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2009年01月16日

アジア枠創設からのJリーグの変化

今回は札幌からは離れて、アジアの中の日本の位置づけについて見て行きたいと思いました。
ナショナルチームではなくクラブチームについて考えて行きます。

2009年からの大きな変化は、外国籍枠にアジア枠がプラスされたということです。
現状では外国籍枠というのは、ブラジル枠みたいなもので、主に南米、欧州地域のサッカー先進国からで、
アジア域内の選手はなかなかいませんでした。(韓国人が多少いたくらいですよね)
今回の新ルール設立により、アジアのパワーバランスが見えてきます。
そもそもアジア地域は広すぎるので、
西アジアと東アジアで大きく分かれます。アジアチャンピオンズリーグを見てもそうですよね。
グループリーグは移動距離の観点から2地域に分割しています。
日本は東アジア所属ということですが、その中で日本のトップ選手が移籍していくのか、
中国や韓国のトップ選手が日本に入ってくるのかが気になってました。
韓国の貨幣価値の低下などによって、ルール適用初年度に韓国内の有望選手がJに移籍してきました。
これは相当大きいことだと思います。
Jリーグでの日本人選手の活躍の機会は減りますが、Jリーグ自体の内容は向上するでしょうし、
それによってブランド価値が上がるでしょう。
韓国人が多数所属していれば、韓国のJリーグへの注目度が上がるでしょう。
それは放映権料など、スポンサー契約にも結びつくかもしれません。
メディア露出が増えれば、それだけリーグの収入が増えるわけですから、
それによってチームも強化していける。日本のサッカーの発展につながっていくわけです。

欧州では5大リーグとか3大リーグと呼ばれた時期がありましたが、
現在はイタリアが落ちて、2大リーグになりつつあります。それはイングランドとスペイン。
もちろんイングランドが抜けてますけど・・・。
そういったリーグの格というものがアジアにも今年から顕著になっていくのだろうと思います。
そのためどちらが良い選手を集めるのかというのが気になっていたわけです。
東アジアでは日本が、中央アジアや西アジアではサウジアラビアやイラン、UAE、カタールが候補でしょうか。
とにかくアジアが何大リーグになろうとも日本が入り続けることは変わりないでしょう。
そのなかで、トップの魅力を提供し続けることができるといいなというのが私の願望ですw

アジアチャンピオンズリーグが改革されたことで、本格的に力を入れてJリーグ各クラブが優勝を目指します。
現在のチームはレギュラーメンバーは豪華でも、層が薄いチームばかりで、
これからは1チームが保有する選手の質も大幅に変わってくるでしょう。
コンペティションが増えたことで、試合数も増加傾向にあるので、日本のサッカー選手にとっては、
チャンスが増えるのかなと思っています。
ただ、クラブ格差は大幅に開いていくはずなので、札幌はどうにかJ1定着していかないと、
このままスモールクラブで終わりそう・・・。

だから今シーズンでJ2優勝、来シーズンJ1中位フィニッシュ目指して、育成なり頑張ってもらいたい。
本当にアジアサッカーの大きな節目に来ているので、頑張りどころは今。
というか昨シーズンだったのかもしれない。

とにかくJリーグや西欧リーグだけではなく、アジアという範囲を注目してみるのも楽しいかと思います。

posted by Ryosuke |22:00 | Asia Football | コメント(0) | トラックバック(0)

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