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2006年10月12日

国境の南、太陽の西

「日本人で一番ノーベル賞に近い作家が村上春樹だ」
大学の時に趣味でとっていた文学の先生の口癖がコレでした。
今日は1日中ノーベル文学賞の発表を楽しみに待っていたんですけどね。
残念ながら今回も受賞はなりませんでした。トルコの作家だそうです。
授業でやったからだけど短編はいろいろ読みました。
長編はあまり読まなかったのですが、
「国境の南、太陽の西」は忘れられない1冊になりました。
誰の心の中にも、たとえいつ会えるかわからなくても
大切な人のために取っておいてある特別な場所ってあると思います。
懐かしさと痛みがあるからこそ、いつまでも心に残るのでしょう。
これから村上春樹に挑戦しようという方はぜひどうぞ。
もし、もっと気軽なものがいいという方は
エッセイ集の「村上ラヂオ」とか(コロッケの話がおススメ!!)
短編集の「神の子どもたちはみな踊る」(かえるくんの話)なんか
いいと思いますよ。秋の夜長にどうぞ。

以上、コンサとは全く関係ない本の話でした。

posted by orion |23:28 | その他 | コメント(5) | トラックバック(0)