2008年11月14日

たとえばFC戦とか、柏戦とか、この前の浦和戦とか
私が一番我慢できなかったのは
他サポがまるで自分のホームタウンであるかのように
厚別からの、ドームからの道を歩いていることだった。
浦和サポがアウェイゴール裏を埋め尽くしたあの日
兄に「どっちがホームだかわかんない」と写メしたら
「うちらのホームだもん」と返事が返ってきて、キレた。
浦和サポが「2万9千って多いのか少ないのかわかんないけどぉー」とか
「自粛してもしなくてもこっちの応援にかなうわけないでしょ」とか
そんなことを言ってるのを聞いて、不愉快だった。
浦和戦は自分で何もできなかったから余計に悔しかった。
まぁ、全力で応援して負けていたら、それはそれで悔しさ倍増だったのかもしれないけれど・・・


私は札幌が好きだ。
札幌に住んでいることに誇りを持っている。
コンサドーレ札幌のサポーターであることも
誰にはばかることなく胸を張って言える。
だけど、それは特別なことでもなんでもなく
他サポに平気で土足で踏み込まれちゃうくらいちっぽけなもので
そこで何を言ったって負け犬の遠吠えにしかならなくて・・・

何年か前は、札幌の街には赤と黒が多くて
街全体でコンサを応援している雰囲気がもう少し感じられた気がする。
頑張っている北海道の象徴みたいなものがコンサだった気がする。
それがファイターズが来たりとか、苫駒の頑張りとかに押されて
「弱い」コンサは影が薄くなっちゃったんだろうな。

私が最初に見た試合は鳥栖戦で、それはあんまり面白い試合ではなかった。
はまったのは浦和戦だった。
見て面白い試合だけだったらTVで観戦すれば良い。
でも、スタジアムの一体感みたいなものを一度経験してしまったら
何度でも足を運びたくなるんじゃないのかな。
応援に参加しているって気持ちを味わえたら
またその場所に戻ってきたくなるんじゃないのかな。

そういえばいつの間にか姿を消したメガホンだけれど
あれって結構皆が簡単に参加しやすい応援スタイルだったと思う。
賛否両論いろいろあったけれど、札幌名物になりえたものだったから
今思うとちょっともったいなかったかも、って思ったり・・・

岡田さんに抱きついてたバンちゃん、とか
あの頃はちょっと珍しかった金髪の健作とか
ロン毛だったのに頭突きして頭丸めたノノとか
そんな時代にサポになった私は
あの頃の楽しさを懐かしく思ってしまう。
「あの皆で応援しているところに行きたい」と
ゴール裏に行くきっかけになったのは当時小2の娘の一言だった。
オフサイドもわからなかった娘は今ではいっぱしのサポーターだ。

成績が下がるのと比例して応援のボルテージも低くなって
なんとなく分裂した応援になったり
一番大きいのはブーイングの声だったり
あんな雰囲気の悪いゴール裏にはもう二度と戻りたくないと思う。
去年、優勝したことでひとつになれたと思ったけれど、それもいとも簡単に崩れてしまった。
いつでも、誰でも、あの場所に行けば楽しく応援できると
そう思ってもらえる場所になれたならな、と思う。
そりゃぁ浦和みたいな応援ができたら、それはそれでスゴイと思うけれど
ひとりでも多くの人に応援してもらうことの方が、今のコンサには必要なのかな、と思ったりもする。
弱くても愛されるチームになることが、このチームの意義なのかな、って思ったり。

なんて、いろいろ考えてみたところで、来年のチームが全く想像つかない。
監督は誰なのか?選手はいったい誰が残るんだ?
もしノブリンが監督になっても、私、愛せるのかな。
ま、ダニが監督の時でも応援してたくらいだから大丈夫か(笑)

posted by LUNA |23:47 | 呟き | コメント(0) |

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