2006年02月27日
ブログの師匠の話
午前中の記事にも書いたように今回は僕にとっての「ブログの師匠」の話を・・・
と言ってもたいした事はないんですが結構影響をうけた人のことなんで書いて行きます。色々な感謝の意味を込めて・・・
その師匠というのは僕の仕事の相方の事なんです。
去年の5月末当たりに職場の経営者とこんな会話をしました。
オーナー「ちょっといいかい?」
ダイ「はい、なんでしょうか?」
オーナー「6月から新人を入れるんだけど・・・」
ダイ「あ、はい、教育ですね?いいですよ。どんな人なんですか?」
オーナー「実は女の子なんだよね・・・」
ダイ「へっ?女の子??」
僕の職場って業種柄結構肉体労働だし、夜の仕事なんで様々な危険を伴う怖い仕事なんです。その中で女の子が入ってきて大丈夫か??と疑問に感じたのですが結局その子を採用しいざ一番最初の仕事へ・・・
新人が入る時には結構緊張するもんなんだけど相手が女の子ということでその緊張度はさらに増した。早目に職場に入って準備しているとその子が事務所に入ってきた。
「よろしくお願いします!」
ちょっと線が細いなぁと思いつつもかなり可愛い女の子(笑)
「ああ、こちらこそよろしく。」と平然と挨拶はするけど気持ちは結構動揺している(爆)
その女の子が僕のブログの師匠で名前を「柿子(かきこ)」といいます。もちろんこれは彼女のハンドルネームです。このブログにも何度か名前だけは出てきていると思うんですが誰からもツッコミを受けることなくここまで来ました(笑)
柿子の誕生日はファミコンの発売日と全く同じ(爆)その影響か柿子自身も女の子にしては珍しいかなりなゲーマーだった。
柿子はすごく人見知りが激しくてなかなか話しかけずらかったけど何とか共通の会話の土台を見つけて話すことができた。
ひとつは猫の話、互いに猫好きなのでこれは盛り上がった。さらにゲームの話なんかもした。
柿子は「プロのイラストレーター」になるために札幌にいるある漫画家さんのアシスタントもしながらこの職場に飛び込んできたらしい。
で、聞いてみた。
ダイ「ところでどんな絵を書いている漫画家さんなの?」
柿子「あーいわゆる○×△な本ですよ。」
ダイ「へっ?○×△なの??」
柿子「ええ、そうですよ。」
いくら絵の勉強のためとはいえ、そんな漫画家のアシをするとは・・・という驚きとものごとをあっけらかんと言っちゃうB型の女性そのままな感じですぐに仲良くなった(と思う)。
とにかく柿子と仕事していると笑いが絶えなかった。なにかしら面白い事があるからだ。
あるときこんな事があった。
ダイ「やばい、○○がないっ!!」
柿子「えっ?ないんですか?」
ダイ「うん、ないねぇ・・・どうしようか?」
柿子「ここはもう心意気で・・・」
ダイ「え?心意気で??」
柿子「はい、心意気で!!」
ダイ「心意気で何とかなるんかい!!」
柿子「なんとかなりますって!!」
そんなやりとりをしながら見失った物を探すと見つかった時柿子は・・・
「心意気が通じたぁ!!」とひとりで叫ぶ始末(汗)
この時から僕の中では「心意気」がマイブームになった(爆)
そんなこんなで(?)仕事を一緒にし始めて4ヶ月が過ぎたところだろうか?僕がこのブログを立ちあげたことを彼女に話したところ・・・
柿子「そうなんですか?私実は自分のHP持っているんですよ」と一言。彼女のHPからあの「100の質問」のヒントを得ました。
それでインターネットに関することを色々教えてもらった。すごくためになっています、今でも。
で、ある時柿子が僕のブログを見た感想を言ってくれました。僕が彼女のHPを見て「すごく面白い」と感じたことを伝えつつ、僕もそんなブログでありたいという事を話した時、柿子はこういった。
柿子「とにかく自分を全面に出したほうがいいですよ、ブログでカッコつけても意味がないですし、疲れますから」と。
目からうろこってこの事をいうのだなと思った。その時を境にして僕のブログは変わったとおもう。ひとつの時期を境にしてカラーがガラッと変わったのは自分でもよくわかる。
それからブログの感想とか色々聞かせてもらっている。
ダイ「最近の僕のブログはどう?」
柿子「この前のナチュラリスタ面白かったですねぇ」
ダイ「例えばどんなところが?」
柿子「あのコンパスの話は面白かったですよ、出所がわかるし(笑)」
とかそんな話をしていた。
そんなこんなで信頼関係を築いていけたような気がする。極めつけが彼女からこんなとんでもない(?)質問を受けた事があった。
柿子「あの~ひとつ聞いてもいいですか?」
ダイ「うん?なに?」
柿子「胸の大きい女の子のほうがやっぱり魅力的ですか?」
ダイ「は???」
この時はかなりびっくりした。まさかこんな事を聞くような子には見えなかったからだ。この時僕は誠実な回答をしたけど(誠実だったよね???)その答えを聞いて「ですよねぇ!!」と納得してもらえたと思う。
ブログを立ちあげるきっかけを与えてくれたのはたじさんなんだけど、このブログの発展というかひとつの指針を与えてくれたのは間違いなく柿子だと思う。本当に感謝しています。
で、なんでこんな話になるかっていうと、実は今日付けで(正確には今朝付けで)柿子が職場から退社する事になったからです。
漫画家さんのアシの仕事が多忙を極めたということらしい。確かに両立は難しいので彼女にとっても苦渋の決断だっただろう。
個人的にはすごく寂しいしショックだけど、後ろ向きな別れじゃなくて前向きな別れだから心から送り出したいし応援している。
いま柿子のHPは改装中ということなのでリニューアルされた時にはこのブログと相互リンクを貼る予定です。ただ、結構マニアックなHPなので引くかもしれないけど(笑)
とにかく柿子との仕事は楽しかった。今年に入ってからは休憩中を利用して結構遊んでいた。「水曜どうでしょう」のビデオや「Saku Saku」のDVDを見たりとか、仕事中にいいのか?とか思いつつもついついやってしまった。ちなみに今日は「水曜天幕団」のDVD(爆)
そして今日はリンク先のbirrlaさんの企画に2人で参加し、あーでもないこーでもないと話が盛り上がった。
皆さんは職場の同僚でこんなにも気が合うという人はいますか?いたらすごく貴重な関係ですよね?どうかそんな関係を大切にしてください。いつまでも続くように。
そして、柿子へ。
君には本当に感謝しています。たぶん一番最初に僕を見た瞬間引いたでしょ?(爆)
でもこんな僕とよく仕事をしてくれました。それだけでも感謝です。
なによりこのブログの色をというか方向性を与えてくれたのは間違いなく君でした。君のアドバイスがなかったらたぶん今頃このブログは閉鎖していたと思う。
「自分らしく」ということをテーマにしてこれからもこのブログを発展というか継続していくんで応援してください。
そしてたまにはメールもしよう!またブログの感想も聞きたいし。
そして一日も早くそっちのHPがリニューアルされることを希望していますよ。(笑)
笑顔と笑った時に見せる八重歯が本当に素敵でした(爆)
改めて・・・柿子、ありがとう!!
posted by ダイ |17:30 | その他 | コメント(7) |
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この記事に対するコメント一覧
Re:ブログの師匠の話
ダイさん、強く生きましょうね。みんながついてますから。。でも、良いお話です。
posted by のっち| 2006-02-27 19:04
Re:ブログの師匠の話
いやぁ、良い「心意気」をお持ちの方で・・・。
なかなか心意気が通じる人って今の世の中いませんからねw
posted by TAK | 2006-02-27 20:42
Re:ブログの師匠の話
柿子さんとはきっと、いい関係で続いていくのではないでしょうか。
いい師匠でよかったですね(^^)
でも、柿子と書いてあったのに一向に女性だと思わなかった私って一体・・・(^^ゞ
posted by ゆり| 2006-02-27 21:00
Re:ブログの師匠の話
「自分らしく」・・・背中をかるく押されるような言葉ですよね・・・最近自分の一面を誰かに認めてもらえる幸せを感じています、ダイさんもそうですか?
posted by よっ| 2006-02-27 22:08
Re:ブログの師匠の話
レス第2弾!!
>のっちさん
いい話でしょ?
>TAKさん
本当によい心意気を持ったヤツでした。(笑)
だからもう一緒に仕事ができないと思うと本当に残念です。
>ゆりさん
本当にいい師匠でした。いい関係をこれからも続けたいですね。とりあえず僕がこのブログを続ける事が大前提になりますが。
>よっさん
実はそうではないんですよ。全く逆の事が僕の身に起こっています。困ったもんです。どーしましょ?本当に悩んでいます。
でも「自分らしく」は本当に大切にしたいです、はい。
そう言えば柿子本人も後ほどコメントをくれると思います。ただ本人今すごく忙しいと思うんで・・・
柿子!時間かかってもいいからコメント書きなさいよぉ~(爆)
posted by ダイ| 2006-02-27 22:58
Re:ブログの師匠の話
どうも。本人でっす。
おお…本当に色々書いてある…。なんか本職の事までバラされてて少々ビックリしましたが(笑)。
その節は色々とお世話になりましたm(_ _)m
ありがとうございました。
posted by 柿子| 2006-02-28 22:56
Re:ブログの師匠の話
>柿子
本当にコメントくれたんだ(汗)
本職の事書いちゃまずかったかな?ごめんねぇ。
これからもこのブログを見てね!そして色々コメントしてね!よろしく!!
posted by ダイ| 2006-03-01 08:26