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2019年01月04日

PKはどのくらいの確率で成功しているのか?

連日高校サッカーから目が離せないという皆さま、お元気ですか?

私、年末に全日本少年U-12サッカー選手権大会決勝、川崎U-12と大阪のクラブチームの試合をTV観戦しまして、本当に楽しませていただきました。もう5年以上になると思いますが、U-12カテゴリーでは、8人制で行われるのが主流になっています。体格、体力、スピードなどを考えると合理的なサイズなのでしょうね。ボールタッチ数が増えるので、育成上好ましいといわれてもいます。

さて、高校サッカーですが、旭川実業高は本当に残念でした。もう1点取れてたらな。。。で、PK戦となり。。。


さて、今日はJリーグのPKのことを書きます。

2018シーズンリーグ戦、コンサドーレ札幌がPKを得たのは4回、うち決めたのは2回。決定率は50%でした。

また、PKを与えたのは4回、うち止めたのは1回。阻止率は25%でした。


Jリーグでは、いったいどれくらいの確率でPKで得点できるのでしょうか?


2009年から2018年までの10年間のリーグ戦、J1での総PKは602回、うち得点となったのは488回で決定率は81.1%でした。

昨シーズン1年間では総PKは70回、得点は56回で、決定率は80.0%でした。

ですのでだいたい5回蹴ったら、4回成功、1回失敗という感じです。


J2リーグ戦ではどうでしょうか。2009年から2018年までの総PKは831回、うち得点となったのは668回で決定率は80.4%でした。

また昨シーズンは、総PKは100回、得点は81回で、決定率は81.0%でした。
ですのでJ1同様、だいたい5回蹴ったら、4回成功、1回失敗という感じです。

ですので、ソンユン選手については、数字上でいうとまずまず合格点、ジェイ選手については、来年は頼むよ、という評価になろうかと思います。


また、ここ5年のシーズンごとのJ1.J2の決定率をみると、

      (J1)  (J2)
2018年 80.0% 81.0%
2017年 85.1% 84.0%
2016年 81.0% 82.8%
2015年 78.8% 76.1%
2014年 75.0% 76.1% 

となっており、両者に高い相関関係があることが分かります。

しかし、これについて、私には仮説とすべき原因が、全く思い当たらず、ただただ不思議だとしか言えません。



posted by katoma2090 |14:28 | コンサドーレ | コメント(3) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:PKはどのくらいの確率で成功しているのか?

という事は、今回の大会記録の19人ずつ蹴って、17-16は確率86.8%でJより高かったのですね。 非常に参考になりました。 貴重な情報ありがとうございました。 

posted by よっしー| 2019-01-04 16:58

Re:PKはどのくらいの確率で成功しているのか?

という事は、今回の大会記録の19人ずつ蹴って、17-16は確率86.8%でJより高かったのですね。 非常に参考になりました。 貴重な情報ありがとうございました。 

posted by よっしー| 2019-01-04 20:56

Re:PKはどのくらいの確率で成功しているのか?

年々、成功率が高くなったのは、GKの動いて良い範囲とその運用が年ごとに少し変わるからかと。
邪推ですが、J審判の重点目標になると少しでも前に出るとやり直しになるので成功率が高くなる。
2018は少し緩やかになったのか、GKが慣れたために少し下がったのかと。。。

posted by あいうえお| 2019-01-05 18:12

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