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2009年01月12日

広島という街の勝利

高校サッカー決勝戦はテレビ観戦でしたが、見ごたえのある試合でした。
広島のサッカーと九州のサッカーに対して持っていたイメージも変わりました。
広島と言えば、広島観音高校など守備重視のイメージがありました。
九州には静岡とは正反対のロングボールを入れるイメージがありました。
全然違いました。良い意味で予想外の展開になりました。
広島皆実は動きにムダがなく、基本的な技術もしっかりしていて
守備も攻撃も精巧に動いていて総合力の高さを感じました。
鹿児島城西は今までの九州のチームとは全く違うパスを細かくつなぐサッカーでした。
何も知らずに見たら、たぶん九州のチームとは思わなかったでしょう。
どちらも完成度が高く、正確な技術、精巧な守備、細かいパス回しと
どれをとっても理想的なサッカーを展開していました。

解説では広島は高校年代であまり結果を出していないような言い方をしていましたが
私は少しもそうは思いませんし、むしろ誇るべきものを持つ地域だと思っています。
広島ユースと言えばクラブユースの名門チームですし
ジュニアユース育ちの選手たちは県内外で活躍しているのですから。
藤枝東にもサンフレッチェびんご出身の選手が以前いましたよ。
九州に新しいプレースタイルのチームを確立した鹿児島城西も素晴らしいですが
今回の広島皆実の優勝は広島全体で勝ち取ったものじゃないかなと思います。

posted by orion |20:04 | ユース | コメント(2) | トラックバック(0)