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ゼロックスカップとコンサ系

2007年02月24日

ゼロックススーパーカップはJ優勝の浦和と天皇杯2位(哀れ)のガンバの対戦。一週間後に迫ったJ開幕に向けての仕上がりを見る上でも注目の一戦でした。
結果は4-0でガンバの圧勝。内容もそのままガンバがやりたい放題やった感じでした。私は後半だけしか見ていないのですが、ガンバはマグノがこぼれ球を押し込む×3点と二川の見事なミドル。代表に行っている家長の代わりに安田が左サイドバックに入りましたが、積極的な動きを見せてなかなかの出来ではなかったかと思います。
反対に浦和はちょっとやばめ。サッカー云々以前にフィジカルコンディションが全く整っていないように見えました。是非をめぐって色々議論されていたブルズ杯への参加が祟っているのでしょうか。後一週間で仕上げるのは難しいのではないかと思われますが、どうなるでしょうか?

余談ですが、個人的に勝手に注目しているポイントを一つ。今年の浦和の胸スポンサーは国内用がSAVAS、海外用がDHLだそうです。浦和の胸スポンサーといえば、2005年が三菱自動車、2006年がJ-PHONEと、その年災難に見舞われる企業がラインナップされていますが、今年は何事もなく過ごせるでしょうか?
あ、後もう一つ。何気なく浦和の公式HPを見てみると、いつの間にか朝日新聞社がスポンサーになっているんですが!うーん、おいら知らなかったよ。。。もう朝日は読みません。

コンサ関連では、藤田征也がU-20代表合宿に選抜されています。J's GOALの日程表を見ると主力組にエントリーされているような気がしないでもないのですが、期待しても良いのでしょうか?U-20の右サイドといえば田中アトム、山本という辺りがライバルになるでしょうが、昨年末からの成長を見ればメンバー入りは十分可能と思っています。


post by roque816

15:57

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U-22日本代表0-0U-22米国代表

2007年02月21日

ついこの前オフになったと思ったら、もう一年の始まりです。BSでフランス-アルゼンチンの親善試合をチラ見したのを除けば、これが2007シーズン初観戦試合になりました。日本の先発は下記。

GK:松井
DF:青山直、伊野波、水本
MF:水野、本田拓、梶山、本田圭
FW:李、平山、カレン

日本国籍を取得したばかりの李がいきなり先発。青山敏が怪我のため、梶山と組むボランチには本田拓が入りました。
開始から主導権を握ったのは日本。3トップ+攻撃的な中盤構成が上手く機能してアメリカを自陣に釘付けにする時間が続きます。両サイドでは水野・本田圭という「エクストラキッカー」がウイングの一人と絡み、数的優位から崩す形を多く作っていました。更に今日は中の人数も足りており、FW2人+梶山辺りが中央からチャンスを作る場面もありました。去年の日中韓対抗でもサイドの崩しは多くありましたが、中央のバイタルエリアを使った攻めは今回の合宿で新しく練習したものなのでしょう。そういった意味では攻撃は合格点を付けたい所でしたが、いかんせん点が取れませんでした。梶山のミドルはGKに弾かれ、平山は決定的チャンスを凡シュートでつぶしてしまいます。他にも多くのセットプレーがありましたが、これも無得点。まあセットプレーは良いキッカーが揃っていますし、本番では色々と小細工を練習すると思うので心配するのは少し早いですかね。
日本の攻めを耐える一方だったアメリカでしたが、前半30分辺りから段々攻撃の形を作れるようになってきました。7番、17番辺りが攻撃の中心としてボールを回していましたが、さほど怖い場面は少なく前半終了。30分までの猛攻で点が取れなかったのと、それ以降のへたれっぷりが印象的な前半でした。
後半開始からも勢いはますますアメリカに。前半は全く消えていた9番が生き生きとしてドリブルを仕掛けてくるようになってきました。日本はせっかくボールを奪っても上手くつなぐ事が出来ず、中盤で取りかえされる悪循環に陥ってしまいます。本来のゲームプランとしてはサイドの本田圭&水野の技巧でボールキープする予定だったと思うのですが、周りのサポートが少なく失敗する場面の方が多かったようです。思い切ってクリアして平山にポスト役をお願いするのも有りだと思うのですが、敢えてそうしないのは志が高い証拠、と前向きに受け取っておきましょうか。
日本の3-4-3は4人の中盤が一列に並ぶ形なので、守備に回ったときにやや後手に回る感じになってしまいます。後半は攻勢を強めてきたアメリカに対して中盤が抜かれてピンチになったり、中盤とDFラインの間を上手く使われたりしていました。そこで反町監督はカレンに代えて増田を投入し(後半15分)、システムを3-5-2に変更します。これによって中盤が二列になり、前後から相手にプレッシャーをかける形が作れるようになりました。しかし、本田圭のFKから平山の強烈なヘッドはバーを叩くなど、相変わらず点が取れません。尚も本田圭→家長、李→苔口、本田拓→谷口、平山→森島とカードを切りますが、それも報われず。後半40分過ぎには水野が右サイドから華麗なステップで二人を交わしてシュートを放ちましたが、惜しくもファーポストを叩いてしましました。
それにしても日本の中盤は豪華です。本田圭、水野、梶山、家長、谷口、増田…と、タレントが多すぎて悩んでしまう位。この試合でもアメリカとは桁違いの技巧を色々見せてくれましたが、これはきっと「キャプテン翼」の影響が大きいのでしょう。いや、冗談ではなく^^;、オシム監督の言う「日本にしかできないサッカー」はこの若者たちが魅せてくれたサッカーなのではないかと思います。

GK:松井  5.5 今日は飛び出しのミス一回だけ。
DF:水本  5.5 前線に残ってシュートを打ったのは、さすがオシムチルドレン。
  伊野波 5.0 いつもよりは余裕のない守備。
  青山直 5.0 対人にややミス多し。狙われていた?
MF:水野  6.5 最後のシュートはカカっぽい!
  本田拓 6.0 運動量もあり、まずまずでは。
 →谷口  - 評価なし。本人は先発でやれると思っているはず。
  梶山  6.0 相変わらずキモいほどの技巧。日本のシャビ!
  本田圭 6.5 最近は泥臭いプレーも上達。日本のピルロ!
 →家長  6.5 持ち味のドリブル突破で魅せた。日本のロッベン!
FW:李   5.0 周囲との連携はこれから。
 →苔口  - 評価なし。惜しいシュート一本。
  平山  5.0 今日は悪い平山。のんびりした感じ。
 →森島  - 評価なし。やせなくて大丈夫?
  カレン 5.5 君は代表だと点取れないねえ。。。動き自体は悪くなかった。
 →増田  6.0 途中出場で流れを変えた。


post by roque816

21:04

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片上五段への提言としての観戦記論

2007年02月18日

今回は将棋の観戦記=つまり新聞の将棋欄についての話です。将棋の対局者本人が書いた物は自戦記と呼びますが、ここでは観戦記という表現に統一しておきます。
最近は将棋のプロ棋士でもブログを書いている方が多くいらっしゃって、私も何人かの棋士のブログをよく見ています。題名にある片上大輔五段のブログもその一つなのですが、氏がブログ上で将棋界の問題について提言を行っているのを拝見して、私見を述べさせて頂こうと思い立った次第です。第一弾は観戦記問題にしましたが、今後も勝手にタイアップする形で諸問題について色々愚考してみようと思います。(コンサがオフシーズンなもので^^;)
そもそもなぜこの話題が今盛んに論じられているかといえば、前のエントリーとも掛かる所がありますが、結局は今までの将棋界の枠組みが崩れようとしているからでしょう。

江戸時代のプロ棋士といえば大橋家と伊藤家という二大家元の事であり、彼らは将軍お抱えの宮仕えの身でした。まあ公務員なので生活は安定していますね。
そして、明治時代に世襲制ではない現在のようなプロ棋士という職業が出来てからは、彼らの収入は専ら新聞社に頼る事になりました。つまり、①指した将棋の棋譜を買ってもらい、②新聞紙上で解説する事で原稿料を得るというビジネスモデルが成り立っていた訳です。このシステムは現在もなお続いており、新聞社からの契約金が日本将棋連盟の一番の収入源となっています。一般の将棋ファンにとっても専門誌や新聞紙上でプロ棋士の棋譜を見るのが一番の勉強法であり、指し手と共にある観戦記はその将棋についてほぼ唯一の解説だったのです。戦後はプロ棋戦の増加=将棋欄を掲載する新聞の増加に伴って、観戦記を専門に書く「観戦記者」という職業まで登場しました(ほとんどは主催紙の将棋担当の記者ですが、フリーの記者もいます)。

ところが二十一世紀になり、長い間続いてきたこのシステムが変化の兆しを見せています。その原因としては、将棋人口の衰退に対する危機感という事もありますが、もっと本質的な物としてインターネットの登場があるかと思います。
上記の「既存システム」に対抗する事例としては、①インターネットの普及によって高レベルの棋譜を簡単に手に入れる事が可能になった、②その将棋についての詳細な解説も出始めてきている、という事があります。より具体的に言うと、①ネット対局で毎日プロ級の人たちの将棋を観戦できる、タイトル戦では既にリアルタイムでのネット中継が当たり前になっている、②対局者本人のサイトでその将棋についての解説を見る事が出来る、という事です。
例えば竜王戦の将棋を楽しむのに①ネット中継を見て、②渡辺竜王のブログで解説を見れば、わざわざ読売新聞の将棋欄を待つ必要は全く無くなってしまいます。つまり、「インターネットを見れば何でもわかるから、新聞を見なくてもいいや。」という新聞業界の悩みと全く同じ問題が将棋欄についても起こっているという事です。

これを解決するには色々試行錯誤が必要でしょうが、結局は「文章の質を上げる」という事につきるのではないでしょうか。ネットと違って新聞には物理的な制約があるので、情報を届けるスピードや解説のボリュームで対抗するのは勝ち目がありません。(仮にこの部分で対抗しようとするとネット中継の廃止等「情報囲い込み」の手法を使う事になりますが、これが時代遅れの手法であることは自明でしょう。)
新聞紙上に載る観戦記には、ネットのスピードに対抗しうる質を持ち、なおかつ専門誌を読まないライトなファンの興味を引くような文章が必要になります。しかし、新聞の観戦記を見る価値があるかと言えば、現状ではどちらの点でも少し厳しいと言わざるを得ません。

現在の観戦記でよくありがちなのは「○○では××とした方が良かった」や「この局面で△△という手は~~があるので成立しない。」という、ただ手順の解説をしているだけの文章です。個人的にはこのパターンが最も苦手で、「観戦」記というからにはもっと「リアル」を表現する文章でなければ意味がないと思うのですが。。。
文章が長くなりそうなので、私の提案はまた後日に分ける事にします。


post by roque816

20:08

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気になるニュース~サッカー以外

2007年02月10日

最近は週末にまとめて更新するのが続いています。まー、しょうがない。善処します。

・グリーンピースが鯨を食べる
環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」が「くじラブ・ワゴン」というサイトを開設しました。日本の捕鯨文化を紹介する番組を放送し、何と番組内で鯨肉の試食もするとの事。この問題に関する日本人と彼らの立場は決定的に違っていますが、少しでも相互理解に努めるのはとても重要な事ですね。
http://www.whalelove.org/wagon/

↓かと思ったらこれですか・・・(注:グリーンピースとは別団体)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070209-00000114-jij-int

・将棋世界3月号レビュー
名人戦問題の特集記事に抗議する意味で、最近は購入を控えています。立ち読みで済ませてしまったので、ざっとメモ。
米長氏はきちんと謝罪すべきと思いますが。礼を重んじる世界の会長とは思えません。
王座戦特集、良かったです。上地さんはいい文章を書きますね。
4コマ漫画の一番右は問題作。あれでは佐藤棋聖にも登山家にもあまりにも失礼すぎます。一回挑戦するのがどれだけ大変か知っているのでしょうか?バトル氏のように羽生氏を悪役にすると「ああ、いつものやつね」とニヤリできるのですが。
神様に角落ちでどうか?という質問はトッププロなら9割勝つと答えて当然でしょう。角ではあまりにもハンデが大きいので、香落ちでどうか聞いてみたい気がします。羽生氏で勝率1割とか、そういうレベルでしょうかね。
今月のサロンは簡単でした。私なら2番が優秀作かな。

・「ほぼ日 佐伯夕利子さんの経験論!」
http://www.1101.com/experience4/index.html

サッカー以外と書いたのに、サッカーネタになってしまいました。佐伯氏については存じ上げなかったのですが、女性で、しかもスペインでサッカー監督をされているという凄い方のようです。お話の内容もなかなかうなずかされるものになっています。
全6回連載ですが、優秀な監督が性格が悪いという例にモウリーニョやカペッロが出てくるのに笑。尊敬する監督にアギーレを挙げていますが、メキシコ代表のサッカーが素晴らしいのは、やはりアギーレが人間的に素晴らしいからでしょうか?
ヤンツーさんは教育者としては立派ですが、監督としてはいい人すぎましたかね・・・三浦さんはどうでしょうか?


post by roque816

00:25

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カズの熱き魂、その他気になるニュース

2007年02月09日

2/9付の日本経済新聞にカズ(本物)のコラムが載っていました。覚え書きなのですが、内容は「遊び心を持ってプレーする事が大切。」というもの。何と「見に来てくれた人がそれを感じられなかったら、僕の表現力が足りなかったせい。」とまで言い切っています。すげー!やはりこの方は本当のプロなんですね。引退する前に一回見に行こうかな。。。
もっとも、ただファンサービスのためという訳でもなくて、「余裕を持ってプレーする事で相手との駆け引きを有利に進められる。」という利点もちゃんと説明してくれています。調子が悪いとプレーが小さくなってしまいがちな智樹や藤田に贈ってあげたい言葉です。

・コンサネタ~川崎、城南に引き分け、水原三星に勝ち
まあ、練習試合とはいえ勝つ事は悪くありませんが、どうしてもプレシーズンマッチが好調だと2002年を思い出してしまいます。皆様、くれぐれも慎重な対応を。。。
今日の「コンサにアシスト」で、城南戦のハイライトをやっていました。元気君2ゴールは素晴らしいですが、西へのラストパスは自分で打って欲しかった・・・天皇杯ガンバ戦の相川へのパスを思い出してしまいます。元気君には、鈴木隆行師匠のような熱い情熱をプレーに出してほしいです。守備の連携が不味いシーンもありましたが、システムを新しくしたのだから今はまだ辛抱する時期でしょうか。
監督&砂川のコメントにもありましたが、やはりとなりの国の方々とは荒れた試合になりますね。今日の試合では退場者も出たそうですが、くれぐれも怪我には気を付けてほしいものです。大宮辺りでも問題になっていましたが、わざわざ犬に手を咬まれに行く事はありません。

*その他サッカートピックス*

・フランシスマールが長期離脱
川崎初優勝のためには貴重な新戦力。札幌との練習試合でいきなり怪我をしてしまいましたが、どうやら重傷のようです。自己弁護をする事になってしまいますが、相手がGK林だっただけにそれほど札幌側に非があるようには思えませんが。早期の復帰を願っています。
他にも清水の戸田が痛んでしまいました。繰り返しますが怪我にはくれぐれも・・・

・柏の李忠成が日本国籍取得
これは代表にとって久々の大型補強ですね。22歳とまだ若いので、北京五輪も狙えそうです。昨年はメタメタにやられた記憶がありますが、韓国人選手らしいスピードとテクニックのあるウイングタイプという印象です。神戸の朴カンジョと両ウイングやったら面白そうですね。
(そういえば、カタール代表になった某エメ氏は元気かな?)

・U-23日本代表発表
米国戦と五輪予選1試合を行うようですが、まずは無難な選考結果か。このチームは中盤の豪華さと比べてFWのタレントが少し足りなめです。特に平山とコンビを組むセカンドトップがいないので、上述の李が入る可能性は大いにありますね。U-20世代では林・福元・内田・森島の4人が入りましたが、これはU-20W杯への強化(尻叩き)かと。

・1月の欧州移籍
ロナウド→ミラン。リケルメ→ボカ。ううむ、都落ちですかね。ミランはセカンドトップを取るべきだとは思いますが、ロナウドはとりあえず点だけは取ってくれそうです。クレスポ&シェフチェンコをチェルシーに逃してしまったのは痛恨ですね。
ラーション→マンU。オッド→ミラン。マスチェラーノ→リバプール。ラーション先生は元気だなー。オッドは衰えが目立つカフーの後継者か。リバプールはシソコがリハビリ中だったでしょうか。
ヒッツフェルト→バイエルン監督。伊藤翔、梅崎→グルノーブル。現在首位と11ポイント差で4位のバイエルンはついにマガト監督を解任。そして教授が復帰ですか。グルノーブルはあまり手荒な事をすると、いい事ないと思いますがねぇ。前千葉GMの祖母井氏がフロント入りして少しは良くなるのかな?


・スポナビブログより↓
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/asa8043/article/35
こえ~。。。初耳なので、いずれにしても今後の展開を興味深く見守ろうと思います。


post by roque816

17:22

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将棋界の2006年~総括~

2007年02月02日

ずいぶん前に書きかけていたものを置いておきます。ここを見て下さっている方で将棋ファンというのは少ないと思いますが、自分の備忘録として。常々、サッカーと将棋というのはかなり両極端な(対照的な)ゲームであると思っているのですが、折に触れてその話もしてみたいと思います。
2006年の将棋界は、今後数十年の未来を左右する3つの大事件がありました。それが下記の3件ですが、どれも「将棋界はどうあるべきか?」という根本に関わる、深くて難しい問題を抱えています。

1.名人戦問題~なぜ将棋でメシを食えるのか?

 詳細は「勝手に将棋トピックス」さんに纏められているので、そちらをご参照下さい。今回の件で私が個人的に言いたいのは、今の日本将棋連盟理事会がビジネスというものを全く理解していない事ですかね。もしHFCがこんなお粗末な対応をしていたら、札幌サポの皆さんからはブーイングの嵐が吹き荒れるかとw
そもそも朝日新聞社と毎日新聞社は長年名人戦の主催を巡って争ってきた歴史があり、将棋連盟はそのおかげで様々な恩恵にあずかってきました(例:毎日の王将戦設立、朝日の全日本プロトーナメント(現朝日オープン)設立)。その朝日と毎日を連合軍にさせてしまった事は、今後は1対2で戦う事を意味し、将来の契約金交渉で不利に作用する可能性大です。その後、連盟は名人戦VS竜王戦(読売新聞社主催)というもう一つの対立軸を利用して契約金大幅UPを目論んでいたようですが、結局は朝日から「普及協力金」と言う名の一時金をもらっただけに終わっています。これからの課題としては「普及協力金」をどのように生かして将棋衰退の流れを止められるかだと思いますが、まあお手並み拝見という事にしておきましょうか。
他にも色々言いたい事もあるのですが、将棋世界1月号での特集があまりにもひどかったので、一々批判する気もなくしてしまいました。

2.女流棋士独立~アマに対するプロはどうあるべきなのか?

 これも重たい問題ですね。女流棋士は男性棋士よりも実力は劣っていますが、将棋という男の趣味においては貴重な存在だと思います。我々がプロサッカー選手と一緒にフットサルをやるとして、フッキと川上直子だったら当然川上さんを希望しますよね?w ということで、今後はよりレッスンプロとしての意識を高めていって欲しいものです。

3.将棋倶楽部24買収~将棋が強ければプロなのか?

 これはインターネットの世界での大事件ですね。これも将棋をやらない人にはなじみがないと思うのですが、全国の初心者からプロまでが集まる「将棋倶楽部24」という有名サイトがあるんですよ。誰でも無料で(しかも自宅で!)将棋対戦&観戦ができるというのは画期的な事で、これによって地方の将棋レベルは格段に上昇したと思います。サッカーで言ってみれば、宮の沢でいつでもバルセロナと練習試合が出来るようなものです!
ここで問題となるのが、自宅でプロorそれに準ずるクラスの将棋が見られる時代に将棋プロの存在理由ってなんでしょうか?並のプロ級の将棋なら「24」でも見れるので、今や将棋を指しているだけでお金を取れるのは上位30人程度の棋士だけではないでしょうか。インターネット道場という強力なライバルに対して採りうる対抗策というのは、プロ棋士としての含蓄に溢れる指導という道しか残っていないのではないかと思います。(要するに、もっとアマチュアへの普及をまじめにやれ、という事ですね。)
昨年、日本将棋連盟はこの「将棋倶楽部24」の買収を発表しました。このこと自体はライバルの「近代将棋」誌への対抗策と思いますが、前述のように「プロ棋士」と「インターネット道場」というのは対立する関係にあるので、連盟がこの貴重なサイトを有効に運営できるのかという点に関しては疑問視せざるを得ません。(余談ですが、近代将棋を潰しても将棋界にプラスの効果は全くないと思うのですが・・・)

<プロタイトル戦結果>
タイトル 保持者 スコア 挑戦者 結果
名人   森内  4-2  谷川  防衛
竜王   渡辺  4-3  佐藤康 防衛
棋聖   佐藤康 3-0  鈴木大 防衛
王位   羽生  4-2  佐藤康 防衛
王座   羽生  3-0  佐藤康 防衛
棋王   羽生  1-3  森内  奪取
王将   羽生  4-3  佐藤康 防衛
(朝日)  羽生  3-1  藤井  防衛

七大タイトル戦では、森内名人が棋王を奪った以外は全てタイトル保持者の防衛という結果。また、登場したのもほとんどが羽生世代であり、表面上はあまり動きがなかった一年でした。しかし、盤上では力戦振り飛車や一手損角換わりなどの新しい戦法が多く試され、数年前までの序盤に対する閉塞感を吹き飛ばす新鮮な将棋が多く指されました。
特に5つのタイトル戦に登場した佐藤棋聖は毎局のように斬新な構想を披露し、「魅せて勝つ」を実行する活躍でした。いずれも負けてしまいましたが、王将戦・竜王戦のフルセットの戦いは今年一番の名勝負に挙げられるかと思います。

<女流タイトル戦結果>
名人   清水  0-3  矢内  奪取
王将   千葉  3-2  中井  防衛
王位   清水  3-1  石橋  防衛
倉敷藤花 清水  1-2  斎田  奪取

長年、清水・中井・斎田の三強時代が続いていた女流棋界でしたが、今年は矢内・千葉・石橋の新三強がタイトル戦に登場し、旧三強に2-1の勝ち越し。高い壁でしたがついに捉えつつある印象です。独立問題で盤外での苦労も多くなるでしょうが、新しい風に上手く乗って一気に世代交代となるでしょうか?と書いておいたら、今年のレディースオープントーナメントで里見香奈女流1級が大ブレイクしました。矢内女流名人との決勝戦は現在1-1で、最終局は2/22に行われます。これまでの2局を見た印象では、実力はすでに五分に近いでしょう。この里見さんも地方在住ながら「24」で強くなった人の一人だそうです。


post by roque816

08:30

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2007年展望~J2編

2007年01月26日

ということで、2006年の反省会をしないままに展望を書く訳ですが^^;
去年の札幌について軽く振り返ってみると、柏&神戸の降格組が昇格に絡むのは当然として、札幌はその次の第二グループに位置すると思われていました。具体的に言うと、仙台・東京V・鳥栖といった辺りがライバルで、彼らの上に行けば3位かなというのが開幕前の印象でした。・・・実際には横浜FCの大駆けで全てが机上の空論に終わった訳ですが。

今年も降格組の京都・C大阪・福岡に仙台の4チームが絡むのは、まず必然でしょう。札幌がここの争いに加わり昇格できる確率はズバリ、50%と予想します。(以下、J2移籍情報の記事もご参考下さい)

・札幌はチーム得点王だったフッキが抜けたものの、昨季の彼がチーム組織力の面では大きくマイナスだった事を考えればそれほど痛い損失ではないはず。長年の懸案だったDFにブルーノが加入した事がなんといってもプラス材料です。新外国人のダヴィ&カウエと藤田・上里・相川ら若手の成長を見込めば、戦力的には大幅プラス評価といって良いでしょう。ポイントは交代した三浦監督がどれだけ早くチームをまとめられるかでしょうが、昨季と同じ3-5-2で戦えば問題なし!と言い切っておきましょう。逆に4-4-2も採用するなら、少し長い目で見た方がいいかも。

・京都は黒部、林とFWを多く放出しているのが気になります。アンドレ&パウリーニョの2トップはそこそこやるでしょうが、昨季も得点力不足に泣いただけにFWを補強しなかったのは不思議です。しかし、中盤から後ろはほとんど変化がないだけに一昨年と同じく昇格候補筆頭と言って良いでしょう。昇格可能性70%

・C大阪は昨季のヴェルディ感が漂うチームですね。選手も大幅に入れ替えて一からチームを作らないといけないだけに、監督をヤンツーさんではなくて都並氏にしたのはどうだったか・・・昇格可能性10%

・福岡も京都と同様に、いかにもFWが手薄。後ろの人材流出が千代反田だけで済んだのは幸運でしたが、逆にディフェンスリーダーを誰が代わりに務めるかが問題です。新監督のリティの手腕に期待、と言いたい所ですがこの陣容ではさすがに苦しいか。昇格可能性30%

・仙台は毎年の事ながら、新外国人の力量を見てみないと判定不能ですwしかし、関口や萬代など若手で成長してきた選手が多いので、昨季と同じくらいのチーム力は維持していると考えて良いと思います。土壇場にきてGKシュナ潤の加入は大きいですね。昇格可能性50%

・東京Vは、今年は少しは期待できるかな?といった印象でしょうか。ラモス監督も自ら言っている通り、「これで昇格できなかったらクビ」という陣容でしょう。と言っても素直に評価できないのは監督リスクが大きいからw昇格可能性30%

・その他では鳥栖がほとんど補強していないのが気になります。新居&シュナ潤の穴をどう埋めるのでしょうか?山形と湘南は毎年の事ながら粒ぞろいのチームという印象でしょうか。昇格可能性全部足して10%

ということで、札幌の昇格可能性は2.5枠の中で50%、2番人気としてみましたが如何でしょうか?ちょっと甘いかな?


post by roque816

21:39

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映画3本

2007年01月20日

「天国の口、終わりの楽園」

以前見た「モーターサイクル・ダイヤリーズ」が面白かったので、主演のガエル・ガルシア・ベルナルつながりで見てみた。評価はまあ、(苦笑)という感じでしょうか。若い二人には大人への素晴らしい旅となったでしょうが、ヒロインのルイサにとっては・・・作中にもあった「坊やのお守りなんて懲り懲り」というのがそのまま当てはまってしまうのではないだろうか。後半に一人海岸で泳ぐシーンが一番開放された瞬間に感じられたのは、制作者の意図せざる所ではあるだろうが、まさにその通り!という印象。

「dolls」

四季の風景が美しい。人間の営みは美しい。菅野美穂も美しい。愛は美しい。儚きものこそ美しい。
芸術というものが「美しさ」という観点でのみ評価されるのであれば、本作は間違いなく最高点に近い点を得るであろう。また、北野監督の作品は脚本もさることながら、演出面でいつも唸らされる。全場面において全く隙がない(私の力量では見出せない)のには感服するほかない。
温井さんと、老たけしといった風貌の組長の一途な思いもいい。だが、私には消えてなくなる瞬間の美しさがわからず、どうしても悲しさが先に出てしまう。まだ修行が足りないか。

「男はつらいよ 拝啓寅次郎様」

47/48作目。BS-2では2年をかけて全作品を放送してきたが、ついに大団円に近づいてきた。もっとも、劇場公開は1969~1995年だから、実際には36年間かかったのだが。本作の公開は1994年で「随所に昭和は遠くなりにけり」という雰囲気がある。(例えば、宿屋がセットであるとか、満男がタクシーを使っている所。携帯やワープロまで登場している!)
本作の寅さんはまるで悟りを開いたかのような重い言葉が印象に残る。まるで死を前にして自分の魂を引き継ぐかのように、満男に商売の心得・恋愛の貴さを説いている。一方で自分の恋愛に関しては、「何、ただきれいだなと思ってぼーっと見てただけだよ。」と。達観してますねえ。


post by roque816

23:19

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戯れ言

2007年01月19日

「水曜どうでしょう?」最新作が始まりました。再リベンジですか!w
うれしーのカメラが新しくなった気がするのは私だけ?(音の拾いがいい、ズームができるようになった)
8日間で3千キロとは、過去と比べたらずいぶん緩い設定のようですね。もちろんタダで済む訳がなく、何か仕掛けが待っているのだと思いますが・・・私の予想は○○です(←これじゃわかんね)。
種明かしは来週でしょうか?

不二家報道、ここまでくるといじめのような感じもします。不二家のぬるい企業体質にそもそもの原因があるのは当然ですが、マスコミの報道は冷静さを欠いた単なるバッシングと化してると思います。報道各社にはサッチーバッシングなどの芸能人たたきとは訳が違う事を認識してもらいたいものです。仮に、現在休業に追い込まれている罪のないケーキ屋が潰れてしまったら、その人達の狂ってしまった人生にどう贖罪(しょくざい)するのでしょうか?
また、食品業界の現場を知っている人なら、今回の件が他人事で済まされない怖さを感じますよね?


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00:01

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移籍情報~2007 冬J2編

2007年01月15日

完全に自分のための備忘録であるこのエントリーですが、眺めているとなんとなく各チームの動向が見えてきたりもします。(年寄りを集めている某緑とか・・・?)
追加などありましたら、できるだけ都度更新します。

【J2】

札幌   in:高木(大宮)、ブルーノ・クアドロス(C大阪)、岡本(ルーテル学院高)、岩沼(前橋育英高)、ダヴィ、カウエ、
       out:フッキ(川崎)、千葉(C大阪)、高原(練習生)、加賀(磐田)、清野、セバスティアン

仙台   in:中原(新潟)、シュナイダー(鳥栖)
       out:高桑(横浜FM)、村上(川崎)、チアゴ・ネーヴェス、大柴、ボルジェス

山形   in:北村(横浜FC)、豊田(名古屋)、石川(鹿島)
       out:原、レアンドロ、阿部(横浜FM)、高橋

水戸   in:鈴木孝(鳥栖)、鈴木和(京都)
       out:桑原(札幌)、アンデルソン、権東、

草津   in:秋葉(徳島)、桑原(札幌)
       out:高木(札幌)、島田(大宮)、斉藤、太田

東京V   in:土屋(大宮)、服部(磐田)、フッキ(川崎)、名波(磐田)、オサマ(東京Vユース)、船越(新潟)、吉武(横浜FC)
        out:玉乃(横浜FC)、大橋(川崎)、長野(福岡)、石川(鹿島)、マルクス(横浜FM)、シウバ

湘南   in:ジャーン(F東京)、原(山形)、柿本(C大阪)
       out:佐藤(東京V)

京都   in:倉貫(甲府)、西野(磐田)、森岡(清水)、秋田(名古屋)
       out:黒部(千葉)、林(磐田)、アレモン

C大阪   in:羽田(鹿島)、アンドレ(徳島)、濱田(鳥栖)
        out:徳重(京都)、名波(磐田)、柿本(湘南)、ブルーノ(札幌)、ピンゴ、山田、大久保(神戸)、西澤(清水)、下村(千葉)

徳島   in:青葉(東京V)
       out:秋葉(草津)、アンドレ(C大阪)、玉乃(東京V)、金、高橋、辻本

愛媛   in:大木(広島)、松下(磐田)、藤井(磐田)
       out:高萩(広島)、菅沼(柏)、田村(広島)

福岡   in:長野(東京V)、久永(大宮)、宇野沢(柏)
       out:千代反田(新潟)、藪田(横浜FC)、水谷(柏)、岩丸(神戸)、バロン

鳥栖   in:
       out:鈴木(水戸)、濱田(C大阪)、新居(千葉)、シュナイダー(仙台)、小林


post by roque816

21:41

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