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コンサドーレの試合をはじめて見たのは、招待券で見た1996年伝説の厚別初戦。ペレイラのフリーキックと、オテーロのVゴールを目撃しました。娯楽の少ない北海道で、それは衝撃的な体験でした。そして実際に自分がファンからサポーターになったのは98年に、オフィシャルサポータークラブに入ってから。以来、今日までホーム全試合観戦を目標に、シーズン券を買って、応援を続け、たとえJ2の最下位になろうとも、年間に5回しか勝てなくとも、(実際になりましたが)、チームがある限り、サポであり続けることを誓って、今日まで生きてきました。

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戦術クライトンの表と裏

2008年05月08日

ざーとですが、今2試合分、見終えました。(疲れました)

 アウェイの京都戦はもとより、ホームのベルディ戦を、ゴールデンウィークの最終日に見た人は、かなり堪えたでしょうね。
 
 基本的には、京都戦では相手の縦の早さに、東京V戦ではフッキのドリブルに札幌の生命線であるラインを下げさせられたというのが大きいのでしょう。
 
 しかし、それだけでしょうか。私は案外、クライトンの存在に大きな影響があるように思う。もちろんクライトンがダメというのではなく、良すぎるということで。
 
 アウセウショックから、札幌の救世主のように登場したクライトンですが、抜群のキープ力がタメを生み出し、札幌に攻撃のカタチを与え、柏戦や磐田戦に勝利をもたらしました。

 ところがクライトンに力がある過ぎるため、他の選手がクライトンを頼り切るサッカーになってしまった。そうなると、昨年まであった全員攻撃、全員守備のバランスが崩れていく。そしてダヴィのいないことで崩れがどんどんふくらみ、ついに東京V戦を迎えたと。
 
 東京V戦の時、クライトンを最初からボランチにしないで、FWに起用したことについて、批判するサポもありましたが、監督としてはクライトンを低い方において、チームの全員がクライントンにボールを預けるような状況を避けたかったんじゃないかな。中盤でタマが収まるメリットよりも、ボールがみんなクライトンに集中してしまうデメリットの方が大きいという判断。個々の戦力が落ちる分を戦術でカバーしてきた札幌にとって、バランスは生命線で、これが少しでも狂うと攻撃も守備もできなくなってしまう。
 
 もちろんバランス重視の監督としては、当然、何とかしたいところですが、予期せぬ怪我や出場停止、さらにゴールデンウィークの連戦で、休む間もなく試合が続き、修正のヒマもない。対して東京Vにしろ、京都にしろ昨年戦ったライバルで、これまで戦った札幌を見下して気持ちを抜くような格上チームではなく、両チームとも昨年の遺恨に加え、残留争いの前半の正念場とばかり、全力でぶつかってきた。
  
 でも何度も言うようだけど、クライトンがダメというのではなく、実はまだチームにフィットしていないのね。最初の数試合が良すぎたものだから、いきなりフィットしたように見えるけど、フィットしたのは表面だけで、裏面はまだまだフィットしていなかったということと思うんです。
 
 とは言うものの、これは難しいよね。クライトン以外の日本人選手のレベルを引き上げるか、クライトン以外にも核となる外国人を入れるか。その両方か。いずれにしろ、この強化費で、この戦力で、できることは限られているよ。
 
 少なくとも監督を変えれば、劇的にチームが強くなる、ということだけはない、と言っておきます。 
 


post by hibari

02:27

コメント(8)

この記事に対するコメント一覧

rinaco*

Re:戦術クライトンの表と裏

2008/05/08 02:41

なるほどなぁ~と思って読ませて頂きました。 この強化費とこの戦力で、チームにも、監督にも、更に頑張って欲しいですね。きっとまだ出来る事はありますよね。

momo2号

Re:戦術クライトンの表と裏

2008/05/08 05:54

私も同じ感じのこと、思ってました。 どうもみんなクライトンに頼りすぎるか、 遠慮しているように見えました。 バランスを一番重視しなくちゃいけないですよね。 監督次のため、胃を痛くしいることでしょうね。

はりぃ

Re:戦術クライトンの表と裏

2008/05/08 08:55

監督は、先の先を見据えてるってことですか、なるほど。 でもやっぱり、前線からのプレスがかからないとラインを押し上げられなかったり (その分、征也くんがFWの位置に上がったりしてましたけど・・・) かといって、クライトンを中盤で使うと、そこでもプレスがかからなくなってしまいますよね。 クライトンをどこで起用しても、周りがサポートしたり 囮に使う意識を高めていかないと!ってことを監督は暗に示したかった、ということでしょうかね。 核になる外国人がもう1人来ても、やはり、日本人選手が レベルアップしてこうとしない限り、チームの進歩度合いは限りなく小さいものになってしまうので 今はキツイかもしれないですけど、守備をがんばることはもちろん 攻撃にも、リスクを犯して参加する意識をもっと持ってもらいたいな、と思います。

フラッ太

Re:戦術クライトンの表と裏

2008/05/08 10:12

 はじめまして。フラッ太と申します。  whiteowlさんのブログにもコメントしましたが、クライトンを前に置くのはリスクマネージメントの意味合いが大きいと思います。  ただ、クライトンを前に置くということは単純に考えればFWが減るわけで、それを補うには中盤の選手(緑戦でいえば特に芳賀やデビ純のポジション)が攻撃参加するか、クライトン以外にボールの持てる選手がいてクライトンばかりにマークが集中しないようにするというのが肝要かと。  いずれにしても、すぐに解決することではないと思うので今は我慢のしどころだと思います。

山田

Re:戦術クライトンの表と裏

2008/05/08 17:09

初めまして。 私はクライトンをFWにする訳はFW不足と、芳賀とマーカスのダブルで、なんとか前半を0で抑えようという考えが、あったのではないかと思います。 失敗しましたが… 元気が戻り、又スタメンで他のFW選手が使えるメドが立てばクライトンはボランチに戻ると思います。 前半はなんとか失点を0で抑える、又はなるべく失点0の状態を長くしたいという意図だと私は思ってます。 東京V戦では、前半は逆に選手の消極性を生んだ… ? 三浦さんのパフォーマンスという試合後の言葉を見ると… 長文 失礼しました。 m(__)m

大阪の道産子

カウンターの寿司は高い!

2008/05/08 21:08

京都戦の翌日から出張で、昨夜遅く帰宅しhibari さん同様?恐る恐る緑戦を観ました。 テレビ上ですが、フッキはまるで、チームから現状の札幌の分析をレクチャーされて いたかの様な前半の動きでしたネ。 京都戦も前半は完全に縦に揺すぶられて手も足も出ない状況で、高木が少し動揺している のを身近の空気で感じました(P.Kの時はもうだめだッ!と思ったのに♪でしたが) >両チームとも昨年の遺恨に加え、残留争いの前半の正念場とばかり、全力でぶつかってきた 京都戦の感想は○たさんトコで少し書きましたが、hibariさんのおっしゃるように京都の方は 絶対4連敗したくない強い意志で組織とサポを挙げて戦ってました!(強烈に感じました!) そして組織的にコンサの攻撃を封じる作戦に出てました。浦和戦の様に先制される事にならない 算段は、昨年のコンサとの戦い得たので、その分浦和より上だったかも・・。 >バランスは生命線で、これが少しでも狂うと攻撃も守備もできなくなってしまう。 もし昨年のコンサをチームとして握り寿司に例えるなら、一つの寿司桶に一人前の並の寿司が バランス良く納まってました。安い寿司ですが結構美味しくて庶民(J2)には通用しました。 しかし今年からお客さんが上客(J1)になったので鮑(アウセル)を入れたら腐ってたので、 急遽入手した海外産生ウニ(クライトン)に換えたら、意外に極上の品で、気に入った監督が 寿司桶の中央に置いてしまったので、かえって周りのネタが霞んで目立たなくなったかも?? やはりバランスでやってきた監督には頭痛の種かもネ・・・。 ※以下の記載は全て架空のものです、実在する団体・個人等とは何の関係もありません。 三浦監督「今夜は降格危機突破集会として選手諸君の団結を図る夕食会を行う!」 選手一同「オーッ!アルディージャ戦に向けて皆でガンバルゾーッ!」 強化部長「えーッHFCの予算の関係で回転寿司店となったが、遠慮なく食べて欲しい」 クライトン「ナゴヤデ、スシハ食ッタケド、回転ズシハ、ハジメテョ♪イタダキマースッ!」 三浦監督「スタートして直ぐなのにクライトンの様子が変だな!?・・どうした???」 クライトン「コノ寿司屋パスシテモ、パスシテモ、ドンドンオレ二、マワシテクルヨ!」

hibari

Re:戦術クライトンの表と裏

2008/05/08 22:37

皆様 ありがとうございます。 略式ながら簡単にコメントさせていただきます。 rinacoさん 今がちょうど底だと思いますよ。なんかの切っ掛けで、今よりは上向くと思いたいですね。 momo2 戦術クライトンの一番の問題は、カウンターの速度が落ちたことですね。ひどいときには、せっかくの速攻のチャンスなのに、クライトンを探してマイナスのパスを送ったりしますね。 はりぃさん ごもっとも、全く同意見です。 フラッ太さん  こんなのどうでしょう。      ダヴィ 外人 西谷  ボランチ ボランチ クライトン   DF  DF  DF  DF   攻撃はサイドとFWでつくり、ボランチはつぶしに徹する。つぶして奪ったら、直ぐに左右に渡すか、FWに当てる。ルイス・フィーゴのように、クライトンの位置はサイドが案外正解なのではないでしょうか。 山田さん  おっしゃるように使えるFWの目処が立てばクライトンはボランチに戻ると思いますね。また三浦監督は、V戦に限らず、特に前半(特に開始15分)は、ゼロで抑えることを最優先しているように思います。  ただV戦は、相手のブラジル人が良すぎたというのもありますね。ドイツワールドカップの日本対ブラジル戦を思い出しましたよ。特にフッキの3点目なんか。マリノスが敗れたというのもうなずけますね。 オオドサさん 外国産生ウニ・・・思わず笑ってしまいました。 全くその通りです。はい。

○た

Re:戦術クライトンの表と裏

2008/05/08 22:49

こんばんは。○たです。 今日の昼に書いた記事でこちらの記事をトラバさせていただきました。がしか~し,例によってなかなか反映されないようなので直接お知らせしに参りました。

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