2008年06月29日

気持ちだけじゃ戦えない(2008-J1-#14 vsガンバ大阪@万博/現地観戦)

例によってバックスタンドの上のほうでゆる〜く見ていたのでありますが、試合終了後、ゴール裏に挨拶に向かった選手たちに対し、ゴール裏が「♪お〜れた〜ちと〜 あ〜つくなれ〜」の歌で応じた場面には、ちょっとぞくっときました(なぜか「うるっと」ではなく「ぞくっと」きた)。拍手する内容ではないけれど、ブーイングするほど酷かったわけでもないし、と思っていた中で、ああいう鼓舞のしかたもあるんだと、感心そしてプチ感動でした。

でも、そんなことで喜んでる場合じゃぁないです。

確かに、気持ちの面では負けてなかったし、一人一人は戦っていました。アンデルソンにそこそこボールが収まるようになったことで、チャンスも作れていました。相手の2トップとこちらの攻撃陣との決定力の違いだといえば、そうなのかもしれません。

また、大阪の、まとわりつくような蒸した空気は、北海道では絶対に感じることのできないものでした。夕方から気温が下がって風が出てきたから多少楽にはなったものの、ガンバがACLの関係で4日前にも試合をしていることはアドバンテージにならないぐらいに、気象条件は、コンサにとってきつかっただろうと思います。その中で、これだけやれたのだから、と、自分を慰めたくもなります。

でも、4点も取られたら、勝てません。

3点目は、西→砂川の交代までは西と西嶋の二人で対応できていたスペースを、砂川が中に絞ることが多くなったことで(砂川はリードされた場面で攻撃要員として入ったのだから、それは仕方がない)、西嶋が一人でカバーしなければならなくなり、そこをうまく使われてしまったので、まあ、仕方ない、と、しましょう。4点目は、遠藤の高速キックが、ここしかないという狭い空間にピンポイントで入ってきたので、これもやむを得ない(とはいえ、あそこはガンバの選手交代=しかもバレーに替えて福元という、手堅すぎる交代=で会場全体の空気が緩んでいたことが影響した感じもするわけで=そのうえバレーはなかなか出ないし=、その意味では、コンサ側がスタジアムの空気にやられて集中力を欠いていたのかもしれない)。

問題は、最初の失点です。もともと守備をベースにしているチームが、先に失点してはいかんのです。バレーは、コンサのディフェンスラインの間を、オフサイドぎりぎりで飛び出してきました。開始早々は、箕輪がルーカスをマンツーマンに近い形でマークしながら、周囲にも声をかけてうまくやっていたのですが、フラットな4バックにした途端に、バレーに穴を突かれてしまった。

結局(いつもここに戻るのですが)、このやり方を続けている限り、J1の強力なストライカー相手では、同じことを繰り返すだけなのではないか。今日の箕輪は、途中からは吹っ切れたように自分のゾーンを捨てて相手にアタックしていましたが…

それはもちろん後ろだけの問題ではなく、今日の試合ではクライトンがオフザボールの局面でやたらと前のほうに出るものだから(アンデルソンがサイドに流れることが多いから、前にスペースができて出やすかったのかもしれない)、いったんボールを奪われると中盤の広大なスペースを芳賀が一人で走り回らねばならなくなり、後ろの選手にはそれ相応の負担がかかったであろうと思います。

何度もチャンスに絡んだアンデルソン(一度ぐらいは決めてほしかった)は、これまでの練習を見ていた限りでは「威圧感のあるノナト」との印象だったので(笑)、あ、意外にやってくれそうだなとは思ったのですが、周囲とのリズムはまだまだ合っていないように思えました。とくに前半は、左サイドに流れてボールをもらおうとする場面が多く(後半はそうでもなくなったのでハーフタイムに修正指示があったのか?)、西が使いたいであろうスペースをつぶしてしまい、その結果、ダヴィの突破からしかチャンスが作れない状況になっていました。

どうしてもこの4−4−2の3ラインにこだわるなら(もはやフラットな3ラインなんかないんですけど…でも、こだわるんでしょう)、クライトンは両刃になりますが、それは目を瞑らざるを得ない。としたら、やっぱり、中山を最前線に置いて、相手の攻撃を少しでも遅らせることしかないのではないか、と、途中交代でホントに右サイドで出てきた中山が、後半30分過ぎ、猛ダッシュで中央に進出してきて相手ボールを奪った場面を見て、思ったことでした(だから、その直後のアンデルソン→西谷の交代では、ああやっぱり中山をFWに上げるんだと思ったんですが…実際には、西谷が左サイド、そして左サイドにいた砂川がFWの位置に変わりました)。

今シーズンの最初の頃に書きましたが、このチームの肝は、中山の前からのチェイシングなのです。それが、今日の試合で、よくわかりました。アンデルソンには可能性を感じますが、まだ可能性に過ぎないんだから、それならベンチに切り札として置いておいて、チーム全体の力を上げることにおいては確実に計算できる中山を先発に使うべきだ!と、いや、素人が「べき」なんて言うはどうかとも思いますが、中山に守備+落とし(というか、いわゆるフリックオン)の仕事をさせて、両サイドが(ペネトレイターとしてではなく、フィニッシャーとして)絡んで点を取る形のほうが、得点の匂いは減っても失点はもっと減って、トータルでみれば安定するのではないかと思うのですが、どうでしょう???

今日は、大雨に雷との予報に恐れをなし、カメラはホテルに置いていったので、写真はありません。結果的には、雨はまったく降らなかったんですが。せめてもの罪滅ぼしに、ホテルに戻ってからの写真をどうぞ。

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明日は新大阪6時の新幹線で東京へ移動(そんでそのまま朝から東京で仕事)なので、今夜はさっさと寝ます。なんか悔しくない自分が悔しいや。


posted by issey11 |22:40 | 2008遠征 | コメント(3) | トラックバック(0)

2008年05月31日

もっと!ハードワーク?(2008-ナビスコ-#05 vs川崎@等々力/現地観戦)

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お昼過ぎ、武蔵小杉の駅でHFCの児玉社長と一緒になった。「こんなに早く行くの?」と聞かれたので「雨に濡れない席を確保したいもので…」と答えてしまったら、等々力陸上競技場の関係者入口へ消えていく児玉社長から「すみません」と言われてしまった。そんなふうに気を遣われてかえって恐縮してしまったが、しかし、今日の敵は、雨よりも風だった。バックスタンド2階の最上段は、確かに、空からの雨は避けられたが、強い北風は避けようがなく、雨はつねに吹き込んできた。しかも、まるで冬のように寒い。コートどころか手袋もほしくなるようなコンディション。

試合序盤は、コンサのリズムだった。先週の函館ではみられなかったハードワークでボールを奪い(芳賀は先週とは別人のようだった!)、川崎を押し込んだ。右からのダヴィのシュート、それをゴールキーパーがはじいたこぼれを拾った西谷の強烈なシュート、右からの砂川のクロスにファーサイドで合わせた西のヘディングシュートのどれかが決まっていれば、3週間前の大宮戦のような展開に持ち込めたかもしれない。

しかし、決められなかったというべきか、相手のゴールキーパーが当たっていたというべきなのか、いずれにしても、最初のダヴィと西谷のシュートで得点できなかったことは、相手のゴールキーパーを乗せてしまったらしい。せめて西谷のシュートをはじいたときに誰かが詰めていればと思うのだが、あそこに誰も顔が出せないのは、本職のFWがダヴィしかいない状況では、やむを得ないのか。

それでも前半をせめて0−0でしのげれば十分にチャンスはあったと思うのだが、たった一発のカウンターで、我那覇にやられてしまった。それも、マークについていた柴田があっさりとかわされ、芳賀(?)と吉弘も我那覇の前に入っていたのに、簡単にシュートを打たれてしまったのだから、どうしようもない。

FWの西はほとんど何もできず、これはハーフタイムで交代でもよかろうと思っていたぐらいだったから、後半に入って最初の交代が西→エジソンだったのは納得だが、エジソンは、まだまだ、期待を背負わせるにはほど遠いようだ。入ってすぐ、相手ゴール前に流れていったルーズボールを追うのを途中でやめたら、ベンチの三浦監督が見たことがないような勢いで上半身を震わせながら飛び出してきた(ウリセスもびっくりして?出てくるタイミングがかなり遅れた)。そこからは、おいおいそこまで行かなくてもよかろうというぐらいに相手ボールを追い回していたが、おかげで攻撃に関しては何がいいのかさっぱりわからず。ただ、相手選手にはことごとく競り負けていたから、やっぱり、まだまだ、きついと思う。

西谷→岡本に続いて砂川→上里の交代で、申し訳ないが、自分的には、ジ・エンドだった。疲労を考慮してなのか、停滞した流れを変えたいからなのかわからないが、いまの岡本や上里では、正直、J1は厳しい。多少動けなくなったとしても、砂川や西谷のキープ力やアイデアがあったほうが、ずっと可能性を感じる。

チームとしてやるべきことはやれているようにみえるのに、そして相手はゴールキーパーとセンターバック2人が代表で欠けているというのに、この結果では…いったい、どうしたらよいのか、さっぱり出口が見えてこない。大量失点こそないものの、毎試合、失点を続けている以上、何かを根本的に変えなければならない時期であるようにも思える。

ナビスコなんだからなんでもいいや…と思っていたはずなのに、こんな負け方をすると、やっぱり、悔しいし、寂しい。

武蔵小杉の駅前で↓
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posted by issey11 |22:34 | 2008遠征 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年05月25日

キャプテンマークのゆくえ(2008-ナビスコ-#04 vs千葉@函館/現地観戦)

今季、雨の中での試合は負けていなかったのは、雨だと技術の差をハードワークで埋められる程度が大きくなるからなのかなと考えていたのだが、今日に関しては、相手を舐めてかかっていたのかと思うほど、ハードワークができていなかった。大宮戦、名古屋戦と続いたアグレッシブな姿勢は、いったいどこへ消えてしまったのだろう?

失点の場面だけみれば、ああいう守り方なんだから仕方がない、相手がうまかった、とはいえるのかもしれない(認めたくはないけど)。

1点目は、コンサからみて左から速いアーリークロスが入ってきたのに対し、センターバックの間のスペースに新居が走りこんできてフリーで合わせたのだが、前節の名古屋戦で玉田にやられたのと同じだから、この守り方の構造的な問題だ、といえば、それまでのこと。

2点目は、ペナルティエリアの(ジェフからみて)右寄りで裏に抜けてパスを受けた新居が、ゴール前を横断するように緩急をつけつつコースを変えながらドリブルしたのに対し、コンサの選手たちはまったくついていけなかった。冗談抜きで、あの11番は誰?ストイコビッチか全盛期の前園?と思って、それが新居であると思い出したのは、失点してからしばらく経ってからだった(にしても、誰かもっと厳しくチェックにいけなかったものか?)。

それでも必死にやっていればいつか神様が微笑んでくれるのは、先々週の雨の大宮でわかったはずなのに、今日は、相手のハードワークに押されていた。雨の影響でお互いにパスがつながらない中とはいえ、コンサはミスが多すぎた。唯一の収穫は西谷にキレが戻ってきたようにみえたことだが、それだって、一緒に見ていた友人に「ほかの選手が動けていないから西谷がいいように見えたのではないか」と言われてしまえば、そうかもしれないなあと思えてしまうほどだ。

まあ、ナビスコは、いいとしても、この先のことを考えたとき、チーム全体が自信を失ってしまうことにならないか、今日の試合を見ていて、心配になってきた。とりわけ、守備の軸になりつつあった柴田は、何を恐れているのかこわごわと相手に対応し(後半はレイナウドにいいようにやられていた)、萎縮がさらにミスを生んでいた。もう一人のセンターバックを務めた池内の前へ送るボールがどこへ行ってしまうかわからない、中盤では芳賀がマイボールをことごとく相手に渡してしまう、といった状況だったので、柴田にとって難しかっただろうとは思うのだが、こういう具合にミスの連鎖で積極性が失われてしまうのは、とても怖い。

芳賀の交代が告げられたとき、キャプテンマークを託されたのは西谷だった。単にメインスタンド側のタッチライン際=芳賀がピッチの外に出るときに通る場所にいたのが西谷だったから、なのかどうかはわからないが、しばらくは肘の下にキャプテンマークを巻いたままプレーしていた西谷の姿は、なんとなく落ち着きが悪かった。

その西谷が藤田と交代すると、西谷にキャプテンマークを渡された藤田は「え?どうすればいいの?」といった様子で、ピッチの反対側の自分のポジションについてから、結局、自分の腕に巻いた。

やや強引なことを承知でいえば、これが、この試合のコンサだった。緊張感がなく、集中力に欠け、自分でなんとかするのではなく、誰かがなんとかしてくれるだろうと他人任せにしてしまう。

ナビスコの残り2試合、大事に、そして必死に戦ってほしい。

posted by issey11 |23:28 | 2008遠征 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年05月14日

みんなの勝利(2008-J1-#12 vs大宮アルディージャ@NACK/現地観戦)

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なんかいろいろバタバタなもので、ネット情報も収集できていない現状、遅きに過ぎる話題かなと思いつつも(<はい、前置きが長いですね、言い訳聞き飽きたから結果見せろってか)、現地にいた者としてこれだけは記録に残しておかねばならない!ということが一点。

85分のダヴィの決勝ゴールは、サポーターの力で奪ったもの。

こういう言い方が好きではない人もいるのはわかっているのだが、あれは、大宮ゴールのすぐ後ろにいたコンササポーターの見えない力が、ボールを手前(=ゴールネット)に引き込んだ得点だと、僕は信じている。あえて科学的に説明しようとするならば、サポーターの気持ちがピッチ上の選手に伝わり、選手たちの集中力があの場面を生んだ、ということになるのかな(でも、再現性があるわけではないから、この説明も「科学的」とはいえないか)。

サッカー専用でスタンドとピッチの距離が近い、というと、ゴール裏とゴールラインの関係を思い浮かべることが多いだろうが、この日は、メインスタンドやバックスタンドのアウェー寄りも含め、3方向から、最後にダヴィが叩き込んだゴールに向けて、パワーが送られていた。いや、なんだか、へんな表現になってしまうんだけど、アウェーだというのにメインやバックでも堂々とコンサを応援できてしまうどころか、メインスタンドなんて、赤いポンチョを着た人ばかりだった。

それでも、厚別や札幌ドームのような、スタンドとピッチの間の仕切りが曲線になっている構造なら、あそこまでの迫力は出なかったと思うのだが、サッカー専用スタジアムゆえにメインやバックとゴール裏の間が90度になっている、ということは、ゴール裏とメインやバックの間の距離が近い、ということで、そのうえこの日は試合前にゴール裏からメインやバックへの呼びかけもあった(同じようなことは昨年の鳥栖でもあったが、この日の大宮は、ゴール裏・メインとも、昨年の鳥栖よりはるかに人数が多かった)。

そしてゴール裏の気合といったら、ホント、すごかった。はじめからこんなに飛ばして大丈夫か?と思ったのは、ピッチ上だけでなく、ゴール裏に対しても同じこと。選手が入場してきたとき、「これでやらなきゃウソでしょ」と思ったぐらい。ゴール裏のアウェーサポーターが狭いところに押し込められたがゆえに、かえって迫力が増したようで(そういう意味では、余計なお世話だが、大宮はあのメインスタンド側のゴール裏自由席スペースをもっと狭くして、コンササポの位置取りを分散させたほうがよかったと思う)、ときどきちらちら見ていた限りでは、最前列から2階に至るまで、休んでいる人が誰もいなかった。全員が立ち上がって、手を叩き、声を出していた。

メインスタンドにいた僕ですら、最後の数分間は立ち上がってしまっていた(上のほうだったから後ろには誰もいなかったと思うのだが、同じ高さで見ていた横のほうの方には迷惑かけたかもしれませんね…勝利に免じて、許してやってください)。

少しサッカー的な話をすれば、前半は、ハードワークができていたから、ルーズボールがことごとくコンサの選手の前にこぼれてきた。ただ突っ立ってるだけならばこぼれてこないのだろうが、コンサの選手のほうが大宮の選手よりも先に動いているから、コンサの選手の前にこぼれてくるように見えていた、というほうが正確か。宮澤は、少なくとも前半30分過ぎまでは、予想以上に前から相手を追い込み、大宮のパスコースを消していた。砂川とクライトンは激しく言い合いながらも、クライトンからは笑顔がのぞくことが多かった。芳賀は、髪の毛が短くなっていて、遠めには誰だかわからなかった(笑)。西は(どうも僕は西には甘いみたいなんだけど)、ボールを後ろに戻さず、とにかく前に運ぼうとしていた。

後半に入って攻め込まれたのは、いうまでもなく、コンサの足が止まったからで、スタンドから見ていると、誰がどうこうではなく、みんな、動けなくなっていた。とりわけ宮澤はほとんど動かなくなっていた(チェイスしようという気持ちはうかがえるのだが、体がついていかない感じ)、ということを、前半と考え合わせると、やっぱりこのチームには中山元気が不可欠だったのだなとの結論になるのかなあ(でも、そうだとすると、ノナトの代役探しではないってことになるんだが…それはまた別の話)。

あれほど攻め込まれながら1失点で済んだのは、前半は中盤から前の選手が頑張っていたので後ろの選手は消耗せずに済み、試合終盤になっても後ろの選手の集中力(肉体的疲労を含む)が切れることがなかったから、だと思うが(その点ではもちろん選手のがんばりがいちばん大きい)、最後の得点は、神様がくれたハードワークへのご褒美と、アウェーなのにメインやバックまで巻き込んだゴール裏の気持ちが引き寄せたもの、だと思う。

それと、この前の試合後会見で「私を含めたパフォーマンスが」と、珍しく(?)自らのミスを認めた三浦監督。僕は、監督という仕事については、少なくとも外向けにはやたらと謝罪したり言い訳したりするものではないと思っていることもあり、大宮時代(とくに第1期)には強気なことしか言わなかった三浦監督にしては妙なコメントだなと気になっていた。でもこの人のことだからクライトンはまたFWなのだろうとも思っていたのだが、大宮時代とは比べものにならないぐらいの(あえてきつい表現を使いますが)「雑音」に囲まれたことで、監督としてひと皮むけはじめたのかもしれない(いや、それは、さすがに言いすぎか^^;)。

85分の得点直後、コーナーで抱き合うダヴィとクライトンと池内(そしてそこに駆け寄る西)を無視してゴール裏にアピールする柴田(いいヤツだ)↓
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posted by issey11 |16:43 | 2008遠征 | コメント(2) | トラックバック(0)

2008年05月09日

明日は防寒対策を!

すでに東京に来ておりますが、今夜はわりと涼しい、というか、冬物のスーツを着て歩いていても、あれっ?寒いかも!?と思ってしまうほど。なるほど明日は気温が下がるというのも納得です。

天気予報によれば、明日の最高気温は朝に記録するのではないかとのことで、日中はかなり下がりそう。おまけに北風が入ってくるようです。「雨の降り方は弱い」そうですが、雨を完全に回避できることもなさそうで「3月下旬の陽気」よりも、さらに寒い体感になることも予想されます。

思えば、あのひどい風雨だった日立台のときだって、天気予報では、あれほどまでに降るとは思っていなかったわけで、油断は禁物です。

いずれにしても、このところの札幌よりも寒くなりそうな感じでありますので(今夜に限っていえば感覚的には連休中の札幌と変わらないです)、明朝に札幌を発つみなさまにおかれましては、一枚余計に持ってきたほうがよさそうです。

老婆心ながら。

posted by issey11 |20:56 | 2008遠征 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年05月03日

前を向いて進もう(2008-J1-#10 vs京都サンガ@西京極/現地観戦)

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キックオフ直前に買ってきた氷入りジュースを座席の下(日陰)に置いておき、10分後に飲もうとしたらもう氷がすっかりなくなってぬるくなっていた、というぐらいに、暑かった。気温だけみればこのところの道内より少し高い程度だが、日差しのきつさは、この時期の札幌ではあり得ない。ただし、本州以南の夏につきものの湿気はなく、風が吹けば気持ちがいいぐらい。体感的には、真夏の厚別のデーゲームといったところか。

連戦、しかもこの条件だから、メンバーが固定されているのはきつい。前節とまったく同じメンバーの札幌に対し、京都は、アタリバをトップ下のようなポジションに置き、シジクレイを最終ラインに入れた3−5−2で試合に臨んできた。両チームのメンバーが発表されたとき、僕は「あれっ?4バックじゃないの?」と思い、試合が始まってからしばらくの間も、本当は中谷が左サイドバックなんじゃないか、あ、でもそれじゃ増嶋が右サイドバックになっちゃうな、とか、そんなことばかり考えていた。果たして、三浦監督は、どう考えていたのか。京都が3−5−2で来るのがわかっていたら、先発は池内でなくヨンデだったのか?

開始1分30秒で京都は柳沢が裏に抜け出し、高木が飛び出してくるのを見てループ気味にシュート。そして両者が激突し、担架で運び出された柳沢は頭をテーピングで止血してから、4分過ぎにピッチに戻った。その後も、柳沢は、林とともに、札幌の4バックの裏をねらい続けた。オフサイドになることも多かったし、京都はこの2トップの近くに味方が集まりすぎていたから、攻められている割には怖さは感じなかったのだが、高木の落ち着きのなさ(ポジショニングというより「佇まい」)は気になった。

対する札幌は、試合開始当初からクライトンの体が重そうで、相手が厳しくマークしてくることを割り引いて考えても、厳しい戦いになりそうだった。だから、13分にすばやいリスタートから右サイドの砂川にボールが渡り、中央への折り返しに西がつぶれてその先の芳賀の足元に入ったチャンスは、決めておきたかった(いや、でも、この場面は、シュート打つのは、難しかったかもしれないけど…遠くだったので、正直、よくわかんなかったのではあるが)。

そうした中で、20分にアタリバのドリブルから先制されてしまったのは、試合全体を通じてみれば、ものすごく痛かった。FC東京戦もそうだったが、守備にベースのあるチームが、前半の早いうちに失点しまうのは、厳しい。アタリバのフェイントがそれほど鋭いものだったとは思わないのだが、ここまで京都にドリブルで攻め込まれる場面がなかったから、札幌守備陣はうまく対応しきれなかったのか(そういう意味では、ダヴィがいないのが…でも西谷なんかはもっとドリブルで仕掛けてもいいと思うんだがなあ)。

22分に左に開いた西がワンタッチで前にボールを出し、追い越した西谷がゴール前に入っていったあたりから5分ぐらいが、前半、ほんの少しだけあった札幌の時間帯で、26分過ぎにはクライトン、西、西谷、芳賀がワンタッチ、ツータッチのパス交換で京都ゴールに迫った。

しかし、この場面を除けば、札幌の各選手は、ボールをもらってから次のプレーを考えていた。それ以前に、ボールが足元で止まらず、流れてしまう。そこで京都の選手にプレッシャーをかけられると、あっさり相手ボールになってしまう。暑さとか連戦の疲れとか単なる技術の問題とか、いろいろあるにせよ、そんなことはやる前からわかっているのだから、もう少し柔軟なメンバーで試合に臨むことはできなかったのか…

などとぶつぶつ言っていると、30分、柳沢が裏に抜け出し、高木が飛び出して、今度は(開始直後の場面とは違い)明白なPK。これが決まっていればもう試合はおしまいだったと思うが(そのぐらい札幌には攻め手がなかった)、シジクレイのキックは枠をはずれてくれた。

それでも裏をねらい続ける柳沢。32分にも、斜めに走りこんで裏のスペースでパスを受けると左足でシュート、枠をはずれる。柳沢って、以前のイメージだと、もっと相手のディフェンダーと駆け引きしてくる選手だったような印象があるんだけど、今日はまるでインザーギかと思うような、オフサイドになってもいい、いつかオフサイドにならないときが来るはずだと、前に張り続けるフォワードになっていた。

33分の池内→ヨンデの交代は謎。池内のサイドがやられていたのは確かだが、1点ビハインドの場面でまず守備を固めるって、どういうこと?まさかシーズン終了時点の得失点差を考えてこのまま終わらせることを最優先に考えたとか…そんなことを言いたくなるぐらいに、この交代は不可解だった。交代させられた池内は、怒りオーラを発したままメインスタンド下に消えていった(まあ、そりゃ、この交代で納得するような選手では、困りますわな)。

34分には林が裏でフリーになったがシュートは高木の正面で、高木の弾いたボールを再び林がシュートしたがこれは高木がキャッチした。37分は柴田が足元で止めそこねたボールを林が奪い取ったところで柴田が林の足を引っ掛け、あ、イエローだ、と思ったのだが、レフェリーはずっと後ろ、副審は反対側のタッチラインにいたからか、ファウルにすらならなかった。

こんなことをしているうちに最終ラインはずるずると下がり、中盤はボールを拾えない。百歩譲って相手にボールを持たれるのはやむを得ないにしても、マイボールになってからはロングボールしかないのだから、話にならない。

前半だけでも0−3ぐらいにはなっていておかしくなかったのだから、これでもまだツキは残っている、とは思っていたが、後半に入っても、札幌の戦い方は変わらなかった。マーカス→石井の交代でクライトンが中盤に下がったが、今日のクライトンは、京都のマーカーを大きくて強い体で跳ね飛ばすことができず、ボールを持っても前を向けない。石井はマイボールになるや迷いなく前に向かって走り続け(石井だけなら今季最高の出来)、ゴール前で京都のディフェンダーともつれたり、オフサイドになったりはしたが、それって、つまりは、取ったら縦ポンだ、だからケンゴとにかく走れ、ってことで、あえてへんな表現を使いますけど、とても頭が悪いサッカーになっちゃってる。

京都は徹底してカウンターをねらってくるが、フィニッシュの精度が悪くて、札幌的には助けられ続けた。柳沢にあの仕事をさせるのは、正直、ミスマッチだと思うのだが、愚直なほどにカウンターの尖兵役を演じ続けた柳沢は偉かった(などと相手をほめてどうする)。

70分に西谷がアウト、宮沢登場。西谷は、前半から、オフザボールの動きがほとんどなく、何度「西谷、そこ走ってやれよ」と思ったことか。それをここまで引っ張らざるを得なかったのは、前半途中にしてサイドバックで交代枠を使ってしまったからで、スタンドから見ている分には故障などは見られなかった池内をあそこで下げたのは、どうしても解せない(とか、終わったことを言ってもどうしようもないんだけど、今日は、後半になっても、ときどき「なんでかなあ」と思い出しちゃってた)。

宮沢が入ってからは、ターゲットができたから、というよりは、おそらく京都も足が重くなってきて、どうにか形は作れるようになってきたが、相変わらず、誰もシュートしない。遠めからでもいいから、シュートしなきゃ点は取れないのに、きれいに崩してからでないとシュートしちゃいけないかのように、シュートがない。

終盤には柴田を前線に上げて、ロスタイム4分のうち3分が過ぎたところで柴田がヘッドで落としたボールを西がシュートしたがヒットせず。柴田を前に上げるのがよくないとは言わないが、今日は先発メンバーがまったく変わっていないことから始まって池内の交代で完全に監督の選手起用不信に陥ってしまったので(僕が)、なんで柴田上げるとかそんなみっともないことやってんの、と思ってしまった。暑い中、一生懸命やってた選手たちには、申し訳ないんだけど。

でも、今日は、ブーイングものだったな。試合後のゴール裏も、コンサドーレコールも、チャントも、何もなかった。

厳しい中、西は、前線で相手の前に体をねじ込み、自分の足元にボールが入ったときには、安易に後ろへ戻すのではなく、なんとか前へ送ろうと、粘っていた。この気持ちですよ。前にボールを運ばなければチャンスは来ないのだ。きれいに崩すことが目的ではなく、なんでもいいから点を取らなくちゃいけない。

前へ向かって。僕らは、声援を送り続けるしかないんだから。


posted by issey11 |21:27 | 2008遠征 | コメント(2) | トラックバック(0)

2008年05月02日

東京から京都まで 5680円

浦和戦の後、2日間東京で仕事してから、5,680円のバスで京都に移動して、今夜は京都に前泊中。

駒ケ岳SAにて乗務員交代中↓
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なにしろ東京から京都まで5,680円、今夜は連休前夜なので京都の宿もさほど混んでおらず、宿泊費まで含めても新幹線で来るよりもずっと安い。

いや、安いとかってことよりも、明日のキックオフが13時なので明日の朝に東京を出てくるとなるとかなり早く出てこなきゃいけない、そのうえ連休初日で新幹線の指定席なんてまったく取れそうにないし、そんな状況でもし何かあったら代替の交通機関の手配もままならなくなって試合に間に合わなくなる−という観点から、つまりはリスクマネジメント的に、前泊にした次第であります。

2002年から03年にかけて全試合観戦したときには、記録(何の記録だよ)が途切れそうになったときが何度かありまして、たとえば広島に行く飛行機が着陸できないかもしれないと言われたり、仙台で地震があったかなんかで山形へ移動できなくなりかけたり(このときが最大のピンチで、試合会場に着いたのはキックオフ直前だった)、まあ、いろいろなことを経験しているので、念には念を、で、動けるときには早め移動を心がけているわけであります。

2階建の長距離バスはドアを開けても空気が循環せず、車内がとてもベタベタしておりまして、けっこう汗をかいたのでありますが、まだ夏じゃないからと着替えは想定外でありまして、あと持っているまっさらなシャツは、少し大き目の白いTシャツ(胸に「ニトリ」と書いてあるヤツ)しかない。明日は朝からこれ着て京都散策か。いや、まあ、13時キックオフだから、どっか観光地に行くってことはないと思いますけどね。


posted by issey11 |22:48 | 2008遠征 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年04月29日

長かった前半、じりじりした後半(2008-J1-#09 vs浦和レッズ@埼玉スタジアム2002/現地観戦)

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5万人近くの観客がいて、その大半が相手チームを熱心に応援している(レプユニ着用率の高いこと!)というのは、頭ではわかっていたつもりでも、すさまじい空気だった。スタジアムへ向かう電車の中で、徐々に赤いユニホームを着た人の姿が増えてきて、最後には赤い人だらけになった光景に、思わず笑みが漏れてしまったほどだった。

なぜかニヤニヤしちゃったのは、これでコンサが勝ったら気持ちいいだろうなと思ったから。逆にいうと、そのぐらい、アウェー度が高くて…考えてみれば、自分の経験上、これほどの人数が相手チームのサポーター、ってのは、ワールドカップ予選の韓国−日本戦をソウルに見に行ったときぐらいしか思い出せない。

だけれども、バックスタンドのアッパーアウェー寄りコーナー付近に行ったら、浦和ユニの人たちに混じって「白い恋人」や「ニトリ」を身につけた人がちらほらいて、一触即発、なんて雰囲気でもなく、まあ、同じ赤だからさほど目立たないということはあるにせよ、思っていたよりかなり平和的な空気が漂っている。

でもでも、試合開始30分前、高木と優也がピッチに登場したら、ホーム側ゴール裏を中心に、スタジアム全体から大ブーイング。あ、ちゃんと相手として認めてもらえているんだと思ったら、なんだか嬉しかった(笑)。メンバー紹介でもいちいちブーイングがあって、とりわけ西谷の名前が呼ばれたときは、すさまじい音量の「BOOOOOOOOO!!!!!!!!」。そっか、西谷、直前は浦和の人だったんですね。西京極での札幌デビュー戦〜0−4で惨敗〜を思い出して、あの翌日が札幌ドームのサブグラウンドでの大宮一人サポーターのサテライトじゃなかったっけ?…

試合の話。

前半は、非常に高い集中力を保ち、浦和にボールを持たせることができた。たとえば2−2に追いつかれた直後の30分、梅崎がハンドをとられて時間が止まったかと思いきや、コンサはいち早くボールを動かし、ボールを持っていない選手もすでに走り出していた。ボールポゼッションで劣ることを前提に、マイボールになったときには後ろに戻すことなく、手数をかけずにとにかく相手のゴールラインだけを目指した。

それでも、あまりに早い時間にリードしてしまったから、一緒に見ていた友人たちとの間で「なっげーなぁ」「長いですねえ」等々、何度も、誰ともなく口にした。試合終了間際ならまだしも、前半のうちからあれほど時間の経つのが遅く感じられたことは、初めての経験だった。

ところが、後半は、何やってんだよ、シュート打てよとぶつぶつ言っているうちに、どんどん時間が進んでしまった。開始早々にエジミウソンが梅崎とのワンツーから見事なゴールを決めた後も、浦和の守備の戻りは遅かった。だから、自陣深くでコンサがボールを奪えれば、カウンターは仕掛けやすかった。それなのに、丁寧にやりすぎているのか、怖がっているのか、シュートを打たない!

64分に西谷がベンチに下がってからは、いよいよもって前へ向かう選手がいなくなってしまった。あそこで西谷を下げたのは、スタミナの問題だったのか。上から見ていると、あのときに交代させたかったのは、西谷よりも砂川だった。砂川は、ボールを奪われた後の戻りが極端に遅くなっていた(リードされていたからあえて戻らなくなっていた可能性もあるが)。

終盤は、ボールを奪っても、サイドに開くだけで中に入ってこない、遠めからのシュートすらない、そしてそれぞれの選手に自分でやってやろうとの気持ちが見られず、ボールを持ったらまずクライトンを探してクライトンに預ける、といった感じになってしまっていた。そのうえクライトンはまったくシュートを打とうとはしないし。

そして惜しまれるのは浦和の4点目。西が粘ってファウルをもらい(今日の西の頑張りは素晴らしかった…一度の決定機を逃したことを除けば…)、フリーキックから相手ゴール前にボールが入るも浦和がクリア、それを追いかけたのが高原一人に対し芳賀と坪内が二人で対応していたのだから、坪内(だと思うが)は、なぜあのボールを高木に戻さなかったのか。確かに、今日の高木は不安定ではあったが…。

あの4点目で、試合が決まってしまった。残りわずかでダメ押しを決められるのが浦和の強さ、といえばそれまでだが、もったいなかった。

ただ、試合を通じていえば、やっぱり、後半の途中からシュートを打たなくなってしまったことが、なんとも、消化不良だ。やるだけやってやりきって負けたのなら「よくやった」と言えるが、どうにも中途半端に悔しい。

最後に、浦和レッズ・オフィシャル・マッチデー・プログラム324号から引用:
かつてのライバルが、5年間の苦闘を乗り越えて、J1の舞台に戻ってきた。心から歓迎しよう。全力を尽くして倒すことで。

歓迎してもらったのは嬉しいのだが、やっぱり、悔しい。

個人的観戦通算成績(トップチーム公式戦)293試合111勝61分121敗


posted by issey11 |22:24 | 2008遠征 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年04月23日

逃げ切ろうとするには早すぎた(2008-J1-#07 vsヴィッセル神戸@ホムスタ/現地観戦)

まいどネット的にはタイムラグのありすぎる話題でございますがお許しを。

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前半終了間際にPKを止め、後半に入ってからは何度となく攻め込まれながらも相手のシュートがゴールラインを割るのを(キーパーではなく)フィールドプレーヤーやクロスバーが阻止する、といった展開を考えれば、失点が神戸DF25石櫃のスーパーシュートの1点のみで済んだこと、そして引き分けで試合を終えることができたことは「よかった」と評するべきなのだろうが、守備を強みとするチームである以上、あのままゼロで抑えきって勝ちたかった。

あれほどの攻勢にさらされながら、運を味方につけてでも勝っていれば、選手たちの自信=自分たちのスタイルに対する自信=はさらに確固たるものとなっただろう。そうなれば、今後、何が起きようとも、ちょっとやそっとのことでは、チームはぶれない。それを思うと、この引き分けは、とても残念だ。

試合序盤、神戸は、リーグ戦初先発のFW22馬場が13大久保とともにコンサの4バックの裏をねらい続けた。しかし、8分に馬場がヘディングで落としたボールを10ボッティがフリーでシュートしたあたりから、馬場のポジションが低くなり、さらには大久保が左右上下に激しく動くのに対して馬場は同じタテの線を行き来するだけになってきて、コンサの4バックには馬場の存在がさほど怖くなくなってきた(<もちろん選手に聞いたわけじゃないから、あくまで推測です)。

そして神戸は最終ラインからとにかく徹底して両サイドへロングボールを入れてくるようになる。一昨年のバクスター−松田体制時は、この斜めのロングボールの先にパク・カンジョと三浦淳弘がいて、もう思い出すのも嫌になるぐらいやられたのだが、現在の神戸はあのときとはフォーメーションが異なり、ドリブル突破をはかろうとするウィンガーもいない。そのうえ馬場の動きが単調で、最前線で注意しなければならない相手は大久保だけだったから、ボールを支配されている割には、危険な感じはしなかった。両サイドから放り込まれるだけならば、吉弘と柴田のセンター2枚で十分に対応できる。

だから、なのか、それとも古巣相手で気合が入りすぎたのか、マーカス(僕は試合見ているときは「純」または「デビ純」って呼んでますけど)は、自分のゾーンを離れて、相手の最終ラインにまでプレッシャーをかけることが多くみられた(途中でベンチ側の平岡が監督に呼ばれて、その平岡がマーカスに何かを言いに行ったのは、それと関係あったのかなかったのか?)。

しかし、結果的には無失点だったのではあるが、前半は、もっと引いて(相手の出方を見て)守ってもよかったのではないか。39分に大久保が出したスルーパスの先に飛び出していったのは、なんとDF4北本だった。それから7分ほど経過したロスタイム(アディショナルタイム)に、柴田がボッティに当たってPKをとられた場面は、神戸に振り回されて、吉弘が前に出て行った(出て行かざるを得なくなった)直後だった。

それでも高木がPKを止めてくれて、後半開始直後にダヴィのゴールで先制して(あのPKがなければ神戸守備陣はもっと激しくダヴィに寄せることができたのではないか?)、52分の神戸の波状攻撃も食い止めた。神戸は、60分に11松橋を入れてからは、再び裏を狙うことに専心した(この辺の徹底ぶりはすごいと思う)。73分に馬場との交代で17吉田が入ると、神戸の攻撃はさらに激しさを増した。

だからといって、残り10分以上もある時点で池内は早かったんじゃないでしょうか三浦監督、というのが、スタンドから見ていた者として最大の疑問でありまして、いつも言うようにスタンドから見ている者がそういうことを考えてはいけないのではあるが、やはりまだ修行の足りない僕は「えー、あと10分もあるのにぃ…」などと、ぼそっと口に出してしまうのである。

案の定、その直後に、失点してしまった。

そしたら今度は平岡に代えて岡本、って、そりゃ、同点に追いつかれたのだから、点を取りに行こうとするのはわからないではないが、いったんは守備固めに入ってからまた攻撃とは、オーストラリア戦のジーコを思い起こさせる混乱ぶりに、この試合がどうこうではない不安を感じたことであった。

ところでクライトン。いなければ困るのだが、3日前のナビスコ(千葉戦)といい、この試合といい、コーナーキックの精度の悪さはどうにかならないものか。ほとんどのキックは、相手GKの前に速いボールを入れているのだが、得点につながりそうな感じがしない。それと、もうちょっと、砂川やダイゴを信用してやってください。神戸の選手も、やっているうちに、クライトンから西や砂川にはパスが出てこないことがわかったらしく、途中からは、西なんて、文字通りの無駄走りの繰り返しになってしまった(でも走り続けたのはとってもエライ)。

でも、千葉戦で怒られていた(?)岡本は、試合終盤、クライトンとのきれいなワンツーでパスをもらっていた。あの場面、チャンスになったことよりも、ああ、ヤスはクライトンの要求をクリアしたのかと、そっちのほうが感慨深くて(笑)…なんかへんなところばかり目につくようになり始めた今日この頃であります。

個人的観戦通算成績(トップチーム公式戦)291試合111勝61分119敗

ブレブレだけど雰囲気だけでも(高木がPK止める直前)↓
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posted by issey11 |09:28 | 2008遠征 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年04月17日

クライトンはヤスの何が気に入らないのか(2008-ナビスコ-#03 vs千葉@フクアリ/現地観戦)

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0−0は妥当な結果だったと思う。

チャンスがなかったわけではない。前半12分、クライトンのフリーキックに池内が右足で合わせたシュートは、クロスバーを叩いた。後半13分に岡本に代わって砂川が入ってからは、16分に、中盤でのヨンデのインターセプトを起点に、クライトンと砂川のパス交換から、中央に出てきた西谷がループシュートを放ち、27分には、西谷の左から中へのドリブルを倒されて得たフリーキックを、クライトンではなく砂川が蹴り、ゴールマウスをわずかにはずれた。

その直後には西谷が裏のスペースへ送った浮き球を、ダヴィが千葉DF斉藤に競り勝ってシュートしたが、揺れたのはサイドネットだった。さらにその後には、中盤に引いたクライトンから右前方の砂川へとパスが出て、砂川がドリブルで時間を使う間にヨンデと西谷がゴール前中央に入ってきたが、砂川の低いクロスにヨンデはスルーを選択し、慌てた西谷のシュートは大きく浮いた。38分には、西谷との交代で入ってきたばかりの西が相手ボールをカットし、クライトンに預けた後にゴール前のスペースに飛び出したが、シュートはヒットしなかった。

逆に、ピンチだって、もちろんあった。後半6分、千葉DFボスナーがゴールまで30メートルほどの距離から長い助走をつけて放ったフリーキックは、クロスバーをかすめた。8分には、馬場のスルーパスに反応した巻につられて優也が飛び出し、ゴールを空けてしまったが、巻の送ったボール(シュート?)は、カバーにまわった坪内がかろうじてクリアした。39分に谷澤がゴール正面から放ったシュートは、この試合両チームを通じて最大の決定機だったが、優也が素晴らしい反応を見せて外にはじき出した。

全体を通じてみれば、千葉が押し気味に進めていたようにみえるかもしれないが、終盤は札幌が無理をしない選択をしたようでもあり、けっして札幌がやられていたという印象はない。むしろ、とくに砂川が入ってからは、ダヴィ、クライトン、西谷、砂川の絡んだ、わくわくするような攻撃が何度か見られ、0−0という結果の割には退屈しないゲームだった。

ただ、サッカーの試合なので、札幌の出来を評価する際には、相手の力量も考慮しなければならない。その点で、この試合の千葉は、今季対戦した相手の中で、もっとも楽な相手だった。チーム全体でどこでボールを奪うかがはっきりしていないから、札幌の選手がダヴィやクライトンに送るパスが途中でカットされることはほとんどなく、ダヴィやクライトンに預けられたボールは奪われない。一方で、千葉の攻撃は、前線に張っている巻が孤立してしまうことが多く、ポスト役も突破役もすべて巻だったから、曽田(巻とのバトルは見ごたえがあった)を中心とした守備陣の負担は重くなかった。

でも、4バックのラインディフェンスの裏をねらってこられたらどうなるんだろう、新居が出てきたらイヤだな…と思っていたが、後半24分に新居が交代で入ってきても、曽田がリードするラインコントロールと、吉弘のスピードへの対応により、新居には仕事をさせなかった。もっとも、その代わりというのか、西谷が前に出て戻らなくなった(疲れか?)分、西谷のサイドにいた谷澤が攻撃に絡んでくることが増えてきたのではあるが(だから西谷を下げて西を入れたのではないかと思う)。

そんな中で、最後までリズムをつかめないまま交代させられてしまったのが、岡本だった。トイメンが外国人選手だったから当たり負けてしまうのは仕方ないにせよ、自分がスペースへ飛び出していくことはできるのだが、自分がボールを持ったときには判断に迷ってしまって選択肢を失ってしまうことが多く、結局、無難な横パスか、後ろに戻してしまう。それゆえに池内に負担がかかり、無理して攻めに出ようとした池内は前半に警告を受けてしまった。

前半の途中からは、右に流れてくるクライトンが「なんでオレのところに出さないんだ!!」とばかりに岡本を怒鳴りつける場面が増え、ハーフタイムに入った直後には、他の選手がロッカールームに引き上げていく中、クライトンと岡本がベンチ前に残り、ウリセスを挟んだまま話し合う(というか、クライトンが岡本に一方的に何か言っていたのではないかと思うが)光景すら見られた。そして、後半に入ると、前半はダヴィが左(西谷に近い側)、クライトンが右(岡本に近い側)だったポジションが、左右逆になってしまった。

岡本君には、クライトン先生がわざわざウリセスを呼んでまで伝えたことを、しっかりと自分のものにしてほしい(先生、石井君も、びしっと指導してやってください)。

それにしてもフクアリ。何度も行っているはずなのに、行くたびに遠く感じられるようになってくる。最初の頃は「五井よりもずっと近くなった、これなら便利だ」と思っていたはずなのに。

キムチスープ500円。具が多くてグー。
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グーといえば、試合前、なんとかキッズがピッチの脇でインタビュー受けた後に「ヘディングー」とかやってたんですけど、「好きな食べ物は?」と聞かれた小1男子が「しゃぶしゃぶ」と答えたのにはびっくりしましたです。わたしは小1のときに「しゃぶしゃぶ」なんて知らなかったぞ。


posted by issey11 |01:15 | 2008遠征 | コメント(1) | トラックバック(0)

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