2007年12月30日
師走
さすがに12月だけあって慌しく、全くブログも更新できないまま今年の終わりを迎えようとしている。 今年は本当に大変な一年だった。 正直苦しかった。 大切なものを沢山失ったし、それに伴って身体の調子も崩してしまったし・・・ それでもコンサの優勝で終わることが出来たのだから、来年への希望へ繋がるというものだ。 私は一月生まれなので、今年が終わるということはまたひとつ歳をとるということになる。 ぶっちゃけ今年で30代が終わるわけなのである。 波乱に富んだ30代だった。 どちらかといえば苦しいことの方が多かったけれど、幸せの質の方がずっと勝っているんじゃないかな。 この30代という10年間で得たものは自分にとって必ずプラスになると思っている。 というよりも、自分にとってプラスになることしか人生には起きないと思っている超楽天的な人間なのだ。 今は未来のプロセスで、今自分に起こっていることはたとえ辛くても自分にとって必要なことだから起こっているのだ、と。 人生にはリセットボタンもクリアボタンも無いということも改めて思い知らされた10年間だった気がする。 何も無かったことには出来ないけれど、何度でも始めることは出来るのだ、と、この10年で何度も咀嚼しながらようやく理解出来た。 沢山の人との出逢いも自分を救ってくれた。 自分にとって大切なものが何なのかもようやくわかりかけてきた。 そう思うと苦しかったけれど、充実した30代だったのだと思う。 来年はきっと素敵な年になる。 漠然だけれどそう思う。 たぶんコンササポの大半がそう思っているに違いないけれど(笑) ひとつステップを上った場所で何かをすることは大変だけれど、上ったものにしか見えないものがある。 新しく見えたもの、得たものを素直に喜んで、苦しいけれど頑張って欲しいと思う。 そのためのサポートなら惜しまない。 もうすぐ今年が終わる。 長くて苦しかった時間がもうすぐ終わる。 さぁ、気合を入れていかなくちゃ。
posted by LUNA |07:15 | 呟き | コメント(2) |
2007年12月05日
幸せな不幸
わかってた。 優勝に、昇格に浮かれていたけれど、この季節はそれだけじゃない。 はじけるような笑顔で優勝写真に写っていた選手が、チームを去ることになる。 わかってた、わかってるけど、鼻の奥がつーんとなる。 2000年からサポになって、だからもう8回目の冬なのに、こればっかりはどうしたって慣れない。 いつのまにかチームの新しい戦力の方が気になって、うずもれてしまうけれど、心の奥には何年たっても溶けない想いが透明な層をなす。 それは幸せな不幸なのかもしれない。 それだけ何かを好きでいられた気持ち、それだけ誰かに感謝できる気持ち。 コンサを、サッカーを好きにならなかったらこんなふうに思うこともなかったかもしれないんだもの。 どんなに選手が変わっても、チームを応援する気持ちに揺るぎはなくて 去って行った選手がどこにいても、彼らを応援する気持ちも変わらなくて 「変わりながら変わらずにある」もの 「どこまで見届けても諦めのつかないもの」 そんな言葉たち(村山由佳さんの小説に出てくる言葉です)にそっくりな自分にとっての大切な何かが、この8年で確実に増えていった。 またJ1で戦うんだ。 それはきっと素敵だけど、今よりずっと厳しいことんなんだ。 はしゃいでいられるのもあと少し。 だから今はおもいっきりはしゃぎたおそう。 それが去っていかなければいけない選手へのエールにもなると思うから。 ありがとう。
posted by LUNA |22:12 | 呟き | コメント(3) |
2007年12月03日
J2最後の風
なんてドラマティックな幕切れだったのだろう。 90分声をからした。J2最後の追い風になるように。 試合終了のホイッスルの後、ビジョンに映し出された文字を見て、優勝したことを知った。 勝って終わりたかった。 昇格できればいーや、って言ってみても、ずっと首位で来たのに緑に奪われてそのままっていうのは悔しかった。 だから優勝できたのは本当に嬉しかった。 試合が始まる前から最終戦の雰囲気にのまれてちょっとウルウルしていたけれど、終わって、やっぱり泣いてしまった。 誰もが浮かれている中で、一番冷静だったのは芳賀ちゃんだったのかも。 「ここからがスタートだ」ってあんな中で言えるなんて、やっぱり最高のキャプテンだったよ。 ゆっくりとドームを出たあと、昇格できるまで、とがまんしていたクラッシックを買って、コンビニの前で旦那様と二人で祝杯をあげた。 宮の沢に戻って、軽く食事をすませてから白恋へ向かった。 雨だったけれど、良いセレモニーだった。 終わった後、西澤がサポひとりひとりに握手しながら歩いてくれたのが印象的だった。 やべっちFCにはセレモニー後の若い衆がはしゃぎながら映っていた。 来年も笑ってシーズンが終われたら良いね。 私たちの声が風になる。 きっと、もっと高く飛べる。 長い冬が一足早くあけた。 小春日和なんかじゃなくて、チームにホントの春が来ると良いな。