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2005年12月09日

ファンとクラブの関係(未完)

昨日のエントリに対し、No Life, No Football.さんからトラックバックをいただいた。

「部分的に反対」「いまいち納得できない」と言われると弱い。ましてや「信頼関係」あるいは「リスペクト」という言葉には、僕はとっても弱い。

昨日触れた情報開示云々について、ここで真正面から論じることはしない。リアルな世界でもお互いによく知っているのならともかく、今この状況で文字だけの議論をするのは危険だ(そのうち機会があればお話しましょう)。

それでも、こうやって、ある問題について真剣に考えることは大事だ。最初から結論ありきでなく、相手を尊重しつつ、しかし自分の考え方も明確にする。これもまた、信頼関係があるから、あるいは、信頼関係が築かれつつあるからできるものだと思う。初めに不信感、警戒があったのでは、議論になどならないし、議論がなければ(=全員が一定の方向しか見ていなければ)進歩もない。お互いの立場、意見が異なることを認め合ったうえで、(バーチャルとはいえ)話ができるのはありがたいことだと思っている(このブログサービスを企画した段階では、こんな効果が生まれるとは思っていなかったんですが)。

僕も、ファンとクラブの関係が、従来の消費者と生産者の関係であっていいとは思っていない。それどころか、スポーツに限らず、これからはあらゆる企業と顧客とは信頼で結ばれるようになっていくのではないか、そうならないと生き残れないのではないかと思っているほどだ。

信頼は、馴れ合いとは違う。そうかといって、無責任な批判でもない。努力している部分は認める、不足しているところはどうすれば補えるか考える。お互いの立場を認め合いながら、前向きな意見を戦わせる。それが、信頼関係だと思う(具体的に何かをさして言っているわけではなく、一般論として)。

いまいち歯切れが悪くてすいません。考えれば考えるほど難しい問題で、自分でもすっきりはしていません。


posted by issey11 |20:31 | 日々雑感 |