コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2006年08月31日

斉藤宏則氏のコラム『理想を追うJ2サッカー』

スポーツナビに掲載されている、斉藤宏則氏のコラム『理想を追うJ2サッカー』には、
私としては基本的に共感できる部分が多かった。

 「パスをつないで攻めるスタイルは結果につながりにくいといえるだろう。
 守備に人数を割き、前線にダイレクトでロングボールを当てる戦法の方が負けにくく、
 勝ち点を得られる可能性が高い。
 そしてその傾向は、J2ではより一層強いようである。」

 「だが、そんな中であえてリスクのあるパスサッカーに挑むところに
 大きな意味があるのではないだろうか。
 こうしたトライは簡単には結果が出ないし、時間もかかる。
 時には、現実的な戦い方のチームに完敗するという大きな悔しさもある。
 それでも我慢を続けてチームの成長成熟を待ち、妥協をせずに常にチャレンジをする。
 そういったアグレッシブな姿勢というのは、ある意味では勝敗という結果を
 超越した魅力を持っているようにも思う。」

んー、確かにその通りだと思う。
しかしながら、目先の試合結果に一喜一憂し、結果が出ないと、
ついつい苛立ちを隠し切れない自分がいるのもまた、事実なのだが..

 「資金が限られた地方都市のクラブが、一時的ではなく恒常的に
  大都市のクラブと互角に渡り合うには、
 時間をかけてチームを成長させ、同時にしっかりとした育成システムを構築して
 移籍金のかからない有能な選手を育てるしかない。
 プロビンチャをあっと言う間に強くする魔法など存在しない。
 長く地道な努力こそが、大きな夢へとつながるのだ。」

スポンサーや観客動員数のことも考えると、
もちろんJ1に昇格したいのはやまやまだが、
斉藤氏も言っているように、
やはり、将来J1に定着できるようなチームを目指すことが
重要なのではないだろうか。

"忍耐" そして "初志貫徹"

posted by yuichi |12:42 |

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