2012年07月11日
石崎信弘研究(1)指導歴から見てみる
※監督批判ではないので、その点ご注意を。また人物そのものではなく、過去実績やサッカーにおける戦術傾向をみていきます。 選手の補強というリリースもありましたが、不確定要素について話しても想像の域を出ないので、過去の実績やデータでネタないかなと考えるとやっぱり監督の話は避けられない。 まずは基本データを。 石崎 信弘(いしざき のぶひろ、1958年3月14日) →近い年齢で指導者となると、木村和司さん、川勝 良一さんなんかがいる。 <指導歴> モンテディオ山形 (1995-1998) →山形を旧JFL3位にまで押し上げる結果を残した。 大分トリニータ (1999-2001) →2000年は昇格を逃す。2001年、スタートダッシュに失敗し低迷、シーズン途中の5月に監督を解任。 川崎フロンターレ (2001-2003) →2001年7月、J2に降格した川崎の監督に就任。 2002年には川崎を4位に押し上げ、2003年には昇格争いに絡みながら、年間3位でシーズンを終え、退任。 清水エスパルス・東京ヴェルディ (2004・2005) →エスパルスの監督の辞任に伴って監督に昇任。16位中14位に終わり、シーズン終了後監督を辞任。2005年は、ヴェルディのコーチに就任したが、アルディレス監督が解任されたことを受け、監督代行に就任した。その後、再びコーチとして補佐したが、J2降格となり、解任。 柏レイソル (2006-2008) →レイソル監督に就任。自身初のJ1昇格を果たす。2007年は年間8位。2008年は32節まで残留争いとなり、柏レイソル監督を退任。 コンサドーレ札幌 (2009-) →現職。 指導歴から全般に、昇格降格争いをする繰り返すチーム(俗にエレベーターチームと呼ばれる)の割合が多いことがわかります。コンサにとってはJ1昇格だけを果たすには、指導歴から見ると、昇格の厳しさを身をもって指導できる、妥当な人選だったのかもしれません。ただ、コンサにおける中期目標はJ1定着。 昇格には妥当でも「定着」させるのはまた別の話で、定着させるのに必要なスキルを持っているかは別の観点=戦術からみていきたいと思います。
posted by homare |13:57 | コメント(2) | トラックバック(1)
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この記事に対するコメント一覧
Re:石崎信弘研究(1)指導歴から見てみる
各チームを離れた後、翌年もしくは翌々年にそのチームは1位になっています。
posted by 陸太郎| 2012-07-12 16:37
Re:石崎信弘研究(1)指導歴から見てみる
陸太郎さん
補足ありがとうございます。
posted by ほまれ | 2012-07-12 16:42