2014年07月02日
【ブラジルW杯】3バック、復権か?
時代遅れ?の3バックが再び脚光を浴びている。 今大会では、チリ、メキシコ、コスタリカなどが 3バックを採用して結果を出してきた。 オランダも、状況によって 伝統的な4バック(4-3-3)にすることもあるが、 基本的には3バックを採用している。 3バックは一般的には守備的な布陣と言われており、 左右のWBが下がって、3人のCBとともに、 5バックで守ることになりやすい。 攻撃するには、WBにかなりの運動量が 求められることになり、 90分間持続させるのは難しい。 高温多湿の気象条件ならなおさらだ。 そこでコスタリカは、 5バック(5-4-1)でしっかり守って、 ボールを奪うとDFラインと中盤の両サイドが それぞれ1列ずつ上がり、 3バック(3-4-3)となって一気に攻め上がる。 チーム全体が連動しながら、 全員で守り、全員で攻めることで 90分間戦い抜いている。 さらにチリやメキシコは、前線からの激しいプレスで できるだけ高い位置でボールを奪い、速攻をしかけている。 自陣からカウンターをしかけるよりも 得点に結びつく可能性は当然高くなる。 Jリーグでは、広島の3バックが比較的近いと思うのだが、 いずれにしても、昔ながらの守り固めてカウンターという 3バックではないことだけは確かだ。 (昔はこれでJ2優勝したチームもあるんだけどね..) <参考記事> ・3バック+マンマーク+ハイプレス。躍進する伏兵の「ポゼッション殺し」。(Number Web:6月28日) ・W杯で快進撃を起こしている5か国にある共通点とは?(THE PAGE:6月28日) ・【W杯】3バック復権の動き、強豪国の躍進支える(産経新聞:7月1日)
posted by yuichi |17:07 |