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2006年12月28日

腹を割って話せたかな?~後編

昨日の続きであります。

Q.社長は最終戦で「J1を目指す」と言ったが・・・?
A.「何が何でもJ1を」といって今まで失敗してきている。J1は目標。

Q.今年までに「守備」は現場に通じなかったという事?
A.三上氏「2年目までは武器(=攻撃)を持つ事を最優先してもらった。柳下さんにはこれが2年目までにできれば、更に進めて欲しいと最初に話した。柳下さんの能力が足りなかったとは思っていない。」

Q.守備に重点を置く監督になるのか(新監督について)
A.ただそうだというわけではない。攻撃を生かすにも守備をしっかりしなくてはいけない。攻撃を捨てるというわけではなく、これを生かすのも守備だと位置づけている。『守備ありきには絶対にしない。』」

Q.(柳下氏の「オファーが無かった」という報道についての質問)
A.社長「『クラブからオファーが無い。』と柳下さんが言ったかは確証はつかめていません!」「シーズン中常に話し合ってはいたが、11月中旬にはだいたい意思が伝わった。」

Q.練習場で広報の方と話す機会があったとき、「フロントの人があまり見に来ない」といっていたが、もっと現場とフロントの歯車を噛み合わせるといいのではないか?
A.社長「えーと、どのくらいの数を見れば「あまり」ではないのかはわかりませんが・・・そうは思っていない。練習は営業の合間にできるだけ目を通している。一体でやっていくことについては、選手会の要望で「選手・社長」で話し合ったのも、その一環だと思う。」

三上氏「順位が下がってしまったのは(※今年は前年より4試合多いです)、クラブ・現場自身の責任なので両者受け止めて交渉を進めている。」

Q.来季も契約を交わされるであろう選手が札幌に残り、戦力外通告を受けてしまった川崎選手が天皇杯では活躍している。
居残った選手がああいった状態で、戦力外を受けた選手が活躍しているのはフロントとしてどう思っているか。また、居残った選手が実費で帯同ということはないのか。
 
A.三上氏「川崎君も含め、来季活躍できるかという厳しい目で見ている。だが、サッカー界でも再契約というものがある。柔軟に判断したいと思う。

・新監督について
→柳下監督が続投しないこととなった時点で、どんな選手が来季必要かで選手は固めた。監督は攻撃を武器にして組織的な守備も頼める人。

・強化費を減らせと指示したのは児玉氏~本人談
・それに基づいて強化部が動いている。二季連続赤字は避けたい。

Q.+αの守備のイメージはどうか?
A.三上氏「今季、どうしてもフッキに頼った部分があった。これも武器という面では悪くは無い。だが、今後も個人に頼るような事はしない。」

・チームとして攻撃力を持とうとしている。そのための守備。
三上氏「正直、今の課題(=守備?)を消したい。次期監督にもそう頼んでいる。シーズン前・シーズン序盤には「リトリート」の練習を組み込む事もあるかもしれないが、それが我々のやろうとしているサッカーではない。」

Q.月刊コンサドーレなどを見ても表現が抽象的なことばかり。それに「サッカーを知らない」っていうのもそろそろおやめいただきたいが?
A. 社長「答えることはありますか?」
強化については三上氏が回答「三年間で築いた事、経験した事だけでも来季プラスになって行くと思う。そこに安定したものを創りたい。取りこぼしを少しでも減らしていく。」

・社長「社内の組織改革を行った。営業中心に。」

Q.意見がぶつかった場合、強化部の意見が通りやすいのか、それとも現場なのか?
A.三上氏「ケースバイケースとしかいえない。主に現場を中心としている。練習参加させることはよくあるが、今後契約するかは監督に聞く。だが、その後も何年も見て、結局は強化部の意見が通る事もある。」

・外国人選手とも交渉している。フッキの値段で同等の交渉をするのは難しい。フッキ自身周りを使わない事がネックでもあった。個人での得点は二の次とし、周りを使える選手を探している。」

社長「土日はサッカー少年団の試合があるのでどうしてもコンサドーレの試合に来てもらえない事がある。そこで、北海道FAと年に何度か『コンサドーレを観る日』を設けられないか話し合っている。」

社長「11月15日の日本代表VSサウジアラビア代表戦の時、スタジアムの7割がコンサドーレサポーターであるとの調査結果が出た。約2万人強である。普段は1万5千人程度なので、どう増やしていくかは考えるべきだと思っている。」
「日ハムは道内の市町村ほとんどを回って野球教室を行った。これはコンサドーレを土台としたものだが、先を越されてしまったのは反省。」

三上氏「4億で運営するチームが凄い、8億で運営するチームが凄い。ではなく、『10億円の価値があるチーム」にしたい。

Q.10年間で1.モラルの欠陥2.スター選手の減少が見られている。こういった問題は結構大きいのではないか?
A.社長「若手選手のモラルなどについては『しまふく寮』がいい役割を担ってくれている。スター選手を獲るというのは金銭的に難しい事なので、育てる形をとりたい(笑)」

三上氏「コンサドーレの完成形は、「いついかなる相手にも自分の持つ武器で戦えるチーム。その先にはアジアも十分あると思う。」

Q.勝ち点85を一定のラインとしているとさっき話されたが、取れなかった場合の判断はどうなるか?
A.結果だけで来季も判断しない。先ほど話した武器を植えつけてくれる人には評価をする。

Q.天皇杯がまだ残っていて、最高の結果なら1億円が賞金としてもらえるが、使い道はどうしたいですか?(最後の質問でしたが和みました)
A.社長「ご想像にお任せする。プラスの方向に使っていきたい。」

強化部長・社長の一礼で終了。時に20:54頃だった。


年賀状、まだ間に合う!

posted by harakei. |16:25 | 応援 | コメント(5) | トラックバック(0)

2006年12月27日

腹を割って話せたかな・・・?

多少期待されていたのか、やっぱり昨日のアクセス多かったです。ごめんなさい(笑
それでは、昨日のレポを。
※文体はバラバラです。社長・強化部長の喋り方と全てが一致するわけではないのはご了承ください。

12月26日(火)18:53 関係者入室
この時点での参加者人数 ウルトラ7:3の割合。
開始4分前で、50人前後の参加者。

19:01 集会スタート
社長・強化部長起立しての、社長による天皇杯を絡めたサポへの感謝の言葉。
その後、事前に寄せられた質問3つを社長が順に答えていく形。

・新監督へは社長より就任の要請をした。手ごたえは感じているとのこと。
選手の契約更改も順調
・三上氏の強化部長就任も内示された。
・会議室後方には意見を聞くためにHFC社員も何人か参加(強化部・佐藤尽氏も)

社長から柳下札幌の総括
社長「強化プランに沿って、柳下さんの力で2004年・2005年・2006年と勝ち数が増えた。育成もしっかりできている。柳下さんの下で3年間の中でのJ1昇格は叶わなかった。」

この前後の発言で、HFC(社長)の考えるJ1昇格と、監督の考えるJ1昇格の意味合いにズレがあるようにみえた。

来季の方向性
今回発表した「強化計画」は皆さんコアな層ですから、もちろんご覧になったと思う。これからも、財務の補整を進めていきたい。去年までに一度赤字が減ったが、今年また増えてしまった。天皇杯を勝ち進んだ事で約300万円ほど黒字を計上したが、負けると赤字を上乗せするところだった。
5億円の債務超過は3億円までにする。
「実は2003年、会社を新しくするかこのまま続けるかで判断を迫られた時があった。しかし、続ける事とした。」
日本一と言われるサポーターの存在の再認識と、青少年育成の2本柱で進める。サポーターでいえばこの前の千葉・新潟・仙台を見ても間違っていないと思う。

スポンサーの天皇杯支援について
福住駅は応援の垂れ幕が。JRさんは札幌駅でメッセージを発信。丸井さんもコンサドーレ神社を現在の南館から本館へ移し、一般の方からも募金を集めようという案がある。JALもメッセージを刻んでくれる。
「オフィシャルスポンサーが全体で応援してくれている」
これまでを大切にし、更に上へいきたい。

社長「ここからは、以前私が話して失笑を買ったと思いますので、サッカー論については三上から話させたいと思います。私はよくわかりませんので。」

三上氏は、起立しての挨拶から。NEC山形時代のJ参入の時の経歴などの自己紹介もしました。
「選手や監督の争奪戦が厳しくなればなるほど、『札幌ってサポーターが凄いよね。あの中で力を伸ばしたい。』ということで決断してくれる事が多い。こういったことはサポーターの皆さんに感謝しなければいけません。ありがとうございます(一礼)」

J参入当初は8億円だの10億円だのを使ってお祭り騒ぎの経営をしていた。
だが、1999年岡田監督の時代に、「このままお祭り騒ぎをしていてはこれから進めなくなる時が来る」と監督が提案し、当時の小山GM、監督、社員らが一丸となって5段階計画の元が生まれた。

Q.どんなチームにしていきたいのか。
柔軟性のあるチーム。ケースバイケースで対応できるチーム。
柳下監督へは就任の要請をする際、「札幌のカラーを作って植えつけて欲しい」「若手に厳しくして欲しい」という方針を示し、現在藤田・鈴木・石井といった選手が生まれてきている。
まだまだ甘いのは選手自身も分かっている。

自主性のあるチーム=武器だと思っている。
その武器として「攻撃」は植えつけられてきた。だが、まだ柔軟性が育まれたとはいえない。
そもそも、この5段階計画は1人の監督に最初から最後までやりきってもらうというものではないことを承知して欲しい。

今年の最初の契約更改のとき、選手達にはこういった。
→全てが数字というわけではないが、得点力はリーグでも3位になるほどものを得た。それでもなぜJ2で6位かといえば、全てが同じ絵を描くという自主性を保つ事がシーズンを通して出来なかったから。結果取りこぼしが多いことになった。自主性をもっと育てられる監督へ次を任せたい。
守備もチームでできなければいけない。こういったことを構築できる監督にしたいと思っている。
コーチも普通は監督のやりやすいようにしてもらうが、コーチもクラブのビジョンに合った人たちをリストアップしている。コーチたちもビジョンが見えてなければいけない。
これらのための条件も監督に伝えている。

育成という面でも、サテライトのためにもう1人GKコーチを、コーチをといった「もう1チーム作る」ということが経済的に出来ない。
だが、サテライトの選手達の力も伸ばせる人、厳しく言える人を考えている。

今季の選手をベースに来年も戦うので、今までの物の上に新しい風を吹き込める人がよい。
それに見合った人選をしている。←前向きに進んでいるらしい。


健太郎やフッキの名前も飛び出した後半戦は今晩から明日の間に!


年賀状の季節、ネックはインク代・・・?

posted by harakei. |11:07 | 応援 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年12月26日

腹を割って話そう!

今日付で終わる自信がないので、速報までに。

今日の割合は、7:3でUSが多かった感じ。
座り込みの時はそんなでもなかったけど。

新監督へは社長から要請したとの事。選手契約更改も順調なようだ。

三上強化担当の強化部長への就任も内示されたそうです。
会議室の後ろにはHFC社員の人が何人か来ました(佐藤尽氏も)。

・柳下札幌についての総括
社長「強化プランに沿って、柳下監督のおかげで年々勝ち数を重ねてきた。
育成もしっかり出来ている。柳下監督の3年間でJ1は叶わなかったのは残念。」
「2003年の段階で一度会社を壊すか続けるかでの判断の時があった。
 結局、望みを繋げて続ける事となった。」的なことを言っていました。

三上強化担当から
・戦術的な話
「シーズン開始前・開始当初は「リトリート」の練習が組み込まれるかもしれないが、札幌が3年間で得た『攻撃』という武器を崩すつもりはない。」
「川崎健太郎に対しては、来年も戦力になるかという厳しい判断をした。
 再契約というものがサッカー界ではあるので、もう見切ったというわけではない。」

その他思わず噴出してしまう場面や感心する場面もありましたが、明日にさせてくださいM(__)M


年賀状の季節、ネックはインク代・・・?

posted by harakei. |21:39 | 応援 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年12月26日

no title

誰か決勝のチケットください

posted by dosanko |10:50 | 携帯投稿 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年12月25日

5行ってw

藤田・大塚が出られないのは気にしない!

さあ、決戦の日までは現地組の皆さんはゆっくり休んでください。
そして爆発させてきてください。

な~んか書こうと思ってたけど、忘れちゃいました(泣

とにかく、harunoさんのバナーは張っておきますから!

posted by harakei. |22:41 | 応援 | コメント(0) | トラックバック(0)

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