2008年08月19日
女子サッカー準決勝 なでしこ2-4アメリカ、ブラジル4-1ドイツ
簡単にポイントを箇条書きします。 【日本2-4アメリカ】 ・審判はやたらなでしこ寄り。アメリカ選手は抗議こそあまりしていなかったが、かなり不満げな様子。 ・左SBの矢野がスピード・パワーといったフィジカルの差でやられまくり。後半は多少修正できたが、やはり同点の場面ではやられた。 ・逆転ゴールは同点にされて意気消沈した隙を逃さずやられた。女子サッカーはややこういったメンタル的な波が大きい。 ・3,4点目は、厳しい言い方だが福元の背が足りない。日本はもっと大きいGKを育てる必要がある。 ・前半途中までのような組織的な守備は十分機能していた。 ・前からボールを奪いに行くべき所で前に出られず、失点したのは残念。 ・攻撃は一人で突破できるFWがいないと苦しい。 ・女子サッカーも「アスリート能力」が求められる時代になった。 ・ボランチコンビはスペースを埋める、前に出てボールを奪う、パスを展開する、前線に顔を出す、という一連の仕事を完璧にこなした。 ・荒川の能力はやはり別次元。 ↓選手採点。 GK:福元 2 サイズの小ささは本人のせいではないが・・・ DF:矢野 1 フィジカルで対抗できず、アメリカの草刈場に。 →丸山 - 採点無し。 岩清水 2 同点シーンでは残念な守備。 池田 3 パスさばきに難あるも、守備は安定。 安藤 2 もっとつなぐプレーを心掛けたい。 →原 2 ドリブル能力はありそうだが、前線で使いたかった。 MF:宮間 3 精度のある右足をあまり見せられず。 澤 5 プレーも存在感も全てが素晴らしい。 阪口 4 澤の影に隠れがちだが、相当な選手。 近賀 4 右サイド突破など持ち味を出して1アシスト。 FW:永里 1 コンディション低下か?中国戦のような動きができず。 大野 4 先制点の他にも積極的な仕掛けを見せる。 →荒川 - やはり能力は素晴らしい。ドイツ戦ではもう少し出られるか? 【ブラジル4-1ドイツ】 ~ハイライトはこちら ・ブラジルDFの軽率なプレーからボールを奪ってドイツ先制。 ・更に同じようなミスを続け、追加点のチャンスもあった。 ・ブラジル同点ゴールはクリスティアーニの左サイド突破から折り返し、マルタが潰れてフリーの8番がドン。 ・逆転ゴールはドイツCKのカウンターから3-2、マルタが引き付けてクリスティアーニが楽々ゴール。 ・3点目はやはりCKのカウンターでマルタが右サイド突破から左足アウトで流し込む。神業! ・4点目はクリスティアーニ突破からドイツDF4人を交わして、最後は目線フェイント!でGKのタイミングをずらして流し込む。 ・マルタとクリスティアーニは物凄い。いやあ、あれと当たらなくて良かった。 ・UGさんの所でマルタとブラジル代表の動画が紹介されていますので、どうぞ。 【3位決定戦に向けて】 ・ドイツはエースのプリンツが警告をもらってしまい、3決は出場できない。 ・180cm台の高さは脅威だが、1対1のフィジカルコンタクトで負けないこと。
posted by roque816 |19:03 | football | コメント(0) | トラックバック(1)
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