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2008年11月18日

あれはダメでこれはいい。

天皇杯とナビスコカップ。なぜ差異があるのでしょう。
それよりまず、どのようなコンペティションがあるか整理してみましょう。

J1リーグ
リーグカップ(ヤマザキナビスコ)
天皇杯
アジアチャンピオンズリーグ

スーパーカップ(ゼロックス)
A3リーグカップ
JOMO CUP
パンパシフィックチャンピオンシップ*1
スルガ銀行チャンピオンシップ*1
クラブワールドカップ

トップチームが参加するのはこのあたりでしょう。

そもそも私はリーグカップも天皇杯も同じ位置づけでした。
しかし優勝チームへの条件が異なります。
リーグカップだと(*1)の大会への参加が決まります。
天皇杯だと翌々年のアジアチャンピオンズリーグへの参加。
ACLの方が大切だということで、天皇杯優位の考え方なのでしょうか??
'09年から天皇杯優勝チームが翌年のACLへの出場と変更されましたが、
私が言いたいことの1つ目。そもそも{天皇杯は元日にやる必要があるのだろうか}ということ。
この日程からか優勝クラブは翌年大崩れする例もあり、J2降格や磐田は下位に沈むことも。
オフ期間が短くなり、準備期間も短くなる。

それで3つくらい方法があるわけですが、とりあえず指摘しません。

だいぶ寄り道しましたが、ナビスコカップと天皇杯で、なぜナビスコは年齢限定なんだろう。
クラブによって使い方がある。怪我明けの選手がいたり、フルメンバーでチーム力を向上させたい。
あとは疲労蓄積させないためにサブ主体にしたいとか。
だから固定しない方がいいと思うんですよね。せめて23歳以下を5人とか。
EUでの6-5ルール(自国籍・外国籍)に影響された数字ですがw
そのあたりが限界点かなと思います。
23歳以下でサブ入れて18人とか無理でしょそもそも。
明らかにユース選手が入る。するとレベルが落ちる。
そもそもスポンサーは納得するのだろうか??
見る価値が落ちて、視聴率は明らかに落ちる。スタンドのファンも少ない。
明らかに見落としているのは、育成するなら素晴らしい選手と試合をすること。
同じ年代でやろうという発想自体に、犬飼さんのアイディアの乏しさが垣間見えている。
だからこその6-5ルールみたいな、中途半端な割り方。
本当に規制するなら、このあたりが終着点だと思いますけどね。
これ以上やると、チームがすべてに負担が大きくなる。

そもそもナビスコだろうが天皇杯だろうが、ベストでやる規定は必要ない。
チームにも優先順位があり、ナビスコや天皇杯で優勝したらJ2に降格しないなど、
そういう優遇措置が無い限り、今回のようなことは起こって当然。
なぜ犬飼さんが怒るのかが理解できない。

posted by Ryosuke |14:00 | 気になった情報 | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:あれはダメでこれはいい。

 犬飼はどうも考え方が分裂気味というか、順序が逆だろ!っていうツッコミをしたくなりますね。天皇杯は歴史も古いし、サッカー協会主催のはずだから権威を保ちたい気持ちもあるんだとは思うけど、それなら無理のないスケジュールを組むのが先のはず。
 今や海外のサッカーの情報も当たり前に入ってきて、サポーターの側としてもリーグ優先でカップ戦は後回しというクラブの考え方にはそんなに拒否反応を示さなくなっていると思うんです(残留が至上命題のクラブにとってはなおさら)。去年の川崎サポの「裏切られていない」というダンマクはそのあたりをわかった上でのことでしょうし。
 協会側がクラブの現実をイマイチわかっていないというか。
 つーか、協会が金持ち過ぎる。少しはクラブへの分配金増やせ(笑)。
 

posted by フラッ太| 2008-11-18 14:22

Re:あれはダメでこれはいい。

札幌はともかく、大阪や浦和クラスになると日程がタイト。
でも上位は良いですよね。強化費も多いので選手層を保てる(何とか)。
でも残留争いや優勝争いをする中小クラブはそんな体力が無いですよね。
だから今回のようなことになるのが当たり前です。
ベストで戦わせたいなら、そうできる手助けをするのが仕事でしょう。
それは規制ではなく、簡単なのは確かに分配金ですよね。
結果を求めるために、今後の犬飼会長はどういったプロセスを選ぶのか注目です。

posted by Ryosuke| 2008-11-19 01:24

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