2009年06月07日
第20節 サガン鳥栖戦
■ 2009 Jリーグ DIVISION2 第20節 コンサドーレ札幌 1 - 2 サガン鳥栖 主審 : 村上 伸次(PR) 観客 : 9,899人 【得点者】 52' キリノ(札幌) 74' 高地 系治(鳥栖) 79' ハーフナー マイク(鳥栖)
いつも通りのお決まりのパターン 新聞紙上で踊る、○○試合負け無し!という文言。 積み上げた負け無し試合は13。 内容をあまり知らない人にしてみたら素晴らしい数字に見えるだろう。 しかし、13試合の内容は7勝6分。 勝率にすると、5割をちょっと超えたくらいだ。 13試合負け無しの絶好調の札幌では無い。 一時の時よりも調子は上向きだが相変らず勝ち切れない札幌が正解。 その証拠に、札幌が負け無しで来た13試合、上位陣との差はジリジリ開いている。 本日の負けで、ようやく化けの皮が剥がれた。 前半は、いつも通り最終ラインを高く保ち、積極的かつ連動した守備から 攻撃に転じるサッカー。 宮澤が、一列下がってボールを受け、サイドに展開なんてシーンなども見られ 前半は点こそ生まれなかったが、やろうとしている形(くずし)は出来ていた。 後半に入っても前半と同様にバランス良く攻め続けた。 先取点の場面は、前節のリプレーを見ている様な形。 征也のグラウンダー気味のクロスに反応したキリノが、相手DFの前に一瞬早く 飛び出し角度を変える技ありのゴール。 その後も攻撃の手を緩める事無く攻め続ける。 しかし、前節同様、シュートを打てども打てども決まらない。 極めつけはキリノのGKとの1対1。 今日の鳥栖GKは当たり日だったが、それでもアレは決めないと… FWが調子を上げていくには、点を取る事しか無いのだから。 そして追加点の無いまま、魔の時間帯に突入する。 それまで、まったく危なげない守備をしていたセンターバックの2人。 そのCB2人の間に走り込んだ高地にやられる。 本当に一瞬の隙だ。 その5分後、今度はCKの折り返しからドフリーでヘッドを押し込まれ逆転される。 あの場面、エリア内に札幌のフィールド選手は8人ほどいた。 その8人全てがボールウオッチャーになっており、マークをぼかしている。 あの集中力の無さでは、点を防げる訳が無い! 90分間、集中を切らさなかった鳥栖。 終盤になるといつもどこかで集中を切らす札幌。 その差がスコアに表れた。 どんなに素晴らしいサッカーを展開しても、ちょっとした気の緩みで試合の 流れは一気に変わる。 今までは、たまたま負けていなかっただけだ!
明日はちゃんと歌えるか?のお返事です、ありがとうございます。