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2007年09月28日

札幌3-0山形【完勝】

せっかく札幌の不調の原因を見極めようと思ったのに、久しぶりの超完勝。思惑が見事に外れて良いのか悪いのか(笑)

山形
GK:清水
DF:前田 レオナルド 鷲田 石川
MF:財前 秋葉 佐藤 宮沢
FW:横山 坂井

札幌
FW:ダヴィ 中山
MF:西谷 芳賀 ヨンデ 藤田
DF:池内 ブルーノ 曽田 西澤
GK:高木

前節ポカをやらかした西嶋ヒロ君が外れて池内が久々の左SBに入り、新加入のヨンデが初先発になりました。朝に雨が降ったせいか、ピッチは少々スリッピー。
試合開始から札幌が気合いの入った動きを見せ、山形を自陣に押し込める展開が続きます。前半20分までにシュートは一本も打たれず、逆に札幌のセットプレーが7,8回はありました。これだけチャンスがあれば一回くらい決まってもいいのになー、という感じでしたが、ここは山形DFが集中して得点を許しません。
山形も次第に前に出てこれるようになると、あちこちで指摘されている通り札幌DFラインの球回しのミスが頻発するようになります。まあ、この面子では上手く回せないのはある意味当然で、以前指摘したように西嶋のありがたみを思い知る事になりました。西嶋の次にフィードが上手いのは曽田ですが、それでも他の3人よりはマシといった程度なので。。まあ、この弱点は三浦監督も承知の上で、それでも敢えてこのDFラインにするのが三浦スタイルですね。(個人的には金子あたりを左SBに入れてもいいかと思いますが。)
全体的に押しているものの無得点で前半終了かと思いましたが、前半44分に待望の先制点が入ります。左サイドでボールを持ったダヴィからサイドチェンジのボールが藤田に入ると、藤田は対面の石川?に1対1の勝負を仕掛けつつアーリークロス。ニアの中山は触れませんでしたが、ファーに詰めていたダヴィが押し込みました。このゴールは①左サイドに相手を寄せて藤田のスペースを作る、②相手のDFラインが整わないうちにクロス、③ニアに1人入ってDFに触らせない、という札幌の狙いが見事に決まった会心のゴールでした。教科書通りですなー

後半開始から山形は再三札幌DFにいぢめられていた坂井を下げてFW根本を投入。ちなみによほど厚別の寒さが堪えたのか、後半からユニホームを長袖に代えてきた選手も何人か。>厚別を甘く見たな^ー^
そして後半開始早々に藤田の左CKをダヴィが合わせて2点目!これで札幌にとっては試合を決めたも同然で、いつものノリノリ&まったりモードに入ります。以下はだいたい流していいでしょうかね。後半38分には左サイドの砂川から上がったクロスをファーの藤田がボレーで決めて3点目。力を抜いたいいシュートでした。終了間際には山形も意地の攻撃を見せますが、守りきって終了。
絶不調だったのがどうしてこうも鮮やかに立ち直れたのかは謎ですね。確かに今日は選手みんなの動きも良く、気合いが入っているのはわかりました。後、札幌の調子のパラメータとなる「空中戦の競り合い」もだいたい勝っていたので、勝って当然の試合ではあったでしょうね。あるいは山形が寒さにやられて動けなかったのが勝因でしょうか?
初登場したチョン・ヨンデは素晴らしい働きでした。守備も上手くこなしますが、特に目に付いたのがダイレクトパスの巧さ。O塚やN山辺りだとキープしきれずに相手にボールを渡してしまいそうな状況でも、ダイレクトでフリーの味方に渡して安全な状態にするのが上手いですね。なぜ横浜FCはこんな良い選手をくれたんでしょうか?w
以下選手採点(5段階)。

GK:高木 3 余裕持ちすぎ~。
DF:西澤 3 パスミス多かったが、それは君の仕事じゃない。
   曽田 3 んー、普通。
   ブルーノ 2 クリアははっきりと!
   池内 3 無難に守備。
MF:藤田 5 もっと攻めのフリーランニングを、と敢えて苦言。
   芳賀 4 攻守の潤滑油。
  →上里 - FK惜しい!
   ヨンデ 4 正確なパスを出す技術に惚れた!
   西谷 3 なかなかクロスが合わず。
  →砂川 4 機敏に動いて攻撃をリード。
FW:ダヴィ 5 欲しい所で貴重な得点。
   中山 3 いつも以上に「元気」でした。。
  →石井 - 先発でもいいんじゃない?

posted by roque816 |12:37 | football | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年09月26日

山形戦プレビュー、みたいなもの

連敗中は華麗にスルーしてきましたが、後ろが詰まってきたのでそろそろ本気を出さないといけないですね。最近の不調の原因としては身体的疲労よりも、ここまで順調すぎるペースで勝ち点を重ねてきた事による精神的疲労の方が大きいのではないかと思います。
個人能力で勝てるチームではないので、いかにチームとして連動できるか、そのために必要な集中力や展開を先読みする力の有無が勝利の鍵となります。←このあたり、日ハムの「スモールベースボール」にも通じるものがありますね。
三浦監督や選手たちは、やるべき事はわかっていると思いますので、明日は寒さ対策だけをして厚別に向かいます。

相手の山形は好調の様ですが、トヨグバがいないのはラッキーですね(見たかったけど)。
生観戦はC大阪戦以来。明日と30日のヴェルディ戦を連勝したら、勝利の女神(じゃないけど)として表彰して下さいw

posted by roque816 |04:06 | football | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年09月26日

(9/21)日本ハム13-5オリックス

で、代表戦もなでしこもスルーして野球のレビューなんか書いたりしてみる訳ですが。何を隠そう、札幌ドームで野球観戦は初めてでした。きっちりしたレビューは24日のSB戦で書くとして、サッカーと野球の空気の違いなどについても少々。

・試合詳細@日ハム公式
勝 武田久 6勝6敗2S
負 菊地原 3勝2敗0S

8回表までは5-5の競った展開で、高橋信二の満塁ホームランや稲葉の5打数5安打という華があったにも関わらず、何となく緊迫感に欠ける試合でした。
原因の一つとして挙げられるのは、両チーム投手陣の「試合を作る能力」の低さがあります。オリックス投手は全員が攻める投球が出来ずにボール先行→カウント球を打たれる、の繰り返し。ハムも先発スウィーニーが早々に捕まり、せっかく逆転してもらってもすぐに追いつかれるというピリッとしない状態でした。この日も8,9回の2イニングを押さえた武田久しか頼れる投手がいないのでは、プレーオフは厳しいでしょう。グリンが戻ってこれば山本を中継ぎに回して少しは楽になるでしょうが。
ついでに、決勝点はオリに移った木元のタイムリーエラーによるもの。うーむ。

と、試合内容については辛口に書いてしまいましたが、観戦自体はなかなか快適に楽しめました。そもそもの競技の性格の違いとして、得点&勝利の時しか喜べないサッカーに対し、野球はヒット一本、アウト一つで喜べるというのがイイですね。お祭り好きな日本人には合っているスポーツなんだという実感がありました。しばしば「戦争」にも例えられるサッカーとはかなり趣きが異なる印象です。別の言い方をすると、「野球=囲碁、サッカー=将棋」という感じでしょうか。
後はなんといってもトイレ&買い物が楽!これは大きいですねw

posted by roque816 |03:27 | sports | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年09月11日

スイス2-1オランダ

スポナビ記事


今日深夜に日本vsスイス戦ということで、BS1で放送されていた親善試合をビデオで見てみました。

20070911-08.jpg

20070911-09.jpg

スイスは4-2-3-1、オランダはいつもの4-3-3を使用。スイスはドイツW杯ではベスト16でウクライナにPK戦の末負け、史上初めて無失点での敗退でした。この日のスタメンはその時とは半分ほど選手が入れ替わっています。
試合はまず平均年齢24歳の若いスイスが攻勢の立ち上がりとなります。まだオランダが十分にプレーする前の前半7分、スイスのCKからこぼれ球を争って28フォンランテンと接触したオランダGKのステーケレンブルフが反則を取られ、いきなりスイスがPKのチャンス。16バルネッタがきっちり左上に決めて先制しました。出鼻をくじかれたオランダはスイスの手厚い守備に阻まれて、DFラインではボールを持たせてもらえますが前線に上手くボールを運ぶ事が出来ません。見ると中盤でオランダの三角形を作っている10スナイデル、8デゼーウ、6ファンブロンクホルストをスイスの33フェルナンデス、27インラー、5マルゲラスがきっちりマンマークでついて自由にさせていません。どうするのかと興味深く見ていましたが、オランダはウイングの位置にいた11ファンペルシと7ファンデルファールトが代わる代わる中に入る事で中央での数的優位を作っていました。これによって試合はオランダペースに。特に今季からレアルマドリードに加入したスナイデルは実に巧く、中盤からフィニッシュの局面で効いていました。それでも点が取れないのが今のオランダ。どこかの代表と同じく、決定力不足は深刻な様子です。監督とケンカをしていた9ファンニステルローイを呼び戻したにも関わらず、前半は無得点で終了します。
後半開始からオランダはニステル→カイト、スナイデル→セードルフ、ファンデル→バベル、ヤリエンス→ブラルスと4人選手交代。スイスはメンバー交代こそ無かったものの、システムを4-4-1-1にマイナーチェンジ。前半とどこが違うの?という感じですが、要するに中盤をフラットにしてマンツーマンからゾーンでの守備に切り替えていました。これで少なくとも前半のようにオランダに危険なPA近くで人が足りない状態は回避できていました。51分にはスイスに追加点。PA前での細かいパス回しから、マルゲラスが放ったシュートのこぼれ球をバルネッタが拾って抜け出し、GKのニア上に豪快に決めました。ところがオランダもすぐに反撃。直後の52分、まだTVがゴールシーンを流しているうちに左サイドバベルのクロスからフリーのカイトが決めて1点返します。更に56分には後半から右ウイングに移ったファンペルシが左足の細かいステップでドリブル突破しシュート。惜しくも決まりませんでしたが、一人で突破できてしまうのはさすがワールドクラスのプレーでした。その後はお互いに少しまったりモードになり、ゴールチャンスも少なくなります。(私がメモするのをさぼっていただけという噂もあり・・・)スイスは55分にクフォー→シュトレーラー、66分にフェルナンデス→フゲル、67分にテゲン→リヒトシュタイナー、73分にバルネッタ→シュビーヒャー、80分にマルゲラス→ハカン・ヤキン、86分にセンデロス→カバニャスと交代。結局スコアはそのまま2-1で終了しました。

スイスは2001年から継続してクーン監督が率いており、若いチームですが完成度は高いです。W杯から選手の入れ替わりがあってもパスをしっかりつないで組み立てる組織的なサッカーは変わっていませんでした。トップ下にヤキンを入れればより攻撃的になりますが、あえて守備もできるマルゲラスを使っているのもこのチームの特長を表しています。FWにはストライカータイプであるエースのフライ、電柱タイプのシュトレーラー、イタカレタイプ?のクフォーとタイプの違う選手が揃っており、日本戦では誰が出てくるか注目です。
オシムジャパンにとってはこれまでで最強の相手。どれだけのサッカーが出来るか注目ですね。


posted by roque816 |22:36 | football | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年09月09日

サテ 札幌5-1千葉

公式記録@オフィシャル

千葉
GK:21中牧
DF:24結城 13市原(c) 14池田
MF:37朴 19伊藤 31高橋祐 43熊木
FW:27高橋克 41高橋完 29青木 

札幌
FW:イタカレ 石井
MF:砂川 上里 金子 岡本
DF:川崎 吉瀬 池内 岡田
GK:佐藤(c)

今季サテライトリーグのホーム最終戦。今節は試合がないおかげでいつもより少し豪華な札幌に対し、千葉はややマイナーな二軍メンバー。これなら勝たないと、、と思うのは札幌ひいきの欲目で、実際には千葉もレギュラーこそいないもののトップ出場経験のある選手が5,6人いるわけで、千葉からしてみれば札幌には勝たないと、、と思っていたに違いありません。

試合はまず6分に金子がミドル。続いて9分には上里が自陣からロングシュート。いずれも枠を外れたものの、上々の立ち上がりかと思われました。
しかし、13分に千葉右サイドから27番?のミドル(優也がパンチング)したあたりから千葉のスイッチが入り、15分には右サイド27番のクロスを後ろから走り込んできた43番に頭で決められてしまいます。千葉の布陣はトップチームと同じような1トップ2シャドーの形。2シャドーの二人がちょこまかとうるさく走り回るのと37番朴宗真のテクニックが目に付きました。
この日の札幌は両サイドが活発に動いてチャンスを作り出していました。サテで使われ続けてすっかり息が合うようになってきた右サイドの岡岡コンビが二人のコンビネーションで崩す場面も多く見られ、1点は取られたものの札幌ペースで試合が進みます。そして34分、イタカレのパスで完全に抜け出た石井を14番池田が倒してしまって一発レッド。この時間で一人少なくなってしまうのは千葉にとって厳しい状況でした。遠目にはPKかと思いましたがぎりぎりFKの位置だったようです。しかし、このFKを砂川が鮮やかに左隅に決めて同点!(壁の作り方が微妙でコースが空いていた気もする。。)更に43分には砂川のロングパスから石井がシュート。決定的チャンスも、これはゴール左に外れてしまいます。

後半からは岡田に代えて智樹が登場。布陣は下記のようになりました。

札幌
FW:イタカレ 石井
MF:砂川 上里 鈴木 岡本
DF:川崎 吉瀬 金子 池内
GK:佐藤(c)

千葉は後半から24番結城をボランチに上げて2バックの構えに。男前やなぁ。しかし、やはり危険すぎたようで、札幌はボールキープから石井が裏に抜け出す動きで再三チャンスを作れていました。2点目はCKから。50分、上里の右CKをファーサイドゴール前に詰めていた池内がお腹?で押し込んでゴール。池内も曽田に替わって、すっかりネタ系DFの地位を確立してしまいましたねぇ。今日は他にも、相手のボールを奪うとそのまま攻め上がって帰ってこなかったりとか、相手のパスを予想して左に出たらそのまままっすぐ抜け出されちゃったりとか、、見ていて飽きない選手です。
60分には智樹のスルーから砂川が抜け出してシュートも、GKパンチング。61分にはまたも智樹のスルーパスに砂川がGKと1対1、イタカレに戻してシュートも、ゴール左に外れてしまいました。62分には砂川→関、石井→西と交代。64分の池内ミドルはGK正面でしっかりキャッチ。68分の右サイド関のクロスからイタカレヘッドは決定的でしたが、GKがファインセーブではじき出されてしまいます。しかし、74分にスルーパスから抜け出したイタカレがGKを交わして慎重にゴール。イタカレは76分にも右サイド抜け出した智樹からごっつぁんパスをもらって連続ゴール。79分には池内→岩沼。岩沼は交代早々2本シュートを打つも、枠上に。ずっと札幌が攻めまくった後半でしたが、とどめは85分に上里が35mはある位置からロングシュート!ループ気味にきれいな弾道を描いてゴールに吸い込まれていきました。
結局5-1の大勝。相手が10人になってしまったので試合のバランスは崩れてしまいましたが、後半は好き放題攻める事が出来て良い攻撃練習になったのではないでしょうか。以下、選手へのコメント。

GK:佐藤 しっかりコーチングの声を出さないと。
DF:岡田 ナイスラン。岡本と再三サイドを突破。
  →鈴木 そろそろトップで見たいのだが。
   池内 まさに神出鬼没。。ってDFとしてどうなのよ?
  →岩沼 試合後のシュート練習でもなかなか決められず。練習すべし!
   吉瀬 体を張った守備good。
   川崎 楽しそうにライン際を疾走。クロスを相手に当てすぎ。
MF:岡本 テクニックあるキープ&ドリブル。見ていて楽しい。
   金子 後半はヒマそうでした。
   上里 左足の精度は西谷クラス。
   砂川 ほどほどに良く動き、さすがの1ゴール。
  →関  練習ではシュート決めまくり。上手いなあ。
FW:イタカレ 足元に良く収まる。空中戦は元気に任せて、地上戦担当で。
   石井 斜めに走ってボールを引き出す。
  →西  引き続きアピールガンバレ。

posted by roque816 |19:30 | football | コメント(2) | トラックバック(0)

2007年09月08日

ビッグイシュー

20070908-04.jpeg

・ビッグイシュー日本版
http://www.bigissue.jp/

どんな雑誌なのかは上記HPを見てみて下さい。東京に行ったときに新宿駅前などで売っているのを見た事がある人もいるかもしれません。今月から札幌でも発売しているそうな。私は昼休みに道庁前で見かけ、Bonoが表紙だったので思わず買ってしまいました。今後も買うかは未定ですが、内容はまずまずですね。
Bonoインタビューにも出ていたプロダクト・レッド。札幌だとGAPでやっています。

尚、上記ビッグイシューHPに依ると
>9月3日より北海道・札幌での販売がはじまります。
>「北海道の労働と福祉を考える会」と協力し、さっぽろ自由学校「遊」の場所をお借りします。販売場所は、札幌駅西口の紀伊国屋横、同じく駅前大通りの北海道銀行横、西武百貨店横、狸小路入り口付近など、を予定しています(変更の可能性あり)。
だそうです。


posted by roque816 |21:34 | diary | コメント(2) | トラックバック(0)

2007年09月08日

札幌1-1愛媛【疲労コンバイン】

札幌1-1愛媛

水戸戦に続いて足踏みですか、、と思ったら他の上位陣も揃って足踏み。今年はこういった感じで救われる事が多いですね。

愛媛
GK:佐藤
DF:関根 星野 近藤 松下
MF:大山 新井 宮原 江後
FW:大木 内村

札幌
FW:ダヴィ 石井
MF:砂川 カウエ 芳賀 藤田
DF:西嶋 ブルーノ 曽田 池内
GK:高木

スカパーの無料放送のおかげでTV観戦できました。もう時間が経っているので簡単にポイントだけ。この試合の札幌は連戦の疲れも大きかったのでしょうが、後半11分に大塚が入るまでダメダメでした。具体的に言うと攻撃ではビルドアップの形が作れていない、守備ではプレッシャーが弱く、裏を取られる場面が目立っていました。
まず攻撃面についてですが、札幌の攻撃は左サイドがキーポイントになります。といっても西谷の事ではなく、その後ろの西嶋が鍵。札幌がボールを奪うと、まずは西嶋が前の西谷か右前の大塚に預けるのがビルドアップの第一手になります。受けた西谷or大塚にプレッシャーがかかっていなければ前を向いて攻撃開始。相手のマークが付いていて前を向けないようであれば、又西嶋に戻します。西嶋は空いているスペースを狙って前にフィードするか、逆サイドの西澤に展開、という感じで攻め出すパターンが多いです。同じ事を右サイドではあまりやらないのにお気付きでしょうか?この試合では西嶋の前が砂川&カウエでしたがどちらも西嶋からボールを受けに行く動きが少なく、それが札幌のリズムが作れなかった一つの原因ではなかろうかと思います。
守備面での問題は大塚が入って解消されたように、プレスの掛け方でした。カウエと石井が悪かった訳ではないのですが、札幌の守備は通常中山か大塚がプレスに行く所から始まります。それが2人ともいなかったために、結果としてプレスを掛けるタイミングを逸してしまっていました。ここからは蛇足ですが、相手ボールになったときにプレスを掛けないとじっくりタイミングを図ってボールを入れられてしまいます。お互いに止まった状態からのダッシュ勝負では足の遅い札幌DFが不利なのは明らかなので、札幌の守備には前線からのプレスが不可欠になります。もう一つの側面として、前線からプレスを掛けている状態では当然後ろのDFもその動きに連動して動いている必要があるのですが、そのために「足が止まった状態」が発生せず、相手FWとのヨーイドン競争になりづらいという事もあります。
以下選手採点。


高木 4 おかげで助かりました。
池内 2 ゴール以外は酷い出来。失点シーンはあれは無いべ・・・
曽田 2 相手を放す場面多し。
ブルーノ 2 スピード不足で裏取られまくり。
西嶋 2 パスミス多かった。
藤田 3 ボールに触る回数は少なかったがきっちり仕事。
芳賀 2 ミスが多かった。
カウエ 3 悪い出来ではないが、もっと走らないと厳しい。
→大塚 4 入ってからチームが生き返った。
砂川 2 周りと連携が取れず、空回り。
→岡本 3 まだ緊張していた感じ。それでも好パス2本。
石井 3 自分の仕事は出来ていた。
→西 4 はつらつプレー。デビューおめ!
ダヴィ 2 敵ボールを追いかけまくる。ある意味猛犬。

岡田主審 4 石井ちゃんのタックルは黄が妥当。でも全体的に正確。

木島さん 2 なぜに愛媛びいき?

posted by roque816 |21:30 | football | コメント(0) | トラックバック(0)