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2008年12月02日

提案ネタ: CVSを通してもろもろコンサの課題を解決してみようと思うよ

勝ったとき更新しようとしていたらここまで放置されましたよ(ということにしたいのですね)(挨拶).

まあ世の中戦力外やら何やらという話題であふれているわけですが、今日の私のお題はこちら。はい、CVSネタです。いや、バージョン管理ソフトのことじゃなくてね? つーか誰だこのCVSの項目にコンサドーレ札幌・ボランティア・スタッフとか入れたの。

まあ、俺の身に起こったことをありのままに話してみると「飲み屋でコンサを観戦していたら12/6のCVS体験会に勧誘された」

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが おれも何をされたのかわからなかった…

頭がどうにかなりそうだった…

FKで2失点だとか超ヘディング空振りだとか そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ… (by ポルナレフ)

というわけなのですが。

ぶっちゃけると、そんなぐらい運営の中の人と違ってCVSの人は現状に危機感を感じているというわけなんですよ。某ナスさんとこでHFCの中の人と同席したこともあったけどそんな営業受けたこたーねー赤黒ネクタイとかいまだ実現してねーし。
さらに来期は計51試合、ホームは25試合とか26試合とかいうわけで、まあCVS参加者がわんさか増えてくれないと考えるだに大変ですわな。
ということで、今回はお題の通りCVSの参加者を増やし、かつ札幌の持っている諸問題を解決するってのを珍しくまじめ口調で書いてみようという巻。


コンサドーレ札幌の持つ問題点は現状多々上げられるが、今回の提案によりある程度の対策ができる問題点は以下の通りである。

  • サポーターの高齢化。若年層へのアピールが急務だが、HFCに具体策はなく、せいぜいが不特定多数の小中高校をコーチ・選手が巡る程度。しかも公式ページ等での報告はほとんどなされておらず、アピール度が極めて低い。
  • 一部自称サポーターによるルール違反。ここ数年、毎年ピッチに乱入する自称サポーターがおり、HFCの対応もほとんど公式報告がなされておらず(今年に限りきちんと公式ページでの処分が発表されたが), このままでは更なる重大事案の発生、それによりHFCがJリーグより重い処分を受ける危険がある。しかし、これらのルール違反を行う自称サポーターもまた若年層であるため、HFCは自制心を持った、ルール違反を行わない良識的な若年層サポーターを増やす必要がある。
  • CVSの人手不足。CVSは担当場所により試合を直接見られないこともあり、また参加者分は確実に有料観客が減ることに注意が必要。そもそもボランティアを「無償・使い勝手のいい労働力」としているのは日本ぐらいなもので、好意をもって労働を買って出てくれる人に対して、海外では対価を払うものもボランティアに含めている。HFCとして現金としての対価は厳しいにしても、それによりある程度のCVS参加人数を見込め、かつその対価が安価ですみ、また将来のサポーター増につながる投資ともなるのであれば検討してもよいのではないか。

今回の提案の骨子は以下の通りである。

  • 高校等で現在行っている、ボランティア活動のコマをCVSへも割いていただけるよう、運営は営業をかける。また、割いていただけた学校に対しては協定を結び、公式ページで学校名を公表する・当日のアナウンス等でもその旨に触れるなど、相手方のアピールにもなるよう配慮する。
  • 協力していただいた学校には、選手によるサッカー教室等を必ず行う。
  • CVSに参加した学生には、後日有効の(できれば1ヶ月以内であればいつ来ても自由、というような)学生チケットを2枚渡す。

これにより、以下の問題点が解決される。

  • 若年層によるCVS活動を通して、コンサドーレ札幌は少なくとも常に数千人は集められる程度の集客力があることをCVS参加者に理解してもらう。また、後日有効のチケットを渡すことで、CVSではなく、観客としてもコンサドーレ札幌、もしくはサッカーの魅力を体験していただく。これにより今までコンサドーレに興味のなかった若年層へも働きかけ、潜在的なサポーター増を目指す。
  • CVS活動を通して、試合の運営はたくさんの人の手によること、ルールを守らないことによりどれほどたくさんの影響があるかを若年層に理解していただく。それがどういうことかを自発的に学ぶことで、ルールを破る行為を未然に防ぐ若年層の啓蒙活動も兼ねる。
  • サッカー教室を開くことで選手と触れ合う機会を持っていただくとともに、CVS非参加者にも関心を持っていただく。それらは次回の潜在的なCVS参加者・来場者になりうる。
  • CVSに複数回参加してもらうことができれば、参加者同士で顔見知り等も増え、卒業後も継続して参加していただけることもある程度見込める。

まあ、実質的に学生チケットをえさに学生を雇うわけですが、それで少なくともこの程度のメリットは見込めると。
まあデメリットとしてその分の有料チケット数が減るとかいう話もありますが、そもそも現状来てないわけで何とかして若い人連れてこないと将来がない。で、「でもサッカー見たいけど1,000円でも厳しい」という向きに、学生限定ではあるけどCVS参加してくれたら後日観戦できるよ、という道を開けば見たい人は来るでしょう。

また2枚というのがポイントで、友達なりBOYS BE...な展開なりはご自由にという感じですが、とにかく他に同年代の人を連れてこさせると。これによりCVS参加者比の半分でもコンサのサポになってくれたら御の字じゃないですか?

あとはマナー向上。ピッチ飛び降りとかは論外として、CVSでごみ拾いなり分別なりをやった人が、次に客で来たときにごみを席におきっぱなしで帰るか、となるとそうはならないでしょうし、CVSで見知った人を見たらやっちゃいけないことはしないでしょうというのも期待できます。よほどアレな人じゃない限りは。

学校には、CVS参加時に学校名が出ること、選手が行くことでそれぞれ広報のネタになります。HFCと違って、地域貢献活動報告などのアピールは、潜在的な顧客であったりスポンサーであったりする、進路希望者や親なり向けに重要で各校行っています。一方HFCは今年度今までどこの学校にどれだけいったかなんて公式ページにもブログにもまったく書いちゃいなくて、でも「地域貢献活動してるので市とか道はお金ください」とかいって笑われてるわけだが。毎年これこれこれだけの活動をしていて今年度もここまでこれだけさせていただきました、ついては今後の活動のためにも資金協力いただけますか、とちゃんと出して話するのと、ただ「お金ください」っていうのとは全然説得力が違うわけで、ひょっとしたら担当者ベースで話するときにはその辺出してるかもしれないけど、そんなんじゃ市民や道民はわかるわきゃない。知ってれば支持してくれるかもしれない人も知らなきゃ財政が厳しい昨今にわざわざ出費なんて許してくれないわけで、結局その辺ちゃんとやってないHFCは自分で自分の首を絞めてるわけですな。まあ正直、学校を練習相手と思ってその辺ちゃんとやる経験積めばいいと思うよ。そういうことができないと、スポンサーにも支援元にもそっぽ向かれますよ?

ということで、ちゃんとやればわりと参加者にも学校にもHFCにもメリットはあるんではないでしょうか。

とはいえ、ナイターだと解放が遅くなりすぎるのでだめでしょうが、土日開催だけでも常に1校10人程度毎度固定人数が見込めれば(参加者の熟練度も考慮すべきですが)他のCVS参加者の負荷は減るでしょう。熟練度が低くても、少なくとももぎり/シーチケのチェックはできるだろうし、コンサートのもぎりみたいなアルバイトだと普通に10年前とかでも800円/hとかだったから、拘束時間まで考えたら学生チケット2枚渡しても充分元が取れてるでしょ?

ということでまあ長々書いてみましたがあえて一文でまとめてみると、
今日中にCVS体験会の申し込みをして12/6は10:45からぼくとあくしゅ!
という感じでしょうか。

posted by hokunan |01:50 | 報告もの | コメント(2) | トラックバック(0)