2006年05月05日
あきのさんの勝ち点分析
第1クール終了と言っても、どこぞの身の程知らずのチームのおかげで、 いまだに「暫定」が取れないのですが。しかも、あっさり 1次予選で敗退し、何のための変則日程か分からなくなったしw さて、札幌は現在5勝5敗2分け、勝ち点17の6位と 昨年よりマシだけど、スタートダッシュに成功したとは 言い難い状況になっています。そこで、この状態から 昇格争いに割って入るには、どの程度の勝ち星が目標に なるか、過去のJ2上位の勝ち点率(別名・なおしさんデータ) から考察してみました。第1クールの勝ち点率とシーズントータルの 勝ち点率を並べています(カッコ内は勝ち点数) *02年 1位・大分 84・8(28)→71・2(94) 2位・桜 54・5(18)→65・9(87) 3位・新潟 54・5(18)→62・1(82) 4位・川崎 63・6(21)→60・6(80) 大分が先行逃げ切り。桜と新潟が追い上げた格好。 川崎は勝ち点率6割台ながら、上積みに欠けて置き去りに。 *03年 1位・新潟 57・6(19)→66・7(88) 2位・広島 93・9(31)→65・1(86) 3位・川崎 48・5(16)→64・4(85) 4位・福岡 30・3(10)→53・8(71) 広島が大逃げを打つも、新潟に差される。川崎の猛追届かず。 *04年 1位・川崎 81・8(27)→79・5(105) 2位・大宮 45・5(15)→65・9(87) 3位・福岡 54・5(18)→57・6(76) 4位・山形 60・6(20)→53・8(71) 川崎が驚異の逃げ粘り。大宮も稀に見る追い上げ。 福岡がのらりくらりと、失速した山形をかわす。 *05年 1位・京都 87・9(29)→73・5(97) 2位・福岡 54・5(18)→59・1(78) 3位・甲府 54・5(18)→52・3(69) 4位・仙台 33・3(11)→51・5(68) 京都が逃げ切り。2位以下は勝ち点率6割に届かぬ ダンゴレースに。 こうして見ると、昇格争いに割って入るには、6割台の勝ち点率が ほしいところ。今季のJ2をみても、上位4チームはこの数字を 維持しています。 札幌の勝ち点率は47・2%と5割を割っており、第2クールで トータル6割に持ち直すには72×0・6-17=26・2 つまり9勝分、勝ち点27の上積みが必要となります。 別に第2クールでこの目標が達成できなくても、昇格絶望となる わけではありませんが、その場合、第3、第4クールのノルマは さらに厳しくなります。 過去の例をみても、勝ち点率5割未満のチームが3位以内に入った ケースは03年の川崎、04年の大宮しかありません。03年の川崎は 第2クール6連勝、第3~第4クール7連勝を記録しており、 04年の大宮はまだ記憶に新しい終盤13連勝を記録しています。 このレベルの「固め打ち」をどこかで残さないと昇格争いは厳しいと 言えます。 というわけで、第2クールは勝ち点27が目標。まずは水戸を下し、 その後の「眼下の敵」神戸、鳥栖をホーム連戦で叩きたいものです。 (text by あきの@福岡)
posted by agre |22:24 | あきのさんのコンサレポ | コメント(0) | トラックバック(1)
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