2006年04月25日

フッキを想う

監督から「もう戻らないかもよ」と言われたフッキ。

フッキは間違いなく、コンサNO1FWです。

彼の積極的なシュートと前線でのキープ力はコンサの最大の武器の一つです。

彼のプレーで一番好きなところは、キープ力はもちろんですが、ゴールエリア

外から打つ、ゴール枠内をとらえる思い切りの良いシュートです。

これが直接ゴールに結びついたのは、神戸戦のオウンゴールしかありませんが、

札幌の攻撃へのプラス材料となっております。このシュートのお陰で

@相手DFはシュートコースを消すために前に出なければならない。

A@によりキーパーとDFラインの間にスペースが出来る。

Bそのスペースを西谷、砂川、鈴木あたりが、うまく使っている。

たとえ、ゴールに繋がらなくとも、フッキがボールを持てば、DFは前に出な

ければならない。という考えを相手に与えただけでも、フッキの存在価値は

十分にあると思います。

そして、フッキの若さゆえの行動にはどういう意味があるのか。彼はいつも

真剣です。自分の気持ちをコントロール出来ないくらいに。

先日、「V(バーサス)」の5月号を見たところ、興味深い記事が出ていました。

ブラジル人の本質について、W杯で優勝しカップを掲げたカフー(当時ブラジルキャプテン)

のエピソードが出ていたんです。

それによると、彼はカップを掲げた瞬間「ブラジル万歳」といった意味の言葉

は発することなく、ユニフォームに自分の生まれた故郷を書き、妻の名前を

叫んだそうです。小さなころから、貧しく、家族を養うためにサッカーに

取り組んできたカフーは、国でもなく、チームメイトでもなく、自分のサッカー

を一番見せたかった人たちを想う気持ちでいっぱいであったんだと思います。

フッキもブラジルの家族の生活のためにサッカーをしています。

その彼の一つ一つのプレーに掛ける気持ちが日本人選手と異なって当然です。

これからも、チームが彼と真剣に向き合い、今後のチームと彼の成長に向かって

いってくれたらと思います。そして私たちもそういう気持ちを理解し、

彼を応援し、時には厳しく接していかなければならないかなーーー

なんて思ったりして。

でも、札幌のユース出身者が将来、代表に選ばれ、何かの大会で、青いユニフォーム

に「HOKKAIDO」とか「SAPPORO」なんて入れてたら、私なら

3日間くらい興奮して寝れませんね。皆さんならどうです?

posted by なかさん |11:19 | コンサドーレ | コメント(13) | トラックバック(0)