2005年11月30日
パキスタン地震支援に再度のお願い
30日午後、パキスタンからの北大留学生、アズハルさんとアシムさんの
二人が来た。3日の草津戦会場で行う地震被害支援募金の打ち合わせの
ためだ。
この日、道新に本格的な冬の到来で、寒さのために死者が出始めている
との記事が掲載された。二人はいてもたってもいられない様子だった。
3日は北大にいるパキスタン留学生6人全員とその家族ら合わせて15人が
募金に立つ。防寒テントがいる、暖かい衣料を送りたい、そのためにはお金がいる。
気持ちは切実だ。
阪神淡路大地震の時にはパキスタンから支援が寄せられた。何とか、少しでも援助できないか。北海道にいるわれわれは、冬の寒さは痛いほどわかる。
「低体温症」と記事には書かれているが、凍死である。
北2ゲートで呼びかけている彼らに、励ましの声を掛けて
募金に協力してくれたら、暖かい気持ちが現地にも伝わるのではなか
ろうか。募金の後にはみんなでゲームを観てもらうことにしている。
せめて、一時でも楽しんでもらえたらと思って。
また、この日は難病のあやかちゃん支援募金も行う。
道民の善意が響くとうれしい。
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2005年11月29日
ブログって?
コンサドーレ・オフィシャル・ブログの運営会社のY社長さんから突然の
メールで「社長 ブログ講座開かない。講師になってよ」。
社内で無謀と有名な私は「いいですね、やりましょう」。
あれよあれよと言う間に、「児玉社長直伝!初心者のためのコンサドーレブログ講座」が出来上がってしまった。
12月3日(土)の今季最終戦、対草津とのゲームの前、午前10時45分から11時45分までドーム西棟会議室(南北連絡通路内)で、SSチケット弁当つき4500円。
「ちょっと高くない?」と口を挟む間もないすばやさだ。詳しくはhttp://www.weboss.jp/consa_form/
最近、IT関係者から「コンサのブログはものすごいことになっている
ようですね」と言われる。
圧倒的な広がりに注目が集まっているのだ。
道新のデータベースで「ブログ」を検索してみた。
2002年 1件(ただしプログラマーを検索エンジンがブログと間違えて拾 ったので実質ゼロ)
2003年 2件(書評「ネットは新聞を殺すのか 変貌するマスメディア」 青木日照氏ら著などに登場、もう一件は特集IT最前線)
2004年 4件(米大統領選挙とブログを取り上げたネット活動家キャメロ ン・バレットさんの紹介記事など)
2005年 11月29日現在、114件。一般記事の末尾に参考ブログのURLを 添えたものが登場
この一年間の爆発ぶりが以上の数字からもわかる。
新聞などの紙媒体、テレビなどのマスメディアや更新が難しい一般のホームページでは得られない情報ツールとして存在を発揮し始めている。
「ブログなんて」と考えている人も多い。でも幅広い範囲で他の人たちの考え、生活観を知ることで判断基準が深まる。
双方向の交流を生かし、大きな視野で自分の考えを見直す機会を提供してくれるこの“武器”を、もっと詳しく知りたい。私はそんな気持ちで参加する。
それが「私の直伝」。
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2005年11月28日
低い台が欲しい
11月23日の甲府戦の試合前、ドームの飲食店前を歩いていると、幼児を連れたお母さんに声をかけられた。
「ラーメンが好きで、よくここで食べるのだが、テーブルが高くて子供には食べさせられない。熱いラーメンが、かかったら大変だから」と。
確かに立派な台(写真)がラーメン店の前にテーブル代わりに置いてあるが、大人の腰の高さで、子供では高すぎる。熱いラーメンどんぶりを置いて食べさせるのは危険だ。かと言って手に持たせては食べさせられない。
お母さんの言うことはもっともだ。
運営部に「なんとかならないのか」と指示した。係りがさっそくドーム事務局に連絡して対応を求めた。まだ返事は無いが、低い子供用の台の設置を考えて欲しい。
施設はだれにとっても使い易いものでなければならない。求められるのは、いわゆるユニバーサルデザインだ。
電話器でも水飲み器でも、大人用、子供用、また車いすの人用とだれにとっても不便なく使える設備であることが要求され、諸外国では当たり前になっている。
ドームにはさまざまな人が訪れる。しかも札幌市が造った公共の施設だ。お年寄り、しょう害のある人、子供などだれにでも親切な設備であるべきだ。
ラーメンを食べる台だけではなく、階段の多さ、トイレの少なさ、地下鉄へのアクセスなど首を傾げたくなる、デザイン(設計)が多すぎる。
ドームの運営会社も、利用者からの意見を聞き入れる気持ちは十分に持っている。どうか気がついたことがあったら、どしどし教えて欲しい。すぐには出来ないこともあるだろうが、実現に向けて訴えていきたい。
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2005年11月27日
可愛かった未来の“勝利の女神”
コンサドールズ ジュニア・キッズの2005閉講式が27日午後、札幌市の中島体育センターで行われた(写真)。招かれて金子桂子先生らと一緒に終了証を手渡した。 可愛かった。とっても。
5月に開講した今年度は22回のレッスンに加え、サマーキャンプ、9月18日の公式戦総出演などをこなした。終了証を渡すとき金子先生、千葉夏美コーチは「ずいぶん背が伸びたね」「がんばったね」と、うれしそうに一人ひとりに声を掛け、背比べもしていた。みんな一回り大きくなったのだろう。体も心も。
小学生以下から中学生まで、今年は75人がこの日を迎えた。「お友達が出来た人」の問いかけに全員がハーイ。楽しい半年余だったに違いない。異なる学校や地域から集まってきて友達が出来、トップチームやサテライトのお姉さんたちに面倒をみてもらった。
こうした経験は普通の生活からは得がたい。踊りがうまくなる、体が丈夫になるといったことと、同じかそれ以上に大切なことなのだろう。笑顔いっぱいの子供達を見ているとそう思える。
コンサドールズはJリーグの中で一番早く出来た。パーフォーマンスの高さもナンバー1。キッズやジュニアからサテライトを経てトップへと上がっていくシステムが出来上がっている。レベルの高さがうなずける。
踊りだけではない。日ごろの態度が素晴らしい。目と目が合ったら、必ず「こんにちは」と大きな声であいさつしてくれる。とびきりの笑顔つきで。ゲームに勝ったときは、それが喜びを何倍にもしてくれる。負けて落ち込んだときは沈む心を癒してくれる。
選手、サポーター、スタッフ、みんながドールズの皆さん、勝利の女 神に感謝している。
来春の開講式では今日、終了証を受け取ったみんなにまた会えるか な。それを今から楽しみにしている。
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2005年11月26日
3週間たったオフィシャルブログ
このオフィシャル・ブログが始まって3週間が経った。
予想以上の反響に驚いている。コンテンツの中の若い選手の顔が見える「しまふく寮通信」などは圧倒的な人気である。
一日のページビュウは8万を超えている。発足直後の5日は14万に達した。訪問数も一日8千を上回る日が続いている。登録ブログ数は正確な報告を
受けていないのでわからないが、発足後2,3日で500を上回ったので
今では1000近くになっているのではと思っている。
ブログのポータルサイトとしては多分、道内最大になっているはずだ。
コンサドーレのサポーターの一体感がブログという“広場”に結集した感じだ。書き込みの数も圧倒的で、読みきれない嘆きを感ずる。
これまで見えていなかったサポーターの気持ち、スタッフの顔がブログの中から浮かんできたという反響は開設者としてはとてもうれしい。特にこれまで「フロントは何をしているのだ。コンクリートの事務所の中に入ったままで、顔が見えない」と思っていた方々が、スタッフブログを読んで、「ああ、フロントも少しはがんばっているのだ。息遣いが、思いがわかってきた」との反応があるのはブログ効果か。
伊達地区後援会がブログを立ち上げてくれた。これまでのホームページの代わりとして使ってくれる。ホームページに比べれば更新は簡単だ。だれでも書き込める。ぜひ、こうした使い方をしてほしい。地区後援会、個々のサポーターの意見や提案が直接、フロントに伝わり、双方向でやり取りし、すぐ実行することも可能になった。
ただ、キッズブログへの参加がまだ無いことは残念だ。サッカー少年団には、ホームページの代わりに使ってほしい。もし指導に対する質問などがあれば、育成部から答えることも可能だ。少年、少女が個人のブログを持っても良い。自分の意見を書き込む楽しさを知ってほしい。
このブログを見ている人の中で、サッカー少年団関係者がいたら、ぜひ開設に参加してほしい。
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2005年11月24日
パキスタン地震救援募金のお願い
コンサドーレは12月3日、草津戦が行われるドームで、10月8日に起きたパキスタン地震の救援募金を行う。北大のパキスタン留学生全員6人が家族と共に参加して、募金を呼びかける。
現地は降雪期を迎えた。被災者は寒さと飢えに苦しんでいる。道路は寸断され、救援物資はヘリコプターに頼るしかなく、困難に直面している。日本ユニセフ協会によると、これまでに5万人が死亡、300万人が家を失い、1万人が命の危険にさらされている。
ユニセフがはじいた、当面6ヶ月に必要な救援資金108億円に対し、発生後2ヶ月たった今も、その45%49億円しか確保できていない。寒さ、飢えに加えて清潔な水、トイレの不足で感染症の蔓延も心配されている。
募金に参加する北大大学院2年のアズハルさんは仲間と共に、これまでに100万円を集めて、母国に送った。「まだまだ足りない。寒さの前で時間との戦いだ。テント、毛布を送ってやりたい。ぜひ協力してほしい」と訴える。
NGOのセーブ・ザ・チルドレンは1000円で軽毛布、2000円で子供の衣料パック(毛織の帽子、セーター、くつした)、25000円で家族用防寒テントを準備できる、と言っている。
災害に苦しむアジアの仲間のために、救援の輪を広げよう
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2005年11月23日
立ち上がれ コンサドーレ
「闘」
魅入られた3分間~。ピッチに崩れ折れる選手たち。
「立て、立ち上がれ」と心の中で叫んでいた。
時には声を出して。
よくやったじゃないか。君たちは。
43節、最後の最後までJ1昇格を争ってくれた。
サポーターに夢を与え続けてくれた。
明日があることを戦いの中から教えてくれた。
最下位だった昨シーズン。そこから這い上がって
昇格圏のすぐそこまで来た今シーズン。
だれが、責めるだろうか。
あと2試合、君たちの全力注入を信じている。
そのあとに、来年がある。
夢をつなごう。立ち上がろう。
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2005年11月23日
笑顔で埋めるカレンダー
ニュースリリースで発表したが、2006年ポスターカレンダーを楽しい企画で作る。一枚のポスターを千数百人のサポーターの写真で埋め尽くそうというのだ。
その間に選手やスタッフの写真もちりばめる10周年記念参加型カレンダーである。
1996年生まれのコンサドーレは来年10周年を迎える。この間、サポーターの温かい応援に支えられてきた。喜びも悲しみもチーム、フロントと一緒だった。12番目の選手、その笑顔で埋め尽くすカレンダー。素晴らしいと思いませんか。
12月4日午前10時から、受付を開始する。コンサドーレのホームページへ入り、http://www.consadole-sapporo.jp/2006calendar から申し込み、自分の上半身写真をアップロードしてもらう仕組み。
来年2月中旬に完成させ、発売の予定だ。23日の甲府戦の会場で、PRするブースを設け、チラシを配布し笑顔で呼びかけた(写真)。チラシを手にしたサポーターの評判は上々だった。
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2005年11月23日
必勝祈願
今日は絶対に負けられない甲府戦。
ドーム入りを前に午前10時から北海道神宮で行われる新嘗祭に
参列する。今年採れた食物を神に捧げ、感謝する祭事だ。
神頼みはあまり好きではないが、コンサ必勝祈願もしてくる。
境内では毎朝6時25分から、ラジオ体操会が行われている。
ときおり参加して朝の空気を吸い、体を動かす。ついでと言っては
怒られそうだが、この一年、コンサドーレJ1昇格を祈念してきた。
でも、初夏の「茅の輪くぐり」の日に、輪を3回くぐって回ると
願いがかなうとの言い伝えを信じて、やってみたが、その日の
山形戦は負けた。
祈りが足りなかったのか。今日は念を入れて祈願する。
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2005年11月21日
あやかちゃんを救おう
J1鹿島アントラーズのサポーターで茨城県水海道市在住の神達良司さんの一人娘、彩花(あやか)ちゃん(11ヶ月)が難病にかかり、命が危ない。救うには、一刻も早く米国に渡り、臓器移植が必要だ。
「仲間の娘を救え」。鹿島のサポーターを中心に「SAVE! AYAKA」キャンペーン(写真)がサッカー仲間のあいだで広がっている。このブログでも書き込まれ紹介された。
彩花ちゃんは生まれた直後から異常があり、「ヒルシュスプルング病類縁疾患」の中でも非常に珍しい「全腸管壁内神経細胞未熟症」と診断された。小腸、大腸の神経細胞の数が少なく小型で未熟なため、十分な蠕動運動がなく排便、排ガスが行えない。その後、肝硬変などを起こし、9月には余命数ヶ月との宣告を受けた。
助けるためには臓器移植しか道はない。サポーター仲間は「あやかちゃんを救う会」を発足させ、渡米し移植するための費用1億3000万円を集める運動を始めた。これまでにおおよそ2200万円が集まったが、目標には遠い。ぜひ協力してほしいと全国のサッカー仲間に呼びかけている。
コンサドーレも12月3日の草津戦で、募金を呼びかける準備を進めている。ぜひサポーターの皆さんも支援していただきたい。
募金先、募金状況などは http://save-ayaka.com で詳細に書かれている。
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