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2006年11月30日
渡辺竜王勝ちで2-2のタイに。序盤から馬を作って指しやすくなり、その後難しくしたかと思われましたが、やはり「プロ的に見ると」差があったようです。開幕当初は挑戦者の佐藤棋聖が圧倒するかと思われましたが、段々竜王も手が伸びてきた印象です。残り3局でどうなるでしょうか。結果がどうあれ、今シリーズは竜王戦の名勝負の一つとして記憶されるでしょう。 NHK解説の木村七段はいつも通りのはっきり分かりやすい解説。聞き手の村田さんは初見でしたが、なかなか上手ですね。 これだけだとここに書くのはアレなので、会場に展示された故・原田泰夫九段の書を紹介しておきます。勝負の機微を知り尽くした、重みのある言葉と思います。 (第19期竜王戦中継ブログ↓より) http://ryuoh.weblogs.jp/blog/2006/11/post_b231.html 「彼を知り己を知れば百戦して危うからず 彼を知らずして己を知れば一勝一負す 彼を知らずして己を知らざれば戦う毎に必ず危うし」(孫子 謀攻篇) 棋道訓 「棋道は国技なり尊ぶべし 棋道は決戦なり敢闘すべし 棋道は禮(れい)によりて行う慎むべし 棋道は趣味なり貪る勿れ」 界道盟 「界道盟とは原田が愛してきた語録 将棋界、将棋道、将棋連盟のことなり」 「有尺進無寸退 心眼新 大局観 生涯青春 酒飲微酔」
2006年11月29日
↓仙台、ジョエル・サンタナ監督を解任 http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20061128-OHT1T00119.htm まじですか?!仙台フロントのスカっぷりには前々から(某チームと似た)既視感を感じていましたが、まだ直らないようですね。 毎年あれだけの戦力を持ちながら、仙台サポの皆さんがかわいそうですよ。 他に解雇選手も発表されています。村上っていい選手だと思っていましたが・・・ ↓新たに江尻氏、手倉森氏をリストアップ。 http://www.sponichi.co.jp/hokkaido/news/2006/11/27/05.html こちらは某チームの話。個人的にはFC東京に復帰しそうなハラヒロミさんが良かったのですが。あのトークを聞けるだけでも来てもらう価値がありますw 現在最有力の三浦さん(みうぴょん)にはあの髪型を何とかして頂きたい・・・
2006年11月29日
↓Jリーガーのお父さんの話です。なんか、うるっと来るものがありますね。 http://www.mietv.com/tubuyaki/archives/2006/11/post_28.html
2006年11月28日
先週末に行われた試合から。どちらも歴史に残るゴールではないでしょうか。ようつべさんありがとう。 ロナウジーニョ http://www.youtube.com/watch?v=mxf4VoFZSK0 トッティ http://www.youtube.com/watch?v=3zn_sEFNXdA ロナウジーニョのゴールは「魔法」としか言いようがありません。どうしてあんなプレーを思い付き、実現させてしまうのでしょうか? トッティのはファンバステンのソ連戦のゴールを思い出しますね。わざとアウトに掛ける技術には絶句してしまいます。 と思ったらファンバステンもすんごいオーバーヘッドを決めていたのを見つけました。さすがは「神が創った男」ですね。(ちなみに下記リンクの1分20秒辺りで決めているのが伝説のボレーシュートです。1988年、欧州選手権決勝のソ連戦でのゴールでした。) ファンバステン http://www.youtube.com/watch?v=BFp25ffbNBE
2006年11月26日
・札幌3-2柏(相川、フッキ、元気!) 元気君すごいね!これで来年の職場を確保できたでしょうか?HFCの事だから、ここで放出すると活躍されてしまう悪寒が・・・ 横浜FC昇格おめ。フリューゲルス消滅からずいぶん経ちましたが、サポの皆さんの感激もひとしおでしょう。開幕前はまさかこのチームが優勝すると思えなかっただけに、高木監督の手腕は高く評価されて然るべしですね。 2位争いは神戸が勝ち点1リードですか。札幌の5位のために最終節の仙台戦は頑張って頂きたいものです。柏はノブリンの呪いを打ち破れるでしょうか? 一方J1は直接対決で決着することに。今日の試合は見ていないのですが、ロスタイムに勝ち越したマグノの執念が実るとアツいですね。駒場で3点差以上つけて勝つのは至難の業ですが、浦和としては気持悪い状況になってしまいました。 土曜は札幌ドームにて、大団円を見届けようと思います。
2006年11月24日
ドーム行ってきました。今季たしか7試合目の生観戦でようやく初勝利。時間も経っているので、試合内容は軽く備忘録程度で。 試合開始からヴェルディはヴェルディテイスト満開の布陣。4-4-2フラットながらも選手が全くプレッシャーをかけてこない為、ボランチまでは楽に前を向くことが出来ていました。楽にポゼッション出来ているときは前線が裏を取る動きを狙うのが常道ですが、相川・砂川あたりにそういった意図が感じられなかったのが残念です(出し手の問題もありますが)。とはいえ、2ラインを保ったままただ立っているだけの緑戦士達には「斬りたければ斬れ」という覚悟にも似た美しさがあったとかなかったとか。。。なんだかんだで札幌ペースで進んでいた前半32分、フッキが右サイドからミドルシュートを放ち、GKがはじいた所に詰めていた相川がきっちりゴールをゲット。私はフッキのシュートがポストに当たった様に見えたのでオフサイドではないかと思っていました。 野次ってすみません>田辺主審&副審。 後半になると前がかりになったヴェルディにピンチを作られますが、GK優也君が頑張ってなんとか無失点に抑えます。まあ、ピンチも特に崩された訳ではなく、自分達のミスからというものがほとんどでしたが・・・この日の守備陣は全く連携が取れてなく、曽田は少し前のようにボールを持つと「ピンチを招く男」になっていました。攻撃陣では相川・フッキは好調。藤田は1対1でも仕掛けないでパスを戻す場面が多く、ちょっと自信をなくしている様子でした。まだルーキーなので今オフは頑張って、来年は主力で活躍して欲しいものです。後半には相川に変わって久しぶりに中山が登場。すると、ロスタイムにフッキが上げたクロスを見事にダイビングヘッド!1点では不安感ありすぎの札幌にとって貴重な追加点を取ってくれました。 最後の顔見せとか言ってすみません>元気君 後、金子は豊富な運動量でずいぶん中盤を助けてくれていました。この日のサブ組はもしかすると就職活動という意味合いもあるかもなので、色々感慨深いものもあります。 それにしても、柳下監督&城福部長退任には頭を抱えてしまいます。新体制のもとで一からチームをつくり直すことになると、この勝利もあまり素直には喜べませんでした。 各方面でいろいろ議論がなされている様ですが、今のところのソース元であるスポーツ紙&某地方新聞はあまり当てにしない方が宜しいかと思います。とりあえず公式発表があるまで私は静観の構えということで。
カガケン、累積警告で2試合出場停止ということは、彼も見納めになってしまったかも。天皇杯で少しでも長く見ていたいものです。
2006年11月18日
2位ガンバと勝ち点差6で首位の浦和。この試合に勝つと優勝がぐっと現実のものとして見えてきます。 両チームスタメンは下記。 名古屋 GK:楢崎 DF:大森、スピラール、増川 MF:中村、藤田、山口、本田 FW:杉本、ヨンセン、玉田 浦和 FW:ワシントン、ポンテ MF:三都主、鈴木、長谷部、山田 DF:内舘、トゥーリオ、ネネ、平川 GK:山岸 前半の浦和は名古屋の3トップに対して4バックを採りました。これで通常よりも右サイドが一段下がり、トップ下だった山田が右MFに入ります。そのためか、この日の浦和は前線でワシントンやポンテが孤立するシーンが目立ちました。しかし、それでも個人技でチャンスを作れるのが彼らの凄い所。前半30分にはワシントンが右サイドを突破してシュートを放ちますが、この決定機は左ポストに嫌われます。名古屋は3トップを生かして浦和を押し込み、ポゼッションで優位に立ちます。中村・本田が切れのある動きを見せますが、前半は無得点で終了。 後半になると押し込まれる展開を嫌った浦和が山田を元のトップ下に上げ、攻勢を強めていきます。しかし、カウンターから何回か決定機を作るものの、シュートミスで得点することができません。浦和の勝ちパターンとしてはこの時間帯で得点し、後は堅い守備で逃げ切るという展開だったと思いますが、この日は山田ばかりか「ワシンポン」コンビまでチャンスを逃してしまいます。名古屋のフェルフォーセン監督のコメントにもあったように、この時間帯を凌ぎ切れたのは名古屋に運があった感じです。名古屋は藤田→吉村、玉田→渡邊と交代のカードを切って、システムも4-4-2に変更。中盤の守備を厚くしてカウンターを狙う方針に変えました。浦和は山田に代えて小野を投入しますが、相変わらず決め手に欠けている感じでした。しだいに名古屋にも流れが来るようになりましたが、後半30分のカウンターは中村がファウルを取られてイエローカード。でも、ビデオではトゥーリオが手で突き飛ばしたのをはっきり確認できましたよ、長田主審。徐々に浦和の戻りが遅くなる感じでしたが、後半34分、ついに先制点が生まれます。左サイドを突破した渡邊が途中で左SBに入った本田に戻すと、本田は速いクロスをヨンセンへ。本田曰く「ミスキックだった」そうですが、ボールは上手く走り込んだヨンセンの頭にぴたりと合って名古屋が待望の一点を奪います。この後は浦和もトゥーリオを上げるなどパワープレーで押し込みますが、なんとか守って試合終了。 浦和は残り3試合で、甲府・FC東京・ガンバという当たり。最終節の直接対決はともかく、その前の2チームはどちらも一発をもっているだけに、難しい戦いになりそうです。また、この日の名古屋のように3トップの相手にボールを支配されると苦しくなる事が分かってしまいました。甲府は4-3-3、FC東京は4-5-1なので、名古屋戦と似た展開になってしまう事も予想されます。明日ガンバが勝てば、まだまだわからないのではないでしょうか。 名古屋は毎年豪華な布陣の割にはさっぱり勝てませんが、今年はここに来てようやくチームが完成してきた印象を受けました。若手で売り出し中の本田・杉本に加え、W杯中断期間に獲得したヨンセンが起点&クロスの目標として活躍できているのが大きいですね。守備面でも今日は増川を中心にワシントンを無得点に抑えました。選手層が厚くなれば、来年は期待できるのではないでしょうか。
2006年11月17日
ブラジルvsロシアという黄金カードを平日の昼間に行い、しかもTV中継は夜中に録画放送という暴挙に怒り心頭の一日でした。 試合は躍動感あふれるブラジル対ブロック&スパイクの高さのロシアという構図でした。第1セットはブラジルのサーブが良く決まってあっさりブラジルが取りましたが、徐々にロシアもレシーブがきちんと返るようになって拮抗した勝負になりました(バレーは素人なので、間違っていたらお許しを)。最終セットでも全く互角の11-11。ここでロシアにスパイクミスが出て、ブラジルが13-11とリードします。ロシアが1点返した後のブラジルの攻撃、ここでバックアタックが決まっていればブラジルの世界一がほぼ決まっていましたが、強烈なボールはわずかにアウト。これでロシアの方に一気に流れが傾き、得意のブロックポイントも決まって15-13でロシアが逆転勝利。決勝戦にふさわしい大熱戦でした。 繰り返しますが、なぜ決勝戦を半分ほど空席が目立つ状況でやらなければいけないのでしょうか?野球やサッカーとは違いマイナースポーツではTVマネーに頼らなくてはいけない状況はある程度理解できますが、このような開催国・報道偏重の運営はバレーボールというスポーツをあまりにも軽く見ています。バレー関係者はこの大会を見て悲しくならないのでしょうか? 近年ITが普及してきたとはいえ、まだTVというメディアは大きな力を持っています。今までの主力商品であったドラマやバラエティなどのコンテンツが先細り感のある中で、スポーツ中継というのは新たな柱として注力すべき分野でしょう。中継においてはなるべく手を加えず、臨場感を出すことが何よりも重要になります。それをわかっていないのが(個人的なイメージでは)三大新聞社のお抱えTV局であるという事実は、偶然のようには感じられません。
2006年11月17日
私が出来ること・話せることは少ないですが、とりあえず報道関係の方々にはWHOの自殺報道ガイドラインを遵守して頂きたいです。マスコミの中には自分達の力で人を殺せるという事を理解していない人たちがいます。 http://www.lifelink.or.jp/hp/jisatsuhoudou.html
2006年11月17日
初めて代表戦なるものを見に行った訳ですが、さすがに4万人は多いですね。箇条書きで気が付いたことをメモしておこうと思います。 ・メンバー表など一切なし。プログラム千円って高! ・GK練習の時、ひっきりなしに「きゃわぐち~」と黄色い声。コンサート会場? ・「君が代独唱はケミストリーです!」・・・独唱じゃないしw ・サウジ国歌の後に拍手したのは良かったですね。 ・前の席にスーツの集団が。人数分のビールを何往復もして運ぶおっちゃんを見て、同行者曰く「ビール売りのお兄さん呼んでこればいいのにね。」 ・赤くないゴール裏に何か違和感が・・・ ・試合後、ゴミの放置が多い気がしました。 ・環境保護をアピールしたくてエコジロー呼んだのなら、わざわざ4万人分もビニール袋配るのは何の為なのかと小一時間(r ・カイロはU-21中国戦の余りかな? ・主催者がわざわざ「クリーンサポーター」と言って、ゴミ拾いをさせるのは如何なものかと。ボランティアは自発的に行うものだと思いますが。 観客も運営も普段のコンサドーレの試合とは全然違っていて、コンサのボランティアの素晴らしさ、カッターレの優秀さ、札幌サポのマナーの良さ等々を実感した一日でした。それにつけても人の多さよ。 考えは人それぞれとは思いますが、個人的にはこの日の観客がそのまま札幌の試合に来て4万人入るくらいなら、今のまま1万5千人で良い気がします。
2006年11月17日
生オシムを見てきました。試合については簡単に備忘録程度にしておきます。 両チームの先発は下記。 日本 GK:川口 DF:阿部、トゥーリオ、今野 MF:加地、中村憲、鈴木、駒野 FW:我那覇、巻、三都主 サウジ FW:マイアニ、カフタニ MF:ガムディ、タケル、スリマニ、ハイダル DF:サクリ、ムンタシャリ、レダ・ファラタ、ドゥキ GK:マライカ 初代表戦の感想は「これがオシム流か~」という感じでした。とにかく人に付くので、フォーメーションが解りづらいです。上手く行ったときは確実に数的優位を保つことができるのですが、凡庸な選手・指導者ではこなせない高難度のシステムだと思います。しかし、能力的に秀でたものがない日本が世界で戦うには、このスタイルが最も可能性のある戦い方であると言えます。果たして4年後、イタリア・ブラジルを倒せる可能性を育てることができるでしょうか? この試合では阿部がマイアニ、今野がカフタニについて、三都主は山岸がやっていたポジションに入っていたようです。対するサウジは24番のスリマニを中心にボールを回していきますが、なかなかシュートの形までは行けません。前半は逆サイドだったのでよく分からなかったのですが、後半の印象ではエースのカフタニを今野が完封していたのが大きかったように思います。先制点は前半20分、この日のプレースキッカー中村憲のCKを巻がフリーで合わせ、こぼれ球をトゥーリオが押し込みます。更に前半29分、加地が右サイドで持ち上がって今野に戻すと、フリーの今野が絶妙のクロスを上げ、我那覇が早々に追加点を奪います。これで一気に楽勝ムードが漂い始めたのですが、すぐにPA内で今野がカフタニを倒したとの判定でPKを取られてしまいます。これをカフタニがきっちり決めて、前半終了。 1点差のままでは安心できない感じでしたが、後半5分にすぐ追加点を奪って、これでほぼ試合を決定づけました。左サイドでボールを持った今野が駒野に縦パスを送ると、抜け出した駒野がグラウンダーのクロスを送り、加地がニアで潰れて最後はまたも我那覇。2点目と3点目は人がダイナミックに動くオシムサッカーの理想形が実現できました。ただ、サウジの守備が不安定だったことを考えると、合格点を付けられる出来かどうかは微妙な所だと思います。個人的にはサウジの不調が気になる試合でした。 各選手についてですが、2得点の我那覇はさすが。Jでのプレーをそのまま出せていた印象です。巻の不調は相当だとは思いますが、ジェフではちゃんとプレーしている訳ですし、それほど心配する事ではない気がしました。オシム氏は巻を攻撃の柱としているので、そう簡単には代えないと思います(高松・前田も見てみたいですが)。中村はまだパスのタイミングが周囲と合わないですね。鈴木はさすがのマケレレっぷりを発揮。三都主・駒野は、まだ「考えながら走る」プレーができていない感があります。加地さんの頼もしさは相変わらず。今野は私のMOMでした。不運なPKを取られてしまいましたが、スピードや足下の技術があるカフタニを90分押さえ込んだのは素晴らしい働き。加えてこの試合では攻撃でも2点に絡む活躍。まあ、本来は阿部あたりがああいう変化を付けるパスを出さないといけないのだと思いますが。阿倍の消極的なプレーには大いに不満。川口は声が大きかったです。 あ、PK蹴っちゃいけない人を一人見付けられたのは収穫でしたね。
2006年11月14日
トッティの1トップが成功して好調なローマと、シェフチェンコが移籍した穴を埋めきれず不調のミランの対決。UHBはGJ!でした。両チームの先発は下記。 ミラン GK:ジダ DF:シミッチ、ネスタ、マルディーニ、ヤンクロフスキ MF:ブロッキ、ピルロ、セードルフ カカ FW:オリベイラ、ジラルディーノ ローマ FW:トッティ MF:マンシーニ、ペッロッタ、タッディ ピサロ、デ・ロッシ DF:トネット、キブ、メクセス、パヌッチ GK:ドニ 試合は前半7分、ネスタのクリアを拾ったペッロッタがゴール前にクロスを上げると、待っていたトッティがダイレクトボレー!左サイドに見事に決まって、アウェーのローマがいきなり先制します。ホームのミランは中盤でカカやセードルフがボールを持ってもFWの二人の動き出しがいまいちなのでチャンスをなかなか作る事ができません。セードルフのミドルがバーを叩いた以外は特に見所もなく、前半が終了しました。 WSD誌の特集に倣うと、ミランの2人+インザーギは全員点取り屋型に近いファーストトップであるため、お互いに連携を取るシーンがありません(まるでコンサ・・・)。昨年までシェフチェンコがこなしてきたセカンドトップ的な仕事が出来るFWの補強が必要ではないでしょうか。オリベイラには何本かパスが出るものの、ジラルディーノは全く仕事をさせてもらえませんでした。対するローマは典型的なストライカーが不在の布陣。この布陣を導入したそもそもの理由は昨シーズンにFWが相次いで故障してしまったからなのですが、スパレッティ監督は逆にこの危機を利用して見事なチームを作り上げました。基本的には野洲高校がやっていた「セクシーフットボール」に近いイメージでしょうか。技巧的な選手が揃っている中盤でパスを回し、ダイナミックに攻め上がる。1トップのトッティはその技術を生かして前線の起点となり、また、フィニッシュにも顔を出していました。アウェーのローマは先制した事もあって、この試合はかなり引き気味にプレーしていました。 後半になっても相変わらず決め手に欠けるミランでしたが、後半11分、PA前中央でボールを受けたカカが右サイドにはたくと、対応が一瞬遅れたマンシーニの隙を突いてブロッキが豪快なミドルシュートを叩き込みます。ローマは同点にされたからといって慌てて攻勢に出る事はなく、引き分け狙いの戦いに見えました。ミランは逆転を狙って攻めを続けるも、フィニッシュの課題は変わらぬまま。逆に引き分けが見えてきた後半38分、ローマのカウンターから左サイドのマンシーニが上げたクロスをトッティに頭で押し込まれてしまいます。これで勝負あり。 ローマは首位のインテル・パレルモと勝ち点4差の3位につけ、スクデットも十分に狙える状況です。反対にミランは勝ち点8のペナルティが響いているとはいえ、現在16位に低迷。11試合で11得点と、決定力のなさは致命的です。アンチェロッティ更迭も囁かれ始めていますが、これからどう立て直してくるでしょうか?
2006年11月14日
初のアジアユース制覇に向けて、あと一歩の所まで迫った吉田ジャパン。決勝戦の相手は予選リーグでも戦った北朝鮮となりました。前回は河原・柏木のゴールで2-0で勝っています。 日本の先発は下記。準決勝で退場になった槙野の代わりに青山がCBを務め、FWは好調の青木が河原に代わって先発しました。結果論になってしまいますが、青木はこのチームの切り札的存在であっただけに、この吉田監督の采配はどうだったでしょうか。この試合で途中出場したハーフナー・伊藤の「二軍コンビ」はチームにフィットせず、FWからのチャンスが激減してしまいました。更に、せっかく準決勝で左SBに香川という「ワンピース」を発見したのに、変わらず堤を起用したのも疑問に思いました。 GK:林 DF:内田、青山、福元、堤 MF: 森重 田中、柏木、梅崎 FW:森島、青木 まずは開始早々、北朝鮮の選手がハーフウェイラインをすぐ越えた辺りから思い切ってシュートを放つと、ボールは林の頭を越えてゴールに吸い込まれてしまいます。45mはあったであろう位置からの、打った相手を誉めるしかないスーパーゴールでした。先制した後も、北朝鮮は守備を固めつつ少ない手数で速い攻めで日本ゴールを脅かします。準決勝に続いての立ち上がりの失点にショックを隠せない日本でしたが、前半20分過ぎからは落ち着いて自分達のペースでボールを回せるようになってきました。すると前半34分、右サイドPA前でボールを持った柏木がキックフェイントでDF2人を交わしてシュート。ニアサイドに完璧なシュートが突き刺さり、鮮やかに同点に追いつきます。更にペースを握って攻め続けた日本でしたが、前半はこのまま終了。 後半に入ると、北朝鮮が再び豊富な運動量を武器に攻めかかります。しかし、何度か訪れた危機を凌ぐと、徐々に北朝鮮のスタミナが切れて日本ペースに。日本は中盤の梅崎、柏木を中心に技巧的なパス回しでゲームを支配します。が、チャンスは作るものの決め切れません。反対に単純なミスからカウンターを許し、ワントップのキム・クムイルにシュートを打たれる危ない場面も。このキャプテンは120分間最後まで、まさに鬼の形相でピッチを走り回っていました。結局、日本は試合を優位に進めながらも同点で延長戦に入る事になります。セットプレーからのチャンスでシュートが続けてゴールポスト・バーに当たる不運もありましたが、結果的にここで決められなかった事が敗因といえるでしょう。日本の攻撃の中心となった柏木は、広い視野・豊富なアイディア・繊細な左足の技術をまざまざと見せつけ、MVP級の活躍でした。湯浅健二氏は彼について「中村憲剛のイメージ」と述べていますが、この試合ではむしろマラドーナではなかったでしょうか。(せめてケンゴじゃなくてシュンスケでしょ、、、苦笑) 延長戦では日本も運動量が落ちてしまった為、特に何も起こらずPK戦へ。韓国戦でも書きましたが、PKでは精神面の落ち着きが何よりも重要になってきます。なので、一回PK戦を経験している日本の方が有利かと思っていたのですが、残念ながら予想は外れてしまいました。日本は一人目の梅崎がGKに止められてしまい、いきなりピンチに。前回はGKの動きをしっかり見て逆方向に決めたのですが、おそらく北朝鮮もそのビデオを見て研究していたのでしょう。GKはギリギリまで動くのを我慢して、梅崎は甘いコースに蹴らざるを得ませんでした。対する北朝鮮は出てくるキッカーが全員落ち着いてPKを決めていきます。林も細かく動いて相手を牽制していましたが、落ち着いている相手に小細工をしてもかえって逆効果になるもので、解説の松木さんもこの動きには批判的でした。 結局先攻の北朝鮮が5人全員決め、日本は準優勝に終わりました。個人のプレーについては別項でまとめようと思いますが、全体的にはアジア一の技術レベルの高さを示せた大会だと思います。反対に守備陣についてはレポート(スポーツナビ、J's GOAL等)で賞賛されていますが、結果として失点しなかっただけという試合が多く、個人的には誉められる出来ではなかったと思います。来年のU-20W杯までには、DFの人材の発掘が急務であると感じました。
2006年11月12日
発表されました。コンサ関係は今野のみ。播戸と藤ヶ谷はチームがアレなので、今回は残念でした。 昨日の川崎はかわいそうに・・・それにしても最近の今野はこういう場面で必ず決めやがりますねw 日本代表初選出は、本田、野沢、前田、高松の4人。全員要注目の選手なので、ぜひとも生でプレーを見てみたいものです。 希望を込めた予想フォーメーションは下記。 GK:川口 DF:阿部、トゥーリオ、今野 MF:加地、鈴木、本田 羽生、野沢 FW:佐藤、高松 一方のサウジはこんな所でしょうか。FWのカフタニが要注目の選手らしいです。 GK:マライカ DF:ドゥキ・アルドサリ、レダ・ファラタ、ムンタシャリ、スリマニ MF:ハイダル、ハリリ、アグバニ、サフルフーブ FW:カフタニ、マイアニ <日本代表> http://www.jsgoal.jp/news/00040000/00040539.html <サウジアラビア代表> http://www.jsgoal.jp/news/00040000/00040540.html
2006年11月11日
痛ましい・・・なんとも痛ましい結果となってしまいました。まあ、ジェフに勝ったからといってそんなに期待するものではないというのは理解していましたが、砂川と大塚がいないのはやはり厳しかったです。 まずは練習開始前に愛媛の選手が札幌ゴール裏に向かって一列に並び、全員で礼。前回の愛媛戦は行っていないのでよくわかりませんが、相手サポに挨拶をするチームは初めて見ました。これには私も感激、サポ一同も拍手。そのせいなのか、天皇杯のせいなのかはわかりませんが、今日のゴール裏は気合いが入っていて、声もとても大きく出ていました。(SB席からエラそうにすみません。) 札幌の先発は下記。 GK:佐藤 DF:西澤、曽田、和波 MF:加賀、芳賀、鈴木、西谷 藤田 FW:フッキ、相川 開始からはどちらかといえば愛媛の運動量が目立つ展開となります。対して札幌も芳賀を起点に両サイドに展開し、やはり西谷辺りから仕掛けてチャンスを作り出します。前半は両者とも後一歩が届かずに無得点で終了。千葉戦でヒーローになった相川は前線でボールを足下に収める事はできていたものの、そこからの判断(&技術)が不味く、決定的なチャンスを作るまでには至りませんでした。 前半はほぼ互角の戦いだっただけに、こういう試合を勝てるかどうかがJ1昇格の分かれ目となると感じていました。その為に必要な先制点を取ったのは札幌。後半13分に西谷の右CKから加賀が見事に頭で合わせました。(後で映像を見ると、相手GKの飛び出しミスもあったようです。)しかし、すぐに追いつかれてしまう所が実に痛ましい。。。得点後すぐにベタ引きになってしまうのは如何なものでしょうか。得点から4分後に愛媛が右サイドから速いクロスを上げると、一番ファーにいた田中俊也が押し込んであっという間に同点。その後も変わらぬ運動量で両サイドから揺さぶる愛媛に対し、札幌は選手間の連携がバラバラで攻めの形を作れません。最後はサポーターの「攻めろ」というブーイングも空しく、1-1で終了。山形戦・神戸戦から続けてこれだけ内容で負けている試合をホームで見せられるとさすがに堪えますが、まあこの位辛抱しなければ札幌サポなんてやってられませんね・・・ トップ下の藤田は90分良く走っていましたが、守備面でのタスクをこなす事で精一杯という感じで、まだ攻撃面で良いプレーができていなかったのは残念でした。ボランチの芳賀・智樹ともタイプが似ているので、攻撃時にそれぞれがどのように動くかきちんと決めた方が良いかもしれません。2トップとも全く絡めなかった今日の出来では、「やっぱり砂川じゃないと駄目」と言われても仕方がないですね。 文句をつけたくなる所は皆さん色々あると思いますが、私が問題に思うのは①運動量の少なさと②シュートへの意識の低さ。この2点は千葉戦では素晴らしかっただけに、残りの試合で「やっぱりやればできるじゃん。」と言う事になればいいのですが。 主審の今村さんはあまり見た事がなかったのですが、判定はファンシーというかファジーというかファニーというか・・・明日またビデオを見直して見ようと思います。 最後に札幌選手採点を。 GK:佐藤 4.5 ボールをこぼす、こぼす。初ホームで緊張したの? DF:西澤 5.5 失点シーン以外は職人ぶりを発揮。 曽田 5.0 頭は全勝、足はヤバすぎ。今日もソダン劇場。 和波 5.0 もっと攻め上がりが見たかった。西谷のお守り。 MF:加賀 5.0 今日程度なら岡田でもいいのでは? 芳賀 6.0 やっぱ上手いです。 鈴木 5.0 守備は良いけど、攻撃でもう一声。 →上里 5.0 カズゥのシュートが見たい。。。 西谷 5.5 サボっている時間は多いけど、彼の左足は脅威。 →西嶋 - 採点なし 藤田 5.0 90分やれたのは収穫。次は活躍を希望。 FW:相川 5.0 ポストにはなれたけど、もっとガツガツ行って欲しい。 →石井 4.0 だからシュートを・・・キミの事だよ! フッキ 3.5 またもオレオレ病再発。今回は深刻かも。
2006年11月11日
U-20W杯出場という第一目標は突破したものの、まだ悲願のアジアユース初優勝という目標が残っている日本。準決勝では大会三連覇が懸かっている最大のライバル韓国と対戦しました。 幸か不幸か私は地上デジタルで生放送を見る事ができるのですが、開始1分後くらいにTVをつけるといきなり日本0-1韓国の文字が。詳細は不明だったのですが、どうやら開始30秒で先制されてしまったようです。例によって音声を消して見ていましたが、前半は失点のショックからなんとか立ち直ろうとしていた感じでした。デカモリシが2回ほどチャンスを外したのは頂けませんが、内容は押していたのでそれほど不安は感じていませんでした。すると後半開始早々に柏木のスルーパスから森島がついに決めて同点に追いつきます。このままの流れで逆転できれば良かったのですが、徐々に足が止まって韓国に攻められる場面が多くなっていきます。すると後半40分にロングボールの競り合いで裏を取られた槙野が相手FWを後ろから倒してしまい、一発退場(妥当な判定でしょう)。今大会では守備陣の核となっていただけに、非常に痛いミスでした。 やむなく日本は田中アトムに代えて森重をCBに入れ、窮地をしのぎます。 延長戦でも一人少ない日本に対して韓国がサンドバッグ状態で攻めまくりますが、シュートがことごとく宇宙開発。対して日本は延長前半終了間際に本当のワンチャンスを青木がものにします。延長後半に韓国は直接FKを決めて同点としますが、続く好機を相変わらず中山元気君なシュートで外しまくってしまいます。結局2-2でPK戦での決着となりましたが、この時点で流れは日本のものだったでしょう。しかし、このPK戦がまた大変な展開になりました。 日本 ○ 梅崎が冷静にGKの逆をとって真ん中やや左に決める。 韓国 × 慎重に右サイドを狙ったが、ポスト。 日本 × 柏木が右サイドを狙ったが、これもポスト。狙いすぎた。 韓国 × チップキックがバーに当たる。 日本 × 福元が緊張からか、真ん中に蹴ってしまう。 韓国 × 右サイドを狙うが、林がファインセーブ。 日本 ○ 森島が落ち着いて左上に決める。 韓国 ○ 6番が左上に決める。「当然」といった表情。 日本 × 森重が真ん中に蹴ってしまい、GKがセーブ。 韓国 ○ 林がデュデクの真似wをするが、冷静に左に蹴り込む。 日本 ○ 青木がGKの逆をついて左に決める。 韓国 × 林がタイミングを上手く合わせて右に飛び、セーブ。 PK戦というのは120分戦って体力的に限界の中で行われる為、双方の心理状態が色々な所で表れてくるものです。が、両チームともこれだけ外してくれると、見る方にとっても堪らない展開でした。最後のキッカーについてだけ私なりに考察してみると、まずボールの置く位置を主審に注意されて、外す予感がでてきます。ボールをできるだけ前に置くのは、肝が据わっていない証拠ですね。更に、PA少し手前から助走を始めた時点で、予感が5割位の確信に変わりました。この辺りからの助走だと、GKは「一、二の三」でタイミングを合わせて思い切って飛べるので、後は方向が合うかどうかだけの問題になります。果たして、林は右に飛んで見事にセーブし、この戦いの殊勲者となりました。 振り返ってみると、激闘と言うにふさわしい試合でした。10人になった時点では誰もが負けを覚悟していたでしょうが、選手は素晴らしい粘りを発揮してくれました。 決勝戦は北朝鮮との対戦になります。北朝鮮とは予選リーグでも対戦して2-0で勝っていますが、強敵である事に間違いありません。出場できない槙野の穴をいかに埋めるかがポイントでしょうか。また、課題だった左SBについては、香川がこなせる事がわかったのは大きいですね。
2006年11月11日
近年は番狂わせが多い天皇杯ですが、今年はJ1勢が全勝。札幌はJ2最後の砦としてナビスコ王者の千葉に挑む事になりました。 札幌の先発は下記。 GK:佐藤 DF:西澤、曽田、西嶋 MF:加賀、芳賀、大塚、西谷 砂川 FW:相川、フッキ 草津戦で好プレーを見せた佐藤が引き続きゴールマウスを守り、ボランチには大塚と芳賀が入りました。試合は最初から札幌ペース。柳下監督が「千葉は前半20分まで寝ていた。」と語ったように、ナビスコ決勝の疲れからか、千葉持ち前の運動量が見られません。対する札幌は中盤からきっちり人に付き、ボールを奪ったら素早く前線の相川・フッキにつないで、とにかく先手を取って攻めようという意図がはっきり見えていました。千葉はストヤノフが出場停止な上にハースが怪我、更に水本も途中で負傷退場して苦しい陣容になってしまいます。それでも個人能力の差は明らかで、右サイドの水野や途中出場した左サイドの楽山がチャンスを作り出します。前半は一進一退の攻防でしたが両者無得点で終了。千葉のサッカーは基本的には札幌の「アクションサッカー」と似ている為、J2のチームと対戦する時よりもオープンな攻め合いができていました。千葉の攻撃で気になったのは、前線の動きが少ない為でしょうか、ボールの出し所がないいわゆる「前詰まり」になっていた場面が多かったです。また、札幌が中盤でボールを奪ったときにも中盤のフィルターが利かずに一気にシュートに持ち込める場面が多かったので、なかなかやれるのではという手応えを感じた45分間でした。 ハーフタイムに気合いを入れ直したのか、後半開始からは千葉の積極的な仕掛けが増えてきました。札幌DFが人に付いて下げさせられた所に、両サイドからポジションチェンジを繰り返してフリーな選手を作る辺りは、J1強豪チームの総合力を感じました。いくつか危ない場面はあったものの、最大のピンチだったクルプニコビッチのミドルシュートはポストを叩いてなんとか逃れます。これで札幌に運が来たのか、後半21分に待望の先制点が入ります。それまでも左サイドからいいクロスを何本も上げていた西谷が鋭いクロスを送ると、坂本の裏にいた相川が上手くニアに飛び込んでダイビングヘッドで押し込みました。千葉にとっては一番焦らされる展開となってしまい、必死に反撃を試みるも連携が上手くかみ合いません。この後危ない場面や、石井ちゃんのヘタレパスなど見所もまだまだあったのですが、実質的にはこの1点で勝負が付いたと言えるでしょう。 総合的には千葉の方が一枚も二枚も上だったものの、札幌にとっては理想的な展開で会心の勝利でした。思えば札幌の試合を見ていてこんなに興奮したのは久しぶりな気がします。とにかくみんな最高でした!!!
2006年11月07日
U-20W杯を賭けた準々決勝の大一番はサウジアラビアと。以前の中東遠征では1勝1敗だったようです。 日本の先発は下記の通り。 GK:林 DF:内田、槙野、福元、堤 MF:田中、青山隼、梅崎 柏木 FW:森島、河原 まあ、現時点のベストメンバーと考えて良いでしょう。対するサウジは出場停止や怪我で主力数人が欠場した模様です。 開始からは日本のペース。前半7分には右サイドの柏木のFKから、ニアに走り込んだ河原が頭で決めて、早くも先制します。このチームは内容自体はそれほど良くなくても、いい時間帯に得点するなど「試合運びが上手い」印象があります。 ベンガルールのピッチは相変わらずの状態。加えて試合直前から急に雨が降り出したようで、ボールコントロールが非常に難しい状況です。サウジはやはり雨に慣れていないようで、これは日本に有利に作用しました。加えて、一人一人の競り合いでも日本の方が上手く体を使ってリバウンドorファウルを取っていました。前半は終始日本が優勢で進みましたが、できれば早目に追加点を取っておきたい所でした。 後半になるとサウジは選手交代から攻勢を強めてきます。試合をクローズさせておきたい日本でしたが、前掛かりのサウジに押し込まれる展開に。それでもGK林の好守や、シュートが2本バーに当たる幸運もあり、なんとか持ちこたえていました。しかし、このまま終わるかと思われた後半36分、セットプレーの競り合いの中で森島がサウジ選手を倒したとの判定でPKを取られてしまいます。だいぶ大人しかった主審でしたが、この局面でアジアファンタジーを披露してくれるとは思いませんでした。 不運な形で同点に追いつかれて選手が下を向いてしまうのではと心配していたので、すぐに決勝点を奪ったのには驚きました。後半44分、柏木が中央で持つと、こぼれ球が左の青木に渡ります。青木曰く「DFの股を狙った」というシュートにGKは反応できず、U-20W杯出場を決める値千金のゴールが決まりました。 これで最低限の目標はクリア。これからは初優勝を狙う戦いとなりますが、次の韓国戦が勝負でしょうか。選手個人の感想としては、GK林が段々安定してきたのは大きいですね。柏木もボールに触る回数は少ないものの、ゴール前でボールを持つと必ず得点に絡むのは彼の才能の為せる技でしょう。不安なのはやはり左SB。堤は必ず右足に持ち直してからキックする為、リズムがワンテンポ遅れる事に加えて相手のボール奪取ポイントとして狙われていました。左利きの良い人材を捜す事が急務でしょうかね。
2006年11月06日
買ってきました。最近、ようやくホームゲームに行ける環境が整いつつあります。 しかし、このチケットって全然得がないですよね。3試合も行くのに値引きなしってどうかと思いますが?しかも、ついてくるのはもう少しで不良在庫になってしまう10周年記念品ですし、チケットもなんとシーズンチケットと同じ!w 中身は在庫一掃セールなのだから、1000円でも2000円でも思い切って割引きすれば、買う人がもっといるのではと思ってしまいました。先日のピンバッジの件といい、HFCの商売下手には呆れてしまいます。。。
えー、再計算してみますね。 HFC公式によると、同チケットの価格は下記の通り。私が買ったのはいつも買っているSB自由席。 ①SS指定席/15,000円+レプリカシャツ2006 ②S指定席/13,500円+レプリカシャツ2006 ③SA自由席/9,000円+10周年記念ニットマフラーA ④SBゾーン席/7,500円+10周年記念ニットマフラーB ⑤B自由席/6,000円+10周年記念タオルマフラー 一方、札幌ドームでの前売り価格は下記(大人価格)。 ①SS指定 4,200円 ×3試合=12,600円 ②S指定 3,700円 ×3試合=11,100円 ③SA自由 3,000円 ×3試合= 9,000円 ④SB自由 2,500円 ×3試合= 7,500円 ⑤B自由 2,000円 ×3試合= 6,000円 上記より、同チケットの特典というのは、①②の場合は2,400円でレプリカシャツが買える、③④⑤の場合はマフラーがタダでもらえるという事です。今年のKappaさんのユニはいい出来だと思うので、2,400円で買えるならまあお得でしょうか。しかし、私のような貧乏人には手が出せないです^^; 問題はマフラーの方。ただでもらえるからといって、どれほどの人がわざわざ3試合分も買うのでしょうか? これは「どの層をターゲットとしているのか?」という疑問に置き換える事ができます。まず、私の購入理由である「秋になって暇になったから」という人はごくわずかだと思います。消化試合であるラスト3試合にわざわざ足を運ぶ人は、ほとんどがシーチケを買って、シャツ&マフラーも持っている人ではないでしょうか。 HFCの意図を推測すると、「日ハムを応援してスポーツの楽しさを覚えた人」に「コンサドーレグッズを身に付けて気軽に応援して欲しい」というのが同チケットの狙いだと思うのですが。 しかしながら、③④⑤で一切値引きをしない事で「気軽に」のハードルがとても高くなってしまっています。後少しすれば10周年記念グッズを売る事が出来なくなるのは誰もがわかりきっている事ですので、上記のようなターゲット層にしてみれば「買って何か得するの?消化試合に3試合も行かないよ。」という反応になるのが自然ではないでしょうか。 お金の話はなるべく避けておきたいのですが、あまり話題になっていないようなので突っ込んでみました。 尚、各試合で「特別チケット」というのも発売されるそうですが、これはSB自由で一人1,000円というとてもリーズナブルな価格設定になっています。
2006年11月03日
今年はJリーグ優勝を狙っていたであろう両チームですが、現時点ではまさかの順位。それだけにこのナビスコ杯は獲りたいタイトルでした。会場も満員で、最高の環境で行われた決勝でした。 千葉先発 GK:岡本 DF:中島、斉藤、水本 MF:水野、佐藤、阿部、山岸 羽生 FW:ハース、巻 鹿島先発 GK:曽ヶ端 DF:新井場、大岩、岩政、ファビオサントス MF:増田、青木 野沢、深井 FW:アレックスミネイロ、柳沢 千葉はストヤノフが出場停止の他はベストメンバー。対する鹿島は新井場を右SBに持ってきました。これは相対する山岸の攻撃力をケアした配置でしょうか?実際に新井場が攻め上がる機会はそれほど多くありませんでした。 試合は立ち上がりから千葉ペース。持ち味である豊富な運動量に加え、今日は右サイドの水野からのロングパスが冴えまくります。巻が前半の内に2回決定機を迎え、その他に羽生や山岸なども積極的にゴールに迫ります。ハースが早々に負傷して坂本と交代したのは誤算でしたが、坂本もダイナミックな動きで攻守に貢献します。 前半はあまり良い所がなかった鹿島でしたが、後半になると開始から20分ほどは千葉を押し込んでペースを掴みます。しかし、青木・野沢の強烈なミドルシュートは岡本がなんとか弾き、相変わらず思い切りの悪いFW陣はシュートを打つ事ができません。後半20分過ぎには本山が交代の準備をしていたようでしたが、結局交代はなし。このアウトゥオリ監督の決断が、結果的には拙かったようです。30分頃からまた千葉がペースを取り戻すと、両サイドの水野・坂本が縦に切り込む場面を多く作り、佐藤・羽生といった中央の選手も思いきって上がってチャンスを作ります。その中で先制点は後半35分、左サイドを攻め上がった坂本が逆サイドの水野にサイドチェンジのパスを送ると、相対するファビオサントスが縦の突破を警戒した一瞬をついて鋭いシュート!曽ヶ端の届かないファーポストぎりぎりにゴールが決まります。これを見た鹿島は慌てて交代のカードを用意しますが、間に合いませんでした。交代が行われる前、先制点からわずか2分後にCKから阿部が追加点を決めて勝負を決定づけます。水野からのボールが良かったとはいえ、先制されて鹿島DFは少し集中を欠いてしまった様でした。 結局、2-0で千葉が連覇を果たしました。今日は最後まで「走るサッカー」を貫き通し、会心の勝利だったのではないでしょうか。中でもMVPの水野は右サイドを支配しただけではなく、前線へのパス供給、フリーキッカー、そして見事なゴール&アシストと素晴らしい活躍でした。近い将来、日本代表に選出される可能性も大いにあると思います。 この相手にどう戦うのか、8日の天皇杯が益々楽しみになりました。
2006年11月02日
得失点差の関係もあり、敗れたとしても決勝T進出が濃厚な日本に対し、イランはまず勝った上で北朝鮮の結果待ちという状況。日本は決勝Tも見据えて、警告・疲労を押さえつつも結果を出したい一戦でした。 日本の先発は下記の通り。 GK:林 DF:内田、槙野、柳川、柳沢 MF:田中、青山、梅崎 柏木 FW:森島、青木 警告を一枚もらっている福元はお休み。カザフスタン戦で不安定な所を見せた守備がどう改善されているか注目していましたが、あまり進歩は無いように見えました。バイタルエリアでフリーな選手を作ってしまうのは相変わらずですし、福元・堤に代わって入った柳川・柳沢は凡ミスを連発してひどい出来でした。 それでも相手の攻撃をなんとかしのぐと、前半22分にはカウンターから柏木が梅崎にスルーパス。相手GKの飛び出しが少し遅れた気もしましたが、梅崎がゴールに流し込んで日本が先制します。更に前半37分にはPA手前のFKを柏木が狙いましたが、惜しくもバー直撃で追加点ならず。前半41分にはイラン13番NAMAZIがCKを頭で合わせますが、これはGK林がナイスセーブ。日本が1-0でリードして前半を終えます。スコア上は勝っているものの、内容はカザフスタン戦の劣化版という感じでした。 後半になるとイランの攻勢が増してきます。なんとか局面を落ち着かせたい日本でしたが、早々に失点をしてしまいます。後半7分右サイドで再三突破を見せていた9番GOUDARZIが鋭いドリブルで柳沢、柳川を連続でかわすと、放ったシュートはニアポストに当たりますが詰めていた18番KAMYABINIAが押し込んでゴール。それほど押し込まれていた時間帯ではなかったのですが、これだけあっさり2人も抜かれてしまうとどうしようもない失点でした。これで更にイランに勢いがついてしまいました。日本は梅崎があまり切れていない上に、後半から入ったハーフナーも全然ボールを収められないので、攻撃の形を作る事が出来ません。そして後半27分にイラン8番POOLADIが蹴ったFKを4番ALKHAMISが頭で合わせると、ボールは林の頭上を越えてゴールイン。不運にも一番取りづらい所に行ってしまった感じでしたが、ポジショニングミスだろという気もしないでもありません。。。以降は日本に反撃の力は残っておらず、1-2でタイムアップ。尚、北朝鮮-カザフスタン戦は1-0で北朝鮮勝利とのことなので、日本1位、北朝鮮2位という結果になりました。 色々なオプションがある攻撃はともかくとして、あの守備陣では先が思いやられます。なんとかU-20W杯の切符は取って、本番までには修正してもらいたいものです。何しろ、前回はオランダにズタズタにやられた記憶しか残っていないので・・・ あ、後、実況の櫻井アナには強く不満を申し上げたいです。この試合を「大一番」と何度も無理に持ち上げるのはまあ許容範囲ですが、「イランは勝たないと進めない(実際には引き分けでも可能性あり)」などの事実誤認が多く、日本語の間違いも多々ありました。後半からはTVの音を消して見ていましたが、次戦もそうさせて頂くつもりです。
2006年11月01日
アジアユースがBS朝日で放送されているのを知らずに北朝鮮戦はスルーしてしまいましたが、今日は無事生で見る事が出来ました。勝てばグループ突破決定と思っていたのですが、前の試合はなんとイラン0-5北朝鮮との事。これでこの試合に勝っても抜けは決まらず、最悪得失点差勝負という事になってしまいました。 日本の先発は下記。 GK:林 DF:内田、槙野、福元、堤 MF:山本、森重、梅崎 柏木 FW:森島、河原 グラウンドコンディションが相当悪いため、まともにパスをつないでいくのは危険そうです。日本はまず森島に当てて、そこから展開していく方針の様でした。対するタジキスタンも同じフォーメーションの4-4-2。2トップとトップ下の選手が要注意との事でしたが、やはりボールを持つとすぐにその3人につないできます。日本は1ボランチの森重の所で数的不利になる場面が多く、PA前の危険なエリアを使われる場面が目立ちます。初戦はこのポジションを青山が務めていましたが、何か問題でもあったのでしょうか?個人的には柏木をもう少し低い位置に置いて、スペースをカバーした方がいいと感じました。ともあれ、序盤からピンチを招いてしまっていたのは問題でしょうね。 攻撃面では左サイドの梅崎が大活躍。初戦は体調不良で欠場しましたが、スピード・テクニック共に非凡な物を見せつけます。随所に「さすがA代表」という貫禄も見せつけ、自分のプレーでチームを引っ張る自覚が出ていました。先制点は前半早々に梅崎からのクロスを右サイドで山本が折り返し、森島が突っ込んでゴール。勝ち点3が欲しい試合で早い時間に先制できた事により、日本は余裕を持ってプレーできるようになりました。とは言ってもピンチが多いのは相変わらず。GKと両SBはあまり安心して見られる出来ではありませんでしたし、オマーン人の主審がすぐファウルを取るために日本ゴール近くでのFKを多く取られていました。 なんとかタジキスタンの攻撃をいなすと、前半34分に左CKの山本のボールをニアで森島が決めて2点目をゲット。日本がきっちりチャンスをものにした印象が強い前半でした。 後半に入るとあまりボールに絡めなかった河原に代えて伊藤翔を投入しますが、前半と特に変化はなく同じペースで進みます。相変わらず不安定な守備陣でしたが、後半12分に相手CKのカウンターから右サイドを内田が突破して逆サイドでフリーの伊藤にクロスを送ると、伊藤は走り込んだ柏木に決めるだけのパス。3点目を取って、試合を決めました。日本は更に後半22分に梅崎のパスから森重が鋭いミドルシュートを決めて、結局4-0の勝利となりました。 これで勝ち点6、得失点差+6ということで、イラン戦では0-5で負けない限りグループリーグ突破という状況になりました。まあ大丈夫とは思いますが、せっかくなので全勝して決勝トーナメントに臨んで欲しいです。 では最後に日本選手の採点を。 GK:林 4.5 不安定、というか不安。ハイボール処理に難あり? DF:内田 4.0 攻守に精彩を欠く。マークする相手を放すのは彼の課題。 槙野 6.0 高さでは負けなかった。 福元 5.5 もっとチームを引っ張るプレーがほしい。 →柳川 5.0 福元の控えとしては不安。 堤 4.5 右利きの様だけど、左SBは本職じゃないのかな? MF:森重 5.5 守備では苦労が絶えなかった。 山本 6.5 2アシストは合格点。 梅崎 7.5 左サイドで黄金の輝き。 →柳沢 - 採点なし 柏木 5.0 ゴールだけ。 FW:河原 4.5 ボールにさわれなかった。 →伊藤 5.0 良くも悪くもない。 森島 7.0 2ゴールの他に、前線で起点にもなった。
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