2005年12月29日

悲しい年の瀬

朝出勤すると、係長の一言。
「明日の酒宴は中止になるかもしれない」
・・・・ラッキーえー、残念。
聞くところによると、地区の人の家で不幸があったらしい。
貸館業務もしているので、空いているかどうか問い合わせがあったとか。

「あそこの地区で死にかけた具合が悪かった年寄りっていたっけか?」
と思い巡らすが、いないような気が・・・・

そうこうしているうちにまた連絡が入り、亡くなったのは帰省途中の20代の娘さんだということ。
交通事故だったそうだ。

その娘さんのお母さんをよく知っている。
いつも元気で、3年前にご主人を仕事中の事故で亡くしてからも娘さんや義理のご両親とともに
頑張ってきた方だ。
やっと学校を出して、就職させて「長く勤めるみたいなんだぁ~~」と喜んでいたのに。

人の命の長さは誰も想像がつかない。
人が亡くなるということは確かに悲しいことだけれど、寿命を全うしないまま逆縁で亡くなることほど
親にとって辛いものはない。

いつも元気で豪快な彼女に、こんなときかける言葉が見つからない。
何とも辛く悲しい年の瀬になってしまった。


posted by yurinee |23:19 | ほんのつぶやき | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:悲しい年の瀬

映画『息子の部屋(名前をクイックして下さいねレビューが出ます)』を思い出しました。で…突然息子さんを亡くしてしまった人が身近にいます。…きっと御存知かと思いますが…結構北海道では有名。
居なくなってしまった人に対する思いはそこで永遠に止まってしまい。美しいままで時が過ぎて行きます…もしこうだったら…今頃は…と。だから余計にに残された人は哀しみに呉れてしまいます。
冥福をお祈り致します。

posted by さーや | 2005-12-30 00:01

Re:悲しい年の瀬

流石にきょうの午前中は3人とも大人しかったです。
遊びにくるお客さんたちも、
「気の毒だねぇ」
としか言いようがないみたいです。

posted by ゆり| 2005-12-30 00:09

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