スポンサーリンク

2020年05月10日

野々村社長の激白「このギャップが嫌だった…」

  HBC TV
    北のビジネス最前線
    いま、できること 北海道とともに
    ー北海道コンサドーレ札幌ー(前編)

テレップに映し出された
経営者としての現在の心境を語った
今朝の社長の言葉は以下の通りでした

    当然 今季も もう一歩先へ
    損失は5億円では済まない


「不安のなかJリーグ開幕へ」

開幕戦すらやらないほうがいいと思っていて
それをJリーグに伝えていた 
温度差があるなかで東京・大阪を含めて
「いやいや開幕を止める必要はない」
という空気だった
ホーム開幕戦の3月7日は
絶対に観客を入れて試合をやらない
または試合を延期すると決めていた
選手から「どうなるんですか?」と
2月の開幕戦のロッカールームでも聞かれた
リーグが動いていくのに
選手に不安を与えてはいけないから
「いやいや大丈夫だよ」と伝えていた
僕が思っていることとは違う
このギャップが嫌だった…


「公式戦中断 クラブへの影響は」

最低限 絶対にやらなきゃいけないのは 
このクラブを無くさないこと
いかにしっかりキャッシュを持っておくか
少しでも上向くような努力と
何年後かにもっとよくなる努力を今からしていく
開幕前に立てていた予算を見ても
4月まで試合ができなくても
3〜4億円はマイナスになる
この先もどうなるかわからない
当初の予算から売り上げを考えると
損失は5億円では済まない
例えばチケット収入で8億円を売る場合
4億円が試合を行う原価だとすると
無観客での試合でも4億円は経費としてかかる
売り上げは8億円を予想していても
一切入らなければ
当初は4億円の利益を出そうとした分野が
トータルで考えると12億円のマイナスになる
イメージとしては
逆にこういう経験をしたほうが
上手くいく何かを見つけられるかもしれない
ここでクラブが無くなってしまうことは
絶対に避けないといけない
起死回生の何かを探していく
ビジネス番組で社長が
こんな呑気でいいのかと…


「株主総会 過去最高の売上高」

会社の継続を考えると
借り入れをして会社を続けながら
げんばも停滞はするけれど さらに上を目指す
僕らにはクラブのことを一緒に考えてくれる
いい選手たちと(試合での)パフォーマンスがある
乗り越えると必ずいいものを見せられる


「地域の応援がチカラに変わる」

試合で勝てるかどうかだと思うが
選手にどれだけお金を使えるかはあるが
それ以上に地域の人たちから
どれくらい期待されているかが
サッカーの成績にも影響すると思っている
クラブの取り組みが地域の人たちに
応援してもらえるようなことなら
コロナが終わって多くの人に応援されている力は
成績につながってくると思う
だからこそ 今何ができるのか… 
地域の人のためになることを
クラブも選手もやることができると
何か別の形で返ってくると思う


「いま、できること」で乗り切る

感染対策と経済・社会活動を
どうやっていくのか
明確なプランが示されていないなかで
ひとつのクラブのとして示していかないと
世の中は変わらないし どっちが正しいはないが
いろいろな人に考えてもらう
いまが ひとつのキッカケになる
なるべくしっかり発信をしたい
間違ったらやり直しますって
言えるタイミングなので
いろいろな取り組みを
選手とクラブがやっていきたい
何がたのかわからないなかで
自信があるわけではないが
生き残っていきたいと思っている
行動変容が起こると
実際はいらなかったというものも出てくる
僕らはいらなかったものに入らないように
この先も必要とされる行動をとって
一緒になって楽しんでくれる人もいる
この局面を一緒に乗り越えていけるか
一緒に何かを乗り越える機会にしたい


来週17日放送は
   選手たちが「いまできること」を発信
   その思いに野々村社長はー

テレップには無かったけれど
放送の最後に社長は
   僕もそれなりの歳になったので
   選手たちは子供のようなものなので
   子供がお父さん大変な時に助けてくれるような
   嬉しいな そんな感じ…

という幕切れの前編でした。



posted by nakano |07:43 | HFC | コメント(0) | トラックバック(0)