2007年07月15日
ダヴィについて考えてみる
5月のアウェー福岡戦で、とんでもない馬力突破型の選手に変身したのかと思われたダヴィでしたが、その後も、ゴールスコアラーとして急成長したようには思えません。先日の厚別での福岡戦を見ていると、三浦監督のコメントにもありましたが、福岡には通用する選手、のようにも思えるのですが、博多の森でも厚別でも、チャンスは何度も作りながら得点をあげていないことには変わりがない。 それでも、シーズン当初の、かなり無理したポストプレーまがい(曽田の1年目以下)が見られなくなり、ボールを持ったら前を向こうとするようになったのは、心強いです。今にして思えば、シーズン当初は、自分は味方に配球する役割に徹しなければいけない、との思いが、強すぎたんですかね。 しかし、相手守備陣を切り裂き(切り裂くというより「ぶち破る」という感じかな?<でも走り出すと意外に速いんだよな)、相手GKとの1対1を作るところまではいいんですけど、1対1は、ホント、決められない。これはもう序盤の、3月の試合から、ずっと変わっていない。3月時点ですでにそうだったのだから、相手に研究されたとかではなく、本人の能力の問題でしょう。 だからもういらない、というのは、ちょっと待て、だ(ま、すでに、契約延長されましたけど)。 川崎にいたときのツゥットとか、大宮時代後期のバレーなんかも、そんな印象があるのですよ。調べてみると、2003年に大宮がJ2で2位になったときのバレーは、41試合出場で15得点。現在、ダヴィは21試合で8得点だから、同じようなペースです。 バレーは、05年日立台での6得点が鮮烈すぎて、すごく決定力の高い選手のようなイメージになっていますが(現に今年は優勝を争うチームに引き抜かれたわけで)、大宮時代は「体の割にスピードがあって突破はするけどシュートが枠に飛ばないFW」だったような気がするのですよね。 だから、ダヴィも、使い続けていれば、そのうちJ1でも得点王争いができるようになるFWになる可能性が十分にある、と、思うのです。だから、ダヴィがシュートのときに落ち着きを得られるようになるまでの間、曽田とブルーノと高木は点を取られないように頑張ってくれ(笑)。 ※関係ないけど、昨日のフッキの同点ゴールには、ヴェルディ完全復活を感じてしまった。ああいうのがああいう時間帯に入って勝ち点を拾うってのは、昇格チームに必要な何かを持ってるってことじゃなかろうか?それにしてもスカパーのカメラ、水滴すごかったなあ。
posted by issey11 |11:51 |
2007年07月15日
先入観のない感想(vsFCソウル)
予告編を書いた手前、一応、FCソウルとの練習試合の感想を書いておきます…といっても、普通に書いてもつまんないので(試合経過とか書いてもしょうがないし)、一緒に見ていた道外サッカー関係者(?)の言葉を並べてみましょう。この人はコンサドーレのサテライトのメンバーなんかほとんど知らないから、ピュアに、目の前で起きていることに対する評価が出てきて、横にいた僕もおもしろかったです。 「あの左サイド、あの22番、誰ですか?」 「22番、いいっすねえ」 「どんどん仕掛けるし、判断早いし、ボール取られてもすぐ追うし」 「気持ちいいっすね」 (22番は川崎健太郎。今日はキャプテンマークつけてました) 「あの20番の選手、小さいけど強いですね」 「ああ、いいボールの奪い方するなあ」 「体の使い方うまいっすね、なんでサテライトなんすか?」 (20番は上里一将。体のでかい相手にも臆することなく、よくやってました) 「声が出てないですよねえ」 「キーパーの声しか聞こえないもんなあ」 「相手はよくしゃべってるのにね」 (前半のコンサは、高原の声しか聞こえなかった。FCソウルはうるさいぐらいだったのに) 「ナイスキーパー!」 「キーパー反応早いなあ」 「キーパーいいじゃないですか」 (至近距離からのシュートには高原は強い。4失点したけれど、守備が完全に崩されていたからやむなしか) 「なんで動かないのかなあ」 「あー」 「自分はここにいる選手じゃない、とか思ってるんですかねえ」 (コンサの某選手について) 「そこは考えるところじゃないだろ」 「シンプルに出せばいいじゃん!」 「あ、また抜かれた(笑)」 「悩んじゃってるみたいですねえ」 (これまたコンサの某選手について) 「FCソウルはみんなでかいなあ」 「このごつさは、近くで見るからわかるんですよね」 「いや、こんないい環境、他のクラブにはないですよ」 「やっぱりキャンプ中って感じですね、体が重そうだ」 (後半はともかく、前半のメンバーは巨大で動ける曽田とか、巨大なネドベドとか、やたらでかかった)
posted by issey11 |00:52 |