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2006年05月30日

また1人…

今日もすっきりしない天気の札幌です。

女子バレー吉原知子選手が引退するそうです。

吉原さんのことで思い出すのが、記憶に新しいアテネオリンピック。
シドニーオリンピックに出ることさえ出来なかった日本女子バレー。
そんな低迷する女子バレー界を引っ張り、見事にアテネオリンピック出場権を獲得しました。
このときの吉原さんはプレーでも見事にセンターを務めあげ、コンディションが良くない時は、声をあげチームを支え続けました。
まさに精神的支柱。この言葉がこれほどぴったり当てはまることもないなと感じました。
メグカナなど若い選手がいた中で、吉原さんの力はすごく大きかった。吉原さんの力がなければオリンピックにいけたかわからないとさえ思っています。

こういう選手、コンサにも欲しい。今なら大塚さんが1番近いだろうけど、もっともっと若手を引っ張り成長させて欲しいと思います。

吉原さんは北海道出身ということもあってなおさら頑張ってほしい選手の1人でした。

今後のことははっきりとは決まってないようですが、僕の中ではコーチ以外考えられません。あれだけのカリスマ性を持った選手ですから。
できれば、柳本監督と共に、今度はコートの外の精神的支柱となって北京を目指してほしいと思います。

それにしても今年は原田さん新庄さん、そして吉原さんと日本中を楽しませてくれた選手の引退が続きますね。
寂しい限りです。

あっ今日、サッカー日本代表はドイツとの親善試合なんですね。
明け方か…。見れるかな?頑張って睡魔と戦おうかな。
それよりも明け方に松木さんのテンションについていけるかな…

posted by yukke |13:07 | Athelete | コメント(5) | トラックバック(0)

2006年04月20日

魅せる男

おはようございます。

昨日あたりから、新庄選手に対する書き込みが多く見受けられましたので、僕もこの話題について。

やはり最初、ニュースを見たときは驚きましたね。
なぜ、ヒーローインタビューで? なぜ、この時期に?
ただ、やっぱりただ者ではないなと。
「記録より記憶に残る選手になりたい」
ほんとにそれを身をもって示し続けた選手だと思います。

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posted by yukke |08:52 | Athelete | コメント(4) | トラックバック(0)

2006年03月23日

背番号51に思うこと

イチロー。本名・鈴木一朗。

今回のWBC。上原選手・松坂選手の力投。福留選手のホームラン。王監督の采配。多くの人が活躍したが、やはりこの大会のMVPはやっぱりイチロー選手だと思う。

誰もが、今回のよくしゃべり、時には怒り、そしてはしゃぐイチロー選手の姿に驚いたはずだ。はじめのうち、僕にいたっては違和感を覚えたほどだった。
しかし、今回あの姿がなければ優勝できなかったのではないかと思う。
クールで冷静。安打製造”マシーン”とまで言われたイチロー選手が自分をさらけ出すことでチームはまとまり、見ているものを魅了した。

しかも口だけでなく、バットでもしっかりとした結果を残した。
決勝戦・9回の追加点を上げたタイムリーを打った瞬間は本当にカッコ良かった。
常に魅せることにこだわってきたイチロー選手。32歳になった今、己の技術を磨きバットで魅せるだけでなく、若い世代に野球の楽しさを伝えることに喜びを感じていたのではないだろうか。

誰よりも野球を愛し、誰よりも野球に厳しい。そんなイチロー選手だからこそ、野球世界一を決める大会に、本気で挑んでいたのであろう。
本気で取り組めば、本気で伝わる。イチロー選手の姿は野球の楽しさ、怖さ、感動…すべてを教えてくれた気がする。昨日の話ではないが、これほど日本中の人にこのことを伝えたということは素晴らしいと思う。
戦いのリングの上で気持ちを見せ、見るものに喜びと感動を伝える。それはダイヤモンドの上の野球だけでなく、緑の芝生の上のサッカーにも同じことが言えるだろう。
プロとして気持ちの入った試合を見せてほしい。応援する野球日本代表から、多くのことが伝わってきた。愛するコンサドーレにも多くのものを伝えてもらいたい。

本当に野球の面白さを教えてくれた意義深い大会だったと思う。


posted by yukke |22:48 | Athelete | コメント(3) | トラックバック(0)

2006年03月15日

お疲れ様でした。

原田雅彦選手が引退を表明した。

常にジャンプ界を引っ張ってきた。
リレハンメルでの悲劇。長野での歓喜。そしてトリノでの小さくとも大きなミス。
これほど栄光と挫折を味わったアスリートも珍しいのではないだろうか。
しかもオリンピックという大舞台で。

トリノ後に「バンクーバーを目指す」といった時には、心は引退で決まっていたのだろうか。

ルール改正などもあり、近年は苦しかったに違いない。
あまり笑顔が見られないことが多かった気がする。
あの明るいキャラクターが僕は大好きだ。
来週の記者会見ではプレッシャーから解き放たれた笑顔が見たい。

とりあえずはゆっくり休んでもらいたい。

やはり長野の栄光を知るものとして、今の状況は寂しい。
原田選手には「日の丸飛行隊」復活のため、第2の原田育成のため、指導者として頑張ってほしい。


posted by yukke |23:20 | Athelete | コメント(2) | トラックバック(0)

2006年03月13日

諦めないこと

昨日の名古屋国際女子マラソンで37歳の弘山晴美選手が優勝した。
トラックでは好成績を残してきた弘山選手がなかなか勝てなかったマラソン。
10度目の挑戦にしてつかんだ栄光にとても感動した。

僕は陸上部だった。
中学時代だから10年くらい前だろうか。
実は弘山選手に会ったこともある。
あのときも現コーチで夫の勉さんと仲良く練習していた。
なおさら二人三脚による勝利という印象が強い。

そして何より37歳という年齢での初勝利。

アスリートに年齢のことを言うのは失礼かもしれないが、とても素晴らしいことだと思う。
駆け引き、経験、そして精神力。どんなに勝てなくても諦めずに、練習に取り組み努力する。
すべてが実を結び、遅咲きではあったが花を咲かせたのだろう。


レース中も1分近く離されても諦めず粘り続けた。
粘り、諦めない。気持ちを切らさない。
コンサの選手にも見習ってほしいところである。
僕はいつも気持ちの入ったプレーを見せてほしいと願っている。
少なからずともこれまでにそれがなされていない試合があった。
どんな状況でも最後まで走り続けてほしい。

コンサのオフィシャルガイドブックでの柳下監督のインタビューの中で
西澤選手の成長に対する驚きが書かれていた。
「向上心があって学ぶ姿勢もしっかり持っていて、
言われたことを理解しようとする選手は変わっていく」

人間、諦めたら終わりなんだと思う。

37歳の弘山選手がそれを証明してくれた。
足に大ケガを負った31歳の西澤選手もまだまだ復活を目指して頑張ってるはず。

先日の水戸戦の試合に出場した札幌の選手14人は19歳のフッキをはじめ、平均年齢は24歳弱。
まだまだいくらでも成長する年齢だ。シーズンも始まったばかり。
水戸戦の敗戦を糧にいろいろと考え、次につなげてくれるはずだ。
今後に期待したい。

24歳弱といえば僕自身もその年齢である。
もっともっと成長できる。いやしなければならない。

昨日の名古屋国際はいろいろと考えさせられるレースだった。


posted by yukke |09:19 | Athelete | コメント(1) | トラックバック(0)