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2006年01月07日

シーズンチケット販売会

20060107-05.jpgJ2のチーム数が決まるのが遅かったり、ドーム、厚別競技場開催の試合数が確定できないなどがあって、今季はシーズンチケットの売出しが遅れた。

ようやく7日、サッポロファクトリー・アトリウムで石井謙伍、鈴木智樹選手のトークショーを交えて販売会を行った。

20060107-06.jpg朝、別の用があり、正午少し前に会場についた。「社長、今、一段落したところですよ」と担当者に言われたが、それでも常時、10数人は並んで受け付け待ち状態。

「開始の10時前から、ずらっと並んで4、50分待ちの時もあった」とか。

受付のテーブル前に立って、お客さまに挨拶していると、顔なじみの方々が声を掛けてくれる。「社長、今年は上がりましょうね」「まだ、選手補強はあるの?」「開幕の相手はどこ」「ホーム開幕戦はいつ?」「学生チケの新設はよかったよ」

質問が、つぎつぎと。「上がりたいですね」「補強ねえ」
「スケジュールはまだJリーグから発表がなくて」などと
あいまいな答えしか出来ないが、皆さん許してくれる。


20060107-07.jpgポスターカレンダーの撮影の呼びかけにも、気持ちよく応じてもらえた。この日だけで百数十人が顔写真を提供してくれた。1300人集める予定だが、まだ500人くらい不足。15日のファン感謝デーが山場かな。

トークショーの二人の語りは快調。すっかり話しぶりがイタについてきた。司会者の質問に、逆に切り返すコンビにフロアと1,2階の回廊を
取り囲んだサポーターからは終始笑いが起きていた。

舞台を降りての握手会も、和気あいあい。トークショーは2時と5時に行ったが2回とも聴いてくれたサポーターも多かった。

この日、初登場の風船ドーレくんも好評。早くも子供さんたちの人気を集めていた。


20060107-08.jpg終わりごろには、昼から降り続いた雪もやみ、ファクトリーのレンガの建物を背景にナナカマドの実に雪が乗り、光に映えてとてもきれいだった。



posted by kodama |20:35 | クラブ運営 | トラックバック(1)

2006年01月04日

「二つのン」

正月休みに読んだサッカー関係の小冊子に「二つのン」というのがあった。
一つは、ロマンのン、もう一つはソロバンのン。この二つを
なりたたせるのは、なかなか困難だという主旨だった。

サッカービジネスは確かにそのとおり。
ロマンを追い求めれば、ソロバンが危うくなる。ソロバン重視では
ロマンが色あせる。その兼ね合いがなんとも難しい。

これは一般論だ。HFCの場合、この二つを両立させる環境は十二分にある。
今日(4日)は仕事始め。今年初めての朝礼で、私はそのことを話した。

HFCを取り巻く環境はよい。今年はドイツWCに牽引されるサッカーの年である。日本代表の出場はサッカー普及へ追い風となるのは間違いない。コンサドーレは10周年という節目の年を迎えた。
風を興すにふさわしい年だ。

チームは柳下監督の元で力を蓄え、3年目のシーズンを迎える。
5段階計画を基盤に、育成型チーム作りは進んでいる。
「3位以内、J1を目指す」。目標もはっきりしている。

経営的にも、昨年度は黒字を計上できそうだ。これまでの負の遺産をなくすには時間がかかるが、基盤づくりへの足がかりは見えてきた。
むずかしいが、二つの「ン」を求める道も。

強力なリーダーに支えられたチーム。フロントはそれをソロバンで支える。
具体的には収入の増大である。集客増、スポンサー獲得、グッズの販売が3本柱だ。さらに、IT事業の推進などさまざまな分野での収益を図る。

この10年間で、コンサドーレのブランド力は高まった。道民の信頼を
かち得ている。サポーターの熱い支援を受けている。
これは大きな経営資産だ。

この資産を最大限に活用して持続可能なチーム、HFCをつくる。
今年はそれに向かって一歩踏み出す年と位置づけた。

この10年間に道民から寄せられた支援に応えることでもある。社会貢献やサッカーの普及活動、青少年育成のお手伝いを一層活発化する。
他のスポーツ団体と手を結び、スポーツを通じて感動を生み出し、
地域の活性化、道民の体力向上、医療費の低減などに寄与していく。

ロマンは大きく広がる。

HFCで働きことは、魅力あるチーム作りに直結する。
仕事は決して苦しいものではない。北海道のためになることもつながる。
そこで働けることの喜びをみんなで共有できる。心からそう思っている。

この日、出席した外部の新年交礼会では、会う人は必ず、「今年は期待して
いますよ」と声を掛けてくれた。良いプレッシャーは力になる。
攻めの姿勢で前に進んで生きたい。


posted by kodama |23:21 | クラブ運営 | トラックバック(1)

2006年01月01日

夢に向かって

新しい年が明けました。
皆さま、おめでとうございます。
昨年は、コンサドーレへの応援、ご支援をありがとうございました。

今年は5段階計画の3段階目に入ります。昨シーズンの勢いを
そのままに、3位以内J1を目指して戦う年になります。
一層のサポートをよろしくお願いいたします。

大晦日は紅白で平原綾香の「明日」(新しい明日が始まる)を聴き、
ベートーベンの交響曲第9番第4楽章歓喜の合唱付で午前零時を
迎えました。

今年は新しい明日に向かって進みます。
チームはもちろんですが、サッカーを通じて北海道、日本、世界に
笑顔を少しでも広げる努力を積み重ねていきたいと思います。

昨年末には、津波被害にあったインドネシア・アチェに皆さんのボールが
届きました。笑顔が戻りました。難病に苦しむ、あやかちゃんの手術が
皆さんから寄せられた募金を使って、米国で成功しています。地震の被害に苦しむパキスタンへも皆さんの貴重なお金が送られました。

こうした笑顔を運ぶお手伝い、悲しみを癒す運動を、もっともっと積極的にやりましょう。

また今年は函館などで、コンサドーレ・スポーツ・キャンパス(仮称)
を立ち上げ、子供たちにサッカーを通じてスポーツの楽しさ、フェアプレー
の大切さを教えていきます。

さまざまな夢が広がります。その夢に向かって突き進み、歓喜で年末を迎えられる年にしたいと心にきざんでいます。


posted by kodama |00:20 | トラックバック(0)

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