スポンサーリンク

2013年08月21日

子供ができない夫婦だったいるんだってことわかって!

うちには子供がいません。夫婦ふたりだけです。結婚したての頃は「まだできないのか」と言われ、
「はやく作らなきゃだめ」とかおせっかいな親戚たちがくちぐちに言いました。そのたびにまたかと思い落ち込んだりしていました。不妊治療も約10年やりました。そして流産しました。親以外誰も知らないことですが。
主人の弟の子供や親戚の子供もいっしょに集まることが多いうちなんです。そうすると赤ちゃんの頃は赤ちゃんの泣く声が責められているように感じてしまってだめだったんです。はやくその場からたちさりたかったんです。親戚の子がだんだん成長するにつれお年玉はあげるばっかり。「ありがとう」とは言われるのですが、あまりうれしくない。主人が「大きくなったな。何歳になった。学校はどうだ」などと聞いているのを聞くのもいやです。そういう自分がさみしいと思っていていろいろ聞いてあげられない自分もいやです。
あるときお掃除のモップの交換の人が「おめでとうございます」と言いました。
妊婦さんと誤解されたのです。
不妊治療のせいでお腹がパンパンになっていただけだったのに。
このときもさみしい思いをしました。
20代後半で結婚してから30代前半までは「まだなの?」と聞かれましたが、もう聞かれなくなりました。みんな哀れに思われるか挨拶代わりの人もいたのですが、聞いた人は言葉に詰まっていました、もうあまり聞かれることもなくなって「夫婦ふたりだけでも仲良くやっていればいいわ」と言ってくれますが、実家の母の田舎ではまだ長男の家にあとつぎがいないといい顔をされていません。

posted by sap111 |14:50 | コメント(1) | トラックバック(1)