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2006年09月10日
小笠原が移籍して新しいチーム構想を練り直さなければいけない鹿島と、なんとか降格圏から逃れたい京都の一戦。両者の必死な状況がいい方に現れた、面白いゲームでした。 鹿島は小笠原の後継者に野沢を考えているようですが、2トップのアレックス・ミネイロと柳沢との連携はいま一つ。とりあえずボールを預ければゲームを作ってくれた小笠原に比べて、野沢はどちらかというと自分で崩していくタイプ。今日の試合でもなかなか積極的な動きを見せない2トップにボールが入ることは少なく、自分でドリブルをする場面が多く見られました。また、中盤は野沢、ファビオ・サントス、フェルナンド、増田と技術のある選手をそろえましたが、ここら辺の構成はまだまだ改良する余地がありそうです。中央からはなかなか崩せない鹿島でしたが、もう一つの武器である両サイドバックが切れのある突破を見せ、前半は主にサイドからチャンスを作っていました。 京都はまず守備からしっかり入って、奪ったら前線に早いパスを出す、カウンター主体の組み立てをしてきました。パウリーニョ、林、中払といったスピードのある選手を鹿島DFはなかなか捕まえきれず、組み立てはシンプルながら多くのチャンスを作り出しました。大岩の欠場によってCBに入った青木が不慣れからか、再三ポジショニング(マーキング?)でミスを犯した事、(これもよく見られる光景ですが)右SBの内田が中に絞っても相手をフリーにしてしまう弱点が出た事、この辺が京都に有利に作用していました。 最初のビックチャンスは鹿島。カウンターから野沢が左サイドに切れ込み、右足のシュートフェイントで相手DFをかわしてから左足で巧みなループシュート!ボールはゴールに向かって行きましたが、オフサイドポジションにいたアレックス・ミネイロが最後にさわってしまったためノーゴールになってしまいました。 後半に入って、鹿島は動きがかみ合ってない2トップに代えて田代と深井を投入します。すると、すぐに左SBの新井場の速いクロスに深井が突っ込み、クリアをあせった京都のDF児玉がオウンゴールをしてしまいます。さらにゴール前に高く上がったボールに反応した田代がGKとぶつかりながらもヘディングシュート。これは主審・柏原氏の不可解な判定によって得点が取り消されてしまいましたが、気迫のこもったプレーを見せた2トップのおかげで鹿島に活が入りました。京都は高さのあるアンドレ・松田を前線に投入してパワープレーを仕掛けますが、なんとか鹿島が守りきって試合終了。最後の攻防には両チームの気迫が伝わってきました。 京都は残留争いでは厳しい状況に置かれていますが、まず守備から入るという方針はしっかりしていて良いのではないでしょうか。後は新加入のFWアンドレがどれだけチームにフィットするかがポイントになりそうです。この選手はポルトガルリーグで活躍していただけあって、得点能力には光る物があります。 実況の泉アナは鹿島vs浦和戦以来でしたかね。今日はなかなか的確な実況で、感心しました。鹿島の試合の担当が多いのは茨城在住だからでしょうか? 後、昨日の千葉vs清水戦の問題のシーンを見ました。千葉のハースのシュートを清水GKの西部が完全にPA外で止めています。完全にレッドカードもののプレーだけに、これを見逃すのはちょっと・・・ 主審は山西氏でした、とメモ。
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