カレンダー

プロフィール

MY FAVORITE:   コンサドーレ札幌   Raul Gonzalez   U2   Francois Truffaut   保坂和志   Gabriel Garcia Marquez

最新のエントリー

月別アーカイブ

リンク集

カテゴリー

コメント

検索

「ゆれる」(ネタバレあり) 70点

2006年09月23日

監督2作目ということだが、脚本・演出は満点に近い出来。ラストをもう少しできなかったか。
まあ、次作に期待しよう。

物語は二つの事柄の間をゆれながら進行していき、しだいにその振れ幅が大きくなっていく。兄と弟の間、過去と現在の間、都会と田舎の間、有罪と無罪の間、そして真実と嘘の間を。途中から法廷が舞台になるのは予想外だったが、見る者を飽きさせない緊迫した作りになっている。この、途中の構想は見事と言う他ない。

ただ、気になった点も何点かあった。

1.ヒロインはミスキャスト?
 もっと田舎っぽい、単純なキャラクターにしたほうが良かったのではないか。不自然に賢そうなので、とてもただの田舎者には見えない。あるいは、何か話に絡ませる予定だったのを断念したのか?

2.ラストの弟
 「奪われた兄」と「奪った弟」という構図を鮮明にするのなら、ラストで弟は成功していなければならない。

3.ラストシーン
 これはさすがにないのではないか。「ゆれる」の構成上、ハッピーエンドはありえないという事をわかっているのだろうか?ラストがこれでは監督の力量を疑ってしまう。90点付けようと思っていたのに、最後の10分で一遍に醒めてしまった。


post by roque816

00:00

コメント(0)

この記事に対するコメント一覧

コメントする