スポンサーリンク

2009年10月15日

今日は代表戦があったらしい。

 今日は代表戦があったらしい。日本はトーゴに5-0で勝ったという。

 職場で、おまえはサッカー好きなのに代表戦を見ないのはいかなる所存か、と詰問された。私のモットーは「テレビの代表より、生のJ2なんです」と口に出すと、また遠い目で見られそうなので、へらへらしていた。

もちろんサッカー好きとして代表は気になる。そもそもサッカーにのめり込むきっかけがワールドカップだ。それでも、というか、それだからこそ、日本国内で開催される親善試合には、なんの期待も持たない。

 宮城スタジアムの親善試合で、日本がトーゴに5-0で完勝したとしても、これが来年の南アフリカの試合とは、まったく結びつかないことを嫌と言うほど教えられてきたからだ。だから代表戦は外国で行われるアウェイ戦しか真剣に見る気がしない。

 それでも日本のレベルが着実に上がっているのは事実だと思う。ドーハの悲劇の時、日本のプロリーグの参加チームはわずか10。それが現在では36にもなっている。プロサッカー選手の数も三倍以上になっているだろう。そこから選りすぐられて選ばれる選手の質は上がって当然だ。

 しかしながら、代表の強化と言いながら(その実、サッカー協会の懐を暖めるために)、国内のぬるま湯のような中で代表戦を行う今の姿を何とかしないと、本当の意味で代表は強くなれないと思う。

posted by ひばり |00:10 | 日々雑感 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年03月16日

頑張れ、札幌大学。

 ちょっと遅くなったけど、引退を表明した池内選手が、JFLを目指す札幌大学のコーチに、元札幌の古川さんとともになったそうだ。

 サッカーのピラミッドと言うけれど、北海道では頂点のコンサドーレ札幌が飛び抜けすぎていて、他がまったくついて来れない。一応、JFLを目指す道内の強豪としてノルブリッツがあるけれど、実力差が甚だしい。

 JFLはJ2の下にあるカテゴリーなので、ここを目指そうと思えば、すくなくともコンサドーレのサテライトと、イーブンな戦績を目指したいもの。実際に、コンサドーレは天皇杯の初戦などで、JFLをめざす地域リーグの強豪に結構苦杯をなめさせられている。

 それほどなのに、ノルブリッツは、コンサドーレはサテライトにユースを加え、さらに一人少ないハンディ戦で戦う始末だ。こういうのを見ると、当分、JFL参戦は無理だと思っていた。実際に、地域リーグ決勝大会などでは、毎回、1点を取るのがやっと。

 北海道からJFLに参加するチームなんか現れそうもない、と思っていたところ、今回の札幌大学の発表だ。札幌大学は、かつて天皇杯で強豪の読売クラブを下したこともある強豪。JFLへの参戦権を得る地域リーグ決勝大会に出場するため、池内を選手に迎えて道リーグにも参戦するという。

 ここが本腰を入れたとなると、ノルブリッツだって黙ってはいまい。ノルブリッツのレベルの低さを嘆いたが、こんなノルブリッツでも道リーグでは無敵。リーグ2位のチームは、北海道スーパーリーグでは、高校生にも勝てないていたらくだ。

 高いレベルの競い合いが、ピラミッドの体積を大きくする。それはもちろん、コンサドーレにも良い影響をもたらす。頑張れ、札幌大学。

posted by hibari |23:07 | 日々雑感 | コメント(1) | トラックバック(1)

2009年03月14日

名選手の引き際

 横浜FCの三浦知良選手が42歳で、Jの青年長ゴール記録を更新したそうだ。三浦知良ことKINGカズは、Jリーグ創生期からのスターで、この年まで現役のレギュラーとして活躍していることはすごいことだ。

 だけど、三浦選手はあまりにも偉大な選手であるので、この選手と契約を結んでしまえば、本人が辞退しない限り、監督の意志とは別なところで、カズをベンチから外すという選択はできないだろうね。今日の得点もPKを譲ってもらってのゴールだったようだ。

 いかに三浦選手が偉大な選手であろうとも、サッカーという動きの激しいスポーツで42歳という年齢では、いろいろと限界があるだろうし、三浦選手がベンチから外せないとなると、選手の組み合わせ、チームの戦術にも、一定の制約が生まれてくるに違いない。

 かつて三浦選手が横浜に入ったときには、それでもカズ効果で、大幅な集客増が見込めたし、横浜FCもJ1昇格という金字塔を打ち立てた。それから3年の年月が経ち、カズも3歳年を取った。

 でも、横浜FCはホーム開幕戦でありながら入場者数5400人強。今日もカズはPKで先制しながらも逆転されて2連敗。。。チーム作りって難しいと思う。

 日本のサッカー史に残る名選選手としてカズがもっとも輝く引退の時は、横浜FCのJ2降格時だったと思うのは私だけだろうか。

posted by hibar |22:39 | 日々雑感 | コメント(1) | トラックバック(0)

2009年03月11日

Jリーグは、秋冬制への移行を断念したという。

Jリーグは、秋冬制への移行を断念したという。

それに対して、犬飼日本協会会長は、別組織に検討の場を移すという。犬飼さんが、そこまで秋冬制にこだわる理由がわからない。

ただ鬼武チェアマン、そして犬飼会長の議論を聞いていると、大きな要素が抜け落ちていると感じる。それは、雪国でこれからJを目指そうと思うまちやクラブへの配慮だ。

私が、サッカーというか、Jリーグに惹かれたのは、どんな草チームでも、世界の頂点への門戸が開かれているという開放性だ。私が友達と作った草チームでも、リーグを勝ち抜いていけば、いずれは世界一への挑戦権を得られる。

こんなスポーツは、他にはない。これこそが、サッカーという競技が、他の競技と大きく異なる特質だろう。

ところが、Jリーグが秋冬制を決めてしまうと、雪の降る地域でクラブを作り、Jを目指すのが事実上不可能になってしまう。犬飼会長の話を聞いても、また鬼武チェアマンの話の中にも、今あるJクラブへの利害しかないように思う。

さまざまな優遇措置で、いまあるJクラブが雪害を緩和されればいいのか。けっして、そうではない。日本という国にあるすべての地域、すべてのクラブに対して、世界一への挑戦権は平等である、というのがJの、いやサッカーの理想のはずだ。

そして、このことが、今のこの問題を巡る議論に抜け落ちていることが、とっても残念だ。

posted by hibari |00:54 | 日々雑感 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年12月13日

仙台のみなさま、ご苦労様でした。

結果として

	 (J1)    (J2)
04年 ○柏(A) ー ●福岡(B)
05年 ●柏(A) ー ○甲府(B)
06年 ●福岡(B)ー ○神戸(A)
07年 ●広島(A)ー ○京都(A)
08年 ○磐田(A)ー ●仙台(B)

でした。

 BがAに勝たのは、強力な外国人FWがいたバレーの甲府だけ。そうしたストロングポイントのない仙台は厳しいと思っていましたが、結局、Aの勝利。善戦したように見えて、J1とJ2のレベル差が広がっているという私の印象を補強こそすれ、覆すものではありませんでした。

 思うにJ1というのは、あの入れ替え戦を、34試合行うリーグなんだと思います。

 そう思うと、仙台が上野リーグに上がるためには、初戦で緊張で動きの悪かったジュビロにホームで勝たなければならなかったのです。それができなかった時点で、事実上、昇格の道は絶たれていたのでしょう。

 もっとも、ジュビロと仙台の差よりも、札幌と仙台の差の方が少ないのは確かなので、来年はまた熾烈な昇格争いを仙台と行うのですね。それはそれで楽しみかな。

 まぁ、いずれにしろ、仙台のみなさま、ご苦労様でした。

posted by hibari |22:41 | 日々雑感 | コメント(2) | トラックバック(1)

2008年10月06日

こういうとき

 悪いが、最下位はこれで3度目。
 J1も、J2も経験している。

 優勝だって3度ある。JFL1回、J2回だ。

 まぁ、だから、今年のようなこと慣れていると言えば、まぁ、慣れている。

 いろいろと言いたいことはあるけれど、それは「決まった」あと。

 それはそれとしておいて、

 こうなったら、こうなったで、
 深刻に考えたり、思い詰めたりしないで、
 一時ぐらい、忘れてしまうぐらい感じでいいと思うよ。
 
 そしてほとぼりが冷めたら、
 何事もなかったという感じで、こんにちわ、と

 というのが、サポを長く続ける秘訣かな。
 
 過去2回の最下位で学んだことでした。
 
 

posted by hm1644 |23:16 | 日々雑感 | コメント(2) | トラックバック(0)

2008年08月14日

日本は世界との差を必ず縮めないとならないのか

 これが今日、書こうと思っていたホンチャンです。あえての極論ですが。

 日本のサッカーは世界との差を必ず縮めないとならないのか。ということをあえて提起したい。

 今日のオランダ戦。良い試合していたと思いますよ。ところが、試合後の監督インタビューにこんな質問が、

>欧州のチームなどとはまだ大きな差があると思う。どうやってその差を埋めるのか?http://sportsnavi.yahoo.co.jp/special/beijing/soccer/japan/text/kaiken/200808130015-spnavi.html

 どうしてこんな質問を、他でもない監督にするんだろうか。

 日本人と欧米人のフィジカルの格差が元々あるところに、欧米には日本とは比較にならないど、サッカーについての歴史と文化の広がり、積み重ねがありますよね。その中で動くマネーやマンパワーも日本とは桁違いだし、日々行われている競争も桁違い。こうした圧倒的なサッカー文化の蓄積の中で、日本が進歩する以上に、欧米はもっと進歩する。

 日本がオランダなどのトップカントリーに追いつくには、まずアジア全域のレベルがヨーロッパ水準になり、常に国際間で、激しい競争が行われること。そして国内では、サッカーがダントツの人気スポーツとして君臨し、運動神経のすぐれた子どものほとんどが無条件にサッカーを目指すこと。

 スポーツジャーナリズムは、お祭り騒ぎやムードに流されずに、サッカーの本質を正しく伝え、観客の観戦眼のレベルは高く、良いプレイ悪いプレイに的確な反応を示すこと。芝のグランドが普通にあるような、どんな小さなまちにもクラブチームがあるような、サッカー的な文化がひろく社会に浸透していること。すくなくとも北京五輪では、日本とは関わりなくとも、ブラジル、アルゼンチンの試合が、一般放送で放映されていること。

 イタリヤでは、ワールドカップ期間中は重要な会議をしないことを国会が議決したけど、イタリア、ブラジル、スペインといったトップカントリーは、国全体の中に占めるサッカーの地位が極めて高い。このような社会的な諸条件、社会的な認知が整って、始めてトップカントリーを目指せるんだと思う。

 では、日本がそんな状態かというと、まったくそうではないでしょ。サッカーについていば、日本はニワカでしょ。少しのことをやったぐらいで、簡単にトップカントリーに追いつけるほど、サッカーは浅くないと思う。

 もちろん、チーム力の向上、国のレベルアップを目指すことは当然のこと。出た大会で少しでも上の順位を目指すのは当たり前の話。

 それでも日本のサッカーは、スコットランドとか、オーストリーとか、おそらくヨーロッパの中小国レベルにはあるから、それで十分なんじゃないのかな。たまにアトランタのような、番狂わせを起こせば、十分。すべてのスポーツが世界レベルを目指す必要もないし、レベルに達していないから価値がないと言うことでもないと思う。こういう考えってダメなのかな。

 おそらくサッカー文化の根付いたスコットランドや、オーストリーでは監督のさじ加減でトップカントリーに追いつけるほど、サッカーは底の浅いスポーツではないことを知り尽くしているので、記者が監督に「欧州のトップレベルのチームとの差を、どのように埋めるのか」という馬鹿な質問はしないと思う。

 もっとも問題は「世界とは何か」ということなんだけど。世界のトップスリーの常連になっていなければ「世界と差がある」という認識は改めるべきだと思う。世界の30番目でも、40番目でも、ノーマルにサッカーが楽しまれていれば、そこに「世界との差はない」と思う。

 ところで、私が「日本のサッカーは世界に追いつかないといけないのか」という命題にこだわるのは、これが秋春制への移行に、どうも結びついているようだから。

 サッカー協会のお偉方が、何が何でもトップカントリーに追いつかないとならないと強い強迫観念を持っているならば、秋春制への移行は避けて通れないものなのかもしれないけど、シーズンだけを動かしたからと言って、日本がキャッチアップできるほどサッカーは浅いものではない、と思う。

 むしろ、はっきりとトップカントリーへのキャッチアップをあきらめて、独自の道を進んだ方が、逆に近道になるように思うんだけど、どうだろう。


posted by hibari |01:02 | 日々雑感 | コメント(0) | トラックバック(1)

2008年08月13日

私は藤田監督を支持します

これは一つ前のエントリーのオオドサさんへコメントなんですけど、上げてしまいました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

オオドサさん 貴重な裏話、ありがとうございました。
 
 なるほどね。ところで、マラソンの野口みずき選手が、肉離れで欠場を決めたじゃないですか。

 トップアスリートの人が、ああしたフィジカルのトラブルで、大会を欠場することはすごく普通のことですよね。サッカーを長年、見ているからか、普通に思えるんですよね。

 むしろ一流であればあるほど、周囲の雑音に惑わされず、勇気を持って退くというところで、僕も残念とは思いましたけど、さすがにトップアスリートらしい決断だなと思いましたけど、マスコミはそうじゃないらしいですね。

 例えば、今日のYahoo!スポーツだけど、「野口が所属するシスメックス女子陸上競技部の藤田信之監督(67)には今後、“大舞台を前に野口を壊した男”のレッテルがつきまとう。」とあります。

 http://beijing.yahoo.co.jp/news/detail/20080813-00000009-ykf-spo

  “壊した男”のレッテルがつきまとう。こういう客観を装った書き方がすごく嫌だな。レッテル張っているのは、記者さん本人なのに。

 私は思うけど、大舞台のプレッシャーから選手を守った監督の勇気ある決断として、「大舞台を前に野口を守った男」として賞賛されるべき行為だと思うんですけどね。

 この国のスポーツジャーナリズムが、藤田監督の勇気ある決断を賞賛する日は、いつ来るんでしょうか。

posted by hibari |23:25 | 日々雑感 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年08月13日

オリンピックのこと

 ついさっきまで職場のテレビは、サッカー女子日本代表の試合を放映していました。強豪相手の記録的な大勝ということで、テレビを囲んだ同僚たちからも盛んに歓声が沸いていました。そんな声を背中で聞いていた私は、「お前たち、いつからそんなにサッカーが好きになったんだよ」というあまのじゃくな気持ちになったのですね。

 思わぬ失点を取り返そうとバランスを崩して点とりにいった結果、次々とカウンターを受けてしまうという、サッカーでは良くある展開で、5対1という点差ほど、日本の力が相手を上回ったわけではありません。実際に、リーグの順位表を見ると、大勝したわりには3位で、男子ならば予選敗退です。

 でも、なぁ、これからナデシコ、ナデシコ、と世界最強チームのようにマスコミは持ち上げまくるんだろうな。

 一方でナイジェリアに敗れて予選敗退となった男子チーム。これは昨日のサンスポの記事だけど

 『東京・文京区の日本サッカー協会には、五輪男子日本代表(反町ジャパン)の1次リーグ敗退から一夜明けて数件の苦情電話が寄せられた。広報担当は「電話の数は初戦の米国戦(敗戦後)よりも少なく、内容も過激なものはなかった」。日本サッカー界にとっては無念の結末も、ファンの関心は意外に低かった?』
 
 ファンの関心が低いのではなくて、試合内容が充実していたから「電話の数は初戦よりも少なく、内容も過激なものはなかった」という当たり前の視線はないの。

 それにしてもここの新聞7日には「68年メキシコ大会銅以来40年ぶりの五輪メダル獲得を狙う男子サッカー日本代表」と書いているけれど、アマチュアしか出場が認めれていなかった昔のオリンピックでメダルを取るよりも、昨日のナイジェリアから勝ち星を取る方が難しいかもしれないよ。
 
 スポーツ観戦は好きなんだけど、オリンピックになると、毎度毎度、特有の現実歪曲空間が出現するんですよね。そして4年に1回だけのニワカ柔道ファン、ニワカ水泳ファン、ニワカ体操ファン・・・ニワカサッカーファンが大量に出現して、それで、ちょっと引いてしまうというのか、なんだかなというのか。

posted by hibari |01:17 | 日々雑感 | コメント(6) | トラックバック(1)

2008年06月27日

ユーロと未来のサッカー

 今日の昼間の事務所のことです。来客がありました。

 「いや~、ユーロで寝不足でさ。」と
 今開催中のヨーロッパ選手権の話題になり、
  「面白いよね。ユーロ。あれ見ていると・・・」と言ったところで、
 私の顔見て、一瞬、言葉が途切れました。

 いいよ、無理しなくても。
「ユーロを見ていたらコンサドーレなんか見れない」と言いたいんでしょ。

 ユーロだけに限らず、衛星放送の普及で、海外サッカーがかんたんに見れるようになってから、こんな話を良く聞きます。その度に「テレビのサッカーよりも、たとえコンサでも、生のサッカーの方がはるかに面白い」と思ってしまいます。

 それはさておき、同じテレビの中という枠の中で比べると、日本代表が進化しているとしても、ヨーロッパはそれ以上の早さで進化しているようです。
 コートが狭く見えるし、時間の進み方は変わらないはずなのに、スイスの時間だけ、50秒程度で1分になるようなくらい早い。

 ところで「未来のサッカーはハンドボールになる」という人がいたけれど、ユーロを見ていて、まったくその通りだと思いました。ボールを手で扱えるハンドボールでは、パスミスやキャッチングミスなどがあり得ないため、中盤でプレスをかけることが無意味なため、ボールを奪われると、守備側は一目散にゴール固めます。
(テレビ観戦で何がじれったいかというと、ボールのない時の最終ラインがほとんど写らないことですね)

 未来のサッカーもこれと同じようになるというのですね。技術が上がり、パスミスやトラップミスがなくなるとプレスの意味が無くなり、中盤でボールを奪うことをあきらめて、ボールが奪われると、脱兎の如くゴール前を固める、というサッカーがより顕著になってきたように思います。
 
 そう思えば、ラインを高く保ち、前線からのプレスで高い位置でボール奪おうとする三浦サッカーは、実はオールドなサッカーなのかもしれないですね。ユーロを見ながら、そんなことを思ってしまいました。

 早く生サッカー見たいな。

posted by hibari |23:38 | 日々雑感 | コメント(2) | トラックバック(1)

2008年05月03日

GWは家族サービス

tree
ゴールデンウィークですね。 毎年のことですが、この期間だけは家族サービスでサッカー封印です。 これから家族で南に向かい、日曜日の夜まで帰ってこれません。 アウェイの京都戦。ホームのヴェルディ戦。 残留を掛けた大一番ではありますが、スタジアムには行けません。 家庭内でのレギュラーポジションを守るということでして。 でも、密かに勝利の念を送ります。 みなさま、私の分も応援よろしくお願いします。


posted by hibari |08:45 | 日々雑感 | コメント(2) | トラックバック(1)

2008年04月28日

ちょっと待ったマスコミ

ここ数日、マスコミ報道について、気になったものが続きました。中でもコレ。

柏が下着ドロ選手解雇、リーグ永久追放も
 http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20080427-353030.html

 ご存じのように柏の選手が、下着ドロで逮捕されたという事件ですが、これってすっごく冤罪のニオイがしませんか。

 下着ドロをしたのは今から7年も前ですよ。7年間、まったく逮捕に至らなかったのに、時効の間際になってDNA鑑定で柏の選手が犯人と特定できたという事ですが、DNA鑑定ってそんなに確かなの。もしその鑑定が間違いだったら、その選手が本当に無実だったら、どうすんのよ。そもそも「疑わしきは罰せず」じゃないの。

 考えてもごらんよ。ある日、突然、会社や家に、警官がずかずかと乗り込んできて「窃盗罪で逮捕する。7年前にお前は下着を盗んだだろう。DNAが一致した」と言われ、手錠をかけれて連行されたらどうする。逮捕された時点で、家族も、職も、社会的地位もすべて失うのよ。とっても怖いよね。

 それよりも、怖いなと思うのは、こうした目線からの報道が一切無いのね。今、警察の取調を記録することが議論になっているけれど、なんでこんなことが議論になっているのか、ちょっとは考えてほしいな。
 
 なのに、上で紹介した「柏が下着ドロ選手解雇、リーグ永久追放も」という日刊の記事には、逮捕イコール犯罪で、冤罪への疑いなんてニュートリノひとつ分もないよね。

 この記事は27日9時6分の記事なんだけど、翌日(つまり今日の)28日19時9分だと、

 『佐々木一樹常務理事と面談した吉田事業本部長は「本人にも会えないし、不確定要素が多い。推移を見守りながら慎重に対応したい」と述べた。』

 となっているのよ。

 あれ、27日9時6分の記事では、

『クラブ幹部によると「起訴されれば当然解雇だけど、それとは別にチームの結論は既に出ている。今は発表の時期を協議している段階です」という。』

 だったんじゃないの。「すでに決定」が「慎重に見守る」に後退しているよ。

 こんな7年も前の、しかも証拠がDNA鑑定だけというあやふやな事件で、本人も否定しており、冤罪の可能性だって十分に考えられる事件では、「不確定要素が多い。推移を見守りながら慎重に対応したい」というのが当然でしょう。

 なのになぜマスコミは「推移を見守りながら慎重に対応」できないの。どうして「選手解雇、リーグ永久追放も」という見出しにまで突出してしまうの。

 十分な裏を取らずに「選手解雇、リーグ永久追放も」と書いてしまった記者。そしてそれを許している日刊スポーツは、報道被害という犯罪の一歩手前まで来ていることを認識してほしいな。

posted by hibari |23:24 | 日々雑感 | コメント(5) | トラックバック(0)

2008年04月04日

北海道チャンピオンズスーパーリーグ開幕

期待のノナト、
開幕戦で2ゴール。決勝点の大活躍。

 で、俄然、全世界サッカーファンの注目を集めている北海道チャンピオンズスーパーリーグの話です。

 昨年行われていたDOナイターリーグがヴァージョンアップしたもので、若手に実戦の機会がほしい札幌と、各年代で強化の場がほしい道協会とのジョイントで生まれました。

 昨日行われた開幕戦は、札幌のユースとトップで、一人少ないハンディ戦になるのかな、そうならば公式試合ではないわな、と思っていたら、やっぱりハンディ戦でしたね。でも、フルメンバーだから真剣勝負かというとそうでもなく、これだけ実力差があると、ハンディがあった方が真剣になるのかも知れませんね。

 さて北海道チャンピオンズスーパーリーグの参加チームは次の通り。

コンサドーレ札幌(2007年J2優勝)
ノルブリッツ北海道FC(2007年北海道リーグ優勝)
札幌ウインズFC(2007年北海道リーグ2位)
札幌大学(2007年北海道学生リーグ優勝)
道都大学(2007年北海道学生リーグ2位)
札幌ユース(2007年プリンスリーグ北海道優勝)
室蘭大谷高(2007年プリンスリーグ北海道2位)

札幌のトップは別格として、他がどんな順位になるのか、と思うと結構、悩みますよ。
北海道の社会人チームではダントツの実力を誇るノルブリッツですが、他の社会人チームがあまりにレベルが低いので、大人だから上位ということでもないですね。同じオープンの天皇杯でも代表になれていませんからね。

かといって、大学が確実に強いということでもないですし、案外、一人少ないとはいえ、コンサのトップと互角の試合をした札幌ユースが2位。開幕戦でも得点した古田君は、トップデビューもあり得る、すごい逸材らしいですよ。

道内の大学では札大と道都が2強で、ここはノルブリッツよりも上と見ます。近年は札大の優位が続いているので、3位は札大。続いて社会人の意地を見せて4位がノルブリッツ。5位に道都が来て、6位は宮澤君のいない室蘭大谷。そして最下位がウィンズ。このへんになると草サッカーの範疇なので、ひょっとすると1勝も出来ない、かも知れません。

1 コンサドーレ札幌トップ
2 コンサドーレ札幌ユース
3 札大
4 ノルブリッツ北海道
5 道都
6 室蘭大谷
7 札幌ウインズ

と予想するんですけど。どうでしょうか。

posted by hibari |23:28 | 日々雑感 | コメント(3) | トラックバック(0)

2008年03月26日

ビックリしました

FUKI
本当ですか? フッキが川崎を辞めたというのは。 そうですか。ビックリしましたね。というか、うちは入団1週間で、アウセルが辞めるというのを経験しているので、驚くような立場ではないんですが、それにしてもですね。 思えば、一昨年、まだ2歳も若かったフッキは、話し相手もいない札幌でよく1年も辛抱したものです。FWらしくやんちゃなところがあったけれど、根はいいヤツ、と思っていました。 川崎の関塚監督にゲームから外されたことが原因らしいですけど、札幌時代のフッキを覚えている身としては、それだけでこんな辞め方をするとは、ちょっと解せません。 フッキは、札幌の前に1年間、川崎にいたこともあるのだし、アウセウのケースとは違うと思うんですよ。それだけに、報道ではうかがい知れない、何かが、フッキと川崎の間にあったんでしょう。 我々としては、近づくリーグ戦での対戦でフッキを相手しなくともよい、ということになりました。昨年は散々にやられています。札幌の三浦サッカーはフッキのようなタイプには弱いような気がしますので、この面では一安心かな。 でも、財政的も厳しい札幌がフッキを受け入れるということはないでしょう。残留のライバルである東京Vに行くのだけは勘弁して欲しいですね。どうせならば、ヨーロッパに旅立ってもらって、バロンドールなんかに輝く選手になってもらい、あのフッキは札幌にいたことがあるんだよ、なんて自慢できるようになってもらうことが一番ですね。 それはそれとして、ノナト君、君はどうする?


posted by hibari |23:47 | 日々雑感 | コメント(2) | トラックバック(0)

2008年01月12日

東洋の怪談

 2008年に向けて、サッカー界も徐々にお休みモードから覚めようとしているところで、札幌にもデビ純の入団が発表されるなど、来期への陣容が揃い始めてきました。

 そんななかで、札幌とは全く関係のない話ですが、すごい気になるニュースがあったんですね。

 ACミランやリベリア代表などで活躍したリベリアの怪人・ジョージ・ウエアがバリエンテ郡山」の総監督に就任するというニュースです。ウェアは、95年にアフリカ人として初めてバロンドールに輝いた名選手で、海外サッカーオタクだった私は、ウェアをマラドーナ以来のサッカーヒーローの出現と見て、大変に興奮したものです。

 そのウェアが、こともあろうに日本の、札幌がいるカテゴリー(つまりJ1です)の下(J2)の下(JFL)の下(地域リーグ)の下(県リーグ1部)の下(県リーグ2部)の下の県リーグ3部のバリエンテ郡山の総監督に就任したというんですね。ビックリしました。

 ブラジルのスポーツ大臣までやった“白いペレ”ジーコが、サッカー界のアウトサイダー日本のアマチュアリーグの、しかも2部にいた住友金属の選手になった、という事件以来の、怪事件だと思います。

 バリエンテ郡山のある福島県といえば、我がコンサドーレ札幌が96年にスタートしたときに最初の対戦相手となった福島FCのあった県で、福島FCはプロ化のめどが立たないとして98年に解散になっていますから、なおのこと、驚きました。

 バリエンテ郡山というのは08年1月6日に誕生したばかりのクラブで、代表はバイク買取・販売などを営むMCMコーポレーションの立川光昭さんといいます。この立川さんという人は、まだ31歳の若さで、01年にMCMコーポレーションを創業すると、瞬く間に会社を成長させ、今ではIT分野にも進出して、上海にも支社を持つような会社になったようです。

 こうした経歴を見ると、立川さんは、ジョージ・ウェアの招聘など、かなり深遠な事業戦略をもってサッカー界に進出したようです。しかし、立川さんは山梨の出身で、会社は東京。福島県との接点は見いだせません。立川さんが福島県にこだわってJ参入を目指すならば、福島FCの残党が作ったFCプリメーロを買収するなど、もっと手っ取り早い方法があったはず。
 
 年末に、Jクラブの買収・売却について、いろいろと意見を交わした経緯があるだけに、このニュースに強く興味を抱きました。一体、立川さんは、ジョージ・ウェアを日本に呼び寄せてまでして、何をしようとしているのでしょうか。
 

posted by hibari |00:49 | 日々雑感 | コメント(2) | トラックバック(1)