2005年12月31日
ボールが届いた。笑顔が戻った
笑顔が戻った
インドネシア地震で孤児となった子供たちへのサッカーボールが12月30日
はるばる海を越えてアチェに届いた!!。
現地入りしていたTSUNAMI留学生帰国支援・北海道代表の大井わこさんから
「届きました」との喜びのメールが31日入った。内容をお知らせする。
写真も。
『おかげさまで、やっと昨日(12月30日)、ボールが届きました。
今、CMC(チルドレンズ・メディア・センター)の部屋はボールで
あふれています。
ボールが届いた昨日、偶然、誕生日の子供がいました。彼の妹も2日前が
誕生日でした。CMCスタッフの提案でサプライズ(びっくり)パーティー
をしました。サッカーボールをプレゼント、大きなケーキも買いました。
妹には落書き帳とクレヨンをプレゼント。
昨年は両親をなくした直後の悲しい誕生日でした。
今年はみんなに祝福される誕生日です。
祖母は感激で、涙、涙でした。
1月6日から8日にかけて、CMCメンバーとアチェ、メダンへボールを配布
するツアーに出ます。取り急ぎ、お知らせまで。
元旦のニュースになるとうれしいです。
みなさま、どうもありがとうございました。
良いお年を。 大井わこ アチェ・インドネシア』
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2005年12月29日
胴長太鼓
私の友人3人が素敵なたくらみをしてくれている。
一人は邦楽器店の社長、Kさん、もう一人は日本画家、Sさん、三人目は機械製作所社長のYさんだ。
Kさんが商売用に所有している胴長太鼓に、S画伯がコンサドーレのロゴやキャラクターを太鼓全体に描く。それを置く台(宮台)をYさんが鋳物で作る。
3人が力を合わせ、来シーズン開幕までに間に合わせて、北海道フットボールクラブに贈呈してくれるというのだ。
太鼓はまだ見ていないが打つ面が直径2尺(70センチ弱)、一本の大木
をくり抜いた最高級ものという。
S画伯は日本画家でありながら、「絶対にサイケ調がいい」と言い、「はではでにやるぞ」と構想にかかっている。
Yさんも「最近、設備投資関連の仕事が多くて忙しいんだがなあ」と言いながらも、「正月休みにやるか」と意欲十分。
コンサドーレJ1昇格を願ってドドーンのドーンだと早くも3人は盛り上がっている。
和太鼓の音は心と体にひびく。たたけば汗びっしょりになり、スポーツにふさわしい音楽と言ってもいい。「出陣太鼓に使わせてもらう」「イベントに使えば盛り上がる」。ドームに反響する勇壮な音、ばち捌きを夢見てしまう。
どこに保管するか、運ぶ方法は、湿気を防ぐ方法は、など難問もあるが、コンサドーレに寄せてくれる3人の好意が涙が出るほどうれしい。
制作過程の太鼓をいつか写真でお見せしよう。
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2005年12月29日
仕事納めの一日
雪で道路が渋滞し、前日は出社に1時間20分かかった。朝礼を15分遅らせてしまった。
今日は早めに出た。順調に走れて、だれもいない事務所に着いた。
鍵をさして開けたとたん警戒音がなる。鍵を開ける前に入り口でロック解除するのを忘れていた。あわてて戻り、スティックを入れ解除する。音が止まったので安心したら、警備員が飛んできた。手違いを謝る。
朝礼は、最後の日とあってシーズンチケットの連絡などそれぞれの担当案件が次々と。
「さあ、今日一日です。がんばりましょう」。Mさんは風邪で苦しそう。
大口のスポンサーさんが来てくれる。「来年はサッカーの年。うちもコンサドーレを例年以上に応援しますよ」とうれしいお話。
札幌ポラリスとの協力協定調印と記者会見のため、札幌市役所へと急ぐ。道路の渋滞を考えて福住から地下鉄にする。11時40分から新聞社、テレビ局のカメラの前でお互いにサインし捺印する。マスコミの好反応に驚く。
記者室へ移って記者会見(写真)。牧・ポラリス理事長が「もっともっとスポーツを」と力説、そのための協力協定と説明する。私の方からJリーグの100年構想などを紹介し、他の競技団体と手を携えていくのもコンサドーレのこれからの道などと話す。
「大通公園にスケートリンクを」「ドーム周辺にもアイスホッケーを観戦できるリンクがほしい」。「夏はサッカー、冬はアイスホッケー」。記者の質問に夢が広がる。
札幌駅で行われるJR餅つき大会に参加のため、吹雪の中を市役所から走る。
赤と黒のハッピを着る。ドールズがドーレくんと共に登場、駅コンコースが一挙にお祭りムードに(写真)。
ファイターズガール、B・Bも出るが元気のよさ、踊りのうまさではドールズが上と思えるのはひいき目か。
鈴木智樹選手も餅つきに参加、司会者の質問に答えて、来年の抱負を「J1昇格を目指す」ときっぱり。自分でついた餅を美味しそうに食べていたが、どんなことをしても絵になる。私もついたが、杵が餅にくっついて上げるのに意外に力が必要だった。
3時からの部長会に間に合わせるために地下鉄で福住へ。餅がお腹に入ったせいか、いい気持ちで寝込む。駅からの道は、雪が襟元に吹き込み、足もとが滑る。事務所前の駐車場周辺は日陰とあって特にすべりやすい。
部長会では新年に予定されている行事の説明、あいさつ回りの分担など懸案を確認する。この日到着した風船ドーレくんの箱が開けられ、使い方などを検討する。ユーモラスな形に笑いが起こる。
部屋の片付けが出来ていない。燃えるごみと燃えないごみに分別して出す。事務所に人の数が少なくなったと思ったら、一階で仕事納めが三々五々始まった。運営に協力してくれているダブルスの担当者も来てくれる。
車通勤者が多くて飲めない組がほとんどだったが、さまざまなことがあった、この一年。楽しい話題が次々と出て、盛り上がった。総務部員はお供えを置き、お飾りを入り口ドアにつけた(写真)。フェアプレーのポスターの横に。
駐車場の車は雪に埋まっている。雪をとり、ライト周りの氷を落とす。今年の仕事が終わった。みんなで笑いながら「良いお年を」と言い合えたのがうれしい。
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2005年12月25日
ドームでの座席位置
RB通信さま
22日のブログ「ドームでの座席位置」を読みました。
高齢者や体の不自由な人にとって、ドームはとても
不親切だと、いつも思っています。
ご指摘のような専用座席を設置することを検討します。
さっそく、26日の朝礼で担当者に伝えます。その検討
結果をブログで報告します。
ドームは階段の角度が急、トイレの数が少ない、
エレベーターが使いずらい、など高齢者や体が不自由な
人から幾度も問題提起されています。
年明けにはドームとHFC、日ハムの3者で話し合いの機会
を持つことにしています。少しでも観客にとって安全で
見やすいドームにするよう話し合いを通じて努力します。
コンサドーレの観客平均年齢は40歳ですが、今後
札幌圏の急速な高齢化に伴って、さらに年齢が高まる
ことも予想されます。高齢者対策は急務です。
より多くの観客にきてもらうための方策を考えていきます。
ご指摘、本当にありがとうございました。
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2005年12月23日
コンサ・スイートホーム
北海道立近代美術館で開かれている「アミューズランド2006
スイート・メモリーズ」に創作コーナー「マイ・スイートホーム」がある。
作家、荒木珠奈さんの展示《うち》の隣の部屋の壁に来館者が自分のスイートホームをイメージして紙で制作し、壁に貼ること出来るコーナーだ。
ここに妻が「コンサドーレ・ハウス」を作って貼り付けてきた(写真)。
コンサドーレにサポーターがいつでも立ち寄って交流出来る家「スイートホーム」があればいいとの思いかららしい。
私がコンサドーレにかかわってから、すっかりサッカーファンになった。
札幌の街の中心部に、そこに行けばサポ仲間に会え、お茶を飲んだり、
試合のビデオを見たり、グッズを買ったり出来る、ちょっと豪華なスイートホームが欲しい。
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2005年12月23日
JFLチームが欲しい
昨日(22日)、サッカー関係者の会合で、
「北海道にもJFL(日本フットボールリーグ)チームがほしい」との切実な声が出た。
JFLは今シーズンを終え、愛媛FCがJ2に昇格、そのあと
全国地域リーグ決勝大会で3位までに入ったFC琉球(九州社会人リーグ、沖縄)、ジェフユナイテッド市原・千葉アマチュア(関東社会人リーグ)、ロッソ熊本(九州社会人リーグ)が加わって来季は18チームで争う。
今季は「呑んでかかれ」をキャッチフレーズに16チームが2回戦
総当りでアマチュアサッカー界最高峰を目指した戦いが繰り広げられた。
あまりマスコミには登場しないが、年々、熱く、活況を呈している。
都道府県リーグから地域リーグへ、さらにJFL、そしてJ2、J1へと道はつながる。
18チームの顔ぶれを見ると、富山県にはアローズ北陸、YKKAPの2チームもある。
ところが北は宮城県のソニー仙台FCが北限だ。残念ながら東京都に次ぐサッカー人口を誇る北海道には、その影も無い。
一時は北電サッカー部を中心に期待もあったが、いまや立ち消えとなってしまった。大学、社会人チームとコンサドーレとの間にJFLチームがあると、これは楽しい。
北海道のサッカーレベルもさらに向上するだろう。
より地域に根ざしたチームの試合が800円から1000円のチケットで観戦でき、そこで活躍した選手がコンサドーレに入ってプロとなる。そうした道も開けるわけだ。
人口117万人の富山県に2チームがあるのだから、570万人の北海道なら、道央、道東、道北、道南にそれぞれのチームがあってもいい。そのチームが競い合い、道内ダービーを繰り広げることを考えると、ますますサッカーは盛り上がる。
コンサドーレも一層強くなる。来年は、そんな夢が動き出さないかなあと思っている。
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2005年12月20日
J.JEAGUE AWARDS
横浜アリーナで20日開かれた2005J.LEAGUE AWARDSに出席した。
高円宮妃殿下、高島礼子さん、石田純一氏らもプレゼンテイターとして
招かれ、最高の盛り上がりを見せた。
今シーズンはJ1、J2合わせてこれまでの記録を破る850万人が
入場、J1終盤の緊迫した展開もあって、サッカー人気を象徴した
シーズンだった。
関西初の優勝を決めたガンバ大阪勢の喜びはすごかった。
鈴木チエアマンはあいさつの中でJ2にふれ、「レベルは年々上がっている。
J2から昇格した3チームがどんな試合を見せてくれるのか楽しみだ。またJ2に落ちたチームもしっかりしたゲームをしてほしい。そして全国にたくさんの夢を提供したい」と述べた。
最優秀選手賞、同監督賞、ベストイレブンなど華やかに表彰があった。
難病で臓器移植手術を受けた彩花(あやか)ちゃんを支援した
全国のサポーターを「JOIN(ジョイン)賞」と称えた。
コンサドーレのサポーターも栄誉に浴したわけだ。
会場にはコンサドーレの旗も飾られていた(写真)。壇上にあがった各チームの選手の中に和波選手の顔も(写真中央、スキーンヘッド選手の左隣)。
入れ替え戦でJ1昇格を決めたヴァンフォーレ甲府の海野社長夫妻と私ども夫婦と一緒に写真に納まったが、海野社長のうれしそうな顔が印象的だった(写真右)。
posted by kodama |23:48 | クラブ運営 | トラックバック(0)
2005年12月19日
白い恋人たち
18日に行なった2005ファンクラブ「プレミアムメンバー限定パーティー」
は楽しかった。すすきののディスコ・キングムーへは初めて入った。
どくろや蛇の彫り込みが壁にあり、異様な雰囲気もパーティーを盛り上げた。
圧巻は阿部、岡田、鈴木3選手のトークショー。
少し、紹介しよう。ひごろ知ることが出来ない内緒ごとを~。
鈴木選手 「運転免許を取得中だが、仮免を取るのに4回落ちた」
岡田選手 「ファッションにこだわっていて、買った衣装が自分の部屋に
入りきらない。ほかの部屋を借りて収納している」
阿部選手 「得意はカラオケ」。なんとサザンオールスターズの
「白い恋人たち」を熱唱してくれた。
この歌は、しまふく寮の村野夫人の好きな歌(ブログ・しまふく寮 通信参照)。それを知ってかしらずか、心にくい選曲。
プロばりの歌いっぷりに大歓声を浴びた。
この日、集まったプレミアムメンバーは189人。
トークショーのあとはお目当て抽選会。
選手のユニホーム、シューズ、柳下監督の
サイン入りボールなどを3選手から当選者に手渡されて一緒に写真をとり、
歓声がディスコの天井に跳ねた。最後は選手を中心に笑顔の集合写真でお開き。
この情景を写真にとったのだが、今は明日の横浜アリーナで開かれる
Jリーグアウオード出席のための出張先。デジカメ取り込みのコードを忘れて
画像のアップロードが不能。明後日以降に展開するのでお楽しみに。
posted by kodama |23:27 | クラブ運営 | トラックバック(0)
2005年12月17日
夢に向かって
CVS交流会のあと、7大陸最高峰の単独登頂に挑戦している
札幌市在住で、札幌国際大学4年、栗城史多(のぶかず)君の
南極最高峰ビンソンマシフ(4895㍍)壮行会に出た。
栗城君は9月にアフリカ最高峰のキリマンジャロ(5,985㍍)に
登り、頂上でコンサドーレのバナーを前に記念写真をとり、
支援をアッピールしてくれた。
すでに北米のマッキンリー(6,194㍍)、南米のアコンカグア(6,960㍍)
ヨーロッパのエルブルース(5,642㍍)を単独で登頂に成功した。来年1月
南極最高峰に向かう若き登山家だ。
「夢はかなう。やれば出来る、を実行したい」。時には死と直面しながらも、
まっすぐに夢に向かって突き進む栗城君はさわやかだ。道内の経済界人の
応援の輪は次第に広がっている。
経済合理主義がまかり通り、効率がもてはやされる今だからこそ、
その対極にある単独の冒険登山に惹かれるのだろう。
「コンサドーレもJ1に向かってがんばってください」と栗城君から逆に激励された。
北海道の地図をあしらった旗に、「コンサドーレは栗城君を応援しています」と寄せ書きした(写真中央が栗城君)。登山中、つらいとき読んで元気を出してほしい。
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2005年12月17日
“社長様”と市民クラブ
17日のサポーターズブログに「社長様へのお願い」と「市民クラブの連携」
の二つがあった。私たち、フロントが考えていることと、サポーターの皆さんが思っていることが同じだと知ってうれしかった。
福祉施設への慰問は今真っ盛り。ドーレくんを先頭に、毎日、5、6箇所
をコンサ・サンタ隊が訪問している。お年寄りの施設、恵まれない子供たちの
施設などを巡っている。
ときには選手も参加し、ボール遊びなどを行い交流を深めている。プレゼントを持参し、よろこんでもらっている。「はーい、今日は何十個のプレゼントを用意してください」。職員が毎日、パッキングに追われている。
「市民クラブの連携」については、秋口からNPO法人ポラリスの牧理事長
と話し合っていて、近く、協力協定を結ぶ準備を進めている。「冬はアイスホッケーを、春から秋まではサッカーを」。
それぞれのサポーターに、こう呼びかけて、お互いに協力し合えないかという趣旨だ。日本アイスホッケーリーグに参戦していた伝統の雪印チームが会社の不祥事で、廃部となり札幌からチームと雪印リンクが消えた。
チームの一部を引き継いだポラリスは、NPO市民クラブチームとして、がんばっている。しかし、ウインタースポーツ離れや資金不足から、なかなか道民にアッピールできないのが苦しい。
アイスホッケーはサッカーと同様、とてもエキサイティングな競技だ。
しかし、ファンを増やせず、それを見てもらえなのがポラリスとしてはつらいところだ。
ゲームの日に、ポラリス・サポが福住側の道路横でコンサ・サポにチラシを巻いたこともあった。具体的にどんなことが出来るかを話し合っている。コンサドーレとしてはマッチデープログラムの中に記事として「ポラリスもよろしく」と呼びかけることなどを検討中だ。
「こんなことが出来るよ」といったアイデアがあったら、ぜひ教えてほしい
協力して、北海道のスポーツを盛り上げたい。
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