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U-19 日本2-2(PK3-2)韓国

2006年11月11日

U-20W杯出場という第一目標は突破したものの、まだ悲願のアジアユース初優勝という目標が残っている日本。準決勝では大会三連覇が懸かっている最大のライバル韓国と対戦しました。
幸か不幸か私は地上デジタルで生放送を見る事ができるのですが、開始1分後くらいにTVをつけるといきなり日本0-1韓国の文字が。詳細は不明だったのですが、どうやら開始30秒で先制されてしまったようです。例によって音声を消して見ていましたが、前半は失点のショックからなんとか立ち直ろうとしていた感じでした。デカモリシが2回ほどチャンスを外したのは頂けませんが、内容は押していたのでそれほど不安は感じていませんでした。すると後半開始早々に柏木のスルーパスから森島がついに決めて同点に追いつきます。このままの流れで逆転できれば良かったのですが、徐々に足が止まって韓国に攻められる場面が多くなっていきます。すると後半40分にロングボールの競り合いで裏を取られた槙野が相手FWを後ろから倒してしまい、一発退場(妥当な判定でしょう)。今大会では守備陣の核となっていただけに、非常に痛いミスでした。
やむなく日本は田中アトムに代えて森重をCBに入れ、窮地をしのぎます。
延長戦でも一人少ない日本に対して韓国がサンドバッグ状態で攻めまくりますが、シュートがことごとく宇宙開発。対して日本は延長前半終了間際に本当のワンチャンスを青木がものにします。延長後半に韓国は直接FKを決めて同点としますが、続く好機を相変わらず中山元気君なシュートで外しまくってしまいます。結局2-2でPK戦での決着となりましたが、この時点で流れは日本のものだったでしょう。しかし、このPK戦がまた大変な展開になりました。

日本 ○ 梅崎が冷静にGKの逆をとって真ん中やや左に決める。
韓国 × 慎重に右サイドを狙ったが、ポスト。
日本 × 柏木が右サイドを狙ったが、これもポスト。狙いすぎた。
韓国 × チップキックがバーに当たる。
日本 × 福元が緊張からか、真ん中に蹴ってしまう。
韓国 × 右サイドを狙うが、林がファインセーブ。
日本 ○ 森島が落ち着いて左上に決める。
韓国 ○ 6番が左上に決める。「当然」といった表情。
日本 × 森重が真ん中に蹴ってしまい、GKがセーブ。
韓国 ○ 林がデュデクの真似wをするが、冷静に左に蹴り込む。
日本 ○ 青木がGKの逆をついて左に決める。
韓国 × 林がタイミングを上手く合わせて右に飛び、セーブ。

PK戦というのは120分戦って体力的に限界の中で行われる為、双方の心理状態が色々な所で表れてくるものです。が、両チームともこれだけ外してくれると、見る方にとっても堪らない展開でした。最後のキッカーについてだけ私なりに考察してみると、まずボールの置く位置を主審に注意されて、外す予感がでてきます。ボールをできるだけ前に置くのは、肝が据わっていない証拠ですね。更に、PA少し手前から助走を始めた時点で、予感が5割位の確信に変わりました。この辺りからの助走だと、GKは「一、二の三」でタイミングを合わせて思い切って飛べるので、後は方向が合うかどうかだけの問題になります。果たして、林は右に飛んで見事にセーブし、この戦いの殊勲者となりました。
振り返ってみると、激闘と言うにふさわしい試合でした。10人になった時点では誰もが負けを覚悟していたでしょうが、選手は素晴らしい粘りを発揮してくれました。
決勝戦は北朝鮮との対戦になります。北朝鮮とは予選リーグでも対戦して2-0で勝っていますが、強敵である事に間違いありません。出場できない槙野の穴をいかに埋めるかがポイントでしょうか。また、課題だった左SBについては、香川がこなせる事がわかったのは大きいですね。


post by roque816

07:36

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