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2008年07月07日

ネタ: 日曜午後の宮の沢/俺の七夕

2chでさらされてもアクセス数+400程度の不人気ブログへようこそ(挨拶).

まあ森作り基金は別会計でやるからといいながらコンサへの寄付を拡大解釈して森作りに使わせていただきますとかいってみたり、相変わらずノーガード戦法で突っ走る相手に対してはツッコミ疲れるわけなんですが、それ以前としてしばらく忙しいので土日の試合は見に行っててもHFCの平日営業時間内に動けてませんすいません。まあ、もういろいろ聞いてもいってもそこはかとなく無駄感が漂ってはいるわけですが。

そんな中、日曜は練習試合があるものと素で勘違いして宮の沢いってみましたよ。14時ぐらい。
するとピッチにはお子さんわさわさ、客席は練習試合-αな人の入りですがビデオ回してる人がいつもより多め。ということで小学生相手にサッカー教室やってたんですが、コーチだけじゃなくてトップの選手もちゃんと中に入ってやってるわけですよ。
出てたのは砂川・芳賀・中山・藤田......坪内?
#トレウェアで背番号ついてなかったので自信がありませんすいません
と、ちゃんと主力級。

いや、これはいいことだと思いますよ。子供達にとっては思い出にもなるだろうし、プロの選手に文字通り触れるわけで。あまり関係者以外わさっとこられてもということかいつものことかコンサの月間スケジュールなページにはいっさい今日そんなことやるなんて書いてないけど。ニュースリリースにはあったのかも知れないけど。
前の選手が各種メディアに露出するってときも日によって書き漏らしてたけど、この辺はちゃんと抜けのないようにすべきだと思いますよ?
というか磐田公式とかみたいに、今日の予定がトップページ見るだけでわかるようになっているといいと思うんだ。

で、それはさておき、今日は七夕だそうです。
つーことで、俺の昔も今もかわらない七夕を晒してみるよ。
こっちネタも他に一つ作ったけど忙しい気味なんでこっち方向も放置気味。

posted by hokunan |01:54 | もろもろ | コメント(3) | トラックバック(0)

2008年07月03日

ネタ: 記念植樹に見る理想と現実と価値観の違い

花と緑あふれる地球環境について考える、ほくなんなブログにようこそ(挨拶).
えらく長いんでご用とお急ぎでない方限定でどうぞ。

ということで、土曜日は勝利祈願もかねて苫小牧の山、樽前山にちょっくら登ってきましたよ。
ああ、今千歳側から登れないから「いいや苔の洞門とかも千歳だし千歳の山だね!」とか主張するの禁止。活火山じゃないけど標高高い恵庭岳は元々領土なんだからそれで満足していればいいと思うよ。
#領土って何だよ
あと、白老の人たちが「土地は町に入ってないけど心のふるさとだ!」とかいうのは可。

ということで花写真をぱらぱらと。とはいえ、この辺で撮ってる写真は平地とは植相が違うんですが。
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不思議なものをみましたよ。下手な腕と安いカメラなんでうしろにピントあってるけど。
見え方というか大きさと飛び方は明らかにアゲハチョウ、でも白いというか薄黄緑というか。アルピノ?

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まあ残念ながら下界に雲海が広がっていたのでてっぺんからの苫小牧なり太平洋なりってのは見えなかったわけですが、まあ支笏湖はうっすらとぼんやりと。しかし勝利祈願とかいいながらドーレくんぬいぐるみもタオルも持ってきていなかったことに気づく。

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ああ、「レンズかCCDかわからんけど、ゴミすごい乗ってるね」とかつっこむの禁止。ほんとはNikonがD80後継機出したら即買おうとしてたんだよ。そしたらD700って......

基本的に7合目から東側登るのは距離も時間も短くてすむ比較的楽な山だけど、選手に登らせるのはお勧めしません。登山道は足元がゆるめで特に一部軽石が乗ってるところもあり、足というかひざへの負担が大きいです。私の脚で上り下り両方で1:10という感じ。

で、そのまま記念植樹とやらへ。ついでにえらい人が来るんであれば、百年の森の話でも聞こうかなと。
札幌側からいったら国道453号支笏湖ぞいを温泉街抜けてカーブ曲がってすぐで左。翠明橋までいったら行き過ぎ。林道の看板は国道から林道側へ入らないと見えないのでそれっぽい道があったら向かってみましょう。場所的にはこの辺。
多分普段は入り口に鍵がかかってるものと思われるゲートが2ヶ所あり。期間外にどうしても目にしたい人は多分要森林管理署お問い合わせ。偶然あいてても別のところで作業やってて終わった人たちに鍵かられたら泣けると思うから。つーかHFCはどう考えてるかわからんけど、普通国有林なり道有林なり入るには入林届とかいるから。ああ、脳内誤変換禁止な?
で、場所もまた微妙なところなんだ。その前にも風倒木跡らしき開けたところがあるし、微妙に山奥だし、実際車止まってなかったらそのまま突っ走ってましたよ。

でね、なんかもうすごくしょんぼりというかがっかりというかさみしい話が。

いやね? こうやって公表してるでしょ? それで、どんだけ人来たと思う?

ぶっちゃけね。
報道陣かサポか判断つかない人、1人。俺をサポと呼んでいいなら、もう1人。

サポ計、最大2人よ? こうやってアナウンスして。
あとはHFC関係者が一番わさわさ社長に役員の人になぜか営業のえらい人ともいう感じで、あと実際に木を運んだり作業したりする造園屋さんわさわさ、報道陣わさわさというかそれでも5, 6人ぐらい、森林ボランティアの人数人、森林管理署の人2人。
で、選手2人とドーレくん。

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この写真に写ってる人数に、報道陣かサポかわからん人1名、造園屋さん作業員の入ってない人々たぶん5, 6人ぐらい、そして俺。総勢そんだけ。

正直びっくりした。超びっくりした。コンサの動員力って何よ?
で、そんなんだから結局来ていた新聞社も、各社紙面でもWebサイトでもそんな話なんて総スルーでようやく道新が7/2付けで記事にしてくれたぐらい。そんなんじゃやったところで何のアピールにもなりゃしない。
でも社長が現地で曰くは「実際に秋に植樹するときは、サポーター50人ぐらい来ますから。」だそうな。
さすが実入場者数が想定の6割程度というすばらしい予測をたてられる人たちはいうことが違いますね!

ということで、植林に賛同されてるはぜひそのときは足を運べばいいと思うよ。

で、それよりもっとびっくりで腹立つ話が一つ。
テレビカメラも入ってたんですが、植樹後に「今日の植樹の感想を」的な話を撮ろうとしてたわけですよ。で、カメラ回る前にそういう話聞きますからって振ってたんですけどね。

......っていうか両選手とも、今日の植樹の意味、わかってねえ。

もうね、びっくりっていうかポカーン(AA略)ですよ。
「ここで植えた苗木を、大きく育てて、その台風で木が倒れたっていう他のところに持っていって植えるんじゃないですか?」とかいってるし。答え合わせしたからカメラの前では大はずれの話はしてなかったけど。

でもね、これは選手が悪いんじゃなくて、明らかにHFCが悪い。
あんたらにとって、選手は単なる客寄せパンダか? 選手を乗せてくる車内なり、お願いをした席なりで、5分くらいでもこれこれこういうことで、だからここに木を植えるんだぐらいの説明もできないのか?
というか、今までこうやって選手呼んでたとき、ほかの各種イベントでもまともに説明も活動の意義も話さないで、ノリで出させてたのか?

一般の会社なりなんなりでも、何かをお願いするときに作業の意味を説明せずにただ部品として人を使う場合と、その作業について全体の中でどのような意味を持ち、どれだけその作業が重要か、必要かを説明した場合とで、作業する人のやる気、それに伴う効率がかわってくるっていうのはクォリティコントロールやら何やらで有名な話。前者のように使えば作業員はいわれたことしかやらなくなるしそれすらも手を抜くようになる。一方後者のように使えば作業員はやる気をもつばかりでなく、たとえば作業に対する改善案を自主的に考えたりもすると。まあ、そういうことも思いつけないのがHFCクォリティということですね、わかります。

でも選手を人としてまともに育てたいならだ。そういう説明はした方がよくないか? そこから選手が環境問題に対して個人的にも興味を持つかも知れないだろ? オフシーズンとかに自主的にそういうイベントに参加したい、とかなったら選手の身になるし、それは回り回ってコンサのアピールにもなるだろ?
まああまり目覚めすぎた結果、「人類は、自分の手で自分を裁いて自然に対し、地球に対して贖罪しなければならん」とかいいだしたら逆襲のアレになってしまうわけですが。
あとは普通に勉強したあまり「どうして3年以上の間、ここでは植林が行われてなかったんですか? 国道沿いでは普通に進んでいるのに」とか「先日、皆伐について道新で取り上げられてましたね」とか「この場所で木がこれほど倒れた原因はなんでしょうか? 間伐が適正に行われていなかったから? 窪地で風を集めるからとかいう地形的な問題? それに対して、今回の植樹ではそれをどう対処するのでしょうか?」とかつっこまれたら困るからなんてことは、まさかないでしょうけど。

で、とりあえず現地で造園な人々と話してる社長の話をうすらぼんやりと聞いていたわけですが、「ああ、樹種のこととか林のこととか全然知らないで話してたんだな」とか、自分で植える樹をいうだけの知識はなくてそっちの造園屋さんお勧めの樹をひたすら植えていこうというんだな、ということがわかりましたので、とりあえずこっちの話を聞いてみました。

Q. 東雁来の植樹の件はどうなったんでしょうか?
A. ねんりんピックの関係で、当初植樹を予定していた箇所がゲートボール場になることとなり、予定していた通りの植樹は行えなくなった。一方、周囲に植えている桜の育ちが悪いことから、風が当たらないよう他の木を桜の周りに植えることを考えている。

......えーと。

それ、いおうよ。ちゃんと。
浄財集めた分の説明責任とか、途中経過なり事情が変わったなり、力を貸してくれたりお金を出してくれたサポーターに報告するとか思いつけないの?
というか、「こういうことをやるのでご協力いただきたい」とお金集めて、やらなくなったそのお金はどこへいったの? ザ・どんぶり勘定?

......なんだかもう、ね。
それでまた別途お金集めようっていう心魂が信じられないよ。

で、あえてその場で聞かなかったけどまた書いておこう。
「社長、あなたその基金とやらの役員なりなんなりになろうなんて考えてませんよね?」

まー。数千歩ぐらい譲ってどうしてもこういうことをやるとしたときの対案をまた晒しておくよ。

  • 選手といくバスツアー的なイベントで植林をやる。もちろん現地自主参加も歓迎だけど、駐車スペースもそう無尽蔵ってわけじゃないし車入るところは土が荒れるし。バスツアーに参加する人にはサインぐらい全員プレゼントすればいいし、とりあえずその分は間違いなく植林に参加してくれるので人数押さえにも役立つ。で、行き帰りの車内で10分ぐらいでも、選手も参加者も植樹について一緒に学べば教育効果も上がるでしょう。で、ちょっと高めにいただく代わりにその分を基金とやらに組み込ませてもらうと。
  • あの場で造園な人から話出てたけど、風倒木で野ざらしになってるの使って植えた木の回りに破砕チップをまくってのは良い案ですよ。お金かかるけど。造園な人は雑草生えなくて管理が楽だといってたけど、他のメリットとしてなんか放置されてた結果、場所にもよるけど笹どころか草も薄くしか生えてない貧相な土になってたから土の保水力アップとか乾燥防止とか、表土の飛散防止とかいう意味でもおすすめ。
  • たとえばセブンイレブンとかニトリとか、スポンサー様の植林イベントのときにもいける選手を参加させる。で、協賛なりなんなりで名前を一緒に出させてもらう。HFCは植林を通して云々ってアピール、別に自分たちの森だけでやらなくてもいいわけでしょ? もう協定結んじゃったからこっちはこっちでやるんだろうけど、そっちにも顔出すことでうちが単体でやるよりもアピールしてもらえるし、HFCは積極的に取り組んでいますってのもアピールできるし。っていうかそういう他の企業の植林のやり方なり話の進め方なり、やった活動の広報の仕方なりをちょっと参考にさせてもらった方がいいと思いますよ?
  • むしろさ、今回は偶然そうだったみたいだけど、こういう植林ってユース上がりの選手をできるだけ出させるようにしてみない? コンサドーレの選手の育成の芯っていう意味を持たせて。

ちなみにこれから植える方面の写真。よもぎとか、草も一応生えてはいるけどわりとまばらでこのままこの辺に植えるとどうだろうなというところ。残ってる樹に近い斜面側いったらもう少し密になってるみたいだったけど。
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っていうか、組織としてやったことの報告が一応オフィシャルとはいえ社長ブログにしか載らないってどうよとツッコミ入れていいですか? っていうか、そっちのブログへのリンクもない、やったという言及もない公式ページの存在意義って何ですか? とりあえずよそのチームのページを見たら報告って大事ねー、とか思えませんか?

とまあそんな話をちょっと続けてみましたが、あとはてきとーに癒し映像をお楽しみ下さい。

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さっくり選手2人にサインもらいましたが、実はこれ、もう手元にありません。次の日旭川いって、観戦会やってるサポートシップスポンサーのエスタージオさんのところに置いてきました。私と違ってマスターは信頼できる方なので、店内に飾るなりコンサ夏祭りの景品で出していただくなり、少なくとも私の手元で死蔵しているよりかは世のためになる使い方をしていただけるでしょう。私はサインをいただいた思い出としてありがたく受け取りましたし。
といいつつ浦和赤の練習試合見に行った帰りにもらってきたサントスやらセルヒオやらのサインを提供するのは断る!!

植林見たあと、白老のポロト湖温泉いって一休みして、まだ歩きたりなかったので苫小牧の錦大沼歩いてきました。
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そこからはちょっと離れてるけど浜辺沿い。あえて撮らなかったけど、ハマナスもピンクの花を咲かせていましたよ。
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さて、ここまで見て気づかれた方がいたらすばらしいんですが、社長ブログのコンサの森とやらの話には、そして社長ブログの今までの話にも、野の花はいっさい出てこない。木を植えるだけの話で美しいとかいってると。まあ、その辺が内地の人の森の感じ方、美しさの感覚なんでしょうが、ダ・カーポ見習えとも思わないでもない。ひょっとしたら社長は本気でいいことをしようとしているのにどうして反対なんてされるんだろうと思ってるのかも知れませんし(棒読み), ここまでいくと根本的に理解不能な価値観の相違なのかも知れませんがとりあえず北海道民の感覚に近づきたいと思うんなら、国道276号分岐から道道沿いに、てっぺんまで樽前山登ればいいと思うよ。そんな無茶な距離でもない、苔の洞門が登山道として使えた頃は地元民はそれぐらい歩いて登ってたのさ。小学生でも2時間半ぐらいでいける道程だよ。それで植林じゃない、熊が出るかも知れない手の入り方が最小限の森ってのを、熊よけの鈴を鳴らしつつ頂上まで登ってみたらたかだか1000m超の山かも知れないけどちょっと違うものが見えるかも知れないよ。

翌日、狼を見にいってきました20080703-21.jpg
ぐてー。
......ああ、暑かったから仕方ないな。

あとはお約束のこの辺。
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ちょっと元気になったらしい。
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さて、せっかく祈願を兼ねて登ってきたのに日曜は2-4で負けってことは、もしかしてオラオラ(引責)ですかァ?
(YES, YES, YES! (OH MY GOD!!))
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ(略)
ほくなん 再起不能(リタイア)! (TO BE CONTINUED→)


posted by hokunan |02:23 | 報告もの | コメント(0) | トラックバック(1)