2013年01月03日

高校選手権3回戦 旭実vs立正大淞南 マッチレビュー(TV)

毎年何かしら高校選手権の試合は見るのですが、
今回の3回戦 旭川実業vs立正大淞南は見応えのある試合でした。

旭実は今季プレミアリーグ参戦で1分17敗 8得点55失点という厳しいリーグ戦を戦った経験が大きく生きたようです。

結果から言えば1-1 (PK3-0)の敗退となりました。
しかし試合内容は個人的には旭実の比較的想定内で動いた試合ですね。

1、2回戦も拝見しましたが、ポストに助けられた&GKの好セーブの試合内容でこれじゃ3回戦は相当厳しいという見方でした。がしかし、やってくれました旭実。
守備専にはたまらんほどの基本に忠実なブロック、我慢強いかつ冷静な守備陣。
1対1での守備時の最後の1歩まで尽くした選手達

特に10番と5番は中盤での潰しに積極的で、監督の指示だったものかと。
相手側は左サイドの選手がスピードを生かしてワンツーで崩しに掛かりますが、クロスを上げさせないスッポン級の粘り強いサイドバック。

相手は中央突破を図りたがる傾向があったようで、旭実はバイタルエリアをきっちりブロックを作り1枚目で体をぶつけて、2枚目の選手で奪い取る。基本ですが、これがハマったようにうまくいく。これで前半終了。


そんな好守備中だったのに、後半18分に失点は中盤からのカウンター、中央突破で相手フェイントに騙されたスルーパスからの得点。これを防ぐとなるとDFというよりGK判断によるセーブor飛び出しでの回避しかないというぐらいの日本代表クラスのハイレベルな内容のゴールだったので仕方ないですね。

それでも、後半30分に旭実の11番FWが左からのクロスに相手と交錯しながらも胸トラップからのボレーシュートでゴール!!今大会のベストゴールにランクされるぐらいのスーパーゴールでしたね。

1−1にて前後半終了後のPKでは立正大淞南選手のキッカーが、敢えて時間をかけてじらす作戦を実行。こういうの高校サッカーで指示を出す監督さんいるんだと、ビックリ。
PK3-0のPK戦は完全敗北でしたが、試合内容は上述の通りで上回ったかな?

旭実の選手、スタッフの皆さん。最高の試合でした。ありがとう!!
攻撃の組み立てが来季の課題となりますが、期待しちゃいますよ(笑)

昨季のコンサにはない、徹底した基本的な守備戦術。
最後の1歩まで諦めないメンタル。

今季J2のコンサにもこういう我慢強いメンタルを見せつける試合を期待しています。

posted by homare |20:08 | コメント(0) | トラックバック(1)

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