柱のエースストライカー大前選手が怪我で離脱中。
しかし、やられた想い出しかない鄭大世選手が絶好調。
攻撃力の清水対、守備の札幌を相撲の横綱土俵入りに例えると、不知火型の清水対雲竜型の札幌?
試合前半は清水ディフェンスのミスをついて、内村選手の技ありシュートとへイス選手のしっかりシュートで2得点。終始札幌ペースでへイス選手の負傷交代を除けば、理想的な内容でした。
このまま勝たせてはくれないのは誰もが思ったでしょうが、後半清水の怒濤の攻撃にはまいりました。清水の小林伸二監督はJリーグを代表するベテラン監督の1人。選手が交代する度にどんどん攻撃力がアップ!ついに75分に失点してしまいます。
コンサドーレは前半のへイス選手でカードを一枚使ってしまたのが響き、ここで逃げ切るかもう1点とるかの交代に悩む私(当然四方田監督はもっと前から悩んでいたでしょう)
そして84分、ついにというかやはりというか鄭大世選手にゴールを割られてしまいました。
2-2の同点。
後半アディッショナルタイムは5分。良くてこのまま引き分け、悪ければ逆転負けも頭をよぎります。
それにしても奇跡のようなゴール、奇跡のような勝利というのは生まれるものではなくつかみとるものだと改めて教えられました。
出場が心配された福森選手から都倉選手の執念のゴール!私のボキャブラリーでは上手く伝えられないのがもどかしいです。
8月地獄のスケジュールが始まったばかり。夏ばての私が言うのも何ですが、ここを乗り切りましょう!
【追伸】元横綱「千代の富士」訃報に驚きました。とても残念でなりません。