2007年02月24日

2007年戦力レビュー~J1編

後2週間でJリーグも始まる事なので、オフシーズンの動きもまとめつつJ1の優勝争いを占っていきたいと思います。

↓参考リンク:スポーツナビ移籍情報
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/data/j1_iseki.html

<本命:川崎>
今年の優勝候補筆頭には、大満足の補強が出来た川崎を挙げてみました。最大の弱点だったGKに大器の川島、更に中盤の選手層を厚くするべく河村、村上、大橋などを獲得し、ほぼ隙のない布陣を敷く事が出来ました。唯一の懸念材料といえばACLを勝ち上がってしまった場合の過密日程ですが、そこはJ優先という事でお願いしますw

<対抗:浦和、G大阪>
川崎と優勝を争うと思われるのは、昨年と同様に浦和とガンバでしょう。浦和は阿部を獲得した事で、三都主の穴を埋めて余りある補強と言って良いでしょう。サイドには相馬、平川、酒井、山田・・・と腐るほど選手がいるので、特に問題ないはずです。逆に懸案だったDFと攻撃陣は全く補強せず、むしろそちらの方が気になります。トゥーリオ、坪井は故障がちな上に代表との掛け持ちもするので、コマが足りない感じです。内舘、堀之内、ネネの3バックではちょっと持たないでしょう。攻撃陣も相変わらず”ワシンポン”コンビに頼る事になりそうです。その意味では、今年の補強はやや低調に終わってしまった印象ですね。
ガンバも移籍した宮本とさすがにそろそろ年のシジクレイが計算できない守備陣をどう立て直すかが勝負です。甲府からバレーを奪って攻撃陣はますますエグくなってきましたが、山口のパートナー探しには西野監督も苦労しそうです。

<穴:鹿島、清水>
鹿島は監督&外国人を全て入れ替えて心機一転を図りますが、得点が計算できるマルキーニョスの獲得は大きいでしょう。小笠原&中田の移籍でチームを作りきれなかった昨年よりも確実にまとまったチームになるはずです。
清水も積極的な補強を行って十分に優勝が狙えるチーム。昨年は若い選手の台頭で注目を集めましたが、彼らと新加入のフェルナンジーニョや西澤がどう絡むかが注目です。

<期待:FC東京、新潟、磐田、名古屋、広島>
FC東京は福西、ワンチョペなど、新潟は千代反田、坂本、ディビットソン、深井などを補強し、共に大満足の戦力を整えました。平山と矢野貴章という注目されているエースの活躍次第で今年の順位が決まりそうです。
反対に磐田、名古屋、広島は目立った補強こそないものの、昨年途中からチームがどんどん良くなっている印象があります。こちらは成長の持続+監督の手腕に期待です。

<苦戦:千葉、横浜FM、神戸、大分>
千葉と横浜FMは昨年までの主力が退団し、0からのスタートとなってしまいました。しかも芳しくないチーム事情を考えると、マイナスのスタートと言ってもいいかもしれません。
神戸は昇格組の期待という事でこの位置に。あのマッチョなディフェンスと攻撃力はJ1でも通用すると思っています。昨年の甲府のようなブレイクがあるでしょうか?
大分は梅崎よりもエジミウソン&トゥーリオのボランチコンビの退団が痛すぎます。獲得した宮沢とマラニョンがどれだけ早く機能するか非常に心配な所です。

<残留争い:大宮、柏、横浜FC、甲府>
大宮は新監督&新加入選手の力が全く未知数。柏も新外国人次第という感じです。横浜FCのおじさんサッカーがどれだけ通用するかは見物ですが、さすがに厳しそうです。甲府はなんといってもバレーを失ったのが致命傷でしょう。客観的に見てもこの4チームの戦力が劣っているのは否めない感じです。

posted by roque816 |16:45 | football | コメント(0) | トラックバック(0)

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