2008年12月15日
真説「5段階計画」
1カ月も休んだので、すっかり忘れられたかと思ったんですが、思いのほか、多くの人が見ていただいております。ありがとうございます。 さて、ここ何回かしつこく展開しているテーマの続きです。 今のJは下のようにおおよそ6ランク・3グループに分けられるように思うんです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※J1定着グループ ●Aランク(ACLクラス)Jのトップ階層で目標はリーグ優勝、ACL制覇 →鹿島、浦和、ガンバなど ●Bランク(ナビスコクラス)J1定着組でまず落ちることはない。目標はナビスコや天皇杯などのリーグ以外のナショナルタイトル制覇 →川崎、大分、横浜など ※エレベーターグループ ◆Cランク(1年で復帰クラス)J1の中位~下位にあり、まれにJ2に落ちたとしても必ず1年で復帰できる実力がある →京都、神戸、広島など ◆Dランク(1年で降格クラス)J2ではトップクラスの力だが、J1に上がっても1年で落ちてしまう →ウチ、緑、仙台など ※J2定着グループ ▼Eランク(J2中位クラス) J2の中位で、時には昇格争いにからむことがあっても最終的には中位に落ちつく →鳥栖、湘南など ▼Fランク(J2ボトムズ) まだまだプロリーグの水に馴染んでいない、JFL昇格組 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こうした位置付けの中であらためて、かの札幌の5段階計画(5年計画ではありません)を計画がはじまった04年から見ると、実は次のようになって、計画は今も着実に進んでいるのではないでしょうか。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (第1段階) 04年 J2・12位 柳下 → ランクF (第2段階) 05年 J2・6位 柳下 → ランクE 06年 J2・6位 柳下 → ランクE (第3段階) 07年 J2・1位 三浦 → ランクD 08年 J1・18位 三浦 → ランクD ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー そしてこうして連続性をもって見てみると、今回の降格によって5段階計画が終わったのではなく、現在も進行中であることがわかると思います。 そしていわゆる5段階計画はJ1定着を目指すものですから、私のランク分けてきにはランクBが最終ゴール。実際に大スポンサーがいない市民クラブとしては、大分のポジションになるのが現実的な目標でしょう。 そうなると、来年以降は次のように進む ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (第4段階) 09年 J2・1~3位 石崎 → Cランク(1年で昇格できればCランク) 10年 J1・下位 石崎 → Cランク(15位以上で終わればCランク) (第5段階) 11年 J1・中位 XX → Bランク 12年 J1・中~上位 XX → Bランク(ナビスコ優勝) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 最近、悲観論がはびこっていますので、あえてお花畑を広げました。 しかし、福岡や今の横浜など、せっかく昇格したのにすぐに降格して、1年で返り咲くどころかJ2の中位に終わってしまうチームは、あまりにも降格のショックを引きずりすぎて、自信を失ってしまうことも大きいと思うんです。 私は言いたいのは、J1の降格とJ2の昇格との間には、大きな断層があるわけではなく、一つのグループとしての連続性があるということ。落ちたからと言ってあまりにも悲観的になる必要はない、と言うことなんです。 何度も繰り返しますが、落ちてしまったこと、J1でほとんど勝てなかったことによって自信を喪失してしまわない限り、来年、返り咲くチャンスは大いにあります。 そして1年で返り咲ければ、五段階計画の第4ステップ入りなんです。
posted by hibari |00:08 | コンサドーレあれこれ | コメント(2) | トラックバック(0)